概要
星のカービィシリーズの『星のカービィ2』、『星のカービィ3』、『星のカービィ64』の内のシリーズ。またの呼び名を数字シリーズおよび下村カービィと呼ぶ人もいる。
なお、64はあくまでソフトに対応しているハードのNINTENDO64から来ているだけであり、厳密にナンバリングと定義できるのは3までである。
SDXや近年のカービィシリーズと比べると、アクションはやや劣りがちに見えてしまうが、操作性がシンプルで、よりポップなタッチの背景やキャラクターが多い事から他のカービィとは異なる人気を得ている。また、他のどのシリーズよりもカービィらしいと言う声も珍しくない。
カービィの仲間
カービィは1人では冒険せず、仲間と共に冒険する。本シリーズから登場したキャラクター達は、デザインの可愛らしさからファンからの人気が高い。しかし、最近全く登場しなくなったためか不遇と見る人が多かった。また、動物などがカービィの様に吸い込みやコピー能力が使える事が異質すぎて黒歴史と考える人も少なくない。
しかし、近年では、そのシリーズから登場したキャラクターの再登場が増えた。
- 星のカービィ2
- 星のカービィ3
- 星のカービィ64
※2、3の仲間とは違い、特定の場所で活躍する。
コピー能力
本シリーズのコピー能力は、2、3では仲間との合体、64ではコピー能力とコピー能力を混ぜ合わせた、特殊なアクションなどで攻略する。その反面本シリーズ登場するコピー能力は、初登場で24(+1)種類のコピーが登場した『夢の泉の物語』と比べて、単独では最低でも7種類(3のみ8種類)と少なめに見えがち。大体登場するコピーは、バーニング、ニードル、スパーク、カッター、アイス、ストーン、パラソル(2、3のみ)と定まっている。3ではクリーンの追加、64ではパラソルがなくボムが登場。おなじみのソードやファイア、使い捨ての能力のスリープやクラッシュなど、本シリーズには登場しない(ファイアはリックのバーニングで実質可能)。ちなみにカッターとアイスはこれを踏まえて、カービィ本編に登場するコピー能力の皆勤賞を飾っている。
コピー能力の数
例…カービィのみの能力+仲間達の能力
- 2…7+3×7=28種類
- 3…8+6×8=56種類
- 64…35種類(単独とミックスを含んだ数)
特徴
- 上記でも語っているが、使い捨てのコピー能力が登場しない。
- パラソル以外でパラソルの能力を持つ敵は、このシリーズしかいない。
- カービィはコピー能力を得ても帽子を被らない(初めて帽子を被ったSDX以降の3、64でも被らなかった。アニメ化前まではSDXのみだったため知る人ぞ知る物だった)。
- メタナイトは一切登場しない。もっとも、すべてテレビアニメ化される前のゲームソフトであるが。
- 普通にクリアするとエンディングが流れるが、それはバッドエンド方式。全てのステージをコンプリートすることで、真のラスボスと、真のエンディングが解禁される。
余談
- デデププやさくま良子の漫画などでは、カービィの仲間がレギュラーキャラで登場していたためか当時は知名度が高かった。
- 2、3のカービィの仲間達は64には登場しないが、ストーンカッターの彫刻として登場する。それぞれの動きをそのままに活かしている。なおカインは一切動くことができなくなる。
- 現在ではプロデューサーをはじめとする制作体制が大幅に変わり、WII以降は特にこういう区分けで呼ばれることはなくなっている。
関連タグ
タッチ!カービィ…3や64のBGMが多い。