「君は本来存在していない退場者…リアリティーを汚すフィクションだ」
『VISION DRIVER』
「よって…私が抹消する」
『GAZER, LOG IN』
「変身」
『INSTALL』
『INNOVATION & CONTROL, GAZER』
CV:北村諒
スーツアクター:小森拓真
変身者
・ニラム
概要
『仮面ライダーギーツ』に登場する、運営のプロデューサー用仮面ライダー。
デザイアグランプリ運営幹部であるニラムが変身する。
変身ポーズはかなりシンプルだったギロリとは異なり、『ギーツ』の仮面ライダーとしてはタイクーンに次いで動きが多い華麗かつ凝ったポーズを取る。
変身の際に出現するエフェクトはギロリが変身する仮面ライダーグレアのそれとほぼ同じだが色が金色になっている。
外見
造形は仮面ライダーグレアと変わらないが装甲は金と白、下地のスーツは紺色をベースとした気品のある明るいカラーリングになっており、電子回路のような幾何学模様のラインが施されている。
そのためグレアよりも更に機械的な印象を受ける。
スペック
身長 | 213.0cm |
---|---|
体重 | 92.7kg |
パンチ力 | 43.8t |
キック力 | 88.7t |
ジャンプ力 | 118.7m(ひと跳び) |
走力 | 1.8秒(100m) |
ゲームプロデューサーのニラムが変身したことにより、グレアを更に上回る脅威的な身体スペックを持つ。
グレアのヒュプノレイと同等の役割を持つ肩や胸部・膝に装着された「ドミニオンレイ」を分離して飛ばしてグレア同様攻撃を防いだり、そこから金色のスクリーン型ホログラムバリアを展開して敵の攻撃を防ぎつつ格闘戦やカウンターを織り込み、攻守隙のない戦闘を展開する。
また、現時点では未使用だが対象のライダーの頭部に被せて操ることも出来るようでこの辺りもグレアと共通。
なお、細かい性能もグレアから分かりやすく向上しているようで次元観測範囲が半径30kmまでだったグレアに対し、ゲイザーは半径70kmを瞬時に観測可能と2倍以上に膨れ上がっている。
その強さに関してはジャマト側にとっても警戒対象のようで、以前グレア2に対しては強気に出ていたベロバがヴィジョンドライバーと仮面ライダーの力を同時に持ちながらゲイザーを見た途端即撤退を決め込んだ(そして、その上でジャマト達にニラムを消させる事を選択した)程。オーディエンス陣営がどれだけゲイザー(とニラム)を脅威に見ていたかがうかがい知れる。
そもそもベロバ達はあくまでも「デザイアグランプリ」という枠組みの中で動いており、その”外側”から干渉する力を持つゲイザー相手では勝ち負け以前の問題ではあるのだが。
使用アイテム
プロデューサーが持つ変身ベルト。実装する機能はグレアとほとんど変わらないがディスプレイアニメーションは全くの別物に変化しており、オレンジ色に染まった画面はまるで日の出を表したかのように輝いている。玩具版ではバイオメトリクサー2回押しでゲイザーへの変身が可能(裏技で変身待機音中にアップグレードアセンブルにレイズバックルを装填、取り外しの動作を行った後の場合は劇中通り1回押しで再現できる)。
ヴィジョンドライバーの左側(正面から見て)に装備された、プロビデンスカード用ストックアイテム。
ヴィジョンドライバーの右側(正面から見て)に装備された、レイズバックル用拡張スロット。
必殺技
- 名称不明
『DELETE』
プロビデンスカードを1回スラッシュして発動。
水色の幾何学模様の軌跡を残してドミニオンレイと共に対象の上空に浮かび上がり、金色の光を纏ったドミニオンレイを射出してぶつけダメージを与える。
バッファにはゾンビジャマトフォームにデュアルオンされたことで致命傷を避けられてはいたが、それでもまともに立つこともできない程のダメージを与えていた。ニラムの言によると完全に殺すつもりで放ったようで、ゾンビレイズバックルの力がなければ道長は確実に絶命していたほどの威力がある模様。
余談
- 「ゲイザー」という名称は「監視者」「睨む」を意味する「Gazer」から来ていると思われる。このことから名前の意味としては『仮面ライダーニラム』とも言える。また、運営用のヴィジョンドライバーを使用していることから、前述の意味もあって変身者はニラムではないかと登場前から予想されていた。
- 「ゲイザー」の英語表記は、テレビ朝日の公式サイトでは名前の由来通り「GAZER」だが、DXヴィジョンドライバーの商品ページでは「GAIZER」と誤記されている。
- 撮影用のスーツはデザインが同一であることからグレアのリペイントという予想が多かったが、よりグレアに近いグレア2が直後に登場したことから新規で用意された可能性が高い(似たような例としてはゲムデウスクロノスやアマゾンネオアルファなどがある)。
- 変身者の北村氏は2.5次元をメインに活動してる舞台俳優であり、公式サイトによると変身ポーズは演出側からおおまかな要望を受けた上で北村氏自らが考えたとのこと。
- 上記の通りDX版ではバイオメトリクサー2回押しでゲイザーへの変身となっているのだが、劇中でもよく見ると最小限の動作で2回押しているように見える(ドライバー自体も一瞬グレアの待機画面を経由している)。
関連タグ
仮面ライダーギーツ デザイアグランプリ ニラム(仮面ライダーギーツ)
DGP運営
- 仮面ライダーオーディン:カラーが金色の運営側のライダーで、スペックも普通のライダーでは手も足も出ない実力を持つ。
- ウイングフォーム:仕草や佇まい、第一印象から想起した視聴者がいた模様。白と金のカラーリングが使われている点も共通。
- キンタロス:顔のラインと色が似ている。
- 仮面ライダーメタルビルド:佇まいにて背中で手を組んでいる点が共通。
- 仮面ライダーサウザー、仮面ライダーソロモン、仮面ライダージュウガ:前作までに登場した金銀黒の配色を持つライダー。ゲイザーは白と金がメインだがよく見ると銀と黒も入っており、これにより金銀黒のライダーが4年連続で登場したことになる。
- フィン・ファンネル:ドミニオンレイと同じく使用者の意思で攻撃やバリアを展開するRX-93νガンダムの武装。
- ディ・エゼルディ:上記のνガンダムのフィン・ファンネルと同じようにビット兵装を持つが、こちらは本体もスッキリとしたシンプルなデザインとなっている
- ラスボスライダー:ジャマトグランプリ開催に当たって最大の標的としてラスボスに設定されている。