「余計な事をしないでくれるかな?」
「まともにやり合うのは得策じゃないな」
CV:後藤大
スーツアクター:蔦宗正人
変身者
概要
仮面ライダーナッジスパロウコアIDのセットされたデザイアドライバーで変身、レイズバックルをセットすることにより装甲を身に纏う。
外見
茶色のスズメをモチーフとしているライダー。容姿は仮面ライダーギンペンや仮面ライダーケイロウと似ているが、この二人と違い頭部に飾り羽の装飾がないため非常にシンプルな見た目。なんならスキンヘッドのような印象を受ける。また、色や形状、造形を総じて見るとパイロットの飛行帽にも見える。
複眼「ナッジスパロウアイ」には他のライダーと同様の保護機能の他に、対象の挙動を精密に捉える超高感度センサーが搭載されており、僅かな言動を見逃さない観察眼を持つ大智とは非常に相性が良い。
変身ポーズ
腕をL字にクロスさせて上の位置にある手を開いた状態から握り拳を作り、ポーズを崩した際に眼鏡の弦を一瞬だけ上げて変身する。
形態
エントリーフォーム
身長 | 194.8cm |
---|---|
体重 | 77.6kg |
パンチ力 | 1.3t |
キック力 | 3.3t |
ジャンプ力 | 4.6m(ひと跳び) |
走力 | 8.5秒(100m) |
『ENTRY』
デザイアドライバーと仮面ライダーナッジスパロウコアIDで変身する素体。 固有の装飾は見られない。
上記のスペックから戦闘向けではないが、変身者自身の高い推理力を活かした頭脳戦を得意とし、過去に最終戦まで生き残った経験があるためジャマトへの対策や立ち回りも熟知している。
第22話では、(近年、スペックの数値は参考にならない事が多いが)スペックで大きな差があるはずのGMライダーモンスターフォームをこの形態でキックのみで一蹴しており、普通に直接戦闘でも大智が相当な強豪だと描写されている。
単体変身
『MONSTER』
デザイアドライバーにモンスターレイズバックルをセットして変身する基本形態。尚、現在はモンスターレイズバックルの使用率は1番多い。
高いパンチ性能を活かして、相手の頭部を集中的に攻撃するスタイルが特徴。他にもフェイントや受け流し等、パンチに拘らないクレバーな戦法も使う。
彼自身の実力の高さ、いざとなれば撤退も辞さない柔軟な対応も相まって劇中による明確な敗北はジャマ神バッファとの一騎打ちのみという地味に優れた戦績を残している。その後IDコアの損傷も相まってナッジスパロウへの変身が不可能になった事もあり初敗北でそのまま退場という流れになった。(変身者本人は健在の上に新たな姿を手に入れている)
『ARMED ARROW』
デザイアドライバーにアローレイズバックルをセットして変身する形態。ファイナルステージで登場。
モンスターフォームではなくアームドアローで登場したのは恐らくパンクジャックもファイナルステージに登場した為。
「ナッジスパロウアイ」の機能的には、むしろモンスターフォームよりも相性が良い筈なのだが、呪いからは逃れられず…。
劇中未登場
- モンスターブーストフォーム
デザイアドライバーにモンスターレイズバックルとブーストレイズバックルをセットして変身した姿。
『バンマニ!』にて『リボルブチェンジフィギュア PB07 仮面ライダータイクーンブジンソード&ナッジスパロウ&ロポ&ハクビセット』の作例の一つとして紹介された。
意外にも劇中に登場してもおかしくない組み合わせながらも登場せずに終わっている。
- その他
『装動 仮面ライダーギーツID6』ではナッジスパロウアイ用のシールが付属しており、ケイロウやギンペンのものとは仕様が違う(目の周りの模様がナッジスパロウのものになっている)。
マグナムフォーム(ゾンビフォーム)、ニンジャフォーム(ビートフォーム)、ブーストフォームも作成可能。
ナッジスパロウは近接戦闘が得意だったが、「ナッジスパロウアイ」の機能的にはマグナムフォームを使用しても問題なく戦えるものと思われる。
使用アイテム
変身に使用。
強化、必殺技に使用。
レイズバックルの携帯に使用。
余談
- マスクは仮面ライダーケイロウの改造。更に言うと、ケイロウは仮面ライダーギンペンから改造している。劇場版では再びケイロウのマスクに再改造され、続く『ファイナルステージ』ではこのケイロウからまた戻す形で再改造されている。
- スズメモチーフの仮面ライダーは史上初。
- 名前の由来は、スパロウの部分は英語で雀の"sparrow"でよいとして、"nadge"だと「北大西洋条約機構防空警戒管制組織」になってしまう。
- スーツアクターの蔦宗氏はシロー・ダパーン・パンクジャックに続いて4回目のライダー役。
- 元々、ファンからはモンスターレイズバックル発売時の扱いからパンクジャックが5番手扱いされていたが、2023年の超英雄祭のメインビジュアルではニチアサ同期の『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の5番手戦士であるキジブラザーと並び立った他、OPや本編の登場回数、パンクジャックと相性が良いとされているモンスターフォームの変身回数を既にパンクジャックより上回っている上にキャラソンまで作られた為、現在ではナッジスパロウの方が5番手扱いされる事が増えている。
- しかし、その後パンクジャックは真っ先に主役を務めるスピンオフ作品が作られた上に、劇場版にも登場している。
関連タグ
仮面ライダー一覧 令和ライダー サブライダー ダークライダー ︎︎鳥類系ライダー
- 仮面ライダークイズ:見た目や属性が酷似しているためか、『タイクーン meets シノビ』の発表時はシーカー meets キカイとともに(ネタ交じりに)共演が望まれた。
- 雀怪人:同時期のライダー作品に登場したスズメがモチーフのキャラクター。