概要
2005年10月1日に道路公団民営化により、日本道路公団から道路管理部門を分割継承し発足した。分割による担当エリアは北海道、東北、新潟、長野県北部、ほとんどの関東地方である。コーポレートカラーは並行する分割区分のJR東日本やJR北海道と同系統のグリーン。
本社は旧・日本道路公団本部庁舎のあった東京都千代田区霞が関にある。
関東地方の高速道路による収益が大きいものの、名古屋方面に向かう東名高速道路や中央自動車道は名古屋市本社のNEXCO中日本に継承されため、収益源はNEXCO他社よりも少ない。東日本の都市圏を結ぶ高速道路は東名高速道路や中央自動車道ほどの収益を見込めず、実際に関越自動車道を除いてあまり収益が宜しくない。
西日本の都市圏を結ぶ高速道路を担当するNEXCO西日本すらも収益で下回っているのが現状である。JRで言えばJR西日本のポジション。
その収益状態から、インフォメーションや給油所などの閉鎖が他のNEXCOに比べて多く、特に東北地方ではコンビニに改装して規模を縮小する傾向もみられる。
但し、常磐自動車道全通では四倉PA下りの開店、中郷SAの給油所が24時間に戻った他、千曲川さかきPA等を筆頭として関東・信越の休憩所では積極的に改装や新PAを開通させている。
尚、北関東自動車道の太田強戸PAが開設後、給油所がない区間を150kmを超える区間はなくなった。
一方でJR東日本と同じく他社に丸投げ経営する傾向も多く、更に他2社に比べて食券などの自動オーダー化等の遅れも目立っている。
又、他のNEXCOに比べてやたら休憩所の表示に英語を多用したがる傾向がある(この編はJR東日本の特性なのかJR東日本でも同様の傾向が見られる)。
主な高速道路
NEXCO東日本単独
- 関越自動車道
- 上信越自動車道
- 東北自動車道
- 常磐自動車道
- 東関東自動車道
- 北関東自動車道
- 館山自動車道
- 磐越自動車道
- 山形自動車道
- 秋田自動車道
- 八戸自動車道
- 青森自動車道
- 道央自動車道
- 道東自動車道
- 後志自動車道
- 札樽自動車道
- 仙台東部道路
- 仙台北部道路
- 仙台南部道路
- 第三京浜道路
- 横浜横須賀道路
- 横浜環状南線
- 横浜湘南道路
- 横浜新道
- 東京湾アクアライン
- 京葉道路
- 千葉東金道路
- 百石道路
- 日高自動車道
- 深川留萌自動車道
新直轄区間も含まれる道路
NEXCO中日本の区間も走る道路
- 北陸自動車道(朝日IC~新潟中央JCT)
- 長野自動車道(安曇野IC~更埴JCT)
- 東京外環道(東名JCT~中央JCT以外<前記2つは仮称>、現時点で開通している区間は全てNEXCO東日本管轄。)
- 圏央道(藤沢IC~あきる野IC以外)
道路以外の自動車施設
NEXCO東日本単独の管理
キャラクター・萌えキャラなど
数年前から超アイドル伝説 大森杏子と度々コラボキャンペーンを行っている。
また、マクロスとのコラボポスターを登場させたり(参照)している。