概要
千葉県の中西部、東京湾沿いに所在する県庁所在地で、2020年時の人口は約98万人。
1992年に政令指定都市に移行し、
の行政区が6つある。
1126年に千葉氏が亥鼻城を築いて以降約330年間城下町として発展。
第二次大戦後は製鉄所や火力発電所が建設されて、京葉工業地帯の一部として工業と物流業が急成長。
千葉港は1957年特定重要港湾に指定され、2011年には国際拠点港湾にも指定される。
北西部の美浜区沿岸部には、国際展示場の幕張メッセを中心に新興のビジネス街が計画開発されている。反面、千葉駅周辺は長閑な景色が広がる。
高度成長期以降東京都方面のベッドタウンとして郊外の丘陵地でニュータウン開発が進んでいるが、畑や水田、山林などの緑地も多い。
また千葉県の経済の中心地として、周辺には千葉市のベッドタウンとして機能している自治体も多い。
一方で、インフラがJRと京成で大きく差が開きすぎていてJR駅周辺ばかりに都市機能が偏り過ぎている点や、周辺自治体含めて新幹線駅がない点から人口は同じ首都圏の政令指定都市である川崎市やさいたま市には大きく差を付けられており、意外にも100万人に到達していない。
交通
市内に旅客空港はなく、成田市の成田空港や東京都大田区の羽田空港が最寄りとなる。
拠点を置く主なスポーツチーム
:フクダ電子アリーナ
千葉市を舞台(モチーフ含む)とする作品
千葉都市モノレールはたまにコラボとして、車体ラッピングで当市を舞台とする作品のキャラクターや、初音ミク、ステーションメモリーズ!のキャラクターなどを使用する事がある。
その他
千葉市の市章は上述の猪鼻城を築いた千葉氏の家紋「月に星」と「千」の字を組み合わせて図案化したものであるが、これが一部から初音ミクのシルエットに似ているとの声が上がっていた。このような縁もあってか、千葉市は2017年に市内の幕張メッセで行われたイベント「マジカルミライ2017」を後援して以来、ホームページ上の市章を1日だけ初音ミク仕様にするなどのコラボイベントを何度も行っている。上述の千葉都市モノレールのラッピングもその一例である。