その歴史はとても古く、化石などで確認される限りで縄文時代からの日本人のパートナーである。
現在以下の6犬種は純血種として公式認定されている。
大きさや毛色は様々であるが、三角形の耳、巻き尾、とがった鼻先、といった基本的な外見は変わらない。
個体差はあるものの、基本的に飼い主家族に忠実で素朴、猟犬寄りで飼うのに慣れがいる性格の犬が多いとされる。
これは日本犬は多くの洋犬のように近現代まで外見的な特殊化が進んでおらず、またその性格も狼寄りの原型を色濃く残しており、飼い主家族に忠実な一方でよそ者に気を許さない性質があると考えられている。
狆や日本スピッツ、土佐犬(土佐闘犬)などは、歴史時代になってから国外から入ってきた犬を祖先としているので、日本原産の犬種(和犬)であるがここでいう日本犬ではない。