概要
シンラ皇帝であるジャコウの娘であり、皇子が生まれなかったために男として厳しく育てられた。
エスプガルーダの主人公であるアゲハは兄であり、おなじく主人公であるタテハは姉である。ジャコウが2人を手に入れようとしていることを知り嫉妬に狂う。
父親の愛情を求めるが得られず、その寂しさが彼女の攻撃的で傲慢な性格を形成した。
進んで最前線で指揮をとるのは、今なお、父に認めてほしいがため。
「皇子は私一人でいい!いまさら兄姉なんて必要ないのじゃ!」
CV
その遍歴
エスプガルーダ
12歳。ステージ1およびステージ5-1のボスとして立ちふさがるが敗れ去る。死亡したかに思われたが……
エスプガルーダⅡ
15歳。前作で瀕死となっていたところをソーマ軍によって救われた。
アゲハ・タテハに対する恨みは3年経った今でも消えていない。生前に父ジャコウが用意していたドレスを身にまとい、体格も成人サイズにするという大改造手術を行い、体の各部に強力な武装を埋め込んで立ちはだかる。
登場時の台詞は「ずっとこの時を待っていた…必ず死なす!」。
そして、条件によっては隠しボスともいえる存在の「憎悪に満ちたセセリ」となる。その条件とは以下の通り。
- 1人プレイ
- ノーコンティニュー
- 覚聖レベル3
- ノーミスでステージ5ボスに辿り着く
無理ゲーであり一般人がやれるもんではないが、そうして辿り着いた我らを待っていたのはこのゲーム最強の存在である。こちらのセセリのことを「真・セセリ」と呼称することもある。
エスプガルーダⅡ ブラックレーベル ブラックレーベルモード
あのセセリが自機として選択可能になったというゲームモードが搭載されていた。それに伴い以下のような設定がなされている。
従来の設定とは逆で、アゲハ、タテハに倒されたのち同兄妹に救出されたことになった。その際記憶を失っており、覚聖を可能とする新型輝羽を装着し共にソーマ軍と戦うという設定となっている。
が、なぜかこのモードでもソーマ軍側に普通にセセリが登場するが、彼女は"姉"とのことである。一体どういうことか?
彼女の魅力
なんといっても、エスプガルーダ時代からしつこく登場しては敗北し続け、そのたびに手足をもがれてしまうという悲惨な仕打ちを受ける姿が一部の紳士淑女たちにはたまらない魅力である。
そして、エスプガルーダⅡにおける「必ず死なす」はもはや彼女の代名詞と言っても良い名セリフである。
なお、エスプガルーダでの彼女が棒読みだったのは内緒だ…。
セセリは父であるジャコウがアゲハとタテハに執着するのは愛情故だと思い込んでおり、二人よりも優れている事を証明して父の愛を自分に向けようとしているが、実はジャコウはアゲハ、タテハを単なる強力な兵器としてしか見ておらず、愛しているのはセセリ一人だったという、「悲劇の皇女」という側面も人気がある要因の一つ。
IKDが「どうしてもこれだけはやらせてくれ!」 と自ら調整をし、その結果が「憎悪に満ちたセセリ」なのだが、2008年末の「CAVE祭り」では、ついに抱き枕も販売された。
CAVEに相当愛されたキャラである事がこれでうかがえるだろう。
関連項目
CAVE エスプガルーダ エスプガルーダⅡ 必ず死なす もぎもぎ ぱっつん 紫髪
ゴシックは魔法乙女:エスプガルーダⅡコラボで登場