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忠犬ハチ公
7
死んだ飼い主の帰りを渋谷駅の前で待ち続けた秋田犬。

概要

大正末期から昭和初期に生きた秋田犬渋谷駅前に銅像が設置されており、現在も人々から親しまれている。「ハチ公前」が待ち合わせ場所としてよく使われるのは、ハチの生い立ちもあってのことだろう。


1920年代は、和犬そのものの頭数が少なかったため、ある種の珍獣として見られた。


後述するハチ公のエピソードに感動したヘレン・ケラーは、来日した際秋田県へ赴き、秋田犬を所望したという。ちなみにその送られた「神風号」が死んだ際、血縁である「剣山号」がヘレンに送られている。


ハチの生い立ち

1923年生まれ。大学教授・上野英三郎の飼い犬であった。

生後2ヶ月のとき上野に30円(当時)で購入され、ハチと名付けられて可愛がられていた。

主人の出勤を見送るのが日課で、最寄駅の渋谷駅まで送り迎えすることもあった。


しかし、1925年、上野が仕事中に脳溢血で倒れ帰らぬ人となってしまう。

ハチはいくら待っても帰って来ない主人を憂いでか、この後3日間何も食べなかったという。


上野と妻の八重は、双方の両親の許しがなかなか出ぬままの結婚であったことから八重は家を出ねばならず、知り合いの家に居候することになったが、ハチを居候先に置いてはおけず、八重の親戚の日本橋伝馬町の呉服屋へ預けられた。

しかしハチは大型犬なのもあり食費がかかることや、人懐っこい性格から客が来ると飛びついてしまったりなどしたことから、結局知り合いの家へたらい回しされていたが

1927年、上野家お抱えの植木職人だった小林菊三郎のもとで落ち着いた。


小林もハチを可愛がっていたが、ハチは元・主人の上野を忘れることが出来ないのか

「旧・上野家に出向いて窓から中を覗き、上野がいないことを確認するとその足で渋谷駅へ向かう」

という行動を繰り返すようになった。当初は虐待や心ないイタズラをされることも多く、また首輪を盗まれて(首輪が高価なものだったこと、犬が安産の象徴とされ当時は首輪が妊婦お守りになるとされていたことなどから)、何度か野良犬駆除業者に捕まることもあったが、1932年に朝日新聞でハチの生い立ちが特集されてからは一転、「ハチ公」の愛称で親しまれるようになった。


そして主人の死から約10年。1935年3月8日にハチは満11歳で亡くなった。

いつもの改札口とは反対側で亡くなっており、その日に目撃した人によるとお世話になった人の家々を回ってお礼参りをしていたとされる。

12日に渋谷駅で盛大な告別式が行われた。


渋谷駅前の銅像

渋谷駅前の「忠犬ハチ公」の銅像は二度作られている。

初代のものは1934年、ハチの生い立ちに感動した彫刻家・安藤照によって作られ、除幕式にはハチ自身も参加。その後ハチが亡くなるまでの1年ほどは実物と銅像が同時に見られた。場所は現在と異なり、駅舎の屋根の下の改札前だった。

しかしこの銅像は、大東亜戦争の金属供出のために1944年に撤去されてしまった。


二代目のものは終戦後の1948年、初代製作者の息子である安藤士によって作られた。

微妙に場所を変えながらも渋谷駅前に座り続け、長年にわたって人々に愛されている。


余談

2022年4月22日放送の水曜日のダウンタウンの企画「本物のハチ公を見たことがある人、まだギリこの世にいる説」で、「見たことがある人」が放送当時大体90歳代だった為、見たことがある人が「ギリ」ではなく「かなり」発見された。


目撃情報では

・駅前経由で焼き鳥屋で肉を貰う姿が多数報告

・名物になりすぎてハチ公を撫でるために小学生の順番待ちの列ができた

・秋田犬でもかなりの健体で目立つ為、山手線の車窓からも目撃された

・ブームに便乗してハチ公煎餅等が売られていた

・本物の生前のハチ公が映る映画(昭和9年公開の『あるぷす大将』)が存在する

・母がハチ公を飼っていたという人から、特徴的な折れた左耳は、ある日怪我をして帰ってきたのを母が縫い合わせたが素人なので折れてしまったと聞いた

等の報告が多数出る事となった。


忠犬ハチ公を扱った作品


関連タグ

表記揺れ:ハチ ハチ公 HACHI

 忠犬 秋田県 大館市 秋田犬

駅前 渋谷 渋谷駅 スクランブル交差点 銅像  待つ 待ち合わせ


ガメラ3:ハチ公像が火炎で焼かれるシーンがクローズアップされている。

外部リンク

概要

大正末期から昭和初期に生きた秋田犬渋谷駅前に銅像が設置されており、現在も人々から親しまれている。「ハチ公前」が待ち合わせ場所としてよく使われるのは、ハチの生い立ちもあってのことだろう。


1920年代は、和犬そのものの頭数が少なかったため、ある種の珍獣として見られた。


後述するハチ公のエピソードに感動したヘレン・ケラーは、来日した際秋田県へ赴き、秋田犬を所望したという。ちなみにその送られた「神風号」が死んだ際、血縁である「剣山号」がヘレンに送られている。


ハチの生い立ち

1923年生まれ。大学教授・上野英三郎の飼い犬であった。

生後2ヶ月のとき上野に30円(当時)で購入され、ハチと名付けられて可愛がられていた。

主人の出勤を見送るのが日課で、最寄駅の渋谷駅まで送り迎えすることもあった。


しかし、1925年、上野が仕事中に脳溢血で倒れ帰らぬ人となってしまう。

ハチはいくら待っても帰って来ない主人を憂いでか、この後3日間何も食べなかったという。


上野と妻の八重は、双方の両親の許しがなかなか出ぬままの結婚であったことから八重は家を出ねばならず、知り合いの家に居候することになったが、ハチを居候先に置いてはおけず、八重の親戚の日本橋伝馬町の呉服屋へ預けられた。

しかしハチは大型犬なのもあり食費がかかることや、人懐っこい性格から客が来ると飛びついてしまったりなどしたことから、結局知り合いの家へたらい回しされていたが

1927年、上野家お抱えの植木職人だった小林菊三郎のもとで落ち着いた。


小林もハチを可愛がっていたが、ハチは元・主人の上野を忘れることが出来ないのか

「旧・上野家に出向いて窓から中を覗き、上野がいないことを確認するとその足で渋谷駅へ向かう」

という行動を繰り返すようになった。当初は虐待や心ないイタズラをされることも多く、また首輪を盗まれて(首輪が高価なものだったこと、犬が安産の象徴とされ当時は首輪が妊婦お守りになるとされていたことなどから)、何度か野良犬駆除業者に捕まることもあったが、1932年に朝日新聞でハチの生い立ちが特集されてからは一転、「ハチ公」の愛称で親しまれるようになった。


そして主人の死から約10年。1935年3月8日にハチは満11歳で亡くなった。

いつもの改札口とは反対側で亡くなっており、その日に目撃した人によるとお世話になった人の家々を回ってお礼参りをしていたとされる。

12日に渋谷駅で盛大な告別式が行われた。


渋谷駅前の銅像

渋谷駅前の「忠犬ハチ公」の銅像は二度作られている。

初代のものは1934年、ハチの生い立ちに感動した彫刻家・安藤照によって作られ、除幕式にはハチ自身も参加。その後ハチが亡くなるまでの1年ほどは実物と銅像が同時に見られた。場所は現在と異なり、駅舎の屋根の下の改札前だった。

しかしこの銅像は、大東亜戦争の金属供出のために1944年に撤去されてしまった。


二代目のものは終戦後の1948年、初代製作者の息子である安藤士によって作られた。

微妙に場所を変えながらも渋谷駅前に座り続け、長年にわたって人々に愛されている。


余談

2022年4月22日放送の水曜日のダウンタウンの企画「本物のハチ公を見たことがある人、まだギリこの世にいる説」で、「見たことがある人」が放送当時大体90歳代だった為、見たことがある人が「ギリ」ではなく「かなり」発見された。


目撃情報では

・駅前経由で焼き鳥屋で肉を貰う姿が多数報告

・名物になりすぎてハチ公を撫でるために小学生の順番待ちの列ができた

・秋田犬でもかなりの健体で目立つ為、山手線の車窓からも目撃された

・ブームに便乗してハチ公煎餅等が売られていた

・本物の生前のハチ公が映る映画(昭和9年公開の『あるぷす大将』)が存在する

・母がハチ公を飼っていたという人から、特徴的な折れた左耳は、ある日怪我をして帰ってきたのを母が縫い合わせたが素人なので折れてしまったと聞いた

等の報告が多数出る事となった。


忠犬ハチ公を扱った作品


関連タグ

表記揺れ:ハチ ハチ公 HACHI

 忠犬 秋田県 大館市 秋田犬

駅前 渋谷 渋谷駅 スクランブル交差点 銅像  待つ 待ち合わせ


ガメラ3:ハチ公像が火炎で焼かれるシーンがクローズアップされている。

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