22世代
にじゅうにせだい
2019年に生まれ、2022年にクラシックを迎えた競走馬の世代。現6歳世代。
2019年は4月30日までが平成31年、5月1日以降が令和元年のため、平成生まれと令和生まれが混在する世代となる。
この世代ではローズキングダムを出した名牝系・薔薇一族からは大種牡馬キングカメハメハのラストクロップの一頭であるスタニングローズ、ダイワスカーレットなどを輩出したスカーレット一族からはライラックと、名門牝系から久々に重賞馬が出ている。
またこの世代は同じ新馬戦からの活躍馬輩出が多く、
・ジオグリフとアスクビクターモア
・ドウデュースとガイアフォースとフェーングロッテン
・イクイノックスとサークルオブライフとウィルソンテソーロ
・ドンフランキーとアグリとママコチャ
・セリフォスとトゥードジボン
が同じレースからのデビューとなっている。
競馬評論家の井崎脩五郎氏によると
「3歳馬が上半期に参戦した古馬重賞の平均着順」ではグレード制導入以降最高値の4.7着を記録。黄金世代と称される98世代の遥か上をいく指数を記録したと言われている。
芝牡馬路線
この世代は2022・23年の年度代表馬イクイノックス、24年の年度代表馬ドウデュースと、2頭の年度代表馬を輩出している。
イクイノックスは、春のクラシック二戦で大外枠に回る不運を抱え共に2着惜敗。しかしそのパフォーマンスは世代随一とすでに高い評価を受けていた。そして天才児は秋に覚醒。天皇賞(秋)で大逃げを図ったパンサラッサを差し切り3歳にして天皇盾を手に入れると、そこから有馬記念で現役最強馬の地位と2022年の世界ランキングで3歳馬として1位となると、翌年になってドバイシーマクラシックを持ったままのコースレコードで逃げ切り、宝塚記念では一転して大外をぶん回す追い込み、秋の天皇賞は1:55:2と芝2000mの世界レコードを以って連覇達成、ジャパンカップではその年の三冠牝馬を全く寄せ付けない圧勝とGⅠ6連勝。現役最強のまま競走馬生活に別れを告げた。世界ランキングにおいてもドバイで見せつけたパフォーマンスが評価され1位の座につくと、ジャパンカップでそのレートをさらに伸ばし、最終的にエルコンドルパサーの134ポンドを超え、日本調教馬単独1位である135ポンドを記録した。
武豊騎手に初の朝日杯制覇と、6度目の日本ダービー制覇をもたらしたドウデュースは、凱旋門賞に挑戦するも敗北。帰国後23年の京都記念を制した。これは1948年にマツミドリが制して以来、実に75年ぶりのダービー馬による京都記念制覇であった。その後ドバイターフへ参戦する予定であったが、ドバイ当地で跛行し、同期強豪との再戦は一時お預け。4歳秋イクイノックスとの頂上決戦が期待されたが、秋の天皇賞直前での主戦武豊騎手の負傷も響いたか、秋の天皇賞、ジャパンカップ共に敗北。イクイノックスの引退後、武豊騎手の復帰を経て本来の力を取り戻した状態で臨んだ有馬記念では、GⅠ馬7頭をねじ伏せて復活勝利。世代のダービー馬として意地を見せた。ラストシーズンの5歳秋には天皇賞(秋)を制し牡馬では史上初となる2歳から5歳にかけての4年連続G1制覇を達成すると、次のジャパンカップも優勝。共に上がり32秒台という驚異的な追い込みで現役最強の座についた。 (天皇賞(秋)は32.5とJRAG1勝ち馬史上最速、ジャパンカップは32.7と同レース勝ち馬史上最速であった。)
ドウデュース・イクイノックスでワンツーとなった第89回東京優駿だが、後にこの二頭が年度代表馬に選出されたことで”JRA賞としては”史上初の年度代表馬二頭を輩出したダービーとなった。また、この2頭は22年~24年の内、それぞれ2年間で秋古馬三冠競走を全て制しており、こちらはダービーワンツーとしてはグレード制導入以降史上初の記録となっている。年度代表馬を複数輩出した世代は少ないが、中でもダービー時点で役者が揃っている世代は極一握り。出走馬は故障引退した1頭を除きなんらかの重賞馬になっており、好メンバーが揃った一戦だった。
皐月賞馬ジオグリフ(新種牡馬ドレフォン産駒)は、国内地方海外と中距離GⅠを転々としているものの勝ち味が遠い。春のGⅠ馬不在で行われた菊花賞馬アスクビクターモア(ディープインパクト産駒)は明け4歳に不振にあえぎ、夏に熱中症のため死亡。代わって僅差に迫っていたジャスティンパレスが春の天皇賞を制し、王道路線ではイクイノックスの対決も含めて着を拾い賑わせている。
4歳夏から一線級に名乗りを上げたのがブローザホーン。5歳になると日経新春杯優勝から天皇賞(春)で2着と王道路線の主役へ階段を上がっていく。そして迎えた宝塚記念では、折からの重馬場を味方につけて同期・1つ下の強豪を撃破、充実一途そのままにGⅠタイトルを勝ちとった。
このほかでは共同通信杯を制して以降高い素質を持て余し気味なダノンベルーガ、菊花賞と有馬記念で連続の2着に入ったボルドグフーシュ、BCターフで2着に食い込んだダイナカール一族の新鋭ローシャムパークといったところが有力。しかし世代の総決算である5歳有馬記念では、メンバーの半数である牡牝8頭を送り込もうとしながらも直前のドウデュースの故障引退が尾を引いたか、ジャスティンパレスの5着が最高という完敗。王道GⅠ10勝は12世代(11勝)に続く2番目の数字を持っているが、ここでの敗戦が翌年響かないことを祈りたい。
芝牝馬路線
新馬戦でイクイノックスの3着だったサークルオブライフが2歳女王となって世代の頂点に一番乗りを挙げる。3歳になって以降は、モタレ癖から重賞を勝ち切れていなかったスターズオンアースが川田将雅鞍上で桜花賞、クリストフ・ルメール鞍上でオークスをそれぞれ制して牝馬二冠を達成している。サークルオブライフが大ケガで離脱したあとの秋華賞はオークスの2着馬だったスタニングローズが優勝し、ローズキングダム以降重賞勝利から遠ざかっていた薔薇一族に久々のGⅠ勝利と初のクラシック制覇をプレゼントした。
この年はオークス、阪神での代替開催だった秋華賞のワンツースリーがこの世代では大当たりだったようで、牝馬GⅠで悔しい思いをしていたナミュールは4歳秋に一皮むけたか、富士ステークスからマイルチャンピオンシップを制しGⅠ馬に。その後も香港マイル3着、ドバイターフで僅差2着と世界レベルの力を示し、連覇を狙ったマイルチャンピオンシップを最後にターフを去った。スタニングローズは5歳エリザベス女王杯で復活勝利。スターズオンアースは古馬になってからもGⅠ戦線で牡馬一線級相手に好走を続けた。
ライラックは3歳エリザベス女王杯にてウインマリリンともに2着同着となっている。2歳時の実績馬では新種牡馬・シルバーステート産駒であるウォーターナビレラがファンタジーステークスの勝利で産駒に初の重賞勝利をもたらし、桜花賞では2着に食い込む結果を残すも、それ以降は二桁着順が続き、4歳夏のレースを最後にターフを去った。
他にも3400m走る長距離G3ダイヤモンドステークスに挑戦し2着、その後も長距離への挑戦を続けるサリエラ、福島牝馬ステークスの勝ち馬コスタボニータ、福永厩舎と共に初重賞制覇となったドロップオブライトなど、牝馬三冠路線以外からも活躍場が出てきており、今後の躍動に期待したい。
芝短距離路線
マイルでは3歳でマイルCSを制したセリフォスが筆頭。次点ではNHKマイルCを制したダノンスコーピオンがいるがその後は苦戦気味。一つ上の世代がソダシ・シュネルマイスター・ソングラインと豊作だったのも響いている。それでも4歳秋になって上述のようにナミュールが本格化しマイルCSを優勝、その後も世界を相手に互角以上に戦っている。
スプリント路線は例年に比べ高いレベルでまとまっている。4歳時にスプリンターズSを制したママコチャ、そこでの惜敗を乗り越え翌年の高松宮記念を制したマッドクールを筆頭に、4年連続重賞勝利・高松宮記念で2年連続2着の実績を持つナムラクレア、3歳時スプリンターズSで2着に入り、最近は7Fを得意としているウインマーベル、4歳時にサマースプリントを制し、5歳になってからはダートにも挑んでいるマル外ジャスパークローネ、現芝1200mのレコードホルダーテイエムスパーダ、京阪杯を連覇したトウシンマカオ、順調に使えずも5歳になって本格化してきたサトノレーヴと近年短距離の上位層を固め充実のラインナップとなった。
ダート
3歳時にクラウンプライドがラニ以来6年ぶりに、日本産馬として初めてUAEダービーを制覇し、2022年のケンタッキーダービーへ出走している。帰国後もJBCクラシックにてテーオーケインズの2着に逃げ粘るとチャンピオンズカップでも2着となり、4歳になってからも帝王賞2着、コリアカップでは現地勢を持ったまま10馬身差完勝と実績を重ね、世代交代を期待されている。このほか、2歳時に新種牡馬アロゲート産駒の米国産馬ジャスパーグレイトがBCジュベナイルに、3歳時ではセキフウやレイワホマレ、コンバスチョンなどがサウジダービーやUAEダービー、コリアスプリントに出走している。
中央牡馬では2歳王者ドライスタウトや、そのドライスタウトなどを兵庫CSで8馬身差をつけ撃破したブリッツファング、ユニコーンSで7番人気をくつがえして勝利しジャパンダートダービーでも2着に入ったペイシャエス、そのJDDを武豊ともに制覇したノットゥルノ、追い込みで頭角を現し、最近は自在性を発揮しつつあるハピなど、多彩なメンバーが頭角を現している。古馬になってからはダートで勝ち上がってきたキタサンブラック産駒ウィルソンテソーロがかきつばた記念でドライスタウトを競り落とすと距離延長のマーキュリーカップを完勝、さらに白山大賞典も勝利すると暮れのチャンピオンズカップでは人気薄になりながらも2着に突っ込み3連単100万超えを演出した。一方で4歳夏にオープン連勝で台頭していたのがキングズソード。そこから迎えたJBCクラシックではJ.モレイラ騎手の一発回答で初戴冠を果たすと、5歳でも帝王賞を新馬以来となる藤岡佑介騎手とのコンビで優勝。世代の中心へその手を伸ばしつつある。キングズソードが屈腱炎で戦線離脱した後のJBCクラシックは勝ち切れていなかったウィルソンテソーロが完勝した。
短距離路線では、新種牡馬ラニ産駒リメイクが早くから頭角を現し、年末のカペラSで重賞初制覇後、4歳シーズンは中東遠征を経てクラスターカップ→コリアスプリントと重賞を連勝した。5歳になってからも前年3着だったリヤドダートスプリントを優勝。また超大型馬ドンフランキーも古馬になって台頭、プロキオンステークスでリメイクを下すと東京盃も勝利、5歳時にはドバイゴールデンシャヒーンで世界の強豪を相手に2着に粘っている。世界を股にかける2頭は5歳秋、BCスプリントで全米の高い壁に立ち向かう。
中央牝馬では、先述したノットゥルノやペイシャエスを伏竜ステークスで下したデリカダが屈腱炎で離脱したものの、関東オークスを制したグランブリッジが古馬を撃破し、そのグランブリッジなどを相手に重賞初挑戦でJBCレディスクラシックを制して岩田望来騎手にG1級タイトルを献上した上がり馬ヴァレーデラルナが登場するとこの2頭が重賞戦線を牽引。ヴァレーデラルナは古馬になってからは失速して引退したが、グランブリッジは奮戦を続けている。
地方ではエーデルワイス賞を制したスピーディキックが3歳になってから破竹の快進撃を続け、関東オークスこそグランブリッジなど中央勢の後塵を拝したものの、その後牡馬相手の戸塚記念やロジータ記念を勝利し、南関競馬にて世代を代表する競走馬に。その後は中央馬相手のレースで勝ち切れていないが、一つ下のミックファイアらとともに、地方馬の存在感を改めて示している。
障害
キタサンブラック初年度産駒のエコロデュエルが4歳春に障害転向すると一気に頭角を現して秋の京都ジャンプSを制し、年末の中山大障害ではきつい前残りペースの中3着に食い込んだ。少しずつ改善はしているものの飛越や気性に荒削りな部分が多く、さらなる改善と飛躍が期待される。
当時の流行などとの関連
ちなみに、珍名馬的な観点から見てみると・・・
など、ちょうど数年前に社会現象となっていた鬼滅の刃に由来する名前を持つ馬も存在する。
また、このころリリースとなったゲーム「ウマ娘プリティーダービー」から競馬に興味を持ったプレーヤーたちが、初めてデビュー戦をリアルタイムで見た世代でもある。
ウマ娘関連で言うと、制作会社であるCygamesの親会社、サイバーエージェントの社長である藤田晋氏が馬主デビューし、その初勝利を飾り、古馬リステッド1勝を挙げたドーブネ、初重賞勝ちとなったジャングロもこの世代にあたる。
海外馬
欧州
牡馬戦線は、マイル路線では英2000ギニーをコロエバスが勝ち、同2着ネイティブトレイルが愛2000ギニーを勝利。加えてプール・デッセ・デ・プーランのモダンゲームズを含めたアップルビー勢の活躍が目立った。コロエバスが予後不良になり、ネイティブトレイルも不調が続いているが、モダンゲームズは奮闘を続け、英国内でGI2着2回の他、北米に遠征しカナダでウッドバインマイル、アメリカでBCマイルを勝利。4歳シーズンも2戦目でG1を勝利し、欧米で芝マイル路線を牽引していたがシーズン途中で引退した。
一方英ダービーはスタウト厩舎が送り込んだデザートクラウンが無敗で快勝すると、同3着のウエストオーバーが続く愛ダービーを快勝。しかしこの両雄は明暗が別れた。デザートクラウンは故障で年内休養を余儀なくされ、4歳シーズンで1戦した後球節を痛め、予後不良となってしまった。ウエストオーバーも古馬相手のキングジョージで惨敗、凱旋門賞も6着と苦しんだものの、4歳になると始動戦のドバイシーマクラシック、次のコロネーションCで連続2着と復活の兆しを見せるとサンクルー大賞で勝利し存在感をアピール。その後も凱旋門賞で2着と力を示してターフを去り、日本へ渡って種牡馬入りとなった。
その一方でジョッケクルブ賞を制したヴァデニは古馬初対戦のエクリプスSでミシュリフや上述のネイティブトレイルらを倒してフランス調教馬62年ぶりの優勝を果たすと、凱旋門賞では道悪に苦労しながらも2着に入線。そのほかはパリ大賞典で頭角を現したオネストや、負傷でダービーを回避しながらも愛チャンピオンSでヴァデニとオネストを倒したルクセンブルクが台頭。ルクセンブルクは凱旋門賞ではいいところがなかったが4歳始動戦のタタソールズゴールドカップを勝って健在証明、ニエル賞で遠征してきたドウデュースを倒し、凱旋門賞へ行かずにジャパンカップへ出走したシムカミルも4歳時にベルリン大賞を制した。また重賞未勝利だったザグレイもドバイシーマクラシックで低評価を覆して3着に好走すると、サンクルー大賞へ直行して2着、続いてバーデン大賞を勝利と本格化の兆し。
牝馬路線は英オークス3着馬ナシュワがディアヌ賞を勝ち、女性騎手の注目株であったH.ドイル騎手に初クラシックタイトルをもたらすと古馬相手の初戦となるナッソーSも勝利。英オークス馬チューズデーは秋にBCF&Mターフでナシュワを再び下している。英オークスでチューズデーと好勝負を繰り広げたエミリーアップジョンも秋にチャンピオンズF&MSで古馬を撃破しG1初勝利を飾ると4歳初戦のコロネーションCでウエストオーバーや後述のテュネスら強豪牡馬を撃破。他は1000ギニーを回避したインスパイラルがロイヤルアスコットのコロネーションステークスを勝つと古馬相手のジャックルマロワ賞でコロエバスやステートオブレストらを一蹴。その後もマイル戦線で使われ、勝ち切れないレースが続いていたが4歳時のジャックルマロワ賞でオネストや3歳馬のジョッケクルブ賞2着馬ビッグロックを倒し連覇達成(鞍上のL.デットーリ騎手は4連覇)、さらに前後の世代の強豪を警戒して距離延長で臨んだBCフィリー&メアターフも勝ち切り、改めて存在感を示した。ナシュワの方もマイルのファルマスSを勝つとインターナショナルS2着、愛チャンピオンS3着と牡馬相手のレースで善戦を続けた。ナシュワは5歳初戦のドバイターフ後は体制整わず休養、エミリーアップジョンやインスパイラルも精彩を欠き、変わって4歳シーズンから頭角を現していたマルキーズドセヴィニエが牝馬戦線を牽引した。
また、3歳時に愛オークス馬マジカルラグーン(後に豪州へ移籍)がエリザベス女王杯、上述のシムカミル(後にカタールへ移籍)とオネスト、さらにドイツのテュネスがジャパンカップに出走した。
なお、英1000ギニーを勝ったカシェイと、同2着でその後ファルマスSを勝っているプロスペラスヴォヤージは翌年のタタソールズディセンバーセールでノーザンファームが購入、繁殖として日本へ輸入されている。
北米
ケンタッキーダービーでは補欠繰り上がりの最低人気馬リッチストライクがハイペースの道悪をものともせず追い込んで1番人気だったエピセンターを差し切り、日本発売分のオッズで単勝95倍(19番人気)、3連単166万超をつける大波乱となった。エピセンターはプリークネスS2着からトラヴァーズSでG1戴冠を果たしたが、フライトラインとの直接対決に期待が寄せられたBCクラシックで完走できず、そのまま引退を余儀なくされる。
血統的にはアロゲートとガンランナーがこの世代が初年度産駒で、アロゲート産駒からケンタッキーオークス馬シークレットオースが出ている他、2歳女王エコーズールー、プリークネスS馬アーリーヴォーティングなど早い時期からガンランナー産駒の活躍が目立ったが、エコーズールーはグッドナイトオリーブにBCフィリー&メアスプリントで敗退、4歳時に3連勝でバレリーナHを制し雪辱したものの、BCを前に故障して引退、繁殖入りを目指したが症状が悪化し死亡。アーリーヴォーティングも3歳で引退となり、世代の中心層がゴロゴロと剥がれつつある。
そうして不安が重なるなか4歳BCを迎えたが、メインのBCクラシックでホワイトアバリオ、BCディスタフではイディオマティックが優勝。さらに芝でもGⅠ3連勝の上がり馬アップトゥザマークもBCターフで欧州の強豪相手に2着に入り底力を見せなんとか形にはなりつつある。
2-3歳・芝
2-3歳・ダート
全日本2歳優駿 | ドライスタウト |
---|---|
ジャパンダートダービー | ノットゥルノ |
古馬
レース名 | 2022年(3歳) | 2023年(4歳) | 2024年(5歳) |
---|---|---|---|
高松宮記念 | マッドクール | ||
スプリンターズS | ママコチャ | ||
安田記念 | |||
マイルCS | セリフォス | ナミュール | |
大阪杯 | |||
ジャパンカップ | イクイノックス | ドウデュース | |
天皇賞(春) | ジャスティンパレス | ||
天皇賞(秋) | イクイノックス | イクイノックス | ドウデュース |
ヴィクトリアマイル | |||
エリザベス女王杯 | スタニングローズ | ||
宝塚記念 | イクイノックス | ブローザホーン | |
有馬記念 | イクイノックス | ドウデュース | |
フェブラリーS | |||
チャンピオンズC | |||
中山グランドジャンプ | |||
中山大障害 | |||
川崎記念 | |||
かしわ記念 | |||
帝王賞 | キングズソード | ||
マイルCS南部杯 | |||
JBCクラシック | キングズソード | ウィルソンテソーロ | |
東京大賞典 | |||
さきたま杯 | |||
JBCスプリント | |||
JBCレディスクラシック | ヴァレーデラルナ |
古馬・海外
レース | 4歳 |
---|---|
ドバイシーマクラシック | イクイノックス |
勝鞍のグレードの高い順に記載。
国内馬
GⅠ馬
GⅡ馬
GⅢ馬
その他
馬名(生産国/調教国) | 性別 | 在籍 | 主な勝利レース | 備考 |
---|---|---|---|---|
テイバ(USA/USA) | 牡 | 引退 | '22サンタアニタダービー/'22ペンシルベニアダービー/'22マリブS | 種牡馬入り |
ゼンダン(USA/USA) | 牡 | 引退 | '22ブルーグラスS | '22KYダービー3着/種牡馬入り |
リッチストライク(USA/USA) | 牡 | 現役 | '22ケンタッキーダービー | キーンアイス産駒初のG1馬 |
シークレットオース(USA/USA) | 牝 | 引退 | '22ケンタッキーオークス | |
アーリーヴォーティング(USA/USA) | 牡 | 引退 | '22プリークネスS | 種牡馬入り |
モードニゴール(USA/USA) | 牡 | 引退 | '22ベルモントS | 種牡馬入り |
エコーズールー(USA/USA) | 牝 | 抹消 | '21BCジュベナイルフィリーズ/'23バレリーナH | 骨折により死亡 |
ネイティブトレイル(GB/GB) | 牡 | 引退 | '21デューハーストS/'22愛2000ギニー | 種牡馬入り |
コロエバス(IRE/GB) | 牡 | 抹消 | '22英2000ギニー/'22セントジェームズパレスS | '22ムーランドロンシャン賞にて故障、予後不良 |
デザートクラウン(GB/GB) | 牡 | 抹消 | '22英ダービー | 球節炎の悪化により予後不良 |
モダンゲームズ(GB/GB) | 牡 | 引退 | '22プール・デッセ・デ・プーラン/ウッドバインマイル/'22BCマイル/'23ロッキンジS | |
ジュンコ(GB/GB) | セ | 現役 | '23バイエルン大賞/'23香港ヴァーズ | |
ヴァデニ(FR/FR) | 牡 | 引退 | '22エクリプスS/'22ジョッケクルブ賞 | '22凱旋門賞2着/種牡馬入り |
ナシュワ(GB/GB) | 牝 | 現役 | '22ディアヌ賞/'22ナッソーS/'23ファルマスS | |
ウエストオーバー(GB/GB) | 牡 | 引退 | '22愛ダービー/'23サンクルー大賞 | '23ドバイシーマクラシック2着/'23凱旋門賞2着/日本で種牡馬入り |
インスパイラル(GB/GB) | 牝 | 現役 | '22コロネーションS/'22・'23ジャックルマロワ賞/'23BCフィリー&メアターフ | |
エピセンター(USA) | 牡 | 引退 | '22トラヴァーズS | 種牡馬入り |
ルクセンブルク(IRE/IRE) | 牡 | 現役 | '22愛チャンピオンS/'23タタソールズゴールドカップ | |
オネスト(IRE/FR) | 牡 | 引退 | '22パリ大賞典 | '23凱旋門賞3着 |
ベイサイドボーイ(IRE/GB) | 牡 | 現役 | '22QEIIS | |
マジカルラグーン(IRE/AUS) | 牝 | 現役 | '22愛オークス | 半兄ノヴェリスト |
テュネス(GER/GER) | 牡 | 現役 | '22バイエルン大賞 | 半兄トルカータータッソ |
チューズデー(IRE/IRE) | 牝 | 現役 | '22英オークス/'22BCフィリー&メアターフ | |
エミリーアップジョン(GB/GB) | 牝 | 現役 | '22チャンピオンズF&MS/'23コロネーションカップ | |
ホワイトアバリオ(USA/USA) | 牡 | 現役 | '23BCクラシック/'22フロリダダービー/'23ホイットニーS | |
シムカミル(IRE/FR) | 牡 | 現役 | '23ベルリン大賞 | '22パリ大賞典2着 |
ガナイト(USA/USA) | 牡 | 現役 | '21ホープフルS/'23フォアゴーS | |
マルキーズドセヴィニエ(IRE/FR) | 牝 | 現役 | '23・'24ロートシルト賞(連覇)/'23・'24ジャンロマネ賞(連覇)/'24イスパーン賞 | |
ザグレイ(FR/FR) | 牡 | 引退 | '23バーデン大賞 | '23サンクルー大賞2着/ザラック産駒初のG1馬/種牡馬入り |
プラスドゥキャルゼル(FR/AUS) | 牝 | 現役 | '22オペラ賞 | |
イディオマティック(USA/USA) | 牝 | 現役 | '23スピンスターS/'23BCディスタフ | |
アップトゥザマーク(USA/USA) | 牡 | 現役 | '23クールモアターフマイル/'23マンハッタンS/'23ターフクラシックS | |
カシェイ(IRE/GB) | 牝 | 引退 | '221000ギニー | 日本で繁殖入り |
プロスペラスヴォヤージ(IRE/GB) | 牝 | 引退 | '22ファルマスステークス | 日本で繁殖入り |
ファクトゥールシュヴァル(IRE/FR) | セ | 現役 | '24ドバイターフ | |
アヤザーク(FR/FR) | 牡 | 抹消 | '24ガネー賞 | 凱旋門賞で故障、予後不良 |
マカロヴァ(GB/GB) | 牝 | 現役 | '24アベイドロンシャン賞 |
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ちょっとしたあらすじ。 日本ダービーも向正面の攻防。スタンドから遠く離れた場所で走る彼女達に、スタンドからは様々な言葉が、予測が飛び交う。 そんな中、ユメを託したヒーローたちが再びスタンド前に近づいてくる。そのスタンドでフジキセキの手を握るウマ娘は何を思うのか そして、ユメを現実で塗りつぶす”漆黒の翼”が最後の直線を支配する。 遂に、10話!二桁の大台に乗りました。 レースになれば文字数落ち着くとは、何だったのかと言いたくなりますが。おそらくウマ娘史上、最も長い最後の直線になると思いますのでお楽しみに(つまりは文字数は最後までこんな調子になります。すみません。) (次回更新予定は、26日です。 そして次回!日本ダービー決着します!残すところ、あと2話。) 追記、26日の次回更新を予定しておりましたが、どうしても間に合わず。延期させていただきます。すみません 更に追記 次回更新の予定ですが6月5日(水)には、必ず更新致します。ただ分量が膨大な為、手直しやらで少々遅れるかも知れません。7,630文字pixiv小説作品 - ウマ娘 プリティーダービー TIME OF AWAKENING
第15話 皐月賞直行!?私が!?
第15話です、阪神ジュベナイルフィリーズを制するのは。 本来阪神JF書くつもり無くてすぐ朝日杯書く予定だったんですが変更。3,753文字pixiv小説作品 - ウマ娘 プリティーダービー TIME OF AWAKENING
第34話 君だけのヒーローを見つけ出せ
第34話です、あなたのヒーローは誰ですか? よく考えなくてもマイ兆君ってミズハライッペイよりよっぽどやばいじゃないか...6,170文字pixiv小説作品 - 【ウマ娘SS】イクイノックス 〜世界最強への道筋〜
第26R ドバイ遠征の始まり
【あらすじ】 ついにやってきたドバイ遠征。イクイノックスは海外で何を掴むことが出来るのか? 【日記】 ・・・最近公式からイクイノックスの供給増えて嬉しい9,059文字pixiv小説作品 - ウマ娘 プリティーダービー TIME OF AWAKENING
第54話 いつかまた
第54話です、凱旋門賞の勝者は... 最近ようやく寒くなってきましたね。 エリザベス女王杯で感激したので最後におまけパート作りました。4,471文字pixiv小説作品 - 【ウマ娘SS】イクイノックス 〜世界最強への道筋〜
第21R 有マ記念 ~Awakening of genius〜
【あらすじ】 クリスマス決戦で行われる、有マ記念。イクイノックスは勝利という形で最高のクリスマスプレゼントを贈れるのか?7,087文字pixiv小説作品 - 【ウマ娘SS】イクイノックス 〜世界最強への道筋〜
第12R A live
【あらすじ】 エプソムカップに向けて、最後の調整に向けてトレーニングをしていたヴァイスメテオールだったが・・・ 【余談】 今回が今までで1番苦労した(中々形が決まらず、何度も話を1から書き直したりした)8,241文字pixiv小説作品 - 【ウマ娘SS】イクイノックス 〜世界最強への道筋〜
第27R 遠征の洗礼と天才のトレーニング
【あらすじ】 ドバイでの練習が本格的にスタートし、色々なことがイクイノックスの前で立て続けに起こっていく。 ドバイ編本格始動の27話8,704文字pixiv小説作品 - ウマ娘 プリティーダービー TIME OF AWAKENING
第6話 待ってた、この瞬間を
第6話です、落ち込むイクイノックスの前に現れたキタサンブラックは... 本来ジオグリフのデビュー戦は次回の予定でしたがこの1話に纏めました。3,962文字pixiv小説作品 - 【ウマ娘SS】イクイノックス 〜世界最強への道筋〜
第40R 天皇賞春と世代の意地
【あらすじ】 天皇賞春でタイトルホルダーを倒し、宝塚記念に向けて弾みをつけたいジャスティンパレス 久利須トレーナーと考えた作戦通りにレースを進めるが・・・ 【追記】シリーズ閲覧数25000を超えました!これからも応援よろしくお願いします7,711文字pixiv小説作品