フォーエバーヤング
ふぉーえばーやんぐ
馬名の由来は同名の楽曲から。
生い立ち
母は米国産で16年サンタイネスSを勝利。繁殖入り時に日本へ渡り、本馬は4番仔。祖母の半弟にゼンノロブロイがいる。
22年セレクトセール1歳に出されて9800万円で藤田晋オーナーに落札され、父リアルスティールを手掛けた矢作厩舎へ。
なお、藤田晋氏はご存じウマ娘プリティーダービーのCygamesの親会社サイバーエージェントの社長。
そのウマ娘プリティーダービーのリリース日と同年同日に生まれた馬として話題になった。
競走馬時代
2歳
10月2週の京都ダート1800mでデビューし4馬身差完勝。
次走のJBC2歳優駿で重賞勝利(リアルスティール産駒ダート重賞初勝利)。
そのまま全日本2歳優駿へコマを進めるとここも7馬身差で快勝しリアルスティール産駒初のG1級レース勝ち馬となった。
3歳
3歳初戦はサウジダービーへ遠征し、ここを勝利して重賞3勝目。そのままUAEダービーへ転戦し、ここも中団から抜け出し勝利、無傷のまま重賞4勝目。次走はケンタッキーダービーに向かい、タイム差なしの3着。帰国し休養する。
秋はジャパンダートクラシックから始動。ゲートで躓きながらも2、3番手につけ、直線で他馬を振り切りここを勝利してJpnⅠ2勝目。次走はBCクラシックに向かい、3着となった。矢作師は「枠に泣かされました。作戦が限られました」とアメリカ遠征を振り返った。
帰国後の次走は東京大賞典の予定。また翌2025年はサウジアラビアとドバイの遠征を視野に調整を進めるという。
調教助手の岡勇策氏はフォーエバーヤングのことを「ヤン子」という呼び名で呼んでいることをケンタッキーダービー遠征の際の現地競馬メディアからのインタビューで明かしている。
ちなみにこの馬は2代目であり、初代は2002年生まれの岩手競馬所属の馬で、デビュー戦の1戦のみで引退している。
海外レースや高レベルの地方レースで大金を稼いでるが中央のレースは殆ど出走していない為、中央での賞金が大した金額でないことが競馬ファンからよくネタにされる。