概要
この玩具は自動車を姿そのままにさまざまの縮尺に縮小したものであり、亜鉛ダイカスト製やプラスチックにより作られる。昨今はレジン製も多い。
一般的なサイズ
この玩具は1/43の縮尺が一般的であるが、これは本来鉄道模型の背景として使用されるためにこのサイズで作られたものとされる。
トミカの場合「箱に入るサイズ」ということで普通車で1/60前後、消防車やバスなどではもっと小さい縮尺、逆にバイクだと大きい縮尺となる。
ディスプレイモデルの統一スケールは1/43が主流ながら、1/64、1/18も多い。ただ少数ながら、1/12、1/20、1/24、1/32などもあり、鉄道模型のHOゲージに合わせた1/87スケールのものもある。
材質
ダイカスト製が主流であるが、食玩やガシャポンなどのものはプラスチックが多い。
またディスプレイモデルに限っては、昨今はレジン製も少なくない。レジン製はダイカストに比べ整形しやすく実車の再現性が高くなる反面、温度で収縮・膨張しやすく常温であっても経年劣化で歪みが生じやすい上に、型の耐久性に難があって大量生産ができず、生産量の少なさからダイカスト製の2倍から5倍の値段がする(小さいスケールほど値段差が大きい)。