曖昧さ回避
- 鳥型・モチーフが鳥のキャラクターが燃える事。また、肌を「焼く」など比喩的に焼く場合にも使われる。ポケモンではかえんだま持ちオオスバメ。ファイアローの事を指す場合もある。アニメの星のカービィではトッコリの蔑称として使われることがある
- MTGで、主要マナ・クリーチャーである極楽鳥を火力呪文で破壊する事。
- 異常発熱に対する安全回路が付いていなかった一昔前のCPUをCPUクーラーの取り付けミスなどで焼損する事(AMD社のThunderbirdコアで多発した事から)。
- 麻雀用語の一つ。アガリの時の牌の組み合わせを飛ぶ鳥に見立てている。転じて飛ぶ事ができない鳥を焼き鳥とかけ、一度も和了をする事ができなかったプレイヤーに対するペナルティを焼き鳥という。
概要
主に居酒屋のメニューとなっている料理。新橋のお父さんたちの主食の一つ。
これとビールもしくはチューハイ/ハイボールがタッグを組んだときの破壊力は凄まじい。
主に鶏肉を一口大に切り串に刺して調理するが、他にも豚肉や、野菜の串焼き(タマネギやシイタケなど)、野菜を豚肉やベーコンで巻いた串焼きもメニューとして提供される。
特に、「豚肉を串に刺して焼いたもの」は「やきとん」と呼ばれ、一部地域では焼き鳥と同格のメニューとして扱われている。
歴史的にはかなり古い料理で、その起源は平安時代にまで遡ることができるが、その頃はまだ鶏が食されていたわけではなくキジやカモなどの野鳥が調理されていた。
現在のように鶏が焼き鳥として調理されるようになったのは戦後になってブロイラーが輸入されるようになってからであり、それまでは鶏は日本では高級食材だったので大衆の口に入ることはなかった。
職人の間では「串打ち3年、焼き一生」とされており、焼き上げる技術が何より重視される。
本格的な焼き鳥屋では炭火を使い、高火力かつ短時間で一気に中身まで焼き上げることが多い。
串打ちも焼き上げほどではないが重要で、均一に鶏肉を焼き上げる為と肉汁を逃がさない為にある技術である。(経済的には串の数を数えて客がどれくらい焼き鳥を食べたかを把握できるという利点がある。)
特に後者の理由は味にかなり影響するため、店によっては串を外さずに食べるように推奨していることもある。
ちなみに北海道には変わり種の焼き鳥が二種類ある。
タレで頂くのがメインで、〆は焼き鳥を一本頼むと同時にかけそばを一杯。
焼きあがった焼き鳥を串から外して、そばに乗せて即席かしわそばにするのが美唄流。
もう一つは室蘭やきとり。焼き鳥を名乗っているが、使われる肉はなんと豚肉。
これは室蘭市が鉄鋼の街で、工場で働く作業員の手袋の材料として豚の皮を安定的に供給するために、養豚が盛んになったことがその由来となっている。
なお、古くから室蘭に住む人にとっては焼き鳥とは豚肉であり、鶏肉の焼き鳥は焼き鳥に非ず、との事。
また、道南の函館市に店舗を構える「ハセガワストア」から生まれた「やきとり弁当」にも豚肉の串焼きが鎮座している。
豚肉の”焼き鳥”は、山形県寒河江市、埼玉県東松山市、福岡県久留米市でも食べられている。(詳細はこちら。)
海外でもイタリアのアロスティチーニや東南アジアのサテのように肉を串で刺して焼く料理はいくつも存在するが、鳥の様々な部位を食す料理は世界的にも珍しい模様で、来日して食べたい料理として観光客に人気がある。
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両国国技館:相撲を観戦しながら食べられる焼き鳥が施設や両国駅前で販売されている。なお、土俵の地下深くには焼き鳥工場がある。二本足で立つ鶏は角界では縁起の良い食べ物である。
ブランドン・レアード:ホームランを打った後に寿司を握るパフォーマンスで有名な、元北海道日本ハムファイターズ(現 千葉ロッテマリーンズ)の助っ人外国人。2016年10月26日には新たに焼き鳥パフォーマンスが追加された。