「最速で倒す!」
CV:小貫莉奈
スーツアクター:宇佐見紗風(17話、令和のゴージャス運動会)、岡田ひかる(18話以降)
変身者
・我那覇冴
概要
仮面ライダーロポコアIDのセットされたデザイアドライバーで変身、レイズバックルをセットすることにより装甲を身に纏う。
外見
水色の狼をモチーフにしたライダー。
狼の耳を模した聴覚機器「ロポイヤー」は目的地への最短ルートを地形図から算出するナビゲート機能が備わっており、霊長類最速と謳われている冴の身体能力とはとても相性のいいスペックと言える。
変身ポーズ
2回の軽い跳躍の後に左腕を胸に引き寄せ、右腕で左腕を引き寄せる肩のストレッチを行い、少し屈んだ体勢から変身する。冴の職業や性格を踏まえると、変身ポーズが軽い準備体操代わりになっているのだと思われる。
形態
エントリーフォーム
身長 | 204.9cm |
---|---|
体重 | 68.1kg |
パンチ力 | 1.0t |
キック力 | 3.1t |
ジャンプ力 | 7.2m(ひと跳び) |
走力 | 7.4秒(100m) |
『ENTRY』
デザイアドライバーと仮面ライダーロポコアIDで変身する素体。
変身者が"霊長類最速"と呼ばれていること、狼モチーフのライダーであることから走力とジャンプ力がギーツを超え、1位となっている。
その分他の能力は控えめだが低すぎると言う事はなく、メインライダーであるナーゴよりキック力が高く、早期退場ライダーでシローについで高い数値を持つメリーと比べるとパンチ力は同数値、キック力は0.1tながら上回るという、変身者がアスリートであること、かつて決勝戦まで勝ち残った経験があるからか高い数値を有している。
単体変身
『ZOMBIE』
デザイアドライバーにゾンビレイズバックルをセットして変身する形態。スペック的に走力は低下しているのだが、それでもギーツ・モンスターフォームと同等の水準を維持しており、霊長類最速と称されるアスリート選手としてのノウハウを生かした素早い身のこなしや高い跳躍力を持ってジャマトを一網打尽にした。
ロポが変身したフォームの中では一番登場回数が多かった。
『NINJA』
デザイアドライバーにニンジャレイズバックルをセットして変身する形態。
速さ自慢のロポが変身したことで、スピードとジャンプ力に更に磨きがかかっている。
デザイアドライバーにフィーバースロットレイズバックルをセットし、スロットで『???』を出すことで変身した形態。
劇場版ではブーストレイズバックルで変身している。
こちらも速さ自慢のロポが下半身にリボルブオンすることで、その走りはブーストライカーに匹敵する素早さを誇る。
劇中未登場
- ブーストゾンビフォーム
デザイアドライバーにブーストレイズバックルとゾンビレイズバックルをセットして変身した姿。
『バンマニ!』にて『リボルブチェンジフィギュア PB07 仮面ライダータイクーンブジンソード&ナッジスパロウ&ロポ&ハクビセット』の作例の一つとして紹介された。
- その他
『装動 仮面ライダーギーツID6』にてロポアイ用のシールがラインナップされており、マグナムフォーム、ビートフォーム、モンスターフォームの作成も可能となった。
なお、遠距離攻撃形態であるマグナムフォームを実際にロポがどう扱うかは不明、仮面ライダーバルキリーのようなスピードを活かした中距離戦法なのだろうか?
使用アイテム
変身に使用。
強化、必殺技に使用。
レイズバックルの携帯に使用。
客演
『4人のエースと黒狐』
いわゆるゲストキャラとして劇場版にも再登場。かつてデザスター編で戦いを共にしたナーゴ(祢音)らと再び協力してジャマト達に立ち向かう。
『仮面ライダー令和のゴージャス運動会』
ブーストフォームで登場。女性ライダーとはいえ数話しか登場しないゲストライダーとしては珍しい待遇(女子勢に『ゼロワン』ライダーがおらず、バルキリーが出るのが自然なところだが、立像になっているためスーツを使用できなかったとのこと)。
スーツアクターは本編17話と同様の宇佐見氏。
第一競技「一騎当千!令和仮面ライダー障害物競走(男子)!」ではナーゴと共にギーツを応援をした。
第二競技「百花繚乱!令和仮面ライダー障害物競走(女子)!」では終始上位だったが惜しくも1位になれず、最後はナーゴと一緒にゴールしている。
余談
- ギーツ本編に登場する女性ライダーはナーゴ、レターに次いで3人目である(テレビ本編に3人目の女性専用ライダーが登場するのはシリーズ初)。
- 同時に登場した仮面ライダーナッジスパロウやレギュラーキャスト以外の人物が変身したライダーとは異なり、マスクは完全新造のものとなる。
- 冴の脱落後は仮面ライダーブッチー、仮面ライダーグルービーの順に改造された。劇場版や『ゴージャス運動会』で再登場したロポのマスクは、グルービーから再改造したものである。
- グルービー登場後も、第35話にて祢音が書いた絵として再登場している。
- 「ロポ = Lopo」の由来はスペイン語で狼を意味する「Lobo」と狼王ロボだと思われる。そのまま「仮面ライダーロボ」ではないのは、ロボライダーと被ってしまうためか。
- 狼がモチーフのライダーは他には脚本家が同じ作品の仮面ライダーバルカン、仮面ライダー亡がいる(複合形態やフォームチェンジなども含めるとガルルフォーム、スマホウルフフォーム/スマホウルフハザードフォーム、ウルフゲノムも存在する)。亡とウルフゲノム以外はカラーリングが青系。バルカンはロポの情報が解禁された際に「デザインが類似している」と一部から言われていた。亡は高い俊敏性を持ち、爪型武器を使用する点も似ている。
- IDコアのクレストはバールやシバキマルと同じ系統で、初のモブライダーからの流用である。
- メタ的にはロポが先に決まっており、モブライダーに流用された、と考えるほうが妥当か。
- メインのスーツアクターである岡田氏と17話に出演した宇佐見氏はそれぞれライダー役が初である。特に初期にロポのスーツアクターを務めた宇佐見氏は前作の夏の劇場版で蛇女ラブコフを演じていた。
- ロポは主にゾンビフォームへの変身が多かったが、奇しくも冴役を演じた小貫氏はサイダーガールの楽曲「週刊少年ゾンビ」のMVに出演していた。
- 本編ではゾンビフォームでの登場が多かったが、仮面ライダーバッファと重複する為か近年では劇場版や『ゴージャス運動会』などで登場が多いブーストフォームがロポの基本フォームになりつつある。
関連タグ
ウルフオルフェノク:元号4作目の狼がモチーフの怪人。この怪人の正体は…(ここから先はネタバレなので名前は伏せる)。
ジャンヌ/アギレラ/ダークアギレラ → ナーゴ/レター/ロポ/ベロバ/グレア2/ハクビ → マジェード/ドレッド