概要
『星のカービィ3』で初登場。
一頭身の赤いドラゴンのような姿をしたモンスターで、手足を持たない。その場からあまり動かずに炎を吐いて攻撃してくる。『星のカービィ64』では中ボスにあたるルームガーダーとしてデカガルボが登場している。
『星のカービィWii』で久々に登場して以降は亜種や中ボスタイプのものも登場。
吸い込むと得られる能力は『3』『64』などでは「バーニング」、『Wii』以降は「ファイア」。
亜種・上位種
- ウォーターガルボ
青色のガルボ。炎ではなく水を操る。「ウォーター」をコピーできる。
『スターアライズ』にウォーター能力が再登場したものの、手足が無く様々なアクションの制約がかかるせいか、ヘルパーにはなれなかった。
巨大なウォーターガルボで、中ボスとして登場。「ウォーター」をコピーできる。
巨大なガルボで、中ボスとして登場。「ファイア」をコピーできる。実はこっちの方がウォーターガルボロスの後輩で、ガルボ系の中では唯一鼻の穴がある。
ガルボの形をとったヘドロ生物で、中ボスとして登場。「ポイズン」をコピーできる。
アニメ版
CV.飛田展男
第30話『カービィの謎のタマゴ』にでは魔獣として登場し、ゲームとは違いカービィより大きく体色は紫色である(性別は不明)。
デデデの策略で、ガルボのタマゴをカービィに送り込んで彼にミニガルボを育てさせ、愛着が湧いたところで同じ姿の親であるガルボをカービィと対面させ、彼を倒そうとやってくる(案の定、カービィはミニガルボに愛着が湧いたせいか、親ガルボを攻撃することができなかった)。しかし、ミニガルボがカービィ側に寝返ってしまったため、怒って我が子を黒コゲにするが、それを見たカービィはマジギレして彼の吐いた炎を吸い込み、ファイアカービィに変身する。
彼の倒したときの攻撃は「ガルボの体内に入って炎を吐き、風船のように膨らませて大爆発させる」というものであり、カービィの尋常ではない怒りが分かる(アイスドラゴンとの戦いでも同様の戦法であり、カザグルー等カービィを怒らせた魔獣は他にもいるのだが、ここまで惨たらしい倒され方だったのはこのガルボだけである)。
ゲーム版では「Wii」以降の作品でガルボを巨大化させたようなガルボロス系統の中ボスが登場したが、アニメ版の親ガルボがモチーフなのかは定かではない。
ミニガルボ
(画像3段目)
CV:故・水谷優子
前述のガルボの子供で、デデデがカービィの寝床に置いていったタマゴから生まれた(アニメ内では彼がタマゴを置く描写はないが、それを匂わせる発言をしている)。鳴き声は「ゲロ~」であり、体色は親と同じく紫色である。また、生まれたばかりとはいえ親ガルボと同じく、炎を吐くことができる。
生まれる前はどんなヒナが生まれるのか期待されていたが、いざ生まれるとブンやロロロ、ラララからは「気持ち悪い」だの「可愛くない」だの散々な言われようである。
また、初期のカービィに匹敵するほどの悪食であり、カービィの手に噛みついたり、店の食べ物を勝手に食べるなどしてププビレッジの住民に疎まれてしまう。
しかし、デデデとカスタマーサービスの策略に反し、戸惑いながらも最終的に親ガルボを裏切ってカービィの味方をしたため、実親の吐いた炎で黒焦げにされてしまうが、脱皮して復活した。
やはりゲストキャラであるため以降の話には登場していないが、その後もププビレッジで平和に暮らしていると思われる。悲劇の再来が起きなかっただけでも幸いだろう。
関連タグ
星のカービィ 星のカービィのキャラクター一覧 星のカービィ(アニメ) 魔獣(星のカービィ) ホーリーナイトメア社