表記揺れ
本項は2.について説明する。
概要
『星のカービィ3』で初登場。性別は雄。
大きな三毛猫の姿をしたキャラクター。カービィを転がしながら進む。
飛行することができないものの、3段ジャンプができる。
普段は吊り上がった糸目だが、驚いたり怒ったり、カービィが他の仲間と一緒にいたりした際は下画像左上の様に目を見開く。
『星のカービィ64』にナゴ自身は登場しないが、コピー能力ミックスのストーンカッターで変身することがある。ゲーム内のストーンの特性上動きは遅いが、3段ジャンプは可能。
『星のカービィ スターアライズ』では、後述でまさかの登場を果たす。メモリアルイラストの「くものうえドリーム」では何故か描かれていない。
ちなみに、雄の三毛猫は現実ではすごく珍しく、99.9%はメスである。
アニメ『星のカービィ』では、似た姿・名前のキャラクター「コックナゴヤ」が登場している。
また、サウンドスタッフの安藤浩和氏が飼っている名古屋コーチンの名前も「ナゴ」だが、由来はナゴではなく名古屋コーチンである。
ナゴのなかま能力
- ナゴバーニング
正面に火柱を吐き出す。連射ができる上に、敵やブロックを貫通できる。
- ナゴスパーク
カービィをこすって静電気で攻撃する。移動しながら攻撃することもできる。
- ナゴストーン
石になったカービィを地面に叩きつけて敵を攻撃する。
その際に発生する砂埃でもダメージが与えられる。
- ナゴニードル
カービィが正面にトゲを飛ばして攻撃する。射程は短めだが連射が可能。
- ナゴアイス
飛び上がりながら真下に氷の息を吐き出す。当然飛ぶことが可能。
- ナゴパラソル
パラソルをバネのようにしてジャンプして攻撃する。
- ナゴカッター
バク宙して前方斜め上に強力なカッターを飛ばす。ただし、水中では使えない。Mr.シャイン&Mr.ブライト戦およびクラッコ戦で絶大な効果を発揮する。
- ナゴクリーン
カービィを雑巾代わりに床をこすりながら移動して敵を攻撃する。
この技は、2018年発売の『星のカービィ スターアライズ』で「クリーン」のダッシュ攻撃として20年ぶりに登場。
漫画におけるナゴ
だいたいの作品では、リックのライバルとして描かれることが多い。
また、ひかわ博一の作品『星のカービィ デデデでプププなものがたり』(コロコロコミック)でナゴが不良の格好をしていた際は、当時連載していた読者コーナーで「実はなめ猫の一員だった」と言われたことがある。もちろん関係はない。
外部出演
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』にてスピリッツとして登場。ランクはNOVICEで憑依ファイターは猫ではなく犬で、戦闘中の効果は空中ジャンプ+1回とオリジナルの性能そのままである。
そして星のカービィ3に登場する6人の仲間で唯一のファイターであるが、特性もないのであまり使われないか。
余談
サウンドスタッフの石川淳氏によると、『スターアライズ』ではナゴクリーンのSEとして熊崎信也ディレクターのペットの猫「トムくん」の鳴き声が使われている。
『星のカービィ ロボボプラネット』の星の夢第3形態のボイスにも彼の声が使われていたが、本作の制作期間にあたる2017年6月に亡くなったため実質的な遺作となってしまった。
なお、「本物の猫の鳴き声をキャラのボイスとして使う」というアイデアは『星のカービィディスカバリー』のキャロラインにも生かされている(こちらは2022年現在熊崎氏に飼われている「ソラくん」の声)。
関連イラスト
関連タグ
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