第70回東京大賞典
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だいななじゅっかいとうきょうだいしょうてん
国内総決算にして、世界が注目するワールドクラスの一戦。大井ゆかりの師弟コンビが手掛ける3歳王者が、世代交代を告げた。
- 前年2着のウィルソンテソーロは本戦より高木登厩舎へ転厩。高木厩舎は前2年覇者ウシュバテソーロとの同オーナー2頭出しとなる。
- 本レースのフジテレビ系中継で実況を担当する青嶋アナは定年のため本レースが最後の実況となる。
- 今回は地方3頭・中央7頭。うちG1/Jpn1馬5頭。
- 今回はクラウンプライド・デルマソトガケ・フォーエバーヤングと3世代のUAEダービー馬が集結。
| 番 | 馬 | 性齢 | 騎手 | 調教師 | 馬体重 | 変動 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | キングオブザナイル | 牡4 | 室陽一朗(浦和) | 安部幸夫(愛知) | 483 | -3 |
| 2 | ウィルソンテソーロ | 牡5 | 川田将雅(栗東) | 高木登(美浦) | 483 | +1 |
| 3 | ラムジェット | 牡3 | 三浦皇成(美浦) | 佐々木晶三(栗東) | 514 | -5 |
| 4 | フォーエバーヤング | 牡3 | 坂井瑠星(栗東) | 矢作芳人(栗東) | 543 | |
| 5 | デルマソトガケ | 牡4 | C.ルメール(栗東) | 音無秀孝(栗東) | 524 | |
| 6 | サヨノネイチヤ | 牡5 | 西啓太(大井) | 坂井英光(大井) | 495 | +1 |
| 7 | グランブリッジ | 牝5 | 松山弘平(栗東) | 新谷功一(栗東) | 435 | -4 |
| 8 | グランデマーレ | 牡7 | 本村直樹(大井) | 高岩孝敏(大井) | 512 | +7 |
| 9 | クラウンプライド | 牡5 | 横山武史(美浦) | 新谷功一(栗東) | 502 | -6 |
| 10 | ウシュバテソーロ | 牡7 | 菅原明良(美浦) | 高木登(美浦) | 524 |
| 着順 | 馬 | タイム/着差 |
|---|---|---|
| 1 | フォーエバーヤング | 2:04:9 |
| 2 | ウィルソンテソーロ | 1¾ |
| 3 | ラムジェット | クビ |
| 4 | ウシュバテソーロ | 3½ |
| 5 | グランブリッジ | 3 |
逃げたクラウンプライドの番手についたフォーエバーヤングが直線抜け出し、後続を危なげなく凌いだ。3連覇を狙った3番人気ウシュバテソーロは追い上げ届かず4着。
- 坂井騎手・矢作調教師は共に本レース初勝利。フォーエバーヤングはこれで国際グレードのG1は初勝利、G1級レースは3勝目となった。坂井騎手は所属の矢作厩舎の馬では初の国際グレードG1勝利。
- 3歳馬による本レース優勝は18年オメガパフューム以来6年ぶりで、中央馬解禁後では4例目。
- もう1頭の3歳馬ラムジェットが内からくらいついて3着と気を吐いた。本レースで3歳馬2頭が3着内は中央解禁後初。
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