プロフィール
所属 | お花の蜜大学附属高等学校(高等部1-4) |
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年齢 | 16歳 |
一人称 | 俺 |
CV | 加藤渉 |
概要
顔も頭も悪くなく、スポーツもできて男女問わず人望があるのに何故か中学時代までは100人に振られ続けてきた。
中学卒業と共に人生で100回目の失恋を経験し、縁結びの神様に神頼みしたところ、そこで神様から高校に上がると100人の運命の人が現れると告げられ、高校入学と同時に花園羽香里と院田唐音に一目ぼれされたことから、100人の彼女を幸せにするために奔走するようになる。
容姿
長くも短くもない黒髪で中肉中背の青年で、太めかつバーコード風の眉毛が特徴的。
中学校時代は詰襟学ラン服であった。
没個性な外見ではあるが、言い方を変えれば普通にイケメンである。
性格
誠実で真面目な性格で、男女問わずに人望の厚い人格者。また、鈍感ではなくむしろ人の気持ちによく気づく方である。
まだ16歳なので人生経験に乏しく不器用なところもあるが、賢しい小細工を良しとせず真っ正面から人と向き合える気持ちのいい性分をしている。
多数の彼女がいることから一見すると単なる女好きのようにも見えるが、彼女たち一人一人への愛は本物で、彼女たちの愛の為ならば全力で体を張り、危機が迫れば命を懸けるし、人生を賭けてでも彼女を助けることに躊躇いが無い、真の漢。
全員平等に愛せなければ腹を切るという誓いを立てており、運命の人のためならピンクの四つ葉のクローバーを夜を徹して探し、徹夜で一冊の本を音声読み上げアプリに打ち込む気概を見せる。彼女達のために粉骨砕身尽くすことが己の人生と化している無私の超人である。
その為、彼女たちからも多数の彼女がいるという事に最初こそショックを受けるものの、彼の真摯な態度から恋太郎の彼女の一人に加わることを受け入れ、彼女たち同士でもお互いに助け合い、恋太郎の行動に共感して手助けする。
基本的には唐音と並んでこの作品のツッコミ役だが、彼女たちへの愛が爆発する時にはボケに回ることが多い(その際には彼女たちの方も恋太郎の愛に感動してリアクションを取るため、ツッコミが存在しなくなる)。
なんせ肝心の彼女達が
- 脳内ピンクな策謀を張り巡らす淫乱巨乳お嬢様
- 腕力ゴリラな金髪貧乳ツンデレ兼メインツッコミ
- ナチュラル小動物で語彙がカオスなロリ文学少女
- 合理主義が行き過ぎて言動がバグるクールビューティー
- ご都合主義な薬を持ち出すマッドサイエンティストのロリ先輩
- 母性を持て余した金持ちの爆乳変態淑女にして学園理事長
- 食への執着が強い腹ペコクーデレ後輩兼サブツッコミ
- 狂気の忠誠心を持った糸目の犬系完璧超人メイド
- ストイックを通り越してドMな体育会系ボクっ娘
- 名前と容姿の「美」率が凄い努力家ナルシスト先輩
- 忍者もかくやな隠密スキル持ちのメカクレ巨乳
- 責任感が強すぎて神経質気味なメガネ後輩にして従姉妹
- フリーダムを求めるアメリカ気触れのエセ外人国語教師
- 気は優しくて力持ちな訛り言葉の大柄園芸女子
- 感触フェチな余り辻揉み行為に走る変態百合系後輩
- 見た目は幼女で頭脳は89歳の元看護師ロリ婆さん
- 些細なことでバブみを感じてオギャる女騎士系先輩
- 可愛いを追い求める気怠げな低血圧アンニュイ系コギャル
- 中二病を拗らせたスナ◯キンフリークのエセ詩人後輩
- 先輩を姉のように慕う情緒不安定な妹系ポンコツメイド
- 酒・賭博・性の煩悩まみれな奉仕属性の倫理教師
- 清楚小動物の皮を被ったバイオレンスギザ歯お嬢様後輩
- 数字に恋していながら数学の苦手な無愛想メガネっ娘
という面子であり、そんな彼女達1人1人を本気で愛しきれている時点で彼の脅威の精神力が窺える。
念のため言うが、100人中23人の時点でこの濃さである。
正直、よく過労死しないなと思う。
運命の人
恋愛の神様によって恋太郎と結ばれる運命にある100人の女性たち。
恋太郎と運命の人が目を合わせると、両者の間に電撃が走ったような衝撃が訪れる。
簡単に言えば、恋太郎と女性がお互いに一目ぼれすれば運命の人だと分る。
しかし、作中で明示されているわけではないが、どうやらこの一目ぼれにはいくつか条件があるようで、恋太郎と女性との間に面識があったり、目の前に運命の人がいたとしても気づかないこともある。
それ故に、余りにもぶっ飛んだ形で恋に落ちる人もいる。
ちなみに、恋太郎は自分が愛さないと相手が死ぬことを担保にする様な事は一度もしていない。彼女達の幸せを守るためなら全てを犠牲に出来る、そういう漢なのである。
作中での活躍
通算100回目の失恋から縁結びの神社に神頼みに行き、そこで賽銭箱の中から現れた縁結びの神様によって高校になって突然100人の運命の人ができることになることを告げられ、高校に入学した直後に花園羽香里と院田唐音と言う二人の美少女に告白される。
余りの幸運に喜ぶものの、どちらか一人に絞れなかった恋太郎は再び縁結びの神様の元に訪れ、そこで、運命の人がいるだけでも人生で一番の幸運を使っている為、運命の人と結ばれない人間は不幸な目に遭った挙句に死ぬことになると言う衝撃的な事実を告げられる。
最初は、どちらか一人と付き合い、その裏でもう一人の方とも付き合うという事を考えたものの、告白する事の勇気を踏みにじる行いを良しとはできなかったから、自分の前に訪れる100人の運命の人をすべて受け入れ、全員平等に愛し幸せにすると決めた。
しかし、上記の通り彼女になる女性たちは全員が全員、キャラ立ちしているとかそういう次元ではないくらいにキャラが濃い上に、彼自身の愛の深さも割と狂気に近いレベルで深い。それ故に作中では愛しか知らない化け物や愛の狂戦士とまで呼ばれており、読者の好感度が高いながらもこの漫画の狂人の一人として認識されている。
その為、彼女たちの為に身心や命を張るという事実には嘘偽りはなく、彼女たちを楽しませるためにはどんな些細なことでも心を配り、誰か一人に少しでも危険が迫る気配があるのなら奇行も辞さないなど、我が身を顧みなさすぎる行為も目立つ。その一方で、恋人の応援があれば、疲労や不調も無縁の体力(実際は応援されている間だけ不感症になるだけなので事後に倒れる)を見せたり、極度の恥ずかしがり屋の愛々が注目されないために、校内新聞の回収などを涼しい顔でやり遂げるときは割と怖い。
また、自分・他人問わず大切な人を蔑ろにしたり傷つけたりするような人物には割とエグいレベルで容赦がない。特に彼女を馬鹿にされた際には普段の温厚な彼からは想像出来ないほどの激昂っぷりを見せ、場合によっては放火や殺人も厭わなくなる。
特に37話では、見開きを使って当時九人いた彼女たち全員分の愛を読者が読むのを諦めるレベルで囁くと言うぶっ飛んだ展開から、読者の腹筋を破壊すると同時に、そこはかとない恐怖を与えた。
余談
名前の由来は「愛情」から。彼女達への愛情が限界突破している彼には相応しい名前である。
関連イラスト
関連タグ
関連する人物・キャラクター
結城リト(ToLOVEる):彼も恋太郎と同じく真の漢であり、13人のヒロインのハートを射止めている
花山晴男(ようこそ!恋ヶ崎女学園へ):恋太郎と違って短所の多い落ちこぼれではあるがヒロイン達をとても大切に思い、彼女たちの為なら努力は惜しまず、あらゆる困難に立ち向かうことができると根っこの部分は同じであり、恋太郎の如く35人という数多くのヒロインのハートを射止めており、その全員と相思相愛の恋人関係にある。
江迎怒江・安心院なじみ(めだかボックス):37話の演出では、彼女たちを思い出す読者も多かった。特に誌面でのオアリでは、1京2858兆519億6763万3865個、彼女の大好きなところを言える彼氏。と、明らかに本作を意識したアオリがつけられていた。
桜木花道(SLAM DUNK):恋太郎と同じく中学時代多くの女性に振られた経験がある主人公。彼ほどではないが、中学3年間で50人に振られた過去を持つ。
宇髄天元(鬼滅の刃):恋太郎ほど多くないが3人の恋人がおり、しかも公式で既に夫婦である。彼の場合、一族の仕来りという側面もあるが、妻たちへの愛情は本物であり夫婦仲はとても良好である。
頑張って頑張って頑張って それでも恋は叶わなくて 誰からも愛してもらえず 必要としてもらえず
「お前はいらない」「お前じゃない」と それはまるで自分という存在そのものが否定されているようで
ああ こんな事なら 人を好きになる気持ちなんて 愛されたいと願う心なんて 俺には無ければよかったのに…………
知られざる内面
単行本第1巻書き下ろしにて恋太郎ファミリーと出会うまでの彼の内面が描かれている。
生後8ヶ月で告白し振られてからというもの、彼は様々な方法で自分を磨き想いを寄せた女性一人一人に真摯に向き合い続けた。
しかしそれでも誰一人として彼の事を愛してくれず、そのたびに恋太郎は本気かつ全力で愛を向けられるという美徳気質が逆に災いし、何度も深く傷ついてきた。
そしていつしか彼の心中には自己嫌悪と劣等感が積み重なっていったようで、もし彼女達と出会えていなければ彼の精神はいずれ限界を迎えていただろうという事が示唆されている。
物語中では「愛しか知らない化け物」と称される恋太郎だが、運命の道筋によっては「愛を知らない化け物」となっていた可能性も十分にあり得るのである。
この事を考えると、先述した彼の言動も意味合いが変わってくるだろう。
劇中では恋太郎と出会えた事で明るい人生を歩み始めることができた彼女達も多いが恋太郎も彼女達と出会えた事で救われたのかもしれない。
恋太郎「ーーー皆ありがとう……っ………大好きっ!」
羽香里&唐音&静「「「そんなの……私達のセリフーーーー」」」
「です!」「よっ!」『であった』