バーニングカービィ
ばーにんぐかーびぃ
もえあがっての たいあたり!
からだぜんたいを ほのおにつつんで
あついこころで つきすすめ!
(『星のカービィ 夢の泉の物語』より)
コピー能力が初登場した『夢の泉の物語』から登場した、最古参の能力の1つ。
カービィが炎の力を得た変身で、全身を炎に包み水平に突進する「バーニングアタック」が必殺技。この技の発動中は基本的に無敵。導火線等に点火したり、硬いブロックを破壊することができる。
近年は「ファイア」に統合されていることが多く、単体の能力としては2005年発売の『タッチ!カービィ』を最後に登場していなかったが、2022年発売の『カービィのグルメフェス』にてコピーフード能力として約17年振りに登場した。
『大乱闘スマッシュブラザーズX』のファイアカービィのフィギュアの出典にも『タッチ!カービィ』と記載されている。
なかま能力
『星のカービィ2』と『星のカービィ3』に登場する仲間と合体して使う能力。
- リックバーニング
リックが口から炎を吐き出す。どちらかというと「ファイア」に近い能力。
- クーバーニング
カービィが炎を纏い急降下する。
- カインバーニング
カインが巨大な火球を吐き出す技。攻撃力が高く、範囲もそこそこ広い。
- ナゴバーニング
カービィが口から地面を伝う炎を吐き出す。こちらもどちらかというと「ファイア」に近い能力。
- ピッチバーニング
ピッチが炎を纏い飛んでいく。一定まで飛ぶとカービィの元に帰ってくる。
- チュチュバーニング
コピー能力ミックス
『星のカービィ64』に登場するコピー能力をかけ合わせた能力
- バーニングバーニング
鳥の翼のような炎を纏って突撃する。単純に通常のバーニングの強化版。通常のバーニングに輪を掛けて高速で移動できるため、RTAなどでは重宝する。
- バーニングアイス
氷を纏った後、炎で解凍した蒸気で攻撃する。ぶっちぎりで使いにくい史上最弱のコピー能力。他の作品だとこういう属性の融合は強いのが大半なのに。
何故現実的な性能になったのかは不明。
- バーニングカッター
炎の剣を取り出して斬りつける。剣は真上に向けたり、そこから水平発射したりすることが可能。
- バーニングストーン
頭を火山に変え、そこから火山弾を連射する。発射する方向を変えられる。
- バーニングスパーク
下敷きで頭をこすり、静電気で攻撃。こすり続けると頭に火が点いて無敵状態になり、鎮火するまで走り回ることになる。
- バーニングニードル
カービィ自身が弓になり、火矢を放つ。ボタンを長押しすることで飛距離を伸ばせる。この能力が無いと取れないクリスタルの欠片が存在する。
- バーニングボム
カービィ自身が打ち上げ花火になり、爆発で周囲を攻撃。3回まで連続爆発が可能で、爆発するごとに攻撃範囲が広がる。
『デデデでプププなものがたり』では、この能力が騒動の火種になったこともある。
- 夢の泉の物語/夢の泉デラックス
- カービィボウル
- 星のカービィ2
- カービィのブロックボール
- 星のカービィ3
- 星のカービィ64
- 鏡の大迷宮
- タッチ!カービィ
- トリプルデラックス(キーホルダーとして登場)
- カービィのグルメフェス
- 大乱闘スマッシュブラザーズDX/大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL…ダッシュ攻撃がバーニングアタックになる。なお、『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』ではヘッドスライディング、『大乱闘スマッシュブラザーズX』や『大乱闘スマッシュブラザーズfor』ではブレイクスピンになっている。
炎のコピー能力は「ファイア」の方がメジャーだが、「バーニング」は「ファイア」を差し置いて数字シリーズや『カービィのブロックボール』等に登場したり、『スーパーデラックス』などのアクションが多い近年の作品ではバーニングそのものの登場はないものの「ファイア」で「バーニングアタック」が使える(ファイアとバーニングが共に登場したのは『夢の泉』と『鏡の大迷宮』のみ)。バーニングの能力は本編カービィにて地味ながらも全作品で扱えるため隠れ皆勤賞と言っても過言ではない。