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爆丸

ばくがん

爆丸 (Bakugan) とは、セガトイズとスピンマスターから開発された戦う玩具&カードゲームシリーズ、またはそのメディア作品シリーズの総称。
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※バトルプラネット以降スポンサーがセガトイズからタカラトミーに変更になりましたが、子記事から親記事を辿るとそのシリーズのスポンサーとは違う会社名が出てしまう事を避ける為、親記事を会社名ではなく玩具にしております。


爆丸とは編集

日本のセガトイズとアメリカスピンマスターが共同で開発した男児向けバトルホビー玩具。球状の爆丸は鉄板が仕込まれたカード(ゲートカード)の上まで転がすと(シュート、brawl)、磁石の力でロックが外れ、バネの力でモンスターに瞬間変形(ポップアウト、stand)する。

ゲームとしてはカードゲーム要素を取り込みルールが複雑になったビー玉といったところか。

アニメシリーズでは続編展開と連動し、通常の爆丸とは別の(主に非球形から変形する)サポートピースもシーズンごとに新しく追加される。なお、アニメの描写と実際の玩具のゲームルールが大きく異なる場合が多い。

ジャガーノート

爆丸は基本6属性に分かれ、バトルブローラーズ、爆TECHとアーマーズでは(ノヴァ、Pyrus)・(アクア、Aquos)・(サブテラ、Subterra)・(ルミナ、Haos)・(ダークオン、Darkus)・(ゼフィロス、Ventus)となっているが、リブートシリーズでは多かれ少なかれ変更されており(後述)、無属性やサポートピース専用の属性もある。


バトルブローラーズは2006年から2012年まで、爆TECH~アーマーズは2010年から2014まで展開された。

2019年に日本側のスポンサーはセガトイズからタカラトミー変更され、2回のリブートを経て2024年現在に至っている。

海外では同時にビデオゲームや玩具と連動するオンラインゲームまで展開されることもあった。

獨角巨龍爆丸バトルプラネットドラゴノイド描いてみた | ARTOY

ゲームルールと世界観はシリーズごとに多少異なるが、爆TECH以外のメディア作品は概ねSFファンタジー味が強く、特に作中の爆丸は原則として異世界「ヴェストロイア」(Vestroia) に生息した知的生命体で、バトル中にポップアウトすると巨大モンスターである本来の姿に変わる、といった設定や描写が共通している。


非公式であるが2023年後期以降、(主に海外)ファンの間では2回のリブートを境にして爆丸の全作品を大きく世代 (generations) に分けて、バトルブローラーズ~爆TECH/アーマーズを「G1」、バトルプラネット~レジェンズを「G2」、2回目のリブートを「G3」と一般に呼び分かれるようになっている。これは、一部のキャラクター名や用語がリブートに再起用されることで紛らわしくなり、その混乱を防ぐための呼び分けでもあると思われる。


シリーズ概要編集

"G1"編集

セガトイズとスピンマスターが共同開発した世代。現に一番長く続き(約8年)、唯一に複数のシリーズが製作された世代でもある。

爆丸バトルブローラーズ編集

アニメを中心に幅広く展開された、爆丸の原点となるシリーズ。しばしば「爆丸BB」「バトルブローラーズ」と略称されることも。

漫画やゲームなどの派生作品もいくつか製作されたが、ここでは割愛する。


第1期(無印)

正式タイトルは「爆丸バトルブローラーズ」(Bakugan Battle Brawlers)、2007年にテレビ東京系列にて放送された。全52話。


シナリオはある日爆丸がカードと共に地球に現れ、子供達のバトル玩具となった事件を発端とし、喋る爆丸と出会うことでその実態を知り、世界の危機を救うことになった6人の子供達・バトルブローラーズの物語を描く。


日本ではあまりヒットしなかったのだが、

欧米では記録的大ヒットとなり続編も先行して制作・放送された。


サポートピースはなく、特殊ギミックは属性ルーレット、ヘビーメタル(表面の金属製部位による重量増加)、ジャンプ(4期のジャンピング機能ではなく、シュートの際にトサカを飛び出して球状態のままジャンプする)とダブルマグネット(2種類のポップアウト姿を2つの磁石面によって決められる)、該当する爆丸もそれぞれ1-2種のみで少ない。

玩具は2006年頃の初期商品に風属性はなく、後にアニメ化と共に新設される。初期の爆丸は直径28mm (B1) で磁石が露出したが、安全性を考慮して後に32mm (B2) 球にサイズアップし表面の所々に内部を覗ける穴が開き、磁石が薄いプラスチック層に塞がれるようになった。また、土属性の成形色は途中で暗褐色から小麦色に変更された。これらの仕様は、4期最後発の玩具展開まで標準として踏襲されていた。


第2期(ニューヴェストロイア

正式タイトルは「爆丸バトルブローラーズ ニューヴェストロイア」(Bakugan Battle Brawlers: New Vestroia)。

海外にて2009年に先行放送後、日本では2010年3月からテレビ東京系列他にて放送。全52話(本来は26話の予定だったが、北米での好評により延長された)。


シナリオは1期終盤から再構築した爆丸の世界「ワンダーレボリューション」(New Vestroia) に生息する爆丸がある日異世界人・ヴェスターに捕らわれ意識のないバトル道具にされる事件を発端として、爆丸の解放を目指すヴェスター人と地球人が結託するレジスタンス「爆丸ディフェンダー」の物語を描く。


10月からはそれまでのゴールデン枠から土曜朝に左遷…と思いきや、

まさかの地上波全国ネットで週2回放送(本放送と再放送)という破格の待遇を与えられる。

宣伝番組やスポットも地味に多かった。

爆丸の放送時間が…変わりましたよね

その厚遇ゆえ、前番組30分前の番組のファンから嫉妬されていたとかいなかったとか。

ちなみにこの週2回放送の形式はニューヴェストロイアの後番組『FAIRYTAIL』にも受け継がれている。


サポートピースは召喚爆丸(Bakugan trap, 非球形から変形するサポート用爆丸)。本シーズンを始めとして、複雑な変形をする・合体機構を持つ・ポップアウトすると体の一部が回転する・独楽のようにシュートできるなどより多彩なギミックが追加される。

玩具展開は一部が日本と海外のいずれかに限定され、特に第2クールの主役級爆丸は化のものを除き全て日本限定である。


第3期(ガンダリアンインベーダーズ

正式タイトルは「爆丸バトルブローラーズ ガンダリアンインベーダーズ」(Bakugan Battle Brawlers: Gundalian Invaders)。海外にて2010年に先行放送後、日本では2011年4月からテレビ東京系列他にて放送。全39話。


爆丸の源「聖なるオーヴ」が宿る「ローテルディア」(Neathia) と、オーヴを狙いローテルディアを侵略する「ガンダルディア」(Gundalia) という2つの異世界の戦争をシナリオの主軸としている。


放送局が増えた……と思ったら、地域によっては

東日本大震災の影響で2期が打ち切られ、2期の最終話が放送されてないのに別の局で3期が始まったとか、

2期の途中で打ち切られ3期も放送されていないという事例が多く報告されている。

しかし、BSやCS局での再放送が始まるなど放送枠が拡大したのは事実だったりする。


本放送の時間は、日曜朝9時からに(3回目の)変更になっている。

意図したのかは不明だが、結果的にジャンプアニメとのガチンコになってしまっている。


サポートピースはバトルギア(Battle Gear, 対応の爆丸に装着すると武装に変形する装置)とバトルビークル(Mobile Assault, 爆丸を乗せ、ゲートカードまで走行するとビークルに変形する装置)。ギミックは非常に豊富で、前作を多く踏襲しつつ二段階変形・ゼンマイ振動・音声などまで追加され、これらを持たない通常爆丸でも代わりにバトルギア装備可能である。


玩具展開は海外ではアニメに登場した全ての爆丸まで発売された※(他のシーズンはいずれもアニメ限定の未商品化爆丸が存在する)が、日本では放送時から徐々に爆TECH中心に舵を切ることにより、未発売となったものが多い。

また、本シーズンを始めとして玩具の成形色と塗装が大きく変更され、特に風属性の成形色が従来/劇中の青緑からかけ離れた緑になった。

バトルギアの色は対応爆丸の劇中属性を準拠としているが、属性自体は爆丸とは別のゴールドシルバーカッパーの3つに分かれている。ただし劇中ではその属性の差し色のみ描写され特に言及されていない。これは続編のナノパックも同様。


海外では本シーズンを始めとして、爆丸とサポートピースの玩具には独自のコードを持つシールが追加され、そのコードをオンラインゲーム「Bakugan Dimensions」に入力するとその爆丸やサポートピースをゲーム内に使えるようになる。劇中の「爆丸インタースペース」のリアルシミュレーションと言える。一方、日本版の玩具では単に公式サイトで爆丸図鑑を調べるための「爆丸コード」に変更される。


※ただしブリッツ・ドラゴノイドの劇中の球体姿は玩具とは別物であり、実質唯一の三期アニメ限定爆丸と言える。


第4期(メクタニウムサージ

正式タイトルは 「爆丸バトルブローラーズ メクタニウムサージ」(Bakugan Battle Brawlers: Mechtanium Surge)。2011年から2012年にかけて海外でのみ展開。全46話(本来は26話の予定だった)。


前後2クールのシナリオ(対マグ・メル一派、対ワイズマン一派)、爆丸のメインギミック(金属パーツ、ジャンピング機能/合体)や主人公トリオ以外のキャラクター構成が異なり、実質2シーズンのようになっている。


日本では未放送であるが、日本語版は制作されていた事が元制作スタッフから語られ、諸事情でお蔵入りとなっている。

2018年9月に中国の動画サイトビリビリ動画の公式チャンネルにて1期から4期の日本語版(中国語字幕有)が無料公開されているが、日本国内からはブロックされているため通常では視聴できない。


サポートピースはメクトガン(Mechtogan, 胸や肩など局部のみ変形して武装を露わす巨大ロボットのような個体)、ナノパック(BakuNano, ボタンで武器に変形し、爆丸などの軸穴に装着する小型装備)とバトルスーツ(Battle Suit, 上に爆丸を乗せるとパワードスーツに変形する大型装置)。


玩具展開も海外のみで、(日本語のパッケージは存在するが)日本には発売されていない※。第1クールの海外共通仕様として全ての爆丸が一部金属製となっており、一部の主役爆丸に下半身を交換可能な「ミュータントフュージョン (BakuMutant)」バージョンが存在する。

第2クールでは、主にポップアウトの瞬間に脚や尻尾の強力なバネでジャンプする「ジャンピング機能 (BakuSky Raider)」爆丸と、特定の組み合わせで合体する爆丸(BakuFusion)がラインナップされた。

一時期はMARVELのキャラクターたちを爆丸化(既存の爆丸をリデコ)したコラボ商品も発売されていた。

玩具最後発のラインナップはヨーロッパ限定販売のディスクを射出する特殊ギミック爆丸(BakuBlaster)で、その標準サイズはより大きな36mm球となっている。


前述した海外オンラインゲームは、本シーズン第1クールの放送終了と共に運営終了したため、プレイアブルの爆丸とサポートピースは第1クールのものに限定される。


※そのうちナックスとスカイトラスは「跳シェイド」「隼フォッカー」名義で後述の爆TECHの爆丸として販売され、実質的に日本で正式リリースされた4期爆丸である。他にオルベウム(「犬オルベ」名義)やフュージョン・ドラゴノイド(「風ドラゴ」名義)もその予定だった。


爆TECH!爆丸編集

コロコロコミックで2010年9月号から2013年12月号まで連載したスピンオフ漫画。作風は実際のバトルホビー玩具としての爆丸をより踏襲し、アニメシリーズと大きく異なる世界観を持つ。

後にテレビアニメ化もされ、2012年にバトルブローラーズ4期の代わりに放送された。

他のシリーズとは異なり海外向けに進出しておらず、日本国内のみに展開された。

詳細は該当記事を参照。


連動玩具「爆テクシリーズ」の共同開発はコロコロが手を加えおり、「爆丸バトルブローラーズ」の派生シリーズとして扱われている。劇中・玩具ともバトルブローラーズの爆丸がしばしば見られる(前述の通り一部に至っては爆TECH爆丸として改名された)が、目玉は本シリーズ特有のオリジナル爆丸である。これらはより実際のバトルにおける実用性を考慮した個性的なデザインやギミックを持ち、名前は原則として漢字(独自の読み方)+片仮名に統一されている。また、多くの爆丸は「コンバートシステム」という互換性のあるクロスパーツとソールパーツを持ち、それが金属製になるのが目玉である故に「爆テク=メタルパーツ爆丸」というイメージが定着しているが、後期ではそのギミックを持たない爆丸も少なからぬ登場する。


爆丸アーマーズ編集

第1弾7種の爆丸のみ知られ、2014年4~5月の短時間で日本国内のみに展開されたシリーズ。G1としては最後のシリーズとなっている。

玩具のみ存在し対応メディア作品はないが、作風は爆TECHを強く踏襲しており、その1シリーズとして含めるともされる。

最大の特徴は互換性のある両腕で、左腕は特定の特殊効果を付与するスキルパーツ、右腕は属性を付与する属性パーツになる。名前は英文字(独自の読み方)+片仮名に統一される。


"G2"編集

完全新作のリブート。2019年から2023年まで展開され、「バトルプラネット」「アーマードアライアンス」「ジオガンライジング」「エボリューションズ」「レジェンズ」の計5期が制作された。シナリオは5期に渡って連続しているが、これらをまとめる正式なシリーズ名はなかった(G3が出る前には「タカラトミー爆丸」「新爆丸」等と呼ばれていた)。

詳細は爆丸バトルプラネットを参照。

なお、日本側の共同開発相手はセガトイズからタカラトミーに変更され、玩具は国内では2期のみまで発売された(それでも国内未発売となった1-2期玩具が多く、欧米/スピンマスター側では全シーズンが発売予定されたもののパンデミックの影響で後期はキャンセルされた商品展開が多かった)。


本シリーズを始めとして、劇中の爆丸の本来の姿は基本3DCGとなっている。また本シリーズに限られるが、バトル以外に映る爆丸の球体姿は基本玩具準拠ではなく、本来の姿をそのままデフォルメしたような造形となっている。


6属性はアイコンが一新し読み方は海外英語版と統一され、従来の土属性が廃止され(オーレラス Aurelus、前述したサポートピース用の金とは別)属性を新設される。バトルブローラーズの「バトルギア」「召喚爆丸」「ナノパック」を彷彿とさせるサポートピース「爆ギア」「ジオガン」「ナノガン」がそれぞれ第2~4期に追加された。


玩具の標準サイズは一貫して36mm球。比較的簡易な変形を行う「コア爆丸」(Core) と、複雑な変形を行う「DX爆丸」(Ultra) の2バージョンがある。後者は磁石部がポップアウト後の底面以外(頭部や背中など)の所に設けられており、ポップアウトすると爆丸がでんぐり返して磁石部で爆コア(本シリーズのゲートカードに相当する小型六角形プレート)を持ち上げる、と想定された設計となっている。なお、全ての爆丸がこの2バージョンを持つわけではなく、コアとDXのいずれかのみ存在する爆丸もいる。両バージョンを持つ爆丸の場合、基本DXの方が元の姿に近い。


"G3"編集

完全新作で2回目のリブート。2023年末からアメリカを始めとして先行配信。アニメ・玩具とも日本での展開は公式による発表は2024年10月現在一切なく不明。第1期タイトルは英語では単に「Bakugan」(「Bakugan Revolution」にする初期案はあった)。


劇中の爆丸は本来の巨大モンスター姿を人間より若干大きいめのサイズに縮小可能で、普段ではこの姿で日常生活に溶け込むのが特徴。


従来のシリーズにあった属性および色との対応関係が全て廃止される。新たな"属性"は爆丸の種ごとに決まった種族・陣営のような「クラン」(clan) であり(爆丸の生物的特徴を踏襲した「Aquatic」「Avian」「Dino」「Dragon」「Insect」「Mammal」の6つと、劇中では主人公陣が創設した「Misfit」)、色は従来の6属性を彷彿とさせる6色だがクランには非対応のカラバリに過ぎない。


玩具の標準サイズは引き続き36mm球で、全種共通仕様として上半球と下半球が互換性を持つ。種ごとにG2のコアとDXを彷彿とさせる2バージョンが存在するが、DXに該当する「Special Attack」は上半球のみ爆丸のモンスター本体を構成し、下半球はシュートの際に独楽のように回転するためのフライホイールを内部に、装備のようなパワーリング (Power Ring) を縁辺部に附属している。コアに該当するバージョンはどれも下半球が完全手動変形。



登場人物編集

以下の記事を参照。


余談編集

  • 名前とアニメの影響で国内・海外とも「日本発の玩具」というイメージが強いが、最初の発想自体はアメリカの発明家Aldric Saucierに由来するもので、ビー玉からインスピレーションを得られたという。彼のアイディアは後にスピンマスターに採用されプロトタイプを作られ、更にセガからカードゲーム要素を追加されることで周知の爆丸玩具になった。
  • 国内版と海外英語版で名前や用語が異なる場合が多々あり(バトルブローラーズ1期爆丸が特に顕著)、一部の爆丸は劇中の性別が入れ替わっている(ティグレスエイヴィアヴァイロック等)。
  • ほとんどの商品は中国で生産されるが、中国大陸には展開されず、代わりにパクリの玩具と映像作品シリーズが展開されたため、当地ではパクリの方が認知度が高い事態となっている(2018年に製作側がスピンマスターに起訴された)。

関連イラスト編集

人気投票1~5位!!センシティブな作品

【5/4SCC・爆丸プチ】爆丸オールキャラアンソロジー謝った先入観


関連タグ編集

爆丸バトルブローラーズ ニューヴェストロイア ガンダリアンインベーダーズ メクタニウムサージ 爆TECH!爆丸 爆丸バトルプラネット

爆丸100users入り

玩具 ビー玉 カードゲーム


関連作品編集

  • ズーブルズ:爆丸(具体的にはニューヴェストロイアのウォンチュー)の機構を流用して制作された同社の女児向け玩具とアニメシリーズ。
  • ターニングメカード:機構が似ている韓国発の玩具とアニメシリーズ。韓国での玩具の販売元(ソノコン)やアニメのシリーズ構成(前川淳)も共通している。一部の玩具は爆丸に酷似することでスピンマスターに起訴されたことがある。
  • ソニックシリーズ:当初日本では人気を奮わなかったものの北米でヒットしたセガ作品繋がり。

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