基礎データ
概要
いでんしポケモン・ミュウツーがメガシンカした姿。『ミュウツナイトX』を持たせるとこちらの姿へと変化する。
元々の超能力をそのままに肉体面を強化させた形態で、メガミュウツーYとは対照的に高さや重さが少しだけ上がり、肉弾戦の強さを感じさせるがっしりとした姿となった。
太い尻尾は小さくなり、両肩から背中にかけて同じ色をしたプロテクター状の器官が現れている。
メガシンカエネルギーやサイコパワーが身体の筋肉を増強し、握力は1トン、100mを2秒で走れるという、これまでのミュウツーにはない凄まじい身体能力を実現した。
首にあった管はそのままだが、太くなった両腕や腿にも似た形状の凹凸が生じている。また、瞳の色も紫から青に変わっている。
タイプも今までの単エスパーからかくとうタイプが加わり、苦手なあくタイプにも対抗できるようになった。地味にサブウェポンのはどうだんもタイプ一致となる。
性能
特攻は今までと変わらないが、攻撃が爆発的に上がった。
その攻撃は何とデオキシスアタックフォルムを上回り全ポケモン中1位。特攻の値も変わっていないので両刀も可能。
しかし、Yとの能力値の対を意識したためか上昇ボーナスのほとんどが攻撃に割かれてしまっており、他は防御面がちょっと伸びた程度で、すばやさに至っては変わらない。
タイプ一致の都合上、実はYのそれよりもはどうだんやきあいだまの威力が高い。
元がエスパータイプというのもあって当然自力ではインファイトのような高火力の物理かくとう技などなく、ポケムーバーを用いて過去作、あるいはORASの教え技でけたぐりを教えてから使うべきだろう。
実はドレインパンチとビルドアップも習得可能なのでビルドレイン型も使用できる、メガミュウツーXは耐久も攻撃もローブシンを上回るのでこの型を使うのもありだろう。
現実の所、攻撃の高さに反してエスパー技の威力不足の問題でしねんのずつきよりもサイコブレイクの方が強く、かくとう技も半端な技よりはきあいだまの方が高ダメージだったりとステータスと技が今ひとつ噛み合っていない。
後に出てくるやりたい放題の伝説達に比べると、遠慮しきった特性のしょんぼり加減を含めてYとの二択という条件を含めても完全に見劣りしてしまっているのが現状である。
少なくともミュウツーが出場できるルールという都合上、メガレックウザや他の無駄のないメガシンカの性能を抑えてPTに選ばれるという事はかなり厳しい。
番外作品
ポケとる
通常色
2ターン周期で縦もしくは横1列をバリアとブロックに変えるというオジャマをし、かつ第5ポケモンとしてピンプクが混入している。よってノーアイテムでのクリアはほぼ不可能に近いのでフルアイテム推奨。ちなみにHPは約23000。
メガシンカ効果としては、盤面上でメガミュウツーXと同じタイプ(つまりかくとうタイプ)のポケモンを最大3匹をメガミュウツーXに変えるというもの(こいつらとおなじである)。一見すると使い物にならない効果にように思えるが、3匹限定ステージになるとその真価を発揮する(ミュウツーの数が多ければ通常ステージでも充分攻撃を与えられる)。
3匹限定ステージとなると(当然)手持ちのポケモン1匹あたりの盤面の数が多くなるため、必然的にメガミュウツーXの数も増える。つまり盤面にメガミュウツーXが大量にある時にコンボを組むと、ミュウツーの大量連鎖が起こり的にとてつもないダメージを与えられるのである。この時にルカリオやゴロンダなどで「そうこうげき」(コンボでかくとうタイプのダメージ2倍)を発動していると与えられるダメージも2倍になるためなお良し。
また、メガシンカでタイプが変わる(エスパー→かくとう)かなり珍しいポケモンである。メガシンカに必要な消去数は15個。
色違い
倒して捕獲するのはそれほど難易度は高くないが、色違いミュウツー自体がイベントポケモンであるため捕まえる機会がなかなかないのが痛いところ。
メガシンカ効果としては、盤面上のメガミュウツーXを全て消すというもの。早い話がメガゲンガーと同じである。また、メガシンカに必要な消去数は12個と通常色とそれほど変わらない。
こちらも「そうこうげき」を発動した状態でミュウツーを消すと攻撃力が倍増する。
蛇足ではあると思うが、こちらもメガシンカでタイプが変わる。
関連イラスト
関連タグ
0149.カイリュー→0150.ミュウツー(メガミュウツー(X/Y))→0151.ミュウ