概要
異世界・ヴェスターの科学力によって作られた人工爆丸。メカ召喚爆丸も存在する。強力な爆丸が多く、他の爆丸との合体能力を持つものもある。
生き物である爆丸を人の手で生み出すという、論理的問題と隣り合わせの存在であるが、どれも単なる機械で自我はない。
本来は全種が敵陣営であるHEXに所持されるが、そのうち6つがバトルブローラーズに勝ち取られ、アルティメット・ドラゴノイドへの合体に使われるようになった。
一覧
- アルタイル
- ワイアード
- 同上。巨大なくちばしをした鳥のような姿で、アルタイルの後部とドッキングして合体する。
- アリューズ
- 同上(第2クール)。アルタイルの後続機で所々よく似ているが、本体はビークルのようになっている。
- ハーデス
- 闇属性、シャドウ・プローヴが使用する。アルファード・ヒュドラを丸ごと模倣した三頭竜の姿をしている(ただし球体はヒュドラに似ておらず、むしろサイボーグ・ヘリオスに共通の構造をしている)。
- MACスパイダー
- 同上(第2クール)。六本足のクモのような姿をしている。
- ドリアード
- 土属性、プリンス・ハイドロンが使用する。身軽な鎧を付けた戦士のような姿をしている。
- マキュバス
- 水属性、ミレーヌ・ファロウが第2クールに使用する。とあるロボットアニメのメカに酷似した戦闘機とロボットの中間のような姿をしている。
- ゴリアテス
- ファーブロス
- 火属性、ゼノヘルドが使用する。ゴジラ立ちの怪獣のような姿をしており、規格外の強化ユニットを備えた強力なメカ爆丸。
アルティメット・ヘリオス構成員
スペクトラ・ファントムが使用する。各属性に1体ずつ存在するが、どれも全身ダークグレイで、差し色のみ属性に対応する。
- スクレイパー:土属性、頭を下にして尾を高く上げたモンスターのような姿をしている。右前脚担当。
- バンガード:風属性、姿はスクレイパーと対になる。左前脚担当。
- フォックスバット:闇属性、コウモリのような姿をしている。羽担当。
- フェンサー:火属性、四本足のクモとサソリの中間のような姿をしている。尻尾担当。
- リーフラム:水属性、腕が生えたヘビのような姿をしている。右後足担当。
- スピンドル:光属性、姿はリーフラムと対になる。左後足担当。
メカ召喚爆丸
- ドローン・スパイダー
- カールベルト
- フォートレス
- 闇属性、シャドウ・プローヴが使用する。基本形は六面に球を挟んだ立方体。至る所にキャノンを搭載したロボットのような姿をしている。オルタナティブ・ファーブロスには火属性バージョンの軍団が大量に格納される。
- メタルフェンサー
- 火属性、スペクトラ・ファントムが使用する。基本形は六面に球を挟み角を削られた立方体。前述したフェンサーと似た姿をしている。ヘリオスと合体する。
アルティメット・ドラゴノイド構成員
(ミラの作戦により)ダンがガスたちとのバトルから勝ち取ったもの。各属性に1体ずつ存在するが、どれも全身火属性と同様な赤で、差し色のみ属性に対応する(玩具では全て銀色に統一される)。
- スピターム:風属性、基本形は直角三角柱状。マンタのような姿をしている。腰担当。
- ブラチウム:光属性、基本形は長い円筒状。蠕虫のような姿をしている。右腕担当。※
- グラフィアス:水属性、姿はブラチウムと対になる。左腕担当。※
- フェンサー3:火属性、基本形は四辺が出張った立方体。前述したフェンサーたちと似た姿をしている。バックパック担当(玩具では右腕に合体してのクローにもなれる)。
- ダーク・ハウンド:闇属性、基本形は六角柱状。犬のような姿をしている。右足担当。
- ガイア・ハウンド:土属性、姿はダーク・ハウンドと対になる。左脚担当。
※ブラチウムとグラフィアスの玩具は劇中と造形が入れ替わっている上で、腕としての付け方は劇中造形準拠のため属性は劇中と左右反転になっており、右腕が「劇中ブラチウム造形の水属性グラフィアス」、左腕が「劇中グラフィアス造形の光属性ブラチウム」と非常にややこしいことになっている。
余談
- 劇中の本来の姿はアルティメット構成員、メタルフェンサーとドローン・スパイダーを除き全て3DCGで表現され、球体はメタルフェンサーとドローン・スパイダーを除き全て全面に金属光沢を帯びている。
- 玩具では流石にそこまでは再現されておらず、アルティメット構成員のセット版以外の商品は通常の爆丸と同じ仕様の成形色と塗装をなされている。これはコスト問題の他に「メカ爆丸」はあくまでアニメの設定と表現で、玩具にこのカテゴリーはないというのもある。
- 一応玩具には「ヘビーメタル」という一部の外部パーツが金属製のカテゴリーは存在するが、奇しくもこれに該当するメカ爆丸はない。
- サイボーグ・ヘリオスおよびそれ以降の進化系はあくまでサイボーグで真のメカ爆丸ではないが、2期劇中の球体はメカ爆丸と同様全面金属光沢である。
- 初期のメカ/サイボーグ爆丸(アルタイル、ハーデス、サイボーグ・ヘリオス)は胸に回転するリングパーツがあり、玩具としては劇中のように球体を独楽らしく回転させるためのギミックであるが、どういう訳かアルタイルのみこれを再現した玩具はリリースされていない(ギミックをオミットされた通常版のみ存在する)。
- 第2クールに登場した主力メカ爆丸(アリューズ、MACスパイダー、ドリアード、マキュバス、ゴリアテス、ファーブロス)は全てアニメ限定で、玩具はリリースされていない。
- 時間軸を第1期とした海外の公式外伝漫画「Bakugan: The Evo Tournament」にはオリジナルのメカ爆丸「Mecha Chamelia」が登場するが、ニューヴェストロイアのものと異なり自我がある模様。