「特別ついでだ。伝説の輝きを見せてやる」
『CHEMYRIDE』
「変身」
『LE-LE-LE-LEGEND』
宝太郎「金ピカの、仮面ライダー!?」
バトラー「ご覧ください、その名も"仮面ライダーレジェンド"!広くあまねく世界を照らす、まさに生ける伝説…!」
「さぁ、ゴージャスタイムだ…!」
CV:永田聖一朗
スーツアクター:縄田雄哉/永徳(ゴージャスクウガ・電王)/中田裕士(ゴージャスアギト・響鬼・キバ)/浅井宏輔(ゴージャス龍騎・ファイズ・ブレイド・カブト・ディケイド、令和のゴージャス運動会・最終話)
変身者
曖昧さ回避
- 2011年11月28日から2015年6月25日までmobageにて配信されていたソーシャルゲームの名称。
- 『仮面ライダーガッチャードVS仮面ライダーレジェンド』および『仮面ライダーガッチャード』に登場する仮面ライダー。本稿で解説。
概要
「レジェンドの世界」にある鳳桜タワーの最上階に住み、謎の組織「ハンドレッド」と闘うゴージャスな青年鳳桜・カグヤ・クォーツが、レジェンドライバーで変身する黄金の仮面ライダー。
容姿
主に上半身が仮面ライダーガッチャード スチームホッパー同様にメッキ調のカラーになっており、これまでのどのライダーよりも派手、もといゴージャスな金色が特徴。
また、頭部の右半分など各部には裏モチーフとしてライオンが象られている(自身のレジェンドライダーケミーカードやライダーズクレストにもデザインされている)。
また、右肩や腰マントには宝石が埋め込まれており、ゴージャスな装飾が付いている。
最大の特徴は、通りすがりの仮面ライダー・仮面ライダーディケイドに瓜二つの顔をしていること。
特に、複眼やOシグナルの形状はディケイドと共通のものになっている(複眼はディケイドよりやや小さい)。
この姿になった理由は、カグヤの過去と大いに関係している。
スペック
身長 | 207.1cm |
---|---|
体重 | 89.2kg |
パンチ力 | 4.6t |
キック力 | 9.2t |
ジャンプ力 | 23.5m |
走力 | 6.2秒(100m) |
スペックは意外にもディケイドやガッチャード・スチームホッパーと同程度(パンチ力やキック力に至ってはスチームホッパーより下回っている)。だが、カグヤのゴージャス極まりない戦闘能力や後述のケミーライドなどの特殊能力によって、その実力はハンドレッドですら真正面からの激突は控えていた程。
スーツの基本素材はディケイドと同じく未知の鉱石ディヴァインオレで構成され、各部機能や名称も一部が同じ物となっている。額の「ゴージャスポインター」はオーロラカーテンシステムとの情報共有により全並行世界の情報取得が可能。
胸の「サブライムメイン」は煌びやかに輝くことで皆の注目を一身に集め、たとえ集中砲火を受けても決して屈することなく戦い続けるために最も高い強度を誇る胸部装甲(オーロラカーテンシステムの応用により、受けた攻撃を異世界の荒野などに転送してダメージを軽減するという能力もあるとのこと)。
アンダースーツの「ゴールディヴァインスーツ」の性能は極めて高く、宇宙空間のような絶対零度-273.15°Cや超高温下6000°Cのマグマ、高エネルギーの荷電粒子や赤外線・X線による電磁波にすら耐え抜く程の優秀ぶり。
左肩、右腰、左側頭部にそれぞれ装備された煌びやかな「アッパーゴージャスター」、「ボトムゴージャスター」、「ヘッドゴージャスター」には地、水、火、風、光、闇の力を宿したな宝石「エレメントジェム」が嵌め込まれており、この宝石がケミーライド使用時にレジェンドへ歴代仮面ライダー達への変身能力を与えているとされる。ちなみにこの宝石の元ネタはディケイドライバーのサイドハンドルに嵌め込まれた三色のユニット「シックスエレメント」と思われる。
また、手足に付いたリング「ゴールディバンド」はバンドからマイクロ波を飛ばし、共振を利用することによって浮遊する能力を得ることができる。
複眼「ブリリアントヴィジョン」や口部「ブームボイス」、耳に当たる「ブリリアントスカウト」、マスクに刺さっている板状のパーツ「ライドプレート」などマスクの各部性能もディケイドとほぼ同じ。
ケミーライド
レジェンドライバーで基本形態に加えて、主役ライダーのレジェンドライダーケミーカードを装填してその姿にフォームチェンジする特殊能力を持つ。
いわば、ディケイドの変身能力「カメンライド」のようなものだが、フォームチェンジの際は右腰に「ボトムゴージャスター」が残るほか、胴体左側に「アッパーゴージャスター」が変化した「ゴールデンゴージャスター」が装備され、必殺技もやたらゴージャスになっている。
ドライバーにレジェンドライダーケミーカードをセットすると背後にドライバーと似た形状の扉が展開され、指輪にキスをしてドライバーを展開すると背後の扉からライダーズクレストがカグヤをゴージャスに覆う。
レジェンドライド
専用武器レジェンドライドマグナムが持つ特殊機能。
いわば、ディエンドの「カメンライド」を発動できる。
召喚の際、バイクに乗ったレジェンドのビジョンが出現・再構成されて各々のライダーに変化する。召喚されるライダーの必殺技も『GO-GO-GO-GORGEOUS!』の音声と共に本家よりゴージャスになっている。
これにより、圧倒的質量で襲撃してきたカッシーン軍団をゴージャスに迎え撃った。
使用アイテム
システムボイスはディケイドとほぼ同様のフォーマットだが、CVはクレジットされていない(十中八九この方だが)。基本は淡々と読み上げるディケイドライバーと比べるとテンションが高めで、よりゴージャスな印象に拍車を掛けている。
カグヤの持つ変身ベルト。
ディケイドライバー(及びネオディケイドライバー)のベース部分を土台に、ビーストドライバーを彷彿とさせる観音開きの形状のバックルを持つ。寧ろ、文字通りディケイドライバーをゴージャスに飾り付けたような形状をしている。前述の通りカード使用時のシステムボイスもディケイドライバーに酷似している。
ただしカードを真上から入れてバックルを閉じるディケイドライバーに対し、レジェンドライバーはカードを真横から入れてバックルを開くという違いがある。
バイクを模した銃型の専用武器。マシンディケイダーに似ているようにも見える。
レジェンドライダーケミーカードを装填することでレジェンドライダーの召喚が可能。
歴代仮面ライダーの力を写し取ったアイテムで、ガッチャードの世界にあるライドケミーカードとは異なる存在。
『仮面ライダークウガ』から『仮面ライダーギーツ』までの主役ライダーおよび2号ライダーのカードに加え、ガッチャードのカードも所持している。
派生形態(ケミーライド)
「さあ、伝説の始まりだ…!」
『ガッチャード』第33話にて登場したケミーライド。姿は我々の知る仮面ライダークウガ・マイティフォームそのものだが、金色の装飾が施される。
上記のセリフは平成1期ライダーのカード10枚を全て手に持った状態で変身前に言い放ったものだが、これはクウガのキャッチコピー「A New Hero. A New Legend.」のオマージュと思われる。
アギトのカードを持った際には原典のサムズアップのような持ち方をしていた。
『ガッチャード』第33話に登場したケミーライド形態。姿は金色の装飾以外はアギト・グランドフォームと瓜二つ。ゴージャスアタックライド時には原典のアギト同様クロスホーンが、足元にライダーズクレストが展開される。
戦法も本家をリスペクトした合気道を彷彿とさせるカウンター戦法を用いている。
『ガッチャード』第33話に登場したケミーライド形態。見た目は金色の装飾以外は我々の知る仮面ライダー龍騎と変わらないが、変身した瞬間からアドベントカードを使用せずともドラグクローやドラグセイバーを使うことができる。
『ガッチャード』第33話に登場したケミーライド形態。見た目はやはり我々の知る仮面ライダーファイズそのもの。劇中では変身した瞬間ファイズエッジとファイズショットが装備されていたが、ファイズポインターはクリムゾンスマッシュ使用時に装備していた。また、本家と異なり左手にファイズショットを持つ珍しいシーンも。
ファイズエッジの扱いがオリジナルのように些か雑なのはご愛敬。
『ガッチャード』第33話に登場したケミーライド形態。見た目は仮面ライダーブレイドそのものだが各部に金色の装飾が施される。必殺技の使用時にはラウズカードをラウズさせる。なお、第33話では2024年が『剣』20周年ということで「ちょっとだけ活躍が長め」にされたという。
『ガッチャード』第33話に登場。見た目は装飾以外ほぼ我々の知る仮面ライダー響鬼と容姿に変わりはない。後述のレジェンドライドと同様に清めの音を奏でるがその際、技名が「音撃打・ゴージャスの型」と明かされた。
『ガッチャード』第33話にて登場したケミーライド形態。見た目は我々の知る仮面ライダーカブト・ライダーフォームとほぼ変わらず、キャストオフの必要はない。ディケイドカブトと異なり、特に追加カード抜きでクロックアップを使用可能。その演出か、クロップアップ発動後、遅れてケミーライドの音声が鳴るという描写がなされていた。
「さぁ、ゴージャスタイムの終着駅といこう・・・!」
仮面ライダー電王のカードでケミーライドしたレジェンドの派生形態。見た目は我々の知る電王・ソードフォームと瓜二つだが、胴体左側と右腰にレジェンドの装飾が付けられている。オリジナルの電王とは(一部の時を除いて)異なりデンガッシャーが自動的に合体する、ライダーパス抜きで金色のデンライナーのオーラを召喚する、必殺技のエフェクトがモモタロスの赤ではなくゴージャスな金色に変わるなどの差異がある。
『ガッチャード』第33話で登場したケミーライド形態。仮面ライダーレジェンドの装飾が施されていること以外は我々の知るキバ・キバフォームそのもの。こちらでは必殺技の使用時に現れるキバの紋章がよりゴージャスとなっている(下記のレジェンドライドで召喚したキバと同様)。
「ディケイド…貴様の力、使わせてもらうぞ!」
仮面ライダーディケイドのカードでケミーライドしたレジェンドの派生形態。こちらも我々の知るディケイドと瓜二つだが、胴体左側と右腰にレジェンドの装飾が付けられている。戦闘スタイルはライドブッカー・ガンモードのごとくレジェンドライドマグナムで撃ち抜くのが中心だが、本家よろしくライドブッカーも使用可能。
ちなみに変身時のエフェクトはネオディケイドのもの(エグゼイドやビルドのクレストが確認できる)だが、カードに描かれているディケイドはネオではない通常のディケイドである。
強化形態
強化アイテム・レジェンドカメンライザーをドライバーにセットして変身する強化形態。
召喚ライダー(レジェンドライド)
EPISODE 1
宝太郎「おわ~!すげぇ~!仮面ライダーがいっぱい!!」
バトラー「右手からオレンジのアーマードライダー・鎧武、楽器を携え戦う鬼の戦士・仮面ライダー響鬼、世にも珍しいスライド回転式携帯電話で変身する仮面ライダーカイザ、キバの鎧を纏いし仮面ライダーキバでございます。」
『KIVA RIDER』
必殺技のダークネスムーンブレイクそのものは原作から大きく変わっていないが、発動時のキバの紋章を新たな王冠型の紋章が囲う形になり、さらにゴージャスになっている。
『FAIZ RIDER』
原典の『仮面ライダー555』同様にカイザスラッシュを発動しているが、撃破時に飛び散るゴージャスな宝石のエフェクトが追加されている。
『HIBIKI RIDER』
原典の『仮面ライダー響鬼』同様に音撃鼓を敵に設置して清めの音を叩き込むが、設置後に音撃鼓が金色に輝き宝石を散りばめながら複数個に分裂する(当然、増えた音撃鼓からも清めの音が鳴る)。後に技名が「音撃打・ゴージャスの型」と明かされた。
複数体をまとめて撃破する音撃打は『仮面ライダー大戦』以来。
『GAIM RIDER』
原典の『仮面ライダー鎧武』同様にオレンジスカッシュで大橙一刀を発動したが、果汁のかわりに宝石が飛び散るほか、オレンジの断面に加えて何故かジオウⅡ、サイキョーギレードのような時計の文字盤型のエフェクトが現れる(原典の戦闘曲『時の華』に因んでいるのだろうか?)。
なお、彼だけはバトラーから仮面ライダーではなく原典同様の『アーマードライダー』という呼称で紹介されている。芸が細かい…。
ザ・フューチャー・デイブレイク
『KUUGA RIDER』
ライドマグナムで召喚されたマイティフォームのクウガ。原典の『仮面ライダークウガ』同様のマイティキックを使用し、ドレットルーパー軍式を撃破した。また、スーツアクターは『クウガ』本編と同じく富永研司氏が演じている。
『DEN-O RIDER』
劇中ではエクストリームスラッシュ(モモタロス流で言う所の「俺の必殺技・パート5」)を使用し、ドレットルーパー軍団を倒した。なお、この電王は厳密にはレジェンドライドマグナムで呼ばれた召喚体なので、勿論我々の知る仮面ライダー電王やモモタロスとは別人である。
『W RIDER』
劇中ではジョーカーエクストリームを使用し、ドレットルーパーを倒した。ダブルがジョーカーエクストリームを映像作品で披露するのは『平成ジェネレーションズFOREVER』以来。
『OOO RIDER』
レジェンドライドマグナムで召喚されたオーズ。こちらは原典の『仮面ライダーオーズ』同様、メダジャリバーのスキャニングチャージによる「オーズバッシュ」でドレットルーパーを撃破。空間が切り裂かれる演出も相変わらず。
仮面ライダー令和のゴージャス運動会
令和ライダー障害物競争(男子)
スーツアクターは高田将司氏。本編『ゼロワン』でのアクターは縄田雄哉氏…なのだがどうやら別の撮影と被っていたらしく代役での登場。中の人が中の人なのでゼンカイザーのダッシュ時のポーズを取っているのも特徴。本作の仮面ライダー達は基本的にカグヤが呼び出した召喚体(という設定)なので、我々の知る飛電或人とは別人である。
第三競技のリレーではパトレン1号のポーズを取って登場。セイバーからバトンを受け取るも途中で肉離れを起こしてしまった。
エンディングのダンス練習では、演者繋がりでブンブンジャーのエンディングダンスを相方を演じてる蔦宗ブレイドとしており、解説の本家ゼロワンのスーツアクターである縄田氏に「ゼロワンでふざけやがって~」とツッコまれている。
こちらは原典『セイバー』と同じくスーツアクターは浅井宏輔氏が務めており、登場時には原作さながらの剣裁きを見せる(一応神山飛羽真本人ではないが)。なお、途中で仮面ライダーダブルでお馴染みなお前の罪を数えろの構えも取っている(解説の高岩成二氏に「それ俺のポーズ…」とツッコまれていた)。
障害物競争では火炎剣烈火を持ちながら序盤快調に進むものの、ネットくぐりでソードクラウンが網に引っ掛かって本当に動けなくなるというアクシデントが起こり、高田氏のゼロワンとスタッフのポーンジャマト達の手を借りて脱出している。
世代対抗リレーでは同じ剣が武器のブレイドと斬り合うも烈火のプロップを明後日の方向に行ってしまい、ライダーのスーツを手入れしてるキャラクター管理のスタッフに謝りながら渡しており、エンディングのダンスでは龍騎のファイナルベントのポーズを取っている。
本作では齊藤謙也氏が担当。本編『リバイス』の担当である縄田氏はやはり不在なので代役として参戦。一応本物の五十嵐一輝とは別人なのだが、劇中では原典同様バイスへツッコミする役回り。障害物競走ではバイスと息のあったコンビネーションは健在であり、ゴール手前で2人でガッチャードを突き飛ばした。
本作のスーツアクターは榮男樹氏(本作では永徳氏がガッチャードのアクターのため、代役としての参戦)。 なお、本作では榮氏が元自衛隊員という経歴の持ち主であることが明かされている。
障害物競争でも中の人のフィジカルを遺憾なく発揮しており、登場時にはカメラにサインしようとしてリバイに止められるといったフリーダムさも健在。なお、何故かオストデルハンマー50を持っていたが、障害物競走のゴール時にぶん投げている。
世代対抗リレーではドライブと似た性格のアマゾンと妨害しあって最終的にオストデルハンマーをドライブにぶん投げて足止めしてゼロワンにバトンタッチしている。
本作では本編同様中田裕士氏が担当している。ギーツの基本フォームであるマグナムブーストフォームでの参戦。登場時には原典『ギーツ』さながらのマグナムシューターを撃つ構えも披露している。本物の浮世英寿譲りか障害物競走では途中歩きながら進む余裕ぶりも披露しており、バイスの尻尾を引っ張って止めるお茶目な姿も。
こちらでも原典の『ガッチャード』と同様永徳氏が担当。選手紹介では永徳氏のキャッチフレーズである「あなたの永徳です」を見せている。なお、キャラクター紹介ではずっとカメラに写ろうとしている姿も。本編の一ノ瀬宝太郎とは勿論別人だが、全編通してフランクなノリだった。なお、女子の障害物競走ではマジェードのゴール時に立ち上がりながら喜ぶ場面も。
令和ライダー障害物競争(女子)
本作では本編通り宮澤雪氏がスーツアクターを担当しており、神代玲花とは別人ではあるが狼煙の剣裁きは健在。応援時にはネットに引っかかったセイバーを見て頭を抱えていたり喜んでいるジャンヌに苛立ったのか剣を向けて黙らせる場面も見受けられる。なお、障害物競走では途中で転んでしまい最終的にはジャンヌ達に支えられながらゴールした。
本編で演じた宮澤氏がサーベラを担当しているので、本作でのスーツアクターは『リバイス』でラブコフを演じた五十嵐睦美氏が代役として登場。本作では残念ながらラブコフは留守番だが、選手入場の際ラブコフのアクスタを持参していた。我々の知る五十嵐さくらとは別人ではあるが、劇中ではアギレラと共に仲良くリバイやバイスを応援している姿が確認できる。劇中では転んだサーベラを助けている場面も。
今回では『リバイス』で担当していた林本奈々氏が諸事情で不在のため、今回は杉森菜摘氏がアクターを担当。原典におけるアギレラ(夏木花)とは無関係ではあるが、今作でもジャンヌとは仲が良い模様。本作では珍しくニードルクナイを持たない素手の状態で登場している。
本編のスーツアクターである宮澤氏がサーベラ担当のため、本作では酒井菜々子氏が代役として参戦。登場時には側転を披露するなどの大立ち回りを見せ、障害物競走でもほぼ独走状態だったが、途中で後ろにいるマジェードを助けている(酒井氏はショー時代に下園氏の役を担当したことがあるとか)。
本作の担当は原典『ギーツ』17話で演じた宇佐見紗風氏。本編ではいわゆるゲストライダーとしての参戦だったがまさかの抜擢。本作ではブーストフォームの姿で登場している。本物の我那覇冴とは別人ではあるものの何気に終始上位だったが、最終的にナーゴと共にゴールしている。
今回の担当は本編の『ガッチャード』同様下園愛弓氏。選手紹介では中の人が同じオニシスターのポーズをしていた。一応作品的には一番後輩のポジションだがスーツアクター的には『ゴージャス運動会』の女性メンバーでも一番のベテランであり、ちょくちょく他のライダー達の力も借りながら1位でゴールした。なお、ゴール後はかなりお疲れだったらしく、ジャンヌに水を渡されるシーンもあった。
世代対抗仮面ライダーリレー
本作では齊藤謙也氏がアクターを担当。リレーのアンカー役としてV3からバトンを授かり、リレー競走に勝利。昭和ライダーの面目を見せた。
今回のスーツアクターは草野伸介氏が担当。登場時には本家『仮面ライダーV3』でもお馴染み高台からジャンプして参戦するシーンも。リレーでは何気にV3ホッパーを意識したシーンも確認できる。
『ゴージャス運動会』には『アマゾン』50周年ということで参戦。スーツアクターは寺本翔悟氏。登場時には中の人繋がりでトウフの大殿様に似た着地も。リレーでは側転や原典でもあった「アマゾン、トモダチ」のポーズも見せた。
本作では永徳氏がアクターを担当。本作ではバトンを持っているクウガというおおよそ本編ではあまり見れない姿で参戦している。
今回では『剣』20周年ということで平成チームの一人として参加し、アクターは蔦宗正人氏が参戦。登場時には中の人繋がりでブンバイオレットのポーズを見せた。なお、リレーの際には同じ剣使いということでセイバーと対決する珍しいマッチングも。
本作では『ドライブ』10周年ということで平成チームの一人として参戦。スーツアクターは中田裕士氏が担当を務めている。登場時にはドライブにも出演した柳沢慎吾の警察ネタとかつて演じたアオニンジャーの名乗りポーズを披露するも転けてしまっている。
リレーではアマゾンやバイスと妨害し合う場面も見せたが途中でオストデルハンマーをぶつけられる場面もあった。
ガヴVSガッチャード
こちらは勿論スーツアクターを担当する縄田氏が担当。解説にも縄田氏がゲスト出演していたため、縄田氏が2人いるというややこしい事態に。
レースでは、若手ということもあり、永徳ガッチャードを追い抜きゴール。途中ゴール前で永徳ガッチャードを待とうと舐めプしていたが、さすがに耐えられずゴールテープを切ってしまった。
必殺技
ゴージャスアタックライド
ファイナルアタックライドに相当する技。専用のカードはなく、使用しているカードを装填したままドライバーの開閉で発動する。
- 仮面ライダーレジェンド(正式名称不明)
『GORGEOUS ATTACK RIDE LE-LE-LE LEGEND』
「ゴージャスに…散れっ!」
ディケイドの必殺技・ディメンションキックに酷似した技であり、自身のライダーズクレストが描かれたファイナルアタックライドのライダーカード状のエフェクトを通り抜けてキックを放つ。
劇中ではフルフルロケットの仮面ライダーフィーバーと連携して発動し、飛び上がってライダーキックを放つガッチャードの肩の上に立ち、ガッチャードのキックが当たったと同時に立て続けに放ってバールクスを撃破した。
『ザ・フューチャー・デイブレイク』ではドレットルーパー十数体を一瞬で全滅させるという相変わらずのゴージャスぶりを見せている。
- 仮面ライダーゴージャスアギト(ライダーキック)
『GORGEOUS ATTACK RIDE A-A-A AGITO』
原典の仮面ライダーアギト同様、クロスホーンを展開しながらアギトの紋章の力を足に溜め、必殺のライダーキックで敵を倒す。劇中ではカッシーン軍団を撃破した。
- 仮面ライダーゴージャス電王(エクストリームスラッシュ)
『GORGEOUS ATTACK RIDE DE-DE-DE DEN-O』
「カグヤ様の必殺技…ゴージャスver…!」
ゴージャスにアレンジされたエクストリームスラッシュを放つ。技名は「カグヤ様の必殺技・ゴージャスver.」。召喚した黄金のデンライナーの上に乗ると自動で組み立てられた上で構えたデンガッシャーのオーラソードが離れた後黄金に光りながら巨大化、金色の光を放ちながら縦横無尽に舞って敵へ攻撃を加えた後、大きく上から振りかぶるように切り裂く。 と、ゴージャスになっているが実際は基本的な動作は原点の"俺の必殺技パート2”と変わっていない。
『ガッチャード』第33話では「カグヤ様の必殺技・ゴージャスver.パート2」の名称で再び使用している(この際はオーラソードは本家と同サイズ)。
- 仮面ライダーゴージャスディケイド(ディメンションキック)
『GORGEOUS ATTACK RIDE DE-DE-DE DECADE』
「…10年早いな」
金色のカードを貫きながら本家ディケイドの必殺技であるディメンションキックで敵を打ち倒す。「10年早いな」という台詞は『ディケイド』のキャッチコピーであった「平成ライダー?10年早ぇよ!」の引用と思われる。
ゴージャスアタックライド以外の技
劇中ではゴージャスアタックライドを使用せずに歴代仮面ライダーの必殺技を使用している場面も存在する。
- マイティキック
ゴージャスクウガが放ったマイティキック。原典のクウガの物と異なり、金色の封印エネルギーを纏ったキックを敵に放つ。
- ドラグクローファイヤー
ゴージャス龍騎が使用、厳密には必殺技ではないが記載。ドラグクローから宝石を纏った火炎を放つ。
ゴージャスファイズが使用した必殺技。ファイズポインターを使用する点は原点同様だが、脚に装着した瞬間エクシードチャージ状態となる。キックの直前にポインティングマーカーが金色に変わるのも特徴。
ゴージャスブレイドの必殺技の一つ。ゴージャスアタックライドとは異なり、こちらはオリジナル同様ラウズカードの「キックローカスト」「サンダーディアー」をブレイラウザーにラウズさせて発動した。原典のライトニングブラストでは青白い電撃を纏っていたが、ゴージャスブレイド版は着弾時に金色の電撃に変わっている。
- 音撃打・ゴージャスの型
ゴージャス響鬼の使用した必殺技。「ゴージャスの型」という名前通り、レジェンドライドで召喚された響鬼と同様音撃鼓が設置後に金色へと輝き宝石を散りばめながら複数個に分裂するという差異がある。
- ライダーキック(カブト)
ゴージャスカブトの必殺技。原典のカブトと異なり、ベルトそのものが異なるためライダーキック時にボタン操作をする必要がないのも特徴。
ゴージャスキバの必殺技。本物の仮面ライダーキバと異なり、紋章がよりゴージャスな物へと変更されている。
レジェンドライドマグナムを用いた必殺技
- ゴージャスブラスト(仮)
ハンドルを捻ることで発動。劇中未使用。恐らくディケイドブラストに相当する技だと思われる。
- レジェンドアタックライド
レジェンドライダーケミーカードを装填し、ハンドルを捻ることで発動。
- レジェンドアタックライド(仮面ライダーディエンド)
『DECADE RIDER』
『LEGEND ATTACK RIDE』
「さあ・・・ゴージャス・・・!」
『FI-FI-FI-FINISH!』
EP2で『仮面ライダーディエンド』のケミーカードを用いて発動。
ディエンドのファイナルアタックライド・ディメンションシュートのごとく、何十枚ものカードが幾重ものリングを形成し、そのリングの中をレジェンドライドマグナムから放たれた黄金の光線が貫き、敵を一掃する。
原典と同様に、放たれた光線は全体的に収束しながら目標に命中する。
立体化
「装動 仮面ライダーガッチャード→4←」にて初のフィギュア化。プレミアムエディション版では同じく仮面ライダーの力で戦う仮面ライダーゼインと共にセットで販売される。
武器としてレジェンドライドマグナムも付属しており、過去作の装動や掌動を並べれば、レジェンドライドの再現も可能。
S.Hフィギュアーツでの商品化も決定しており、2024年1月19日に予約開始。同年7月に発送。
ゴージャス接近中!
2023年12月24日、2024年から突入する仮面ライダーガッチャード本編の新章に向けたキービジュアルが公開され、仮面ライダーガッチャード、仮面ライダーマジェード、仮面ライダーヴァルバラド、そして仮面ライダーガッチャードデイブレイクがいるが、ガッチャード・マジェード・ヴァルバラドの後ろにはレジェンドが見える。そのため、何かしらの形でレジェンドが本編に登場する可能性が高まった。
しかし、公式の「仮面ライダーWEB」上でも、「生半可なゴージャスは火傷しますので・・・・・・!」(原文ママ)と詳細な言及を避けており、新章突入後の新OPにはキービジュアルに登場している他のライダー達が登場しているのに対して、レジェンドのみその姿がないことから、その時点では、実際に登場するか否かや、どのような形で登場するかなどは不明であった。
2024年3月23日より、ガンバレジェンズカード5枚とレジェンドのケミーカードの特別版のセットが配布されるが、そのケミーカードのイラスト内でレジェンドがレジェンドのケミーカードに似た謎のカードを持っていた。
これについては、2024年3月25日に、強化アイテム・レジェンドカメンライザーと強化フォーム・仮面ライダーレジェンダリーレジェンドの情報が解禁されたと同時に、上述の謎のカードもレジェンダリーレジェンドのカードだと判明した。
そして、2024年3月31日に4月から始まる新章のキービジュアルが公開されると共にレジェンドの本編参戦が確定した。
第33話に本格登場。そのゴージャスなクオリティたるや視聴者から「ちょっとした春映画」と評価された。
その後、第35話でハンドレッドによるガッチャード世界への侵攻が終息したため、元の世界へ帰還したが…
まさかの夏映画への参戦が決定。どこまで通りすがるんだ、この人…。
最終クールのジャンクションにも登場。最終話に再登場し、ガッチャードと共に新たなライダーへのバトンタッチを務めた。
余談
- レジェンドの変身、およびアクション時に流れる効果音は、本家ディケイドの効果音を一部そのまま流用している。特に顕著なのが「カードを裏返す音」など。
- 当初、現在の姿とレジェンドライダーの力を使用すること以外の情報はなく、なぜディケイドに酷似しているのか、また、ディケイドや門矢士と関係があるのか、といった部分は一切不明であった。
- 『仮面ライダーガッチャードVS仮面ライダーレジェンド』では劇中冒頭から巨大なディケイドライバー型の装置が登場しており、エンドカードでもディケイドのそれをオマージュするように、装置のカットイン演出で締めくくられている。
- そしてこれらに関する大体の理由はEP2で明かされた。詳しくは鳳桜・カグヤ・クォーツを参照。
- オーディオコメンタリーでは、「ディケイドをツーカイザーにしました」とコンセプトが語られていたため、製作陣があえてそっちに寄せに行ったらしい。ただしレジェンドはリスペクトの塊で原典の戦士に似せたのに対し、ツーカイザーは戦士そのものには変身できないほか、開発者が「かっこよかった」という理由で原典の戦士のデザインを丸パクリしたという対比がある。また、下のように度々話題に上がったり、イラストが描かれることも多々。
- 『仮面ライダーガッチャードVS仮面ライダーレジェンド』では劇中冒頭から巨大なディケイドライバー型の装置が登場しており、エンドカードでもディケイドのそれをオマージュするように、装置のカットイン演出で締めくくられている。
- 地味な謎としては並行世界の(少なくともケミーはいないし錬金術もない世界の)ライダーであるにもかかわらず、錬金術ライダーと互換性のあるライドケミーカードを用いている点が挙げられる。
- 配信限定にして『ガッチャード』の実質サブライダー第1号である。
- 「ライドケミートレカ図鑑」の仮面ライダーレジェンドのカードの裏面のイラストのURLは、「regend」と誤って表記されている。
- スーツアクターは、前作『仮面ライダーギーツ』で仮面ライダーバッファと仮面ライダーギャーゴを演じた縄田氏が担当している。後にTV本編で仮面ライダードレッドを演じることになる。最終話では縄田氏がガヴでの出演の為、ガッチャードデイブレイク、ジェルマンを担当した浅井氏が演じている。
- レジェンドライダーのスーツアクターは『仮面ライダーガッチャードVS仮面ライダーレジェンド』では縄田氏1人で演じたが、本編では永徳氏、中田裕士氏、浅井氏の3名がケミーライド時の平成1期のライダー10体を分担して演じている(永徳氏はクウガ・電王の2体、中田氏はアギト・響鬼・キバの3体、浅井氏は龍騎・ファイズ・ブレイド・カブト・ディケイドの5体を担当した。)。
- そのゴージャスな外見とは裏腹に、変身音はほとんどSEのみのシンプルなものになっている。
- 変身ポーズは永田氏の方で何パターンかあったものの最終的にアクション監督の福沢と話し合い本編で見せたカグヤ様のゴージャスさを体現するために指輪にキスをするというパターンになった。
- EP1のレジェンドライドで召喚したライダーはレジェンド変身ベルトシリーズで発売したばかりのライダー3人+変身ベルト20thが発売中の鎧武という組み合せであり、これらの商品の販促も兼ねていた(仮面ライダーおもちゃウェブの公式Xでも配信日に宣伝している)。
- 仮面ライダーレジェンドの登場でレジェンドの名を関したコンパチヒーロー御三家が揃い踏みを果たした。
- フォームチェンジはレジェンドのレの字もなく、名称がまるっきり変わるという極めて珍しい特徴を持つ。
- 『ザ・フューチャー・デイブレイク』の監督である田崎竜太氏は「平成の世界を繋ぐのがディケイドならば、令和の世界を繋ぐのがレジェンド」「2代目ディケイドにしていくつもり」とコメントしており、公式でも今後の展開が示唆されている。
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仮面ライダーガッチャード 仮面ライダーガッチャードVS仮面ライダーレジェンド
バッファ → レジェンド
○号ライダー
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この先劇場版のネタバレ注意
- マーベラスレア使用版(仮)
映画『ザ・フューチャー・デイブレイク』で登場した特殊形態(?)。使用しているカードこそ異なるものの基本的にはいつものレジェンドと同一。と言うかこれを通常のレジェンドと別形態扱いにして良いのか自体微妙なところ(リバイスのリバイスドライバーレイズバックルを使用したレックスゲノムに近い)。
物語後半、大量のドレッドルーパー相手には流石に数の暴力もあり分が悪く変身解除される(レジェンドがオーバーダメージで変身解除するのはこれが初であり、上記のダメージを逃がすシステムでも耐えきれなかったか)。その後再度変身をしようとするもドレットルーパー参式によって一度レジェンドのカードを切断され変身不可に陥る。
だがそこを偶然通りすがった男が救出。この時彼から貰ったカグヤの写真がライダーカードと同じ構図のカード(玩具版のマーベラスレアの絵柄)に変化し、この形態に変身可能になった。
また、変身シーンはベルトにディケイドと同様のKAMENRIDEのエフェクトが追加されている。
因みにレジェンドライド時に使用したカードもマーベラスレアのものに変化している。