メガミュウツーY
めがみゅうつーわい
映画『神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』に登場した“覚醒したミュウツー”の正体で、遺伝子ポケモン・ミュウツーがメガシンカした姿。『ミュウツナイトY』を持たせるとこちらの姿へと変化する。
肉体面を犠牲に元々の超能力をより強化させた形態で、Xとは対照的に高さ・重さが大きく減りシャープな姿となった。そういう意味ではミュウツーの元となったミュウにより近付いた姿ともいえる。
太い尻尾が消え、後頭部からそれとほぼ同様の形状をした触手状の器官が伸びている。
この器官によりサイコパワーを操るらしく、ただでさえ強大であったそのパワーは桁外れに強化され、軽く念じただけで高層ビルも木っ端微塵にする程という。
首にあった管もなくなったが、頭頂部の方にアーチ状管が生じている。また、瞳色が紫から赤、指先が紫色へ変化している。
デザインしたのは他にフシデ系統などを担当した北風友裕氏(本人のツイートより)。
公開された当初はミュウツーを思わせながらも寧ろシンプルとなったその外見から、ミュウスリー的な新ポケモンと思われていた時期もあった。
ミュウツナイトY入手方法
USUM
クリア後イベントである「エピソードRR」では、レインボーロケット団ボス・サカキの切札であるミュウツーが、『UM』でメガミュウツーYへとメガシンカして来る。
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ミュウツー | 106 | 110 | 90 | 154 | 90 | 130 | 680 |
メガY | 106 | 150 | 70 | 194 | 120 | 140 | 780 |
上昇値 | 0 | +40 | -20 | +40 | +30 | +10 | +100 |
最大の特徴はデオキシス(アタックフォルム)から全ポケモン最高値を取戻した特攻の高さにあるであろう。何と200に迫る数値まで伸びており、素早さも少し上がった(あの初代最速のマルマインと同速)。
特防も120とパルキア以上の耐久を手に入れ、おまけの攻撃も150とかなりの数字となった。
実際の火力はいのちのたま持ちミュウツーに劣るので、この形態の利点であるすばやさ、特殊耐久、「ふみん」の3点を強みとした運用が求められるであだろう。
メガシンカで「ふみん」を得られる都合上、「ねむる」を使用した後にメガシンカを行うとそこで目を覚ます。メガシンカした時点で「ねむる」は死に技となってしまうが、この特徴は「めいそう」や「バリアー」等の積み技との相性が非常に良い。
欠点は防御が70へダウンしているため、耐久に振っていないとグラードンやゼクロムといった物理アタッカーの一撃が致命傷となりかねないこと。
イベルタルに至っては弱点タイプなだけでなく特性効果もあって「ふいうち」や「イカサマ」で一撃で落とされてしまう場合も。そのため対戦運用では防御に努力値を振るのが主流。
とはいえメガシンカ前同様対策が難しく、補助技も豊富なため「ふいうち」も読み次第でスカされるので安定しない。
ポケモンマスターズ
サカキのバディであるミュウツーが2021年9月30日に始まった悪の組織イベント「パシオに広がる悪だくみ」で手に入る「ミュウツーオーブ」を使用することで、ミュウツーがバディーズ技後にメガミュウツーYとなることが出来るようになった。
メガシンカ後は1ゲージ技「ねんりき」が3ゲージ技「サイコブレイク」となる。
ポケとる
通常色
ステージ150で登場。それまでのエリア最終ポケモンとは一転しBGMがより緊迫感高まるものとなっている。
また、メガシンカ前ポケモンをゲット出来ない(ミュウツーはエキストラステージに出現するのであるが、その解放条件がメインステージでランクSを150個取るというものなので、仮にここまでの全ステージでランクSを取ったとしてもここをクリアしないと解放出来ない)珍しいタイプのメガシンカポケモンである(似たケースとしてメガデンリュウがあるがこちらはメインステージを進めて行くと出て来る)。当然難易度もそれ相応に(?)高いのでしっかり準備をしてから挑むべきである。
メガシンカ効果はメガミュウツーYと同タイプ(エスパー)のポケモン1種類を最大10個消すというもの。コンボを誘発させやさすい非常に強力な能力である。
欠点としてメガシンカに必要な消去数が23と多いことが挙げられるので、メガパワー等で対処して行くのが望ましい。
ポケットモンスターSPECIAL
12章で再登場したミュウツーがX・Y2つのメガシンカを使い分けてジガルデと戦闘する。