⚠️ここではスピンオフ作品のミュウツーについて解説する
- 通常→ミュウツー
- スマブラ→ミュウツー(ファイター)
- ユナイト→ミュウツー(ポケモンユナイト)
スマブラシリーズ
- 第2作『大乱闘スマッシュブラザーズDX』から参戦。『ミュウツーの逆襲』の個体を元にしており、勝利画面では人間の言葉を喋る。詳しい解説はミュウツー(ファイター)を参照。
ポケモンGO
- 2017年8月14日、横浜市で行われた「ポケモンGOスタジアムイベント」で先行登場。先行登場の時点ではレイドバトルやゲットチャレンジの難易度が大幅に抑えられており、実質的に入場者プレゼントのような扱いとなっていた。本格的に登場するようになったのはその翌月からで、2か月間のテストプレイを経て遂に11月からEXレイドの本格実装と併せて正式登場と相成った。
- 実装から長らくの間は、挑戦するためには通常のレイドバトルではなくスポンサージムおよび公園限定で開催される招待制の「EXレイド」に参加する必要があった(EXレイド自体の仕組みは「レイドバトル」の記事を参照されたい)。
- しかし、2018年9月11日にグロバールチャレンジ達成記念のウルトラボーナスの一環として、同年9月21日~10月23日にかけて遂にミュウツーが通常レイドに登場することが発表された。横浜でのイベントで先行実装されてから実に1年2か月目でのことであった。これにより、日時や場所に制約されることなくいつでも好きな場所で手軽にミュウツーと闘うことができるようになり、育成のためのアメ集めや個体厳選も格段に捗るようになった。ただし技に変更が加えられている(後述)。
- なお、このイベントを最後にミュウツーはレイドボスの座から一度引退し、EXレイドでは次なるボス:デオキシスが登場した。その後、後述のウルトラボーナス終了後の2019年10月からは再びEXレイドに復帰、これ以降EXレイドに登場する個体は長らくレガシー化していた技「シャドーボール」を必ず覚えている特殊な個体となっている。
- 2019年7月にレイドに復活……したと思いきやまさかのこちらとして登場した。同一種族であるためアメは共通するが性能は大きく異なる。
- そして9月には、その年のグローバルチャレンジ達成記念のウルトラボーナスの一環として本体が再びレイドボスの座に戻ってきた。しかも、色違い個体および、ファンから待ち望まれていた待望の専用技「サイコブレイク」を引っ提げての凱旋となった。期間は1週間と僅かだったが、人気ポケモンが特別仕様で実装されたということもあり期間中は大賑わいを見せた。
- その人気もあり、以降も度々復刻されている(ただし、専用技を与えられているかはその時々によって異なるので注意)。伝説シャドウポケモンのイベントであるシャドウウィークエンドの最初のターゲットになったのもミュウツーであり、他の伝説を差し置いて現時点で2回も開催されている等、ここでも非常に優遇されていると言える。
- 性能
- 性能は全ポケモン中…はもちろん、伝説ポケモンの中でもトップクラス。メガシンカやゲンシカイキ、合体など特殊なケースを除けば、総合CP値もトップクラスで、高個体値の者になればメガシンカ抜きでも余裕で4100台を突破するほど。
- その攻撃力の高さ故、こうかばつぐんが取れなくとも、わざが等倍以上で通る相手であれば、ある程度は火力によってゴリ押しができてしまう。半面、耐久面は並程度だが、こちらの弱点を突いてくるあく・むし・ゴースト技に高火力の技が少ないということもあり、意外と場持ちは良かったりする。
- こうしたこともあり、実装からしばらくの間は、同じ禁止級ポケモンであるカイオーガ・グラードン・ディアルガ等と並び、実装済みのポケモンの中では最強クラスに位置するとの呼び声も高かった。しかし、現在はメガシンカやゲンシカイキ等の実装や、伝説ポケモンの専用技を中心に高火力の技が増加する等のパワーインフレが進んだ結果、かつてのような圧倒的な強さは期待できなくなった。
- 優秀なのはステータス面だけでない。覚えられるわざも強力なものが揃っており、わざ1はタイプ一致のエスパータイプの技である「ねんりき」と「サイコカッター」の2種類、わざ2は「サイコキネシス」「きあいだま」「れいとうビーム」「10まんボルト」「かえんほうしゃ」と非常に多彩。なお、EXレイドに登場していたころは「シャドーボール」と「はかいこうせん」を覚えられたが、通常レイドで登場した時を境に習得できなくなってしまった(シャドーボールに関しては2019年にEXレイドで登場した個体が再度習得している他、2022年6月中旬に一般レイドで復刻が行われている)。また、2019年9月には上記「サイコブレイク」を覚えた特殊な個体が初登場した。
- 通常技は、威力は低いが連射が利き機動力を保持できる(加えて、トレーナーバトルではエネルギーのチャージ量もそれなりにある)「サイコカッター」の習得が推奨されている。半面、「ねんりき」は単発の火力こそ通常技の中ではトップクラスの高さではあるものの、使用前後の硬直が長すぎることから使い勝手はイマイチであり、あまり推奨されていない。余裕があればわざマシンを使って「サイコカッター」に変えておこう。
- ゲージ技は種類によって運用方法が大きく変わってくるため、どれを当たりとするかは人それぞれであるが、どの技であってもきちんと活躍できるという器用万能さは本作でも健在であることに変わりはないと言えるだろう。
技名 | 解説 |
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シャドーボール(※1) | 1/2ゲージ消費に対し威力100と非常に優秀。技のタイプも相性の影響を受けにくい(ノーマル、あく以外のタイプには軽減されない)ゴーストタイプであり汎用性が高い。しかし現状ジムの配置ポケモンの半数以上がノーマルタイプということが多いため、ジム戦にはあまり向かなかったりする。現在はギラティナ(オリジンフォルム)やダークライ等の実装により以前より優位性は落ちたが、それでもレイドで駒が足りない時等のピンチヒッターとしては十分活躍が見込める。 |
サイコキネシス | 貴重なタイプ一致。登場当初は威力100のフルゲージ技と微妙な性能だったため、一致技ながらも外れ扱いされていたが、2019年9月のアップデートで威力90の2分割ゲージ技へと変更されたことで一転実戦向きとなった。分割2ゲージで技の発生が早いのが魅力。 |
きあいだま | 弱点を突きやすいかくとうタイプの大技。ジムにはノーマルタイプが多い上にミュウツーはエスパータイプであることからカイリキーなどとは異なる運用が可能。ただし、威力こそ絶大ではあるもののフルゲージであることからチャージに時間がかかり、隙も大きいのが欠点。 |
はかいこうせん(※1) | ダメージこそ高いものの、硬直の長さ、弱点を突けないなどの理由で残念ながらハズレとされることが多い。コレクション目的等の理由で残す必要が無いのであれば「わざマシンスペシャル」を使用して他の技に変えてしまいたいところ。 |
れいとうビーム | ドラゴンタイプなどに有効。ジム戦でのカイリューやボーマンダなどの対策に使える上、そもそもこおりタイプ自体がレアであるため代用も十分可能である。 |
10まんボルト | みずタイプ・ひこうタイプに有効。とはいえひこう対策は「れいとうビーム」で十分なので、ギャラドスやカイオーガなど対象がピンポイント気味なのが難点。でんきタイプの駒が足りない時には使える可能性があるが、現在では強力なでんきタイプのポケモンが増えているため、「れいとうビーム」ほどの恩恵は感じづらいか。 |
かえんほうしゃ | はがねタイプやくさタイプなどに有効。ただし「きあいだま」や「れいとうビーム」で事足りることが多く、使いどころはあまりない。 |
サイコブレイク(※2) | 登場から2年越しでようやく与えられた待望の専用技。分割2ゲージで威力90と現行「サイコキネシス」と同等だが、発動時間と後隙が段違いに短いことから非常に強力。PvPでは追加効果こそないものの、サイコキネシスよりもチャージ量が少ないために実質的な上位互換となっている。なお、「シャドーボール」と両立させたい場合は、GOバトルリーグのシーズン終了後の報酬で貰える「すごいわざマシンスペシャル」が必須なので注意。 |
※1 2018年9月21日以降に登場した個体は習得できないレガシー技。2019年10月から一時期EXレイドで登場していた個体および2022年6月中旬に復刻された個体は必ず習得した状態でゲットできる。
※2 2019年9月および2022年6月下旬に期間限定で習得できた限定技。
レイドボス
- しかし、このような超強力なポケモンを簡単に手に入れられるほど甘くはなく、攻略は困難を極める。
- まず戦闘力の高さが尋常ではなく、そのCPは何と60540(EXレイド時代はこれよりやや低い49430だった)にも上る。
- 3度目の登場時にはHPにさらに上方補正がかけられたことで、66318というとんでもない値にまで跳ね上がった。
現状、総合CP値が60000をオーバーするのはミュウツーとダークライのみである。
- 無論1人で倒せないどころか5~6人でもまず不可能。そもそも攻撃力が半端なく高いので、1体の生存時間も非常に短い。2桁人数でどうにかといったところ(さすがに最大参加人数の20人が集まれば数の暴力で何とかなるが)。
- さすがにこれはやりすぎと判断されたか、現在はもう少しCPが下げられている。加えて、レベルの上限解放やメガシンカ・ゲンシカイキボーナス等プレイヤー側に有利な要素も追加されているため、条件を整えれば5~6人程度でも楽にクリアすることが可能となった。
- 対策としてはエスパー単タイプなのであくタイプ(バンギラスやマニューラ、ダークライ等)で攻略はできるが、上記の通りゲージ技に「きあいだま」が紛れているせいで、運悪くこれにかち合うと弱点を突かれて返り討ちに遭ってしまう。
- 対策としてゴーストタイプ・むしタイプ・エスパータイプが考えられるが、どれも耐久が低めであることが難点。現在でこそ火力と耐久を両立したギラティナ・オリジンフォルムや日食ネクロズマが対抗馬として重宝されているが、これらのポケモンが実装されていなかった期間での「きあいだま」ミュウツーへの対策は非常に困難を極めた。そのため、「ミュウツー対策の最適解は『シャドーボール』を覚えたミュウツー」と言われたことすらあるほど。
- そして、苦労して倒すことができたとしても、最後の関門であるゲットチャレンジが待ち受けている。ミュウツーもまた伝説ポケモンの御多分に漏れず、基礎捕獲率が2%と低めであるため、捕獲は困難を極める(EXレイド時は、捕獲成功率がボーナス一切なしで6%と、他の伝説ポケモンよりも高めに設定されていた)。もっとも、この辺りは他のEXレイド下がりの伝説にも共通することではあるが。ただ、地上にいるタイプのポケモンなので、厄介な上下左右方向への移動はなく(ジャンプはするが)、暴れる頻度も少なめでボールを投げるタイミングもわかりやすいので、エクセレント判定でボールを当てること自体は慣れればそこまで難しくはない。
- なお、通常レイド初登場時のミュウツーはマクドナルドに設置されているジムにて決まった時間(15:00)に出現することがマクドナルド公式twitterで発表されたことから、当該時間、特に都会の駅前ではミュウツーを求めて人がごった返す事態となった。確かに事前に時間が分かっていることはプレイヤーにとっては有り難いことではあるが、落ち着いたかに見えたマナー問題が再燃することとなってしまった。
- また、2019年9月18日には復刻されていたミュウツーのレイドアワーが開催される予定だったのだが、直前になって突然開催延期が発表され、プレイヤーを混乱させるというトラブルも発生した。開催が延期されたのは、元より知名度・人気共に高いミュウツーが対象になっていたことに加え、強力な限定技を覚えていたことや運が良ければ色違い個体が手に入ること等もあり、多くのプレイヤーが殺到してサーバーダウンが起きる可能性があったためと考えられる。
- その後、同年10月8日に改めてミュウツーのレイドアワーを行うことが告知されたのだが、この日のために予定を合わせていたプレイヤーからは「今更変更されても困る」「ここまでプレイヤーを混乱させておいて何のお詫びや補償もないのか」「そもそもサーバー増強の必要性は以前から指摘されていたのに、それをしてこなかった開発側の完全な落ち度ではないか」という非難の声が殺到することとなった。また、当日、レイドアワー中止の告知をゲーム内で行ったが、通知が直前もしくは事後になってしまったことでもトラブルを招いた。ゲーム内で通知せずにtwitterの告知だけで延長や中止を行っていたイベントよりはマシになったのかもしれない。なお、まったく補償がなされなかったわけではなく、当日はイベントを延期してしまったお詫びとしてレイドパスが3枚まで無償配布されている。
- レイド以外では、2020年7月の「GO Fest 2020」の2日目にはサカキがシャドウポケモン化したシャドウミュウツーを使用。チケットを買っていればサカキに勝利したリワードとして捕獲可能となる。
- 同年10月のスペシャルリサーチにも登場し、ここでようやくイベントに参加できなかったユーザーにも一般配布されることとなった(ただし、ある程度の個体値が保障されていたイベントとは異なり個体値はピンキリなので注意)。2023年5月27~28日にかけては、伝説シャドウレイドの第1弾としてシャドウミュウツーが抜擢され、同時に色違いのシャドウ個体の入手も解禁された。
- ちなみに、普通のシャドウポケモンは体の周囲に紫色の禍々しいオーラが立ち昇っているのに対し、このシャドウミュウツーは光の球のようなエフェクトが体の周囲を走るものに変わっており、現状ミュウツー専用の仕様となっている。理由については特に語れていないが、シャドウ化の影響で自身のサイコパワーに変調を来たしてしまっているからなのかもしれない。
ポケモン不思議のダンジョンシリーズ
『赤・青の救助隊』
- B99Fもある長丁場「にしのどうくつ」のボス。戦うために生み出されたこと以外、詳細が全く不明。西の洞窟最深部で力を蓄え、侵入者を全力を以って叩き潰そうとしてくる。アニポケよろしく、一人称が「私」となっているが、パーティに入れて話すと自分の力を誇示しようとするなど戦闘狂としての側面が強い。
『探検隊シリーズ』
- 何故か『時』でのみ入手ができなくなっている。依頼主にもならない上に探検隊の間で加入することもできない。唯一配信限定の依頼を受けることでのみ手に入ったが、現在配信は終了している。
ポケモンマスターズ
2019年12月にイベント「暗躍する影」でサカキのバディとして実装されたエスパータイプの最強クラスのアタッカー。伝説のポケモンを連れたバディーズも本作初となる。
2021年9月30日から始まった悪の組織イベント「パシオに広がる悪だくみ」で手に入る「ミュウツーオーブ」なるアイテムを使用することで、ミュウツーがB技後にメガミュウツーYになることができるようになる。
パッシブスキル
ピンチ時威力上昇2 |
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技
ねんりき |
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サイコキネシス |
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逃げられはしない |
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シャドーボール |
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サイコブレイク |
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バディーズわざ:全世界を支配するサイコブレイク |
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ポッ拳
- ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENTにおいても、2016年3月発売のWiiU版から参戦。シナリオ中でダークミュウツーを撃破することによってミュウツーに戻り、使用可能になる。同年5月2日からAC版でも使用可能になった。
- 遠近ともに強力な技を持ち、バランスよく攻めることができる。元のイメージに違わず、全体的に高水準でまとまった万能型。反面、ただでさえ共鳴ゲージがたまりにくい上にポケモンわざを使用すると共鳴ゲージを消費してしまうため、共鳴バーストするまで維持するのが大変。共鳴バーストを発動するとメガミュウツーXにメガシンカする。
- バーストアタックは、念力で相手を拘束し超能力を込めた拳の一撃を叩き込む「サイコディザスター」。ゲンガーのバーストアタックと同じくつかみ攻撃となっており、ガードで防ぐことができない。ただし攻撃判定の範囲は狭く、またジャンプ等でかわせる。
- ちなみに一部の技(と勝利ポーズ)は三島一八が元ネタとなっている(スマブラカズヤも使う「奈落旋風」が代表的)。
ポケモンレンジャー
『ポケモンレンジャー光の軌跡』
- ラスボスとして登場。黄金のヨロイカブトを装着したパープルアイに操られ、異空間にエドワードを引き摺り込む凄まじい力を見せたが、空中要塞がホウオウによって無力化されるとエドワードを助けに入ったタルガを異空間から救い上げて去って行った。
- 1戦目は「シャドーボール」や「はかいこうせん」を発射してくるが、2戦目はダメージ判定のあるオーラに身を包み、「かげぶんしん」や光の柱など攻撃手段が豊富になる。
- クリア後はレンジャーサインで呼び出すことが出来、光の柱を放つポケアシストが発動できる。
ポケモンクエスト
- メインシナリオ最後のステージである伝説の間で戦うことになる。要するに本作のラスボス。
- 戦闘前の台詞から何者かに束縛されており本作主人公を解放に利用していたようだが誰がなんのためにどうやって束縛したかは一切不明。手段に関しては今までの各ステージで入手する石像が関連していることが想像できるのだが…。
- 本作のポケモンで唯一台詞の用意されたポケモンであり伝説の間では準備運動と称して戦闘になる。
- 撃破後は今は本調子ではなかった、今回はこれくらいにしてやると負け惜しみじみた台詞を残して去っていく。
- 伝説の間は一度クリアすると挑戦できなくなるが伝説の間クリアで出現するきぐうの島でもボスとして登場することがある。ちなみに台詞は随分と上から目線だが束縛から解いてくれた主人公には恩を感じているらしい。
- 敵としての強さ
- 味方としての強さ
- カクコロレジェンドスープを作ることで仲間にできることがある。ラストステージのきぐうの島でのみ入手可能な神秘の貝殻を要求するだけあって非常に強い。サイコキネシスを連打するアタッカーやビルドアップでパーティーの補助役など何でもこなせる優等生である。あと本作の彼は料理の材料である神秘の貝殻の確保さえできればいくらでも仲間にすることができる。
名探偵ピカチュウ
- 先行配信版ではストーリーとは直接関係無いがエンディングに少しだけ登場している。そしてパッケージ版のストーリーに本格的に関わる事が明かされた。
- 本作のポケモンサイドのキーパーソンとも言える重要キャラクターであり、自分の細胞を利用して、ポケモンを狂暴化させる薬品「R」が作り出されたことを知り、これを阻止するために独自に行動している。
- 『名探偵ピカチュウ』の中盤以降のストーリーは、この「R」を悪用しようとする黒幕と、それを阻止しようと奮闘するピカチュウとティムの動向が描かれており、そういった点では、本作はある意味で後述する『ミュウツーの逆襲』とは違う視点から、生命倫理とそれを弄ぶ人間の身勝手さ・愚かさを描いた作品であるということもできる。
- アニポケのミュウツー達と同様、人語を操ることができる。
- なお、実写版では、人間に捕らえられて研究所の培養液の中に封じられていたが、研究者を殺害して施設を脱走するという、後述する『ミュウツーの逆襲』への明らかなオマージュと思われる描写がある。
- 他にも、劇中に古代生物ミュウの化石が発見されたことを報じた新聞記事が資料として登場したり(作中でミュウツーがミュウから作られたことが明言されていることから恐らくこの化石を元に作られた可能性がある)、ミュウツーについて「およそ20年前にカントー地方から脱走した個体」ということが語られたりと、『ミュウツーの逆襲』に登場した個体と同一の存在であることを示唆する設定が多くみられる。ミュウツー自身も「人間は悪しき存在」であるという認識を持ちつつも中には正しい心を持つ者もいるということも理解している(この結果、作中でとある人物の命を救うことになる)等、人間に対してある程度の知識を持っている(=以前人間と関わったことがある)らしき描写がある。
- ゲーム版では古谷徹氏が演じる。
- 実写版では、過去に放映された劇場版で男性と女性の両方が声を担当した(後述)ことや、伝説のポケモンが性別を超えた超越的な存在であることを表現したいという意図があったためか、対話の際に女性と男性の声が同時に発せられるという演出が取られており、日本語吹き替え版では女性声を木下紗華氏が、男性声を山寺宏一氏がそれぞれ担当している。どちらもアニポケを視聴してきたファンならニヤリとするキャスティングである。
ポケナガ
ケンシンの(ランク2)ベストリンク。
ポケモンユナイト
2周年記念に初のメガシンカポケモンとして参戦。伝説の力を存分に発揮した。
詳細は→ミュウツー(ポケモンユナイト)
ポケとる
通常色と色違いの2種類が存在するため分けて解説する。
通常色
エキストラステージの20番目に登場。制限時間は2分でHPは約26000、挑戦するにはメインステージでランクSを150個獲得していることが条件となる(大体のステージで手数の半分を残せば取得可能)。
オジャマは序盤中盤は1手動かすごとに盤面内をランダムに1箇所バリア化するというものだが、HPが5000を切ると1手ごとに縦1列に黒い雲を償還する。高HPな上に終盤の黒雲がかなり視認性に影響を及ぼすのでアイテムを使うか高火力ポケモンを揃えるかして手っ取り早く倒すのが良い。
スキルはデフォルトでいれかえ(オジャマを1つ自身にする)、スキルチェンジで4つのちから(4マッチでダメージアップ)・サイコバースト(50%の確率でダメージ5倍)である。火力だけで見るとサイコバーストが望ましい(スキルパワーを上げることでダメージが増加)が、発動率が50%と実用には少々心もとない値なので、狙って打つというよりかは出たらラッキーぐらいの感覚で使うのが良いだろう。また最大まで育成したときの攻撃力が145なので(エスパータイプの中では最高値でありポケとる全体で見てもトップクラス)、火力枠としても申し分ないと言える。
色違い
イベントステージにて登場。オジャマはバリアを出したり色違いミュウツーを4つ召喚する、ブロックを2つ出すなどいくつかのパターンがある。通常色と違い手数制であることやHPが8500程度であることからあちらと比べると比較的挑戦・捕獲しやすいポケモンではある。
スキルはメガパワー(メガゲージ3増加)。自身がメガシンカ可能なこともあり通常よりも早くメガシンカ可能である(メガシンカ後については当該記事を参照)。ちなみに最大攻撃力は115と通常色に比べると控えめ。