(※メイン画像は89年優勝馬サンデーサイレンス)
データ
グレード | G1 |
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コース | 持ち回り・ダート10f(10ハロン≒2012m) |
条件 | 3歳以上 |
重量 | 定量 |
※08・09年はAWコースで実施。
概要
米国における競馬人気復活を目指して発足したブリーダーズカップのメインレースであり、米国のダートレース、ひいては世界全体のダートレースの頂点に位置するレース。
BC内ではダートの古馬王道路線の頂上決戦という位置づけになっている。
アメリカでは牝馬路線が非常に充実しており、牡馬>牝馬のヒエラルキーが非常に強いため牝馬はこれではなくBCディスタフに出走するのが普通であり、牝馬ながらにこのタイトルを獲ったゼニヤッタの存在感が際立つ。
また、リピーターは多いものの、連覇は17、18回開催のティズナウのみである。
過去の優勝馬には日本に輸入されたサンデーサイレンスをはじめ、種牡馬として日本でもおなじみの馬も多い。
過去の優勝馬
回 | 年 | 場所 | 優勝馬・国籍 | 性齢 | 騎手 | 備考 |
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1 | 1984 | ワイルドアゲイン(USA) | 牡4 | |||
2 | 1985 | プラウドトゥルース(USA) | 牡3 | |||
3 | 1986 | スカイウォーカー(USA) | 牡4 | |||
4 | 1987 | ファーディナンド(USA) | 牡4 | |||
5 | 1988 | アリシーバ(USA) | 牡4 | |||
6 | 1989 | サンデーサイレンス(USA) | 牡3 | |||
7 | 1990 | アンブライドルド(USA) | 牡3 | |||
8 | 1991 | ブラックタイアフェアー(USA) | 牡5 | |||
9 | 1992 | エーピーインディ(USA) | 牡3 | |||
10 | 1993 | アルカング(FR) | 牡5 | 国外調教馬、及び欧州・仏国調教馬が初優勝。 | ||
11 | 1994 | コンサーン(USA) | 牡3 | |||
12 | 1995 | シガー(USA) | 牡5 | |||
13 | 1996 | アルファベットスープ(USA) | ||||
14 | 1997 | スキップアウェイ(USA) | ||||
15 | 1998 | オーサムアゲイン(USA) | ||||
16 | 1999 | キャットシーフ(USA) | ||||
17 | 2000 | ティズナウ(USA) | ||||
18 | 2001 | ティズナウ(USA) | 史上初、現時点唯一の連覇達成。 | |||
19 | 2002 | ヴォルポニ(USA) | ||||
20 | 2003 | プレザントリーパーフェクト(USA) | ||||
21 | 2004 | ゴーストザッパー(USA) | 1分59秒02のレースレコード。 | |||
22 | 2005 | セイントリアム(USA) | ||||
23 | 2006 | インヴァソール(USA) | ||||
24 | 2007 | カーリン(USA) | 牡3 | ジョージワシントンが競走中止。予後不良となった。 | ||
25 | 2008 | レイヴンズパス(GB) | L.デットーリ | 英国調教馬が初優勝。 | ||
26 | 2009 | ゼニヤッタ(USA) | 牝5 | 史上初、現時点唯一の牝馬の優勝。 | ||
27 | 2010 | ブレイム(USA) | ||||
28 | 2011 | ドロッセルマイヤー(USA) | ||||
29 | 2012 | フォートラーンド(USA) | ||||
30 | 2013 | ムーチョマッチョマン(USA) | ||||
31 | 2014 | バイエルン(USA) | ||||
32 | 2015 | アメリカンファラオ(USA) | 牡3 | |||
33 | 2016 | アロゲート(USA) | 牡3 | |||
34 | 2017 | ガンランナー(USA) | ||||
35 | 2018 | アクセラレート(USA) | ||||
36 | 2019 | ヴィーノロッソ(USA) | ||||
37 | 2020 | キーンランド | オーセンティック(USA) | |||
38 | 2021 | デルマー | ニックスゴー(USA) | 牡5 | ||
39 | 2022 | キーンランド | フライトライン(USA) | 牡4 | F.プラ(USA) | |
40 | 2023 | サンタアニタ | ホワイトアバリオ(USA) | 牡4 | (USA) | |
41 | 2024 | デルマー | シエラレオーネ(USA) | 牡3 | F.プラ(USA) |
日本からの遠征
過去に日本からはタイキブリザード(第13、14回開催と2度挑戦)、パーソナルラッシュ、カジノドライヴ、エスポワールシチー、ウシュバテソーロ(第40、41回開催と2度挑戦)、デルマソトガケ(第40、41回開催と2度挑戦)、フォーエバーヤングの7頭が遠征。2023年には2頭が挑戦し同レースで初めての日本調教馬複数出走、結果はデルマソトガケが2着となり日本調教馬としての最上位着順を記録した。