概要
『仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル』に登場するゲーム。
ゲームの組み立てに必要なヴィジョンドライバーを強奪したゲームマスター、コラスによって作り変えられた“史上最悪のゲーム”とされている。ミッションは3つあるようで、その内2つは公開前の予告に名称だけ判明している。
ギーツ本編のゲームマスターであるギロリからデザイアグランプリを乗っ取り、「デザイアロワイヤル」と称してライダーバトルを開催する。
なお、ルールについては、これまでデザイアグランプリで減点対象となっていた参加者への攻撃が何事もなく行われている事から、デザイアグランプリのルールとは異なる部分がいくつかあると推測される。
また、五十嵐家の三男である五十嵐幸四郎が宿した悪魔である赤ちゃん悪魔がこのゲームの鍵を握るようだが…。
ミッション一覧
赤ちゃん悪魔を「襷」にしたマラソンゲーム。
ジャマーエリアに飲み込まれると脱落。
文字通りライダー同士の直接対決によるライダーバトルを主軸としたゲーム。
3.???
名称も内容も不明の謎のゲーム。予告では、建設現場の骨組みのような場所が戦いの舞台となっているような描写がある。
最悪のゲーム、再来
この先、『仮面ライダーギーツ』第32話以降のネタバレ注意!
これは全ての仮面ライダーを倒すゲームである。
「始めよう……世界の運命を賭けたゲームを……!」
「デザイアロワイヤルの開幕だ!」
第32話終盤にて、ギーツとゲイザーの同士討ちを利用して2人を消滅させた道長/バッファがジャマ神となり、「全ての仮面ライダーをぶっ潰す力」という願いを叶えた。
しかし、それを狙ったかのように事の成り行きを見守っていたDGPエグゼクティブプロデューサー・スエルが出現。
彼は目下にギーツ、バッファ、タイクーン、ナーゴ、パンクジャック、ナッジスパロウ、ハクビの7つのIDコアを並べると、デザイアロワイヤルの復活と、その開催を正式に宣言した。
因みに『MOVIEバトルロワイヤル』のソフト版と配信が第32話の放送から2日後の4月25日だった為、第34話の前に映画を見直してから本編を見るという構造になっている。
第34話では『MOVIEバトルロワイヤル』の映像が回想として使用されている。
なおゲームの組み立てに必要なヴィジョンドライバーが、ケケラ、ベロバに奪われ2本とも運営の手を離れた状態にありゲームを組み立てることができないため、開催フィールドに関しては仮面ライダーベロバが破壊したジャマーガーデン跡地を利用している。
DRルール
※はデザイアグランプリと共有と思われるルール。
- Ⅰ:これは全ての仮面ライダーを倒すゲームである。
- デザイアロワイヤルでは仮面ライダー同士での戦闘が認められている。
- Ⅱ:IDコアを破壊されたライダーは二度と仮面ライダーに変身できない。
- これまでのデザイアグランプリではIDコアがライダーによって破壊されることはなかったが、デザイアロワイヤルではライダー同士の戦いが合法となったことで、IDコアの破壊が勝つための手段の一つになっており、IDコアを破壊されたライダーは脱落する。
- ただし、ライダーが致命傷を負いIDコアにヒビが入った場合は退場扱いとなり、世界からも抹消されるため、退場させずに脱落を狙うにはプレイヤーが生存している内にデザイアドライバーからIDコアを外して破壊しなければならない。
- Ⅲ:ゲームに敗北した者は二度と仮面ライダーにはなれない。つまり 永遠に理想の世界が叶うことはない。
- IDコアの破壊による脱落もしくは退場したライダーは二度と変身できないうえに理想の世界を叶えるチャンスを失う。
- このルールのみエンドカードではなくCM前のアイキャッチで明かされている。そのせいなのか、テレビ朝日公式サイトにはこのルールが掲載されていない。
- Ⅳ:最後まで生き残ったデザ神には、この世界の運命を決める権利が与えられる。デザイアグランプリが存在する世界か、否か。
- デザイアグランプリと同じく優勝したデザ神は理想の世界を叶えることができる。はずなのだが………
- Ⅴ:デザイアグランプリが終了する時、この世界からデザグラに関する事実と記憶が抹消される。※
- ヴィジョンドライバーの強奪によってニラムは現代からの撤収を予定しており、スエルの権限による復活後に改めて撤収を宣言した。
- 撤収即ちグランドエンドが執行されるため、デザイアロワイヤルで勝ち残ってもそのデザ神の願いが叶うことはない。いわばデザロワは、デザグラを組み立てることができなくなった運営がヴィジョンドライバー回収などといったグランドエンドの準備を進めるための、時間稼ぎに過ぎなかった。
- Ⅵ:オーディエンスは四次元ゲートを通じて、様々な時代を旅している。※
- デザイアグランプリのオーディエンス達は、四次元ゲートを通って現代に来ていた。
- 四次元ゲートを管理しているのはスエルであり、彼がグランドエンドを行うと同時に四次元ゲートは閉じられ、オーディエンスは二度と未来に戻れなくなる。
- 尚、グランドエンドが行われた時代に取り残されたオーディエンスは消滅してしまう運命を辿る事となる。
- 最終話で見られた通り、運営自身も例外ではなく、スエルの身に何かが起こり消滅した際は、四次元ゲートが閉じられてしまうため、スエルに加担した運営達が一斉に消滅してしまっている。
- Ⅶ:仮面ライダーのテクノロジーは、運営によって創造・管理されている。例外は存在しない。 ※
- デザイアドライバーとレイズバックルは運営が創造した技術であり、ブーストレイズバックルが合体したブーストマークⅡレイズバックルも運営製に過ぎなかった。
- 番組の演出では最後の文が読まれた後に消される演出がなされている。つまり、上記の通り例外は存在しないはずだったのだが………
- Ⅷ:グランドエンド完了後、新たな時代でデザイアグランプリが開幕する。※
- 現代から撤収後は別の時代でデザイアグランプリを開催する予定だった。しかし……
DRミッション
IDコア回収ミッション
目標 | ジャマトに奪われたIDコアを回収せよ! |
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参加者 | 6人+1人 |
ゲーム結果 | バッファによってナッジスパロウが脱落。延長戦に突入後、バッファによってナーゴとハクビが脱落。結果はバッファとタイクーンのIDコアが同数のため引き分け。 |
- 期限(3日後の日没)までに一番多く、ジャマーガーデン跡地に残されたIDコアを集めたライダーには指名した一人を脱落させる権利が与えられる。
- このミッションはギーツやバッファのようなチートクラスの参加ライダーとの戦力差を埋める救済措置でもある。
- ジャマーガーデン跡地が舞台のため、野良ジャマトの襲撃にも気を付けなければならない。
- ハクビとバッファのIDコアの回収数が同数でトップに並んだことでIDコアを奪い合う延長戦が行われた。
- ハクビの脱落に伴い所持IDコアをタイクーンが回収、続けてバッファはタイクーンの脱落を図ったが、パンクジャックの乱入と同時にタイムアップ。
- その後グランドエンドが決行されたことで、デザイアロワイヤルは打ち切りとなった。
ロワイヤル、三度
『仮面ライダーアウトサイダーズ』Episode7「アウトサイダーズと最期の戦い」にてジーンがゼイン/仮面ライダーゼインを確実に討ち、止めるべくアウトサイダーズを結集させての「ゼインゲーム」の開催を提案している。
余談
関連タグ
デザイアグランプリ 仮面ライダーギーツ 仮面ライダーリバイス 仮面ライダー龍騎
ジャマトグランプリ:こちらも同じくデザイアグランプリを乗っ取って開催されたゲーム。このゲームが原因でセキュリティが強化されたため、間接的に開催の原因として関与してしまっている。