第三京浜道路
だいさんけいひんどうろ
東京都世田谷区の玉川ICから横浜市神奈川区の保土ヶ谷ICまでを結ぶ高速道路(自動車専用道路)で、全線国道466号の一部に指定されている。
元々は、東急電鉄が渋谷から江ノ島間をターンパイクとして計画したのが始まりだが、建設省による整備が始まった事で田園都市線に計画を変更し、日本道路公団として開通したのが始まり。
玉川ICでは元々、首都高速2号目黒線と接続する計画があったが、現在まで実現に至っていいない。
代わりに港北ICで首都高速神奈川7号横浜環状北線が接続され、現在に至る。
終点、保土ヶ谷ICでは首都高速神奈川2号三ッ沢線及び横浜新道と接続している。
東名高速道路や横羽線、湾岸線に比べると非常に走りやすく、横浜新道と併せて東京~湘南及び西湘・圏央道方面に向かう車も多数見られる。
料金も2014年(平成26年)に平準化の為、料金が値上げされた一方、東名などに比べて安いので利用者もいまだに多い。
休憩所は上りは都筑PA、下りは保土ヶ谷PAがあり、首都高横浜北線からここを利用するとどちらも利用可能となる。
又、神奈川県の高速道路では珍しくNEXCO東日本が管理している。
他に管理しているのは横浜新道と横浜横須賀道路、横浜環状南線(予定)のみとなっている。
なお、国道15号(第一京浜)及び国道1号(第二京浜)がそれぞれ「一国」「二国」と呼ばれるのに対し、第三京浜が「三国」と呼ばれる事は無い。
自動車専用道路なので、以下の車両と歩行者は通行禁止である。
ちなみに高速自動車国道と異なり最低速度50km/hが設定されていないため、フォークリフトやトラクターなどの小型特殊自動車は一応通れることになっている。しかしながら高速道路並みに飛ばす車が多い以上、スピードがあまり出ない小型特殊自動車で第三京浜を通るのは全くオススメできない。