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縄文時代

じょうもんじだい

約3000年前まで続いた、日本列島の新石器時代。
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概要

日本における新石器時代。約1万6500年前(紀元前145世紀) から約3000年前(紀元前10世紀)の長きにわたり継続した。基本的には狩猟労・採取が生活の中心であったが、の植栽や雑穀・イモなどの農耕が行われていた。

この時代の人々は森や川の近く、あるいは海辺で定住生活を送り、竪穴式住居に住んでいたとされるが、近年出土した縄文時代中期から中期末における遺跡の祭殿と建築部材から、高床建築の遺構・建物が発見され、当時からすでに高床式の建築物が存在していたことが解っている。
金属製品はまだなく、磨製石器・打製石器が使われた。

「縄文」の名は、この時代の土器(縄文土器)に縄の文様がついていることから。弥生時代とは、水田稲作の有無、弥生土器への移行で区別される(なお、弥生土器にも縄目がついているものがある)。

かつて(第二次大戦前)は、「縄文人は先住民族であり、現代日本人の祖先に征服された」と信じられていた。その後の研究の進歩により、縄文人は弥生時代に大陸からの渡来人と混血して今の日本人になった、もしくは縄文人の系譜はそのまま今の日本人(アイヌを含む)につながっているという説が有力になっている。

南東北地方以南が弥生文化に変わり、古墳時代に移行した後も、北海道・北東北地方では続縄文時代が続いた。

工芸、勾玉など、縄文固有の文化で歴史時代まで受け継がれたものは多く、既に陸の栽培もなされていた。日本文化の基層は、縄文時代に遡るといえるだろう。
ちなみに、代表的な日本犬である『柴犬』は、このころからすでに日本人(縄文人)と暮らしていたとされている。

近年

これまで「日本の文化は縄文文化をもって最古とする」というのが常識とされてきた。

しかし、1998年に日本青森県における大平山元遺跡での発掘調査において土器が発見され、炭素年代測定法によりそれが1万7000年前に造られた世界最古の土器であること判明している(同時に発見された石鏃も世界最古)。

更に2013年には、日本イギリスの共同研究チームが北海道福井県で発掘した約1万5000年前の土器の内面に残っていた炭化物から、海の生物に由来する脂質が検出され、なんと加熱調理した痕跡があることが判明し、世界最古の例とされた。

これら縄文時代以前の地層から発見された物品により、日本にそれ以前から太古の文明が存在していたことが示されたのである。

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土偶 竪穴住居 アラハバキ  日本の文化 民俗学

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