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概要編集

特撮番組仮面ライダーディケイド』の主人公であるディケイドのメインウェポン。

ディケイドの持つライダーカードを収納する役割があり、戦闘時には展開し又はとしても使用される(後述)。

スーパーヒーロー大戦』や『仮面ライダーウィザード』などの作品では変身前の武器としても用いられた。


形態編集

ブックモード編集

無数のライダーカードを収納している本型の状態。本体は頑強な作りになっており、ディエンドライバーの連射でも破損しない。

光夏海によって瓦礫の中からディケイドライバーと共に発見され、オーロラカーテンを通して門矢士の手に渡った(#1)。


ディケイドライバー装着と同時に左腰に装備され、戦況に応じてライダーカードを取り出す(早い話が四次元ポケット)。ディケイドライバーと並んでオリジナルライダーとカメンライド形態を見分ける際の重要な指標となっている。

カードを取り出す際にはバイクのエンジン音のような効果音が鳴るのが特徴。


カードの引き出し機能自体はベルトから外していようとなかろうと機能しており、第1話ではディケイドライバーから取り外した状態で「カメンライド ディケイド」を取り出して変身を行った。

また、取り出すカードは使用者の意思で呼び寄せる事が出来るため、カードを取り出すのに手間取ることは無い(作中ではブランク状態から力を取り戻したライダーカードが自動的にライドブッカーから引き出される演出がある)。

ライドブッカーが士の手を離れる事は変身不能かつ防衛手段が失われてしまう事を意味し、第13話で海東の手に渡った隙を鳴滝に突かれ、パラレルワールドに隔離された際には仮面ライダーリュウガに一方的に甚振られていた。


ちなみに、海東大樹曰く大したお宝ではないとの事


ソードモード編集

仮面ライダーDecade

収納されたを伸ばして相手を斬りつける。

アタックライド・スラッシュを使えばさらに切れ味は上がる(第2話ではソードモードへの切り替えも兼ねている)。

必殺技は展開されたカード状のエネルギー膜を突き破って走り、エネルギーを貯めて一気に敵を切り裂く「ファイナルアタックライド ディメンションスラッシュ」。仮面ライダーブレイドキングフォームの「ロイヤルストレートフラッシュ」に酷似している。


コンプリートフォームに変身しているときの、能力で召喚した最強フォームのライダーと御揃いの必殺技を叩きこむファイナルアタックライド発動時には、その召喚したライダーの放つ技が『武器を使うタイプの技』だった場合、ディケイドの側は(召喚ライダーのそれが剣タイプではなく銃タイプの必殺武器で放たれる技であっても)このソードモードのライドブッカーで技を発動する。

(最強フォーム仮面ライダーの銃型必殺武器には長銃身のものが多い分、それに動きを合わせて発動するディケイドの武器もガンモードより長物感のあるソードモードの方が合うからだろうか…)


効果音は変身したカメンライドしたライダーによって変化し、例えばブレイドであればブレイラウザーカブトであればカブトクナイガンクナイモード、電王であればデンガッシャーソードモードなどライダーの武器に対応した効果音に変化する。

なお、フナセン氏による開発者ブログによると、『ディケイド』本編におけるレジェンドライダーのシステム音声はバンダイに残っているDX玩具音源を多用しているとの事(参考)なので、ライドブッカーも例外ではないと思われる。


ちなみにディケイド龍騎に変身した際には刃先からマタドールマントを垂らしていたが、アタックライドの類は使用しておらず、原理は全くの不明


ガンモード編集

仮面ライダーディケイド

銃口を伸ばして相手に向け光弾を射出する。クラインの壺から無限にエネルギーを供給できるため、弾切れ気にすることは無い。アタックライド・ブラストで銃身を分裂させて威力を上げることが可能。

必殺技はカード状に展開されたエネルギーを使って弾の威力を増幅する「ファイナルアタックライド ディメンションブラスト」。

また、変身前でも使用する事が可能でウィザード特別編では操真晴人に銃口を向けた事も。


緑色の部分は「ライドマーカー」という照準を定めるための部位だが、明確にこの機能が拾われたのは「ガンバライド」ぐらいであり、CSMでは「効果音ボタン」として利用されている。


使用者編集

仮面ライダーディケイド編集

使用形態初使用
基本形態ソード(#2)、ガン(#2)
ディケイド龍騎ソード(#18)
ディケイドファイズソード(#28)
ディケイドブレイドソード(#10)
ディケイドカブトソード(#1)
ディケイド電王ソード(#24)
コンプリートフォームソード(#21)、ガン(#31)

上記のように基本形態以外のカメンライド形態(特に刀剣を扱うライダー)でも武器として用いられる。

その一方でディケイドクウガなど格闘戦主体であったり、ディケイド響鬼のように刀剣以外の近接武器で戦うライダーにカメンライドする際には武器として用いられる事はあまりなく、ブックモードの状態で左腰に提げた状態で戦闘を行う。

また、(ライドブッカーを持った状態で)専用武器を有しているライダーにカメンライドした場合、ライドブッカーが左腰に移動し、ライドブッカーを持っている方の腕に専用武器が装備される(『スーパーヒーロー大戦』)。


バトライド・ウォー』シリーズではディケイドクウガディケイドアギトディケイド響鬼ディケイドキバもソードモードを使用。


仮面ライダーディケイド(ネオディケイドライバーVer.)編集

使用形態初使用
基本形態ソード(#15)、ガン(#43)
ディケイドビルドソード(#15)
ディケイドジオウソード(#47)

初登場となる『仮面ライダージオウ』TVシリーズでもメインウェポンのようだが、カメンライドしているライダーの武器そのものを使う機会が増えたことで武器としての出番は控えめになった。


ガンバライジング』ではディケイドウィザードディケイドゴーストディケイドビルドがソードモードを装備している(いずれもTVシリーズでカメンライドした平成2期ライダーである)。

加えて「サイキョー!ブレーク」CPカード(RT4-059)でカメンライドするディケイドカブトも同様にソードモードを装備している。


また、『仮面ライダーバトル ガンバライジング 10thアニバーサリー 9ポケットバインダーセット2』同梱のディケイドがバーストするとスロットアイコンが"銃"と蹴に変更される為(参考)、カメンライドしたライダーの武装がガンモードになる。

ディケイドドライブなど原作でも銃を使っていたライダーは勿論、ディケイド電王ディケイドダブルのような基本形態の武装が銃でないライダーやディケイド響鬼にカメンライドした場合でも装備しているレアなケースである。


仮面ライダーディケイド(激情態)編集

劇中ではソードモードを使用。

ガンバライジングでは「ディメンションキック」を発動すると、最初にアタックライドブラスト→アタックライドスラッシュで連続攻撃を行う為、ガンモードも使用している。


仮面ライダーダークディケイド編集

クライマックスヒーローズ』にてソードモード、ガンモードを両方使用。


仮面ライダーフィフティーン編集

ディケイドアームズ変身時にソードモードを装備(仮面ライダー大戦)。


仮面ライダー鎧武/仮面ライダー斬月編集

ガンバライジング』にてディケイドアームズ変身時にソードモードを装備。


仮面ライダースペクター編集

ガンバライジング』にてディケイド魂変身時にソードモードを装備。


仮面ライダーエグゼイド編集

ガンバライジングにてディケイドゲーマーレベル2変身時にソードモードを装備。

ブットバソウルではガンモードを装備している(EX079)。


仮面ライダージオウ編集

ガンバライジング』にて仮面ライダーグランドジオウ変身時に使用。

「グランドライダーチャンス」でディケイドを選択するとこの武器を装備する。

また、映像作品でもグランドジオウに召喚されたディケイドがガンモードを使用している(令ジェネ)。


仮面ライダーセイバー編集

ディケイド世界旅行記ワンダーライドブックにソードモードが描かれている。

現行の公式設定ではこのワンダーライドブックで変身した姿は存在しないが、同じくレジェンドライダーワンダーライドブックで仮面ライダーブレイズが変身したスペクター激昂戦記がワンダーライドブックに描かれた武器で武装していたので、本当にライドブッカーを装備する可能性もゼロではない。


仮面ライダーギーツ編集

公式設定ではディケイドフォームがライドブッカーを装備するとされている。


仮面ライダーレジェンド編集

ゴージャスディケイドがガンモード(『ガッチャード』#33)、ゴージャスディケイド(コンプリートフォーム)がソードモード(『ガッチャード』#34)を使用。


バトルスピリッツでは編集

『コラボスターター 仮面ライダー リ・イマジネーション』で赤属性のブレイヴとして登場(SD42-012)。

劇中でのブランクカード使用解禁演出に倣い、デッキを上から3枚オープン後に系統「仮面」を持つスピリットを1枚手札に加える効果を持つ。

ちなみに、ブレイヴ条件が「コスト4以上」と条件がかなりゆるく、条件を満たしてさえいれば、ディケイドではない仮面ライダーはもちろん、初代ウルトラマングレイモンでも振り回せてしまう。


立体物編集

DX版がディケイド本編放送中の2009年2月に発売している。ライドブッカー本体とベルトに取り付けるホルスター、ガンバライド仕様のアタックライド・スラッシュのカードが付属で価格は税込4400円。

ガンバライド排出や他のDX玩具に付属していたライダーカードを最大25枚収納できる他、ブックモードからソードモード、ガンモード各形態への変形ギミックや、劇中同様カードを引き抜く際に音が鳴るギミックも搭載してある(ソードモードはボーイズトイという都合上劇中のようなプロポーションにはならず、刃先がとても短いが)


「他のライダーに変身でき、その技が使える」というのが特徴のディケイド関連の商品としては数少ないディケイド本人のなりきりアイテムなのだが、DX以降は商品化に恵まれず、多くのファンはDX版の再販やCSM化を望んでいた。(ディケイドライバーその物がSUPER BEST、CSM、Ver.20、DXネオディケイドライバー等として何度も発売されている事もライドブッカー需要を高める要因であった)


そして2021年11月、CSM30作記念として発表されたディケイドライバーVer.2の情報解禁時に満を持してCSM化が発表された。価格は税込14300円。

新たに効果音ボタンが新造されており、特徴的なカードを裏返す音や剣を撫でる音はもちろん、ライダーカードにまつわる劇中の様々な音声を流すことができる。

さらにソードモード、ガンモードへの変形はパーツ差し替えによって可能となっており、DXよりも劇中に近いプロポーションへと近づいた。

但しセットできるライダーカードの数は合計10枚となっており、DXよりも減少している(プロップの見た目に近づける為に本体をDXよりも薄くした為だと思われる)


食玩編集

『装動』シリーズでも『装動 仮面ライダージオウ RIDE PLUS』などで3モードが立体化されている。

ディケイドライバーと同様にカメンライド形態のシンボルとなっている本装備であるが、ブックモード(腰に装着するタイプ)はベルトの左腰側にピンが嵌るジョイントのあるボディでないと装着できないので注意(そもそも、装動は基本的にベルトの帯は変更できない仕様である)。


その一方でソードモード、ガンモード、開いた状態のブックモードは殆どの装動の武器持ち手に対応しているのでディケイドは勿論、ディケイドビルドディケイド電王にソードモードを持たせるといった遊び方は原作通りに行える。


余談編集

門矢士役の井上正大氏によると、ディケイド撮影当時のスタッフ達はライドブッカーを弁当箱と呼んでいた模様。


関連タグ編集

ディケイドライバー ガンブレード


ライダーウェポン


主役ライダー武器

デンガッシャーライドブッカーメダジャリバー

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