基礎データ
全国図鑑 | No.0773 |
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アローラ図鑑 | No.260 |
ガラル図鑑 | No.382 |
ローマ字表記 | Silvady |
分類 | じんこうポケモン |
タイプ | ノーマル |
たかさ | 2.3m |
おもさ | 100.5kg |
せいべつ | 不明 |
特性 | ARシステム |
タマゴグループ | タマゴみはっけん |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
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日本語 | シルヴァディ | silver(英語で銀)+buddy(英語で相棒) |
英語・スペイン語・イタリア語 | Silvally | silver(銀)+ally(味方) |
ドイツ語 | Amigento | amigo(スペイン語で友達)+argentum(ラテン語で銀) |
フランス語 | Silvallié | silver(英語で銀)+allié(味方) |
韓国語 | 실버디 | 日本語名の音写 |
中国語(簡体字) | 银伴战兽 | 銀+伴(連れ)+战(戦う)+兽(獣、モンスター) |
中国語(繁体字) | 銀伴戰獸 | 銀+伴(連れ)+戰(戦う)+獸(獣、モンスター) |
タイ語 | ซิลวาดี | 日本語名の音写 |
ロシア語 | Силвалли | 英語名の音写 |
タイプ:ノーマル
言語 | 名称 |
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日本語 | タイプ:ノーマル |
英語・フランス語 | Type: Normal |
ドイツ語 | Typ:Normal |
イタリア語 | Tipo Normale |
スペイン語 | Tipo Normal |
韓国語 | 타입:노말 |
中国語(簡体字) | 屬性:一般 |
中国語(繁体字) | 属性:一般 |
タイプ:ファイト
言語 | 名称 |
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日本語 | タイプ:ファイト |
英語 | Type: Fighting |
ドイツ語 | Typ:Kampf |
フランス語 | Type: Combat |
イタリア語 | Tipo Lotta |
スペイン語 | Tipo Lucha |
韓国語 | 타입:파이팅 |
中国語(簡体字) | 屬性:戰鬥 |
中国語(繁体字) | 属性:战斗 |
タイプ:フライング
言語 | 名称 |
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日本語 | タイプ:フライング |
英語 | Type: Flying |
ドイツ語 | Typ:Flug |
フランス語 | Type: Vol |
イタリア語 | Tipo Volante |
スペイン語 | Tipo Volador |
韓国語 | 타입:플라잉 |
中国語(簡体字) | 屬性:飛翔 |
中国語(繁体字) | 属性:飞翔 |
タイプ:ポイズン
言語 | 名称 |
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日本語 | タイプ:ポイズン |
英語・フランス語 | Type: Poison |
ドイツ語 | Typ:Gift |
イタリア語 | Tipo Veleno |
スペイン語 | Tipo Veneno |
韓国語 | 타입:포이즌 |
中国語(簡体字) | 屬性:毒 |
中国語(繁体字) | 属性:毒 |
タイプ:グラウンド
言語 | 名称 |
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日本語 | タイプ:グラウンド |
英語Type: Ground | |
ドイツ語 | Typ:Boden |
フランス語 | Type: Sol |
イタリア語 | Tipo Terra |
スペイン語 | Tipo Tierra |
韓国語 | 타입:그라운드 |
中国語(簡体字) | 屬性:大地 |
中国語(繁体字) | 属性:大地 |
タイプ:ロック
言語 | 名称 |
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日本語 | タイプ:ロック |
英語 | Type: Rock |
ドイツ語Typ:Gestein | |
フランス語 | Type: Roche |
イタリア語 | Tipo Roccia |
スペイン語 | Tipo Roca |
韓国語 | 타입:락 |
中国語(簡体字) | 屬性:岩石 |
中国語(繁体字) | 属性:岩石 |
タイプ:バグ
言語 | 名称 |
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日本語 | タイプ:バグ |
英語 | Type: Bug |
ドイツ語 | Typ:Käfer |
フランス語 | Type: Insecte |
イタリア語 | Tipo Coleottero |
スペイン語 | Tipo Bicho |
韓国語 | 타입:버그 |
中国語(簡体字) | 屬性:蟲子 |
中国語(繁体字) | 属性:虫子 |
タイプ:ゴースト
言語 | 名称 |
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日本語 | タイプ:ゴースト |
英語 | Type: Ghost |
ドイツ語 | Typ:Geist |
フランス語 | Type: Spectre |
スペイン語 | Tipo Spettro |
イタリア語 | Tipo Fantasma |
韓国語 | 타입:고스트 |
中国語(簡体字) | 屬性:幽靈 |
中国語(繁体字) | 属性:幽灵 |
タイプ:スチール
言語 | 名称 |
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日本語 | タイプ:スチール |
英語 | Type: Steel |
ドイツ語 | typ:Stahl |
フランス語 | Type: Acier |
スペイン語 | Tipo Acciaio |
イタリア語 | Tipo Acero |
韓国語 | 타입:스틸 |
中国語(簡体字) | 屬性:鋼鐵 |
中国語(繁体字) | 属性:钢铁 |
タイプ:ファイヤー
言語 | 名称 |
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日本語 | タイプ:ファイヤー |
英語 | Type: Fire |
ドイツ語 | Typ:Feuer |
フランス語 | Type: Feu |
イタリア語 | Tipo Fuoco |
スペイン語 | Tipo Fuego |
韓国語 | 타입:파이어 |
中国語(簡体字) | 屬性:火焰 |
中国語(繁体字) | 属性:火焰 |
タイプ:ウオーター
言語 | 名称 |
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日本語 | タイプ:ウオーター |
英語 | Type: Water |
ドイツ語 | Typ:Wasser |
フランス語 | Type: Eau |
イタリア語 | Tipo Acqua |
スペイン語 | Tipo Agua |
韓国語 | 타입:워터 |
中国語(簡体字) | 屬性:清水 |
中国語(繁体字) | 属性:清水 |
タイプ:グラス
言語 | 名称 |
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日本語 | タイプ:グラス |
英語 | Type: Grass |
ドイツ語 | Typ:Pflanze |
フランス語 | Type: Plante |
スペイン語 | Tipo Erba |
イタリア語 | Tipo Planta |
韓国語 | 타입:워터 |
中国語(簡体字) | 屬性:青草 |
中国語(繁体字) | 属性:青草 |
タイプ:エレクトロ
言語 | 名称 |
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日本語 | タイプ:エレクトロ |
英語 | Type: Electric |
ドイツ語 | Typ:Elektro |
フランス語 | Type: Électrik |
イタリア語 | Tipo Elettro |
スペイン語 | Tipo Eléctrico |
韓国語 | 타입:일렉트릭 |
中国語(簡体字) | 屬性:電子 |
中国語(繁体字) | 属性:电子 |
タイプ:サイキック
言語 | 名称 |
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日本語 | タイプ:サイキック |
英語 | Type: Psychic |
ドイツ語 | Typ:Psycho |
フランス語 | Type: Psy |
イタリア語 | Tipo Psico |
スペイン語 | Tipo Psíquico |
韓国語 | 타입:사이킥 |
中国語(簡体字) | 屬性:精神 |
中国語(繁体字) | 属性:精神 |
タイプ:アイス
言語 | 名称 |
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日本語 | タイプ:アイス |
英語 | Type: Ice |
ドイツ語 | Typ:Eis |
フランス語 | Type: Glace |
スペイン語 | Tipo Ghiaccio |
イタリア語 | Tipo Hielo |
韓国語 | 타입:아이스 |
中国語(簡体字) | 屬性:冰雪 |
中国語(繁体字) | 属性:冰雪 |
タイプ:ドラゴン
言語 | 名称 |
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日本語 | タイプ:ドラゴン |
英語・フランス語 | Type: Dragon |
ドイツ語 | Typ:Drache |
イタリア語 | Tipo Drago |
スペイン語 | Tipo Dragón |
韓国語 | 타입:드래곤 |
中国語(簡体字) | 屬性:龍 |
中国語(繁体字) | 属性:龙 |
タイプ:ダーク
言語 | 名称 |
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日本語 | タイプ:ダーク |
英語 | Type: Dark |
ドイツ語 | Typ:Unlicht |
フランス語 | Type: Ténèbres |
イタリア語 | Tipo Buio |
スペイン語 | Tipo Siniestro |
韓国語 | 타입:다크 |
中国語(簡体字) | 屬性:黑暗 |
中国語(繁体字) | 属性:黑暗 |
タイプ:フェアリー
言語 | 名称 |
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日本語 | タイプ:フェアリー |
英語 | Type: Fairy |
ドイツ語 | Typ:Fee |
フランス語Type: Fée | |
イタリア語 | Tipo Folletto |
スペイン語 | Tipo Hada |
韓国語 | 타입:페어리 |
中国語(簡体字) | 屬性:妖精 |
中国語(繁体字) | 属性:妖精 |
進化
概要
第7世代『ポケットモンスター サン・ムーン』で登場した。タイプ:ヌルの進化形。
自らを造り出した科学力では再現しきれなかった能力を"パートナーとの信頼"によって可能とし、不要となった頭の制御マスクを破壊した姿。
ナリヤ・オーキド曰く『シルヴァディは幻のポケモン・アルセウスを参考にして、アローラ地方にあるエーテル財団が生み出したポケモンだと言われている。』とのこと。参照
名前に「ヴ」の文字が含まれている初のポケモンであり、名前の由来は体色からも顕著なSilver(銀)、およびBuddy(相棒)からと思われる。
図鑑説明によると、グラジオがタイプ:ヌルを初めて進化させた者だと仄めかす記述があり、シルヴァディという名前も彼が命名したものであるようだ。そのためロトムと並ぶ作中で命名の経緯が明らかになっている数少ないポケモンの一匹。
また、エーテルパラダイスのラボの記録と併せるとこの姿が「タイプ:フル」本来のプランであったことが推測される。
タイプ:ヌルの際には見られなかった顔が出現し、ライオンの下半身と猛禽類の上半身を掛け合わせた伝説の生物グリフォンに非常によく似た顔立ちとシルエットを現している。
解放されたエネルギーの影響で、灰色にくすんでいた体毛も美しい白銀となり、翼のように広がったトサカからは白く発光する角のような器官が出現している。
拘束具が外されたことで感覚が研ぎ澄まされ、気質も野生的に変化しており、気性は荒いが信頼するトレーナーに対しては身を挺して守り抜く。
重さも20kg軽くなっているが、(トサカが広がって伸びた分で高さが40cm大きくなってはいるものの)体格自体にさして変化はない。
すなわち拘束具の重さは確実に20kg以上はあった事が推測できる。
特性『ARシステム』はシルヴァディのみが持つ特性で、エーテル財団が開発した「メモリ」というアイテムを持たせる事で自らのタイプを変更することが可能。
頭部に内蔵されたドライブに挿入する事でシステムが作動し、タイプによって異なる光を放つ。この際は元は白い目や頭の角、尾びれも変化したタイプと同じ色に発光する。
加えてシルヴァディだけが覚えられる専用技「マルチアタック」は、使用者同様持たせた「メモリ」と同じタイプに変化する特徴を持ち、必ずタイプ一致の攻撃を放つ事が出来る。
上記な説明を見てみると特性の類似性といい、技の類似性といい、ますます創造主との関係が示唆されている。
タイプ:ヌルが何も無い=無の象徴という意味なら、シルヴァディはタイプを自在に変化させる事ができる=有の象徴という意味にもとれ、「何もない場所にあった卵から生まれ世界を作り出した」という伝説にも合致する。
色違いは「煌めきのシルヴァディ」とも言われ、銀色の部分が金色になり、耳の赤い所が緑色になっており中々良い。
キャンペーンで配信された個体はレベル100で、「きんのおうかん」を持っている。
ゲームでの特徴
SM・USUM
- ストーリー終盤のラナキラマウンテンにて、グラジオのパートナーであるタイプ:ヌルが進化する形で登場。主人公が最初に選んだのがモクローの場合は「ファイヤーメモリ(ほのお)」、ニャビーの場合は「アクアメモリ(みずタイプ)」、アシマリの場合は「グラスメモリ(くさタイプ)」を装備して、こちらのパートナーポケモンの弱点をつけるタイプに変化している。
ソード・シールド
- 内定。殿堂入り後、バトルタワーでリーグスタッフからタイプ:ヌルを貰う事ができる。
BDSP/LEGENDSアルセウス/SV
- 未内定。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
95 | 95 | 95 | 95 | 95 | 95 | 570 |
タイプ:ヌルのなつき度を上げることで、シルヴァディへと進化させることが出来る。
もともと素早さと特殊能力以外は完成されていたポケモンだった為か、進化して上昇するのは素早さのみ。
本来タイプ:ヌルの拘束具のような進化すると外殻などから解放される種族(例:コモルー→ボーマンダ)は防御種族値が下がるのがお約束だったがシルヴァディは珍しく据え置きのままである。
これにより種族値はオール95となり、ますます種族値オール120の創造主を意識した可能性が高い事が明らかになっている。
技の方も進化前と比べるとかなり豊富。
三種の神器は全て習得可能であり、様々なタイプの技を幅広く習得できる。
ちなみにドラゴンタイプに変更しなくてもりゅうせいぐんも教えてもらえると言う変わった特徴もある。
そして何よりもコイツに欠かせないのが、まさかの「だいばくはつ」である。
これまでのノーマルタイプ「だいばくはつ」最高火力はベロベルト(こうげき85)だった。つまりこいつはそれを上回るノーマルタイプ最強の「だいばくはつ」を放てる。
さすがにスキン系統持ちには劣るが代わりに「つるぎのまい」もしっかり覚える為、ふざけた破壊力をさらに跳ね上げさせることができる。
折角懐いたことによって進化したのにさせられることが自爆とはいかがなものか。
上記のだいばくはつも含めて「すてゼリフ」や「とんぼがえり」などかの創造主が覚えられない技もそれなりに覚える。
欠点はやはりオール95が良くも悪くも中途半端なことで、「だいもんじ」や「かみなり」と言った大技もあまり習得できず、火力面では物足りない。
また高威力の技は殆どがノーマルタイプであり、半減や無効化されると途端に機能不全に陥る。
素早さの中途さも例外ではなく、先制技を覚えられず意外と先制されることも少なくない(「ニトロチャージ」で補うことはできるが)。
一方で耐久値は(アタッカーとしては)かなりの高水準であり、不一致抜群程度であれば滅多に致命傷を負うことはない。
しっかりと役割を決めれば安定した活躍が望めるポケモンといえよう。
ちなみに、固有特性によるタイプ変化によりパーティの穴を埋めるような型の作成ができるように思えるが、そうなると実質持ち物なしのハンデを背負うことになってしまう(「ARシステム」にはシルヴァディ自身と「マルチアタック」のタイプ変更以外の効果はない)。
そのため、現状ではメモリを用いずに実質特性なしのノーマルタイプとしての運用が主流となっている。
あえてメモリを使うのであれば比較対象が少なく、かつ優秀な耐性を持つフェアリータイプだろうか。
またこのポケモンはタマゴグループが「タマゴみはっけん」であり、カプ神と同じく準伝説枠として扱われている。上述のタイミングでタイプ:ヌルを入手できるが、厳選には気を付けよう。
SM期のWCSルール(アローラダブル)では「こだわりハチマキ」「だいばくはつ」型が一部ギミックパのコンセプトとして偶に使われた。
USUMでは「ハイパーボイス」「ねっぷう」「おいかぜ」そして何故か「くさのちかい」を習得した。
なお、「ほのおのちかい」「みずのちかい」は覚えられない。しかし内部設定や攻略本ではどちらも覚えられるようであり、教え技を複数覚えられるポケモンを想定していなかったが故のバグと思われる。
しかし状況は後の世代でも変わっておらず、わざわざくさのちかいだけ特別扱いする理由が不明なため、設定ミスを公式化した可能性が高い。
第8世代
ポケモン剣盾では、ポケモンホームの解禁までは進化前共々準伝説唯一の内定をもらっており、更に「マルチアタック」の威力がさばきのつぶてを超える威力120にまで上昇。
アルセウスのプレート補正や種族値の違いを考慮すると火力はあちらには及ばないものの、フラットルールで使用可能なポケモンとして見れば十分に威力が高い一致物理技であり、ようやく自分の特徴を対戦で本格的に活かせるようになった。
さらに、新要素であるダイマックスとの相性も非常によく、伝家の宝刀である「だいばくはつ」を「ダイアタック」として使用すれば、使うと瀕死になるというデメリットを取っ払った上で並大抵の相手を一撃で消し飛ばすほどの大技として繰り出すことが可能(ダイマックス技は元となった技の威力だけを参照し、技の特殊効果や追加効果は無視するという仕様であるため)。
もちろん、事前に「つるぎのまい」等を積んでおけばその威力は更に増す。
また、メモリを持たせたタイプ変更も健在であるため、事実上全タイプのダイマックス技をタイプ一致で打てるという個性も手に入れたことになる(SMではメモリとZクリスタルの両立が出来なかった)。
ただし「マルチアタック」をベースにすると、威力は全てダイナックル/ダイアシッド準拠の95に弱体化してしまうので、別のわざを使ったり追加効果を活用したりといった工夫が必要になる。
こうした利点が評価され本作では評価が大幅に向上しており、対戦においてもドラパルトやミミッキュ程ではないが見かける機会はそれなりに多い。
使用率自体はシリーズ1でもシングルは100位台から120位台を推移し、主戦場のダブルバトルでも60位台から70位台を推移する程度であったが、「だいばくはつ」や「すてゼリフ」を活かした独特の使用感から独自の需要はあった。
DLC解禁前は「くさのちかい」を活かした「誓いパ」の始動役として利用されることもままあり、特にインテレオンの「みずのちかい」と組み合わせて湿原を展開するのが強力な性述の1つであった。なぜこの2匹を使ったのかというと、シルヴァディは「だいばくはつ」で退場でき、インテレオンは低耐久で落ちやすい、といった具合に「誓いパ」の始動役として都合が良かったため。
マックスレイドバトルにおいても、相手の弱点を突けるポケモンがいなかった場合に、タイプ変更が可能という利点を活かしてピンチヒッターとして駆り出されることもある。
使用トレーナー
- グラジオ:SM・USUMライバル/スカル団の用心棒
番外作品
ポケモンマスターズ
グラジオ&シルヴァディ
2020年9月14日に実装。
ノーマルタイプのテクニカルだが、トレーナー技「これが答えだ」で相手の弱点タイプに変化し、それに応じてタイプが変わる「マルチアタック」やバディーズわざで相手の弱点を突いて戦うという立ち回りが得意。タイプチェンジした場合、自身の弱点もドラゴンタイプにチェンジした時以外は敵からも弱点を突かれにくいことも強みである。
技
ブレイククロー | 50%の確率で相手の防御を1段階さげる |
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プラスパワー | 自分の攻撃を2段階あげる |
マルチアタック | 自分のタイプチェンジに応じたタイプで攻撃する |
これが答えだ | ターゲットしている相手の弱点タイプにタイプチェンジする。タイプチェンジすると自分の「マルチアタック」と「最強の相手を望むマルチアタック」のタイプと自分の弱点タイプが変化する。自分の素早さを3段階あげる |
バディーズ技
最強の相手を望むマルチアタック | 自分のタイプチェンジに応じたタイプで攻撃する |
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パッシブスキル
ひんし時攻撃特攻↓G2 | ひんし状態になる直前に相手のバディーズ全員の攻撃と特攻を2段階さげる |
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アニメ版
アニポケ・サトシの旅シリーズ
- グラジオのシルヴァディ
- 『サン&ムーン』第49話にてリーリエのピンチを救うべくタイプ:ヌル(アニメ版ではザオボー以外進化前から「シルヴァディ」と呼んでいる)が拘束具を壊しながら突撃し、進化を果たす。(進化の方法が方法なので他のポケモンのように光に包まれて姿形を変えていく演出は取られなかった。)
- この際リーリエがザオボーに封印されていた記憶、ポケモンに対し抱ていた苦手意識の原因が幼少期にウツロイドに捕まった際に同じようにリーリエを助けるべく飛び掛かったシルヴァディであることを思い出し、この一件がリーリエのトラウマ克服の切っ掛けになった。
- 進化したときにグラジオが名乗りを上げた二つ名は「今ここに蘇りし聖獣」。「マルチアタック」を新たに習得し、状況に応じてタイプを変えながら戦う。
- また、鳴き声が「シヴァー!」と何故かグラジオが後付けで決めたはずの名前に準じていた。
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
14章でもグラジオのポケモンで登場。
ホクラニだけでアクジキングからリーリエを守った際に、シルヴァディに進化。しかし、内臓も骨も筋肉も傷つかせ半年の療養を経ても万全の体調には戻らない程のケガをグラジオに負わせてしまう。半年後にはエーテルパラダイスに捕まったムーンの護衛を任され、ルナアーラが迎えに来たため単身でグラジオに薬を届ける。
余談
- 英語/伊語/西語名はSilver+Ally(同盟・盟友)、ドイツ語名はArgento(イタリア語:銀)+Ami(フランス語:友)あるいはAmico(イタリア語:友)、韓国語はシルバディと読み日本語と同様、中国語名はそのまま銀+伴(相棒)であると思われ、各言語意味が統一された名称であると言える。
- 何の偶然か、五十音順だとシルヴァディとタイプ:ヌルは隣同士である。
ウルトラビーストへの対抗策として見た場合、岩1匹・格闘2匹・鋼2匹・岩鋼1匹・ゴースト1匹を擁するウルトラビーストに対してノーマルタイプは絶望的に相性が悪い。
しかし半分以上が4倍弱点持ちと弱点タイプにはすこぶる弱いため、タイプを変えながら戦うことができれば非常に有利となる。自身の能力を最大限に活かしてくれるトレーナーがいて初めて、シルヴァディはビーストキラー足り得るのである。
また、剣盾におけるバトルタワーではなんとシルヴァディを使用してくるNPCが登場する。
関連イラスト
関連タグ
0772.タイプ:ヌル→0773.シルヴァディ→0774.メテノ(りゅうせいのすがた/いろのコア)
関連ポケモン等
- 種族値完全同値仲間
- 史上初組
- その他
- 神話に語り継がれるポケモン:特性といい、ノーマルタイプといい、おそらく元ネタ。