概要
愛城恋太郎の9人目の彼女でもある須藤育が所属するお花の蜜大学附属高等学校の女子野球部の廃部を賭けて練習試合の相手となった学校の女子野球部。
監督と部員が学校や自身の名前からそれぞれ恐竜のような容姿をしている。
当初は練習試合故かやる気を見せなかったが監督の「勝ったら焼肉を奢る」の言葉にやる気を見せ、勝利の為に肩を壊すリスクのある必殺技をはじめとして精神攻撃すらも仕掛けていた…が試合後は仲良くなり、後にアイドルとして舞台に立つ恋太郎ファミリーの応援に駆け付けている。
主要人物
- 辺路木ラプ子
CV:河瀬茉希
「キシシ」と独特な薄ら笑い(薬膳楠莉曰くトカゲ顔)を浮かべる事が多い7番キャッチャーの3年生で名前の由来はヴェロキラプトル。
チームの司令塔として策略を巡らせており、サウル子とのバッテリーに『必狩双竜(デステニーハントバッテリー)』という異名を付けている。
育が過去にホームランで観客をケガさせてしまいトラウマを抱えている事を知っており、『暴君竜の大砲 全力投弾』で育の腕を壊した事で大量リードする。
ラプ子は念押しで最も運動の苦手な好本静に精神攻撃をするが、これが裏目となって恋太郎ファミリーを超アイヤ人として目覚めさせてしまい育の腕も復活されてしまう。
最後は、服が少林サッカーのように弾け飛んだ育にサヨナラホームランを打たれ(打球は恋太郎が場外で受け止め)敗北した。
単行本のおまけページとアニメ版では試合後に両チーム合同で焼肉に行って仲良くなり、静に上記の件を謝罪しながら焼肉を分けている。
- 寺野サウル子
CV:ニケライ・ファラナーゼ
屈強な体格をしている9番ピッチャーの3年生で名前の由来はティラノサウルス。
ストレートしか投げられない代わりにパワー全振りで、バットさえも弾く威力を誇るストレート『暴君竜の大砲(ティラノ・キャノン)』なる技を持つ。
さらに一日一投限定で『暴君竜の大砲 全力投弾(フルバースト)』という全力投球があり、打者の腕を壊す破壊力を持つが2回投げると投手・捕手の肩や腕も壊してしまう。
院田唐音からは「リアリティもクソもないチート野郎共」「全ての野球ファンに怒られろ」とキレ気味に突っ込まれた。
ただし、ど真ん中にしか投げられないためコースが読まれやすく最終的にバントで対策されている。
監督と部員
以下の人物達の名前はアニメ版で判明している。
作者の野澤ゆき子はアニメ用に描いた部員のデザインをSNSで公開している。
- 鳥家羅監督
CV:神田みか
扇のような髪型とよぼよぼした小柄なおばあちゃんの監督で名前の由来はトリケラトプス。
恋太郎が助っ人を頼んだやるやる三姉妹が病欠になった事で応援に来た成人と中学生とメイドを急遽チームに加える事を許可した。
- 洲寺コサウ子
CV:岡田幸子
黒いマスクを付けている一塁手の部員で名前の由来はスティラコサウルス。
懸命に走る静の姿を見て去年に亡くなったチワワの愛犬「チーちゃん」がフラッシュバックした事でエラーをしてラプ子に突っ込まれた(なお、この時、一塁審からは退場宣告されているが、その後も普通に一塁手を務めていた)。
試合後も静にメロメロになって大量の焼肉を分けている。
- 原佐ウロロ子
CV:川村海乃
ヘアバンドを付けてる金髪ポニーテールの部員で名前の由来はパラサウロロフス。
試合後に胡桃と競うように大量の焼肉を食べてるサウル子を茶化していた。
- 賀巣トニ子
CV:伊澄ちひろ
オールバックのポニーテールをした部員で名前の由来はガストニア。
試合後にスピ子が焼いた肉を食べていた。
- 須日野サウ子
CV:佐内瑠奈
アシメヘアの部員で名前の由来はスピノサウルス。
試合後に胡桃の食べっぷりに驚いていた。
- 木岩都スピ子
CV:神本綾華
バンダナを巻いている部員で名前の由来はギガントスピノサウルス。
試合後はトニ子と育に焼肉を分けていた。
- 巣天ゴサ子
CV:佐藤日向
オレンジ髪で編み込みがある部員で名前の由来はステゴサウルス。
試合後にウル子と楠莉が仲良く食事しているのを微笑ましく眺めていた。
- 安木路佐ウル子
CV:羽紫さや花
紫髪で静や楠莉(8歳の姿)と同じくらいロリ体型の部員で名前の由来はアンキロサウルス。前髪に角のようなお団子を2本こさえている。
楠莉と仲良く食事してる隣で羽々里はいつも通りの反応をしていた。
- 符手ラノ子(原作ではプテラノ子表記)
CV:阿部菜摘子
赤髪ツインテールの部員で名前の由来はプテラノドン。
母親らしき人物から応援されていたがスタメンではなくベンチに佇んでいた。
- 武羅木オ子(原作ではブラキオ子表記)
CV:青木陽菜
緑髪ショートヘアの部員で名前の由来はブラキオサウルス。
ラノ子と同じく母親らしき人物から応援されていたがスタメンではなくベンチに佇んでいた。
その他
- 球審
CV:緒方佑奈
お花の蜜大学附属高等学校と寿裸漆区高校の練習試合を担当した女性審判。
恋太郎の作戦で楠莉が18歳の姿からいつもの姿に戻ってタッチをよけた事にコサウ子がドーピングと訴えるも楠莉が身体能力を上げる薬じゃないと言った事でセーフ判定となりコサウ子に突っ込まれ、試合終了後は「お花の蜜なんとか高校」と学校名を覚えられていなかった。
ちなみに球審の声を担当した緒方氏は父親が元プロ野球選手でもある。
アニメ版
100カノは様々なジャンルでパロディを織り交ぜる事が恒例となっており、原作の第35、36話ではドラゴンボールやドラベースをネタにしていた。
その後、アニメ2期第18話で放送されると後者のとあるネタは諸々の事情でカットか変更されると思いきや忠実に再現された事で作者も反応するなど大きな話題となった。
前者のネタもどこかで聞いたBGMが流れたり唐音の『恐竜殺戮隕石(しねメテオ)』がどこかで聞いたイントネーションになったり単行本おまけページで亀仙人になりきっていた神様がアイキャッチでどこかで聞いたセリフを言うなど原作よりもパロディ度が加速している。
それどころかアニメ版では育の投球に喜ぶ静と楠莉がパワ体になっていたり育が負傷した利き手を治そうとした氷水が高速修復材になっていたりと原作よりもさらにパロディが増えていた。