データ
コース | ベルモントパーク・ダ2400m |
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条件 | 3歳 |
斤量 | 定量 |
概要
アメリカクラシック三冠の3冠目として、ニューヨーク州にあるベルモントパーク競馬場のダート1マイルと1/2(12ハロン・約2414m)で行われる競馬のGⅠ競走である。
アメリカンジョッキークラブの初代総帥を務めたオーガスト・ベルモント氏を記念したレースで、アメリカ三冠の最後のレースであるとともに3歳春シーズンの総括的な位置づけにある。
ケンタッキーダービーやプリークネスステークスから駒を進めた馬と、別路線から来た馬が激突する。
三冠競走で最長距離であり、「テスト・オブ・チャンピオン」という異名がある。
競走の前に『ニューヨーク・ニューヨーク』を観客全員で歌うのが習慣となっている。
優勝馬にはホワイトカーネーションのレイが掛けられ、優勝馬のオーナーにはティファニーによってデザインされた銀製のトロフィーが贈られる。
2024年はベルモントパーク競馬場が改修工事中の為、サラトガ競馬場ダート10ハロン(約2000m)で代替開催を行った。
『チャンピオンへの試練』
1978年にアファームドが3冠を達成して以降、アメリカンファラオが達成するまで36年間、アメリカ3冠を達成する馬は長らく出なかった期間がある程、最後の3冠目であるベルモントSは非常に勝つのが難しくなってくるレースである。
よく取り沙汰されるのが、中2週、中3週というローテーションの短さと12ハロン(≒2400m)という長い距離である。そんな2つの『試練』に阻まれ、三冠を逃す馬は数多い。故に『テスト・オブ・チャンピオン(チャンピオンへの試練)』という異名があるのだ。
特に1997年~1999年の3年間と、2002年~2004年の3年間は、どちらも3年連続で3冠の夢が霧散している。
1978年以降アメリカ2冠を達成した後に最後の3冠目で霧散した馬達の例。
79年スペクターキュラービット
81年プレザントコロニー
87年アリシーバ
89年サンデーサイレンス
97年シルヴァーチャーム
98年リアルクワイエット
99年カリズマティック
02年ウォーエンブレム
03年ファニーサイド
04年スマーティージョーンズ
08年ビッグブラウン
12年アイルハヴアナザー
14年カリフォルニアクローム
日本調教馬の成績
第140回(2008年) カジノドライヴ 出走取消
第148回(2016年) ラニ 3着
第149回(2017年) エピカリス 出走取消
第151回(2019年) マスターフェンサー 5着
第153回(2021年)フランスゴデイナ 8着