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カミツルギ

かみつるぎ

カミツルギとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するウルトラビーストの一種である。
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「ヤー! ターン!!」


基礎データ

全国図鑑No.798
UBコードネームUB04 SLASH
分類ばっとうポケモン
タイプくさ/はがね
高さ0.3m
重さ0.1kg
特性ビーストブースト


他言語版の名称

カミツルギ

英語 Kartana
イタリア語Kartana
スペイン語Kartana
フランス語Katagami
ドイツ語 Katagami
韓国語  종이신도
中国語 紙御劍(繁体字)/纸御剑(簡体字)
UB-04 Blade
イタリア語UC 04 Sectio
スペイン語UE-04 Tajo
フランス語UC-04 Lame
ドイツ語 UB-04 Schwerthieb
韓国語  UB04 슬래시
中国語 UB04:劈斬(繁体字)/UB04:劈斩(簡体字)

概要

初登場は『ポケモンSM』。アローラ地方を脅かす謎の存在ウルトラビーストの一種。
UB04 SLASH(スラッシュ)というコードネームを持つ。
『サン』にしか出現せず、『ムーン』では代わりにテッカグヤが登場する。

熨斗と折り紙を組み合わせた式神のような姿をしたウルトラビースト。
「紙の剣」かつ「神の御剣」というハイセンスなネーミングが光る。
英語名についてもカルタ、カルテ(いずれもカード類を指す外来語由来の言葉)+刀、カーテナ(イギリス王家に伝わる剣)という、シンプルながら洒落のきいた物である。

その名の通り、薄く鋭く研ぎ澄まされた鋭利な身体は、正に全身が刃物。中でも腕の先の切れ味はずば抜けており、巨大な鉄塔も一刀のもとにバッサリ斬り捨てるほど。
その薄い身体でひらひらと踊るように攻撃を避け、カミツルギを攻撃しようとした者は誰であれ、その”刀身”によって一刀両断されてしまうという。ただカミツルギ自身が先に攻撃を仕掛けることはないらしい(巨大な鉄塔をバッサリ切り倒したのは、ウルトラホールで突然別世界に呼び出されたことにより気が立っていたのかもしれない)。
その凶悪な攻撃力と防御力から非常に危険な生物ではあるが、その身体の性質上、火と湿気には酷く弱いとのこと。しかしゲームではみずタイプの攻撃はしっかり半減するので安心。

重さは無いに等しく、ゴースコスモッグのようなガス状ポケモン並み。言うまでもないがはがねタイプでは最軽量。
また、0.3mはキャタピーイーブイと同サイズなので描く時は注意。

無題



海外の設定画では、時代劇がかった「ござる」口調に、渋い性格だが仰天する事もあるという、某斬鉄侍に瓜二つなキャラ付けがされている。

ウルトラフォレスト



ソルガレオルナアーラに乗って無数のワープホールのある空間を移動する中で訪れることができる場所。
ウルトラビーストにはそれぞれ固有の世界に棲んでおり、カミツルギはウルトラフォレストという場所に生息している。こちらは「ウルトラサン」でのみ行く事が可能。

ウルトラフォレストはその名の通り、松の木が複数存在している緑豊かな森であり、BGMと枯山水のようなフィールドも相まって和風な雰囲気を醸し出している。

ウルトラビーストの世界にしては珍しく人間が存在し、人間とウルトラビーストの共存関係が明確になっているのが特徴的。
この世界に存在している「かみつかい」というトレーナー達は、カミツルギを彷彿とさせたような和装を身に纏った老人の姿をしている。主人公と目が合えば会話もするが、その内容は「キレルカ トラエルカ」「メン コテ ドウ ツキ」と何故かどれも片言口調ばかりである。
カミツルギの下へ辿り着くまでに2回かみつかいとバトルする事になるが、どちらも手持ちポケモンとしてカミツルギを連れている。ちなみにモンスターボールは使用していないのか(もしくはこの世界にモンスターボール自体が存在していないのか)、バトル開始の際はカミツルギが最初からフィールドに出ている。

かみつかい達とのバトルに勝利して奥に進むと、大きな岩の前で静かに浮遊しているカミツルギの姿が確認できる。このカミツルギに話しかける事で、カミツルギが目の前の大きな岩を一刀の下に斬り捨てた後、主人公の方へと振り返り戦闘になる。
ここで戦うカミツルギのレベルは60。

ゲーム中の性能

HP攻撃防御特攻特防素早さ
591811315931109


全ウルトラビーストの中でもとりわけ歪な能力値の持ち主。
特筆すべきはその異常とすら言えるほどの攻撃力。この攻撃力は禁止級やメガシンカを含めても全ポケモン中堂々の3位であり、あのデオキシス(アタックフォルム)すら凌駕する。
これにビーストブーストが乗る為、下手に犠牲者を出すとだんだん止まらなくなる。
また紙の癖して防御も131ある。やっぱりはがねタイプが入っているからか。

その一方で、特防は壊滅的に低い。どのくらい低いかというとオニスズメと肩を並べ、コリンクに僅差で負け、ピチューに鼻で笑われるほど
総合して対戦における紙特殊防御の代名詞であるパルシェンにすら劣るのだ。
その特殊耐久や特殊アタッカーの一致半減攻撃ですらHPが抉れ飛ぶレベル(具体的にはスターミークラスの「ハイドロポンプ」ですら余裕の確2)。さらに酷い事にカプ・テテフフィールド込みサイコキネシスに至っては確1圏内である。半減なのに。
そしてほのお技に至っては「かえんほうしゃ」どころかひのこ」ですら致命傷になりかねないレベル
火と湿気に弱いと言うのはそういう事なのだろうか……
耐性は優秀(ナットレイと同タイプ)だが、受けに出すには限度がある。弱点でなくかつ物理技なら一撃は耐えられるので、耐えた先が大事といえる。

しかし、高い攻撃力を備えながら高威力の技に恵まれない難点を持つ。
一致技の最高威力ははがね技が「スマートホーン」の70、くさ技が「リーフブレード」の90と若干不安を抱えている。
教え技でも何とアイアンヘッド」を覚えない。紙だからか。
見た目が剣である為か相手を「斬る」様々なタイプの技を多く習得できるため、対応できる範囲自体は広い……が、その一方で技マシンへの対応が異様に貧弱であり、思ったほど幅広い戦略を取れない。
一応「つるぎのまい」を習得できる為火力の底上げも出来るが、基本的に積む暇はない為攻撃力の上昇は「ビーストブースト」に頼りがちになる。
また物理攻撃特化の宿命か、「いかく」ややけど状態など、攻撃低下にもすこぶる弱い。(1ランク低下程度であれば脆い相手なら構わず貫けることもあるが)
基本的には「上から弱点を突いて相手を仕留め、ビーストブーストで火力を確保する」動きを意識するのが吉。低威力技は命中率に優れる為、どちらかと言うと威力より安定性を取った形と言える。

総じて、不安要素が多めだが刺さる時には滅法刺さるポケモンといえる。
しっかりと状況を読んで運用してあげる必要があるので、トレーナーの腕が試されるだろう。

ちなみにこのポケモンはダブルバトルで高い評価を受けている。
くさタイプのz技でガブリアスを押し切れる上、サブ技はポリゴン2ギルガルドに刺さる(確定1発は無理だが)。そもそもフェアリータイプが環境に多いので抜群を取れる相手は存外多い。
はがね枠やほのお枠を抜いたりすると実はコイツが刺さっていた、あるいは対戦中にいつの間にかコイツに縛られていたというケースもよくあるほど(特にWCSルールではコイツの上をとれるポケモンが少ない)。

更には鋼タイプの癖にさかさバトルにまででしゃばる始末。弱点9個にも関わらず。
Zリーフブレードでメガガルーラを仕留められることも大きいが、
草技の一貫性が大きく向上し、水タイプや電気タイプに一致鋼技をぶちかませるのも○。
さかさダブルではジャラランガがトップメタに進出したことにより更に需要が増している。
元々タスキ持ちも多いカミツルギにとって耐性の貧弱さは攻撃性能の向上に比べればどうってことないデメリットである。しんそく以外の先制技も普通に耐えるし。

しかも倒せば倒すほどほぼ間違いなく攻撃が上がる。そのため、たとえ最初は火力不足で物足りなく感じても相手を倒した瞬間から一気に無双する性能を秘めている。
かつてPGLのランキングにおいてダブルで18位、WCSルールでは何と4位にランクインしたことがある。相性の良いパーティの開発も後押しし一躍メジャーになった。
ちなみにあの「はっぱカッター」ですらスカーフを持って採用されることがあるらしい。
但しダブルは火竜火犬ゴキ火虎の数が多いのでランクインしているとはいえ油断は禁物。特に火竜は相性最悪。

ウルトラサン・ウルトラムーンで追加された教え技では、念願のアイアンヘッドを習得こそはしなかったが、はたきおとすおいかぜてっぺきなどを習得。
特においかぜは自発的に素早さを上昇させるだけでは無く、Zワザ化するときあいだめ状態になる。
急所ランク+1技を多く覚えるので確定急所になり、威嚇などによる攻撃低下に強くなった。

さらには0.3mという小さな体によって2017年6月に開催されたインターネット大会・「プリティプリマ」(体長1.0m以下のポケモンのみ参戦可能のダブルバトル)にUBの中で唯一参加権を獲得していた。
プリティだけど……プリティだけどその攻撃力と素早さで切り裂かれていくポケモン達よぉ……
ただし同大会にはこれまたシャンデラコータスなどの苦手なほのおタイプまで参加可能となっていたため、対策サポートはやはり必要。

ちなみに第7世代現在、あのいあいぎりを自力習得できる唯一のポケモン。
第7世代にはこの技のマシンが存在しないので、アローラマークつきでこの技を持つポケモンはこいつだけとなる。
さらにそもそもわざマシンを使用できない場合を除きほとんどのポケモンが習得できる「からげんき」を習得できない非常にレアなポケモンでもある。
仮に習得できた場合、状態異常時の威力(140)は一致リーフブレードの威力(135)を上回るものとなってしまう。急所期待値を加味した場合もからげんき144vsリフブレ143でわずかに負ける。
火や湿気に弱いのに火傷状態で最大火力なんて出させるわけにはいかないしね、しかたないね。
(「ギガインパクト」を覚えられるから最大火力はそっちじゃないかという突っ込みはご愛嬌)

そしてコイツ、イベントの都合上なんと4匹も捕まえることになる。
ただやはりあまり型が作れないポケモンであるためか、かなりの確率でGTSに放流されてしまう。
一方で採用率が上がっている為、放流した瞬間結構早く持ち去られる。超高性能GTS通貨である。
大体の型がようきかいじっぱりで、努力値に多少の違いがあるもののそれ以外が似たり寄ったりなせいで余計に放流されやすい。

ウルトラサンでは他のウルトラビーストの例に漏れず何匹でも入手可能。

関連イラスト

ダイケンキvsカミツルギ
カミツルギ


カミツルギ
友人?



関連タグ

ポケモンSM ウルトラビースト
ナットレイ…同タイプ
エルレイド キリキザン ギルガルド…「剣」「斬る」イメージが強いポケモン
ダイケンキ…サムライをモチーフにした剣を使うポケモン

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