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銘戸芽衣

めいどめい

『銘戸芽衣』とは『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』の登場人物及び8人目のヒロインのことである。
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「——ご命令はございませんでしょうか……?」

「かしこまりました…!!」


プロフィール編集

氏名銘戸芽衣
性別女性
年齢18歳(※1)→19歳(※2)
職業花園家のメイド
誕生日5月10日(※3)
星座牡牛座
一人称私(わたくし)め
CV三森すずこ

※1:本編開始(恋太郎の入学式)時の年齢。


※2:185話にて「今年で19歳」と明かされ、本格登場した時点(30話)で既に誕生日を迎えていることが確定した。同じ19歳でも芽衣は大学1年相当で、大学2年のエイラよりも年下である。


※3:133話にて判明。由来はメイド(May=5月、ド=10)の語呂合わせと思われる。

   5月10日は上記の語呂から『メイドの日』とされることもある。



概要編集

本編の主人公である恋太郎に告白した8人目の運命の人。

名前の通りメイドであり、花園家に仕えている。


シニヨンに束ねた黒い長髪に糸目、白いメイド服姿の女性。この糸目は漫画的表現ではなく本当に閉じている


普段目を閉じているのは、長年表情を固定していた結果筋肉が張り付いてしまったためであり、芽衣自身の意志で開けることは出来ない。

閉眼は肉体に起因するものである為、148話の入れ替わり回ではの身体に魂が入った芽衣は普通に目を開いている。逆に芽衣の身体に魂が入った美々美は瞼が開かず、前が見えない状態になっていた。


しかし、芽衣の閉眼は愛々の前髪ほど鉄壁ではない。物語が進むにつれ、自分の理解を超える事態が発生すると仰天しその拍子に開眼することが増えている。


普段中々見られないが、瞼を開けると虹色の瞳 が垣間見える。字面だけで見ると綺麗だが、いざカラーで見ると結構怖い。


デート時は流石にメイド服ではなく私服で、髪も下ろしていることが多い。

ヘッドドレスの花飾りは羽々里から貰ったもの(のキャラデザより)。



彼女になるまで編集

主人である羽々里のお付きとして、以前からちょいちょいモブとして出てきていた。

29話にて、羽々里が「現ナマ」を用意させた際にメイドを「銘戸」と呼び、この時メイドの名前が「銘戸(めいど)」であることが判明する。


次の30話にて、【銘戸 芽衣(19) 羽々里の専属メイド】と本名や年齢などの情報が判明。

ひょんなことからファミリーの瞳の色が話題となり、そこから芽衣の虹色の瞳 を見るための奮闘が始まった。


『メイドは主人の前では常に笑顔であるべき』という意志の下で微笑みを絶やさず日常的に目を閉じて生活している為、芽衣は自分の意志で瞼を開けることが出来なかった


「わっ」と驚かせたり、刺殺するフリをしたり、饅頭を食べさせたり、主の羽々里とファミリーのイチャイチャを見せたりしても、芽衣の瞼は開かない。


そこで恋太郎が思いついた秘策は、『羽々里の失敗談』を『自分の失敗談』として提示し、芽衣が笑った後に真実を明らかにするというものだった。


『主人の失敗を笑ってはいけない』という本能を突かれた芽衣は

スン…

ビビ———ン!!

と開眼し、目前の恋太郎と遂に目を合わせる。


運命の人である恋太郎と顔を合わせた芽衣は一目惚れし赤面する。

しかし、主人の恋人である恋太郎に想いを寄せるのは言語道断であり、恋太郎と恋をする事はたとえ死んでもないと宣言する。


恋太郎「……そんな…… 銘戸さん……!!」


しかし、羽々里から「自分の気持ちに素直になりなさい」と言われた芽衣は

「愛城様」

「私めとお付き合いをしていただけませんでしょうか」

と(羽々里から命令されたと思い)前言撤回してしまう。


恋太郎「……そんな…… 銘戸さん……!!」


後日、芽衣は羽々里から『恋太郎の一日専属メイド』として仕えるよう提案される。


愛城家を訪れた芽衣は、さながらVIPを迎えるように参上。

全ての判断が羽々里基準の芽衣には、趣味や行きたい場所などが思い付かなかった為、恋太郎が希望した『鬼分咲公園』に行くことに。


桜が満開な鬼分咲公園で、恋太郎の好物の卵料理のたくさん入った芽衣お手製の弁当を食べ、至福の時を過ごす。


その後、芽衣は恋太郎に尽くしたい一心で、恋太郎からの命令を心待ちにする。

普通の男子高校生なら命令など無限に思いつくだろうが、推定脳内メーカーが『愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛』の男、愛城恋太郎はそうはいかずどんな命令をすればいいのか悩み、苦戦する。


『人に尽くすことも立派だけどもっと自分を大切にしてほしい』という恋太郎の想いとは裏腹に「私めにはそんな価値などございません」と話す芽衣。

それを聞き恋太郎は

「今から決して俺の役に立たないでください」

と命令する。


芽衣は色々試行錯誤するも、「かわいい・愛おしい・安心する・ホッとする・ときめく」と恋太郎が反応する為「恋太郎の役に立たない」ことを遂行できず、命を捨てるしかないと考える。


それに対して「恋太郎の役に立たないためには死ぬしかない」という事は裏を返せば

「生きている限り銘戸さんは常に役に立っている」

ということであり

「銘戸さんにはちゃんと価値がある」

「…愛する人っていうのは——ただそこにいてくれるだけで ただ生きていてくれるだけで——ありがたい存在なんです」

「俺も銘戸さんのことが好きです ぜひお付き合いさせてください」

と恋太郎は告白する。

命令ではないのだが「かしこまりました…!」と芽衣は返答し、〝要人とメイド〟ではなく〝彼氏と彼女〟としての関係が始まったのだった。



人物編集

口癖は「お○○様」「~でございます」など。

特に前者は人以外の対象にも使う為、汎用性が高い。

(例)下心様およだれ様マツモト様おキュウリ様おタカ様など)


メイドらしく控えめで一歩引いた奥ゆかしい性格。

容姿端麗で「きれいな100カノ」組に含まれる純粋無垢さも持ち合わせている。


その一方で、羽々里の命令が絶対であり「羽々里様は仏様より最高な存在」「主人とは〝状態〟ではなく〝概念〟」などと神格化しており、その様子は羽々里教祖を崇める信奉者のよう。

羽々里がお金の力でトラブルを起こしたり逆に解決するのを、準備やサポートによって陰で支える『縁の下の力持ち』のような存在である。

羽々里の暴走に対して感涙したり、甲斐甲斐しく助力したり、ファミリーを害するものを排除しようとしたりと、ツッコミよりも火に油を注ぐボケ側に回ることも少なくない。


裏を返せば命令されない限り自分からは殆ど行動を起こさない受け身体質の人でもある。

この点は恋太郎ファミリーとの付き合いを経て徐々に変化しており、ポッキーゲーム特長おポッキー様に苦戦するファミリーを(唯一閉眼しても視えていた為)自身の判断で成功に導いたことも。


後述の羽々里に拾われた際の経緯と自信の過去も相まって、自己評価の低さと主人への忠誠心はかなりのもの。

忠誠心が強すぎて自己犠牲を厭わな過ぎるため、作中でも狂気の域と言われるほど。

忠義の為であれば瞼をメスで切除しようとしたり、溶かす薬をかぶり、青酸カリを飲むことも躊躇しない。

羽々里の命令に沿えなかった時に自害しようとしたり、頻繁に自身の『高く売れる内臓を売って羽々里に捧げようとするため、羽々里や恋太郎がその度に体を張って止めにかかることも珍しくない。

芽衣「死にます!!」

羽々里「生きろ そなたは美しい


芽衣本人は「羽々里様に心臓を捧げただけの普通のメイド」と客観視できておらず、百八に〝芽衣の幸せ〟が恋太郎たちにとって何か問われた時も、「道端の石…?」と首を傾げていた。


鬼分咲公園にて恋太郎が「桜の枝を見たい」と言い命令を遂行した際には、まるでフリスビーを取りに行く犬のようになってしまった。(実際に犬の耳や尻尾が生えて尻尾を振って喜んでいるように見える)

このように、しばしば大型犬の擬人化の如くファミリーの目に映ることがある。

忠犬ハチ公のように忠義を貫く姿勢の表れなのだろうか。(ちなみに、芽衣は8人目の彼女である)

58話では、ナディーの提示した「自分のなりたい自由な姿」で、『心拍数に伴って尻尾が動く機能付きの犬の着ぐるみ姿』を披露。羽々里から歩くサンリオと称された。


開眼を除けば出来ないことは殆ど無く、その万能さは凪乃に匹敵する。

掃除や料理といったメイドとしての職務や所作などが完璧であるのは勿論のこと、『車の運転・ヘリコプターや自家用ジェット機の操縦・ヘアカット』など資格が必要そうなことや『相撲の行司・美しさ探しのジャッジ』などの審判も目を閉じながら軽々こなす(ただし自分の意志で開眼出来ない為、資格を持っているかは怪しい)。

楠莉がファミリー間でよく相撲を取りたがるため、行司帽に軍配を持ち「のこった様」と発言する芽衣を見る機会は多め。

結婚回では、神父に扮し「誓いの言葉」を恋太郎とに向け問いかけた。


カラオケ回では

「I was born to obedience to you♪」「Die for you——♪」

という英語の曲を選曲している辺り、語学も堪能である可能性が高い。


ただし後述する過去の影響か寒さには弱いようで、本気グループの本気水風呂では体が動かなくなり、本気修行の滝行では立ち上がれなくなってしまっている。-10℃の氷水に浸かって滝行を行う羽目になった際は絶望した表情で開眼した。


視覚の代わりに音や気配で周囲のことは知覚出来ているそうだが、デートスポットのパンフレットを確認できる反面、のっぺらぼう (に扮した学生)と遭遇しても相手に顔が無いことに気付かなかったりと、認識範囲には謎が残る(本当は顔がある事を踏まえるとある意味正しい反応だが)。

読書や識字も可能であり、185話ではこの描写について「なんかこう文字の発する雰囲気的ななにかで字を読めるよ。すごいよね〜。」という注釈にて解説されている。

他の登場人物同様メタ発言も行っており、劇中ではお読者様に向けて恋太郎の誕生日を発表した。


項目冒頭にある通り19歳なのでお酒は飲めず、同年齢のエイラと共に眺めていることが多い (焼肉回でも飲んでいたのはルイボスティー) 。

ちなみに、酔う(みたいになる)と(命令を) おねだりするわがままさんになる。



芽衣と羽々里の出会い編集

芽衣と羽々里の出会いについては、4巻おまけページにて一部描写されている。

嘗て芽衣は闇金漬けのDV両親に捨てられ、この世の誰からも必要とされず路頭に迷っていた

あまりに重すぎるという理由で本編では没にされているが、『読者様方の気分を害さない程度』の説明でこれなので、実際はもっと重い過去を抱えている可能性もある。


ある雪の日、『なれそめ公園』で衰弱死しそうになっていた芽衣を羽々里が発見する。

この時芽衣は、雪が積もっているのに身に付けているのはボロボロの衣一つだけで、髪はボサボサで痩せ細り、常に開眼しているという極限状態であった(現在も寒さに弱いのはこの過去が原因と思われる)。


「……なぜ……助からなきゃいけないんですか……」

「この命に…… 価値なんか… ないのに……」

と呟く芽衣に、


「命でお金は買えてもお金で命は買えないのよ」

「価値のない命なんか 意味のない生なんかない」

「私が 断じて認めない」

と羽々里はかつてお金でも救えなかった愛しい人を思い浮かべ、自身のコートを芽衣にかけながら諭した。


芽衣にとって羽々里とは命の恩人であり、自分に生きる希望と居場所を与えてくれた第二の母親なのである。

ちなみに、羽々里は最初のころ芽衣を養子に迎えようと(羽香里に話を通した上で)提案していたが、そこまで甘えるのは申し訳ないということで、花園家のメイドという形になった。

芽衣の忠誠心の源はここから来ており、両親から得られなかった無償の愛を授けてくれた羽々里への恩返しが原動力なのである。

ちなみに羽々里が芽衣を助けた理由は「可愛かったから」とのこと。欲望に素直すぎない?



初登場回及びアニメでの扱い編集

前述の通りファミリー加入前から登場はしていたが、『芽衣の初登場は18話か20話か』について読者の間では意見が分かれていた。

というのも、18話で登場したメイドは、顔が描写されていない・後ろ姿のみの登場・羽々里を「奥様」と呼ぶ・ヘッドドレスの花飾りが3つという特徴から、芽衣だと断定出来ない状況にあった為である。


アニメではその後の展開に合わせた良改変が多いため、「奥様→羽々里様呼びに変更する」「芽衣でなければキャラデザを変更する」など、芽衣かどうか判別出来るように改変されるのでは?という意見が読者の中では多かった。

しかし、アニメ11話では「奥様」呼びは変わらず・目元が映らない・ただしヘッドドレスの花飾りは芽衣と同じ1つという状態で、芽衣か否かはぼかされた。そしてアニメ12話で、しっかり顔が描写された上にセリフ付きで登場し、クレジットは「メイド」表記だったが声優も11話と12話で一致していたため、芽衣本人であることが確定した。

出番も増量されており、恋太郎が休み時間に花園家を訪れたシーンがインターホンを通しての会話」から「芽衣との対面の会話」に変更されており、セリフも「奥様なら学校に向かわれました」から「羽々里様なら~」に変更されている。

おそらく、アニメ11話でメイドにスポットが当たるのはノイズになるため、セリフを変更しなかったのだろう(芽衣なら「お部屋のお窓様から」などと言いかねないので)。


ちなみに、芽衣登場前話(アニメ10話)では花園家の警報機(CV:小坂井祐莉絵)が芽衣なのでは?という予想もされていた。


加入前の扱いからか、アニメ2期の広報ではフルネームや彼女入りする事が伏せられており、2期OPやEDでも現時点では未登場。

キャラクター一覧でも一貫して「花園家のメイド」表記である。

所謂シークレット枠にあたるが、2期のキービジュアルには最初から普通に登場しており、彼女の担当声優である三森すずこ氏がOPのアーティストである恋太郎ファミリーの中に最初から既に組み込まれ、OPには明らかに誰かが入るであろう誰もいないカットが存在していたりと、本格登場前だと首から下しかOPに映っていなかった羽々里ほど徹底して隠されている訳ではない。



関連キャラ編集

皆さんご存じ運命の人。

恋太郎は『女性を犬扱いするなんて万死に値する』という考えなので、(命令せず)芽衣の為にいつも尽くすのだが、芽衣も尽くしたがりな性分ゆえ、結局は2人で尽くし合いになることが多い。(肩もみの乱など)


47話では、羽々里へのプレゼント選びに恋太郎が同行。

道中では、羽々里が身に着けたことを想像して

「はわ!!」「はわわ!!」「はわわわ わんだふる!!」と2人でずっと悶えていた。

悩んだ末に『ベルギーから取り寄せた最後の1枚のハンカチ』を選ぶが、それにソフトクリームが飛んできてハンカチは汚れてしまう。

誤って飛ばしてしまった幼子(責任感の申し子)は「ごめんなちゃい… 死にまちゅ…」と芽衣に謝るが、羽々里にプレゼントする前だったので無事赦された。

最終的に羽々里には恋太郎をラッピングしプレゼントという形で落ち着いた。

恩返しに成功した芽衣は恋太郎にもプレゼントを用意していた。中身はプレゼント選びの最中で見かけた土偶。恋太郎がいつも「閉じた目が可愛い」といっていたためこのようなチョイスになったそう(本来は芽衣を指しての発言なのだが)。

二人は感謝の言葉とともに、土偶を一緒に抱えながら口づけを交わした。

羽々里「愛でたし 愛でたし」


恋太郎が(デート先で綺麗な景色を見せるため)サプライズを仕込んだ際は、「実は今日ずっとフリーザコスでした」とインパクトの強いサプライズを披露し、芽衣を開眼させることに成功した。


花園家のメイドとして仕える主人。

出会いについては上記を参照。主人とメイドの関係ながら、共に恋太郎の彼女となったことで距離が近くなった。

芽衣の羽々里に対しての行動としては『幽体離脱した羽々里の魂を掴んで肉体に戻す』『羽々里の鼻血を手で受け止める』などが度々見られる。


野球回では、手を痛めた育の代わりに芽衣が登板し羽々里とバッテリーを組む。芽衣はその際Wボールを披露した。


カラオケ回では、吹き飛ばされた羽々里の代わりに芽衣がの歌のサビを受け止めようとする。

しかし、開眼した瞳に飛び込んできた『羽々里の見ている世界(ではなく精神世界)』を見て「崇高なる世界に触れた」と主人と同じようにダウンした。


47話では上記の通り恋太郎をプレゼントし、1時間だけ健全なことなら何でも従う恋太郎に女装ショーをさせて羽々里は大いに悦んだ。

この機会に羽々里は芽衣に「ちゅーしてい…?」と尋ね、芽衣は快く承諾する。

しかし、芽衣は「自身の唇で羽々里の唇を汚してしまう」罪悪感から胃が裂け吐血

流石の羽々里も欲望より心配が勝ったため、芽衣へのキスは残念ながら叶わなかった。


5巻表紙コンビの相方。

尽くすのが好きな芽衣とキツいのが好きな育とでは(芽衣は忠義、育は欲望の為と本質は異なるが)気が合う方。

かくれんぼ回では、その気質ゆえ「学校の廊下の天井」というキツい場所を二人揃って選んでいた。


88話では二人で『ケツバッティングセンター銘藤』を出店。

そのサービス内容は、『芽衣が投げたボールを育がキャッチするのと同時にケツバットをする』というもの。

ケツバットの威力に応じて、賞品の『ケツバット君のキーホルダー』が貰える。


修行回では、育から本気修行に誘われ、(精神を鍛えより命がけで羽々里に尽くすため) 芽衣は同意し、2人で本気寺に赴く。

達成者が過去たった1人しかいない過酷な修行を〝2人で〟達成した。


育へのケツバットは長いことほぼ凪乃か芽衣が担っており、120話では芽衣が育の気持ちに応えるために普段から「ケツバット様」の練習をしていたことが判明する。

しかし、育と相性の良すぎるの加入で状況が一変。

芽衣は育の幸せのため、(寂しそうにしながらも)ケツバットから身を引こうとしたが、育からシメは「芽衣さんのキレのあるケツバットじゃないと!」と言われ、笑顔でケツバットを決めている。


徹底した主従重視の芽衣に対し、こちらは効率重視の彼女。

作中でもロボットっぽいと言われる凪乃をしても、芽衣のことを「まるでアンドロイド」と表現していた。

水鉄砲を使った〝ぬれぬれメイドパーティー〟回で、芽衣と凪乃は異次元レベルな互角の戦いを繰り広げ、 から『「あそこだけ違う」〝作品〟「みたいになってら」』と言われていた。


凪乃・芽衣ともに「日々煩悩のまま生きたいように楽しく生きる」百八の生き方に憧れており、ゆくゆくは百八のような人間になりたいと思っているのだが

「あたしみたいにだけはなんなっつってんだろ!!!!」

と百八は(自分のようなダメ人間の生き方を参考にするなと)戒めている。


花園家のメイドとして仕える主人の娘で花園家のお嬢様。

羽香里と初対面の頃、芽衣は遊び」という概念すら理解しておらず、羽香里が様々な遊びを教えた。

(人形遊びマカロンなどの甘く美味しいお菓子を食べること、机の角にお股を擦りつけることなど)


芽衣をたしなめたり、遊びや様々なことを教えたりした事から、芽衣は羽香里のことを自分より年下ながらも姉のような存在だと感じている。


下記の「妹煩い」を発症した際、芽衣は(お嬢様である羽香里の手を煩わせないよう)自分独りで看病しようとした為、羽香里から

「落ち着きなさい 芽衣!」

「…私に頼ってください…」

「私達はお嬢様とメイドである前に 一緒にこの家で育った家族でしょう…!」

と活を入れられ、妹の看病を羽香里に協力してもらった。


芽衣のを姉と慕う花園家のメイド。

妹が芽衣の妹を名乗る度、芽衣は「私めに妹はおりません」の一点張りで訂正する。

基本的に「様」付けで呼ぶ芽衣だが、後輩にあたるのみ呼び捨てで呼んでいる。


143話では、芽衣が羽香里のことを姉妹のような存在だと発言していたのを物陰で見ており、芽衣が自身よりも羽香里のことを妹と考えていると思い失神し発熱する。

医者から「妹煩い」という奇病だと診断され、治療法は『1分毎に額のタオルを姉のように優しく替え続ける』ことしかないと告げられる。

芽衣の徹夜の看病と羽香里が買ってきたポカリ様を芽衣が口移しで飲ませたことが功を奏し、妹は目を覚ました。

芽衣「やはりポカリ様は全てを解決する…!!

その後、芽衣は羽香里のことを姉のように感じていると聞き、妹の自称妹の座は守られたのだった。


同年齢19歳だが、誕生日前なので芽衣より学年・世代は1つ上。

185話にて年齢関係が判明、一時的に同じ19歳であることから、本格的に絡みが始まった。

以降は呼び方も「芽衣さん」→「芽衣」、「エイラ様」→「エイラちゃん」に変わっている。

エイラは当初芽衣に「呼び捨て・タメ口」を提案したが、芽衣にあまりにも「様付け・敬語」が染み付いていたため、最終的に「ちゃん付け・敬語」という形で落ち着いた。

以降芽衣はエイラ関連の事象には「様」ではなく「ちゃん」を付けるようになってしまっている。

(例)「鮮やかなキック獲りちゃんでございます」(191話)




余談編集

名前の由来は言うまでもなく「メイド」から。


30話のラストは

恋太郎「……そんな…… 銘戸さん……!!」(芽衣が恋をしないと言った際の反応)

恋太郎「……そんな…… 銘戸さん……!!」(芽衣が交際をお願いした際の反応)

    ◆…そんな…メイドさん…!! (アオリ)

と三度の天丼ネタとなっていた。

残念ながらアオリは単行本収録時に消えてしまったが、その代わりに

芽衣「でも構いませんので」

恋太郎「……そんな…… 銘戸さん……!!」

というやりとりが追加されている。


イメージカラーは、クラシカルな雰囲気の 濃色(暗い灰みの紫みの赤)

よって14巻裏表紙の薔薇の内、芽衣をイメージしたものは中段右。



関連イラスト編集

センシティブな作品芽衣さん

メイドの日芽衣さん



関連タグ編集

君のことが大大大大大好きな100人の彼女 恋太郎ファミリー

メイド

糸目 瞑目 虹眼

忠誠 服従 犬化


関連する他作品のキャラクター編集

童磨:虹色の瞳を持つ。芽衣の瞳を見ようと奮闘した際、笑わせた時のイメージであった「目を開けて笑うタイプの人」のパロディ元中の人が同じ。


ガレヲン担当声優が同じで、「常に目を閉じている」、「何かと主人公をお世話したがる」ことも共通しているキャラクター(ヒト形態)。ただしこちらは目を開けた描写が一度もない。ちなみに主人公相手どころか生物・無生物問わず何にでもキスをしたがる


恋太郎運命の人の系譜

7人目8人目9人目
原賀胡桃銘戸芽衣須藤育

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