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女神となれ…! ミツメよ!

創造主に抗うなど…言語道断…!


CV:松岡禎丞

スーツアクター:高田将司/齊藤謙也(第47話以降)


変身する仮面ライダー

仮面ライダーゲイザー

仮面ライダーリガドΩ



概要編集

DGPデザイアグランプリ)創始者にして、エグゼクティブプロデューサーを務める運営のトップ。

ゲームマスターニラムよりも上の立場であるため、当然彼もヴィジョンドライバーで変身する権限を持つ。下記の通り第38話にて仮面ライダーゲイザーに変身したが、創始者である彼はヴィジョンドライバーよりもさらに格上のドライバーを使用する権限も有しており…



容姿編集

モノアイ型の銀色の仮面(形状はコラスの仮面に似ている)で素顔を隠し、赤いローブを身に纏っている

古代DGP開催当時はローブの下に古代ローマのトガを思わせる白い衣装を着ていたが、現在は黒い羽織袴と白黒バイカラーのスタンドカラーシャツによる、和洋折衷の書生スタイルとなっている。

また、両腕を始めとした様々な箇所が透明であり、その中でも宙に浮く手袋は特徴的。

だが、CG費の都合か状況によっては普通の黒地で透明でない場合もままある。古代GDPの際には、時代に合わせてか普通の人間と変わらない見た目の手足となっていた。


後に分かったことだが、透明な部分があるのはスエルに実体がないためである模様。他の未来人たちは現代にいる間は肉体を必要とするため、こういったところは彼の特異な点と言えるだろう。



女神の創造者編集

30話終盤でヴィジョンドライバーに記録されている歴代ゲームマスターの記憶の中で初めてその存在が発覚。

主人公・浮世英寿/仮面ライダーギーツの前世における最初の母であり、古代DGPナビゲーター・ミツメをヴィジョンドライバーによって創世の女神へと作り変えた張本人という事実が明かされた。


つまり、主人公・浮世英寿にとっては実の母親を女神という名の虚像に追いやられ、彼がその母親を2000年間も探し続ける直接的な原因となった因縁の相手である。


さらに、大昔は「名誉を賭けた誇りある大会」であったDGPが「世界の命運や参加者の命を賭けたゲーム」に変わったのはナビゲーター役・ミツメ失踪=創世の女神出現を境としており、結果的に女神を作り出したスエルこそが人々の幸福・不幸を天秤に掛け、「娯楽」と称して弄んでいた全ての元凶である



人物像編集

ミツメを何の躊躇もなく人間以外の存在に作り替える等、冷酷非情な性格。景和/仮面ライダータイクーン達現代人に対しては「見世物小屋の動物」と言い切る等、完全に人間扱いしておらず、極めて傲慢不遜。この辺りはプレイヤーやスポンサーにある程度配慮していたギロリやニラムとは異なったスタンスであるといえる。

それどころか、この態度は同じ未来人達に対しても変わらず、部下を平気で使い捨てにする他、運営方針の反対意見を認めず即廃棄処分を決定する、一応はDGPとしての客人・VIPやオーディエンス達ですら無理矢理吸収して変身リソースとする、自身に逆らうオーディエンス達を「不要」として粛清する等、徹底して自分以外を人間と思っていない


DGP運営トップとしては自分の考えと近いVIPの優先、創世の力確保のための強引な手段、反対意見の弾圧等傲慢な性格に違わない強権的な姿勢を取っている。

他方、DGPの継続した運営へのこだわりも垣間見え、その根幹ともいえるグランドエンドや創世の力への執着もここに起因するとみられる。

ジャマトグランプリや劇場版のデザイアロワイヤルには干渉しなかったが、最悪の場合はグランドエンドを強引に決行し他の時代に行けば仕切り直しが可能である上、ジャマトグランプリはオーディエンスの評価も低くなかったために動かなかったと思われる。若しくは、後述の通りスエル本人はバッドエンドや不幸の方を好むために動かなかった可能性もある。


前述の通り、運営トップであるためか、未来人の中でも絶大な権限を持つ模様。変身前のニラムにも飄々とした態度を崩さなかったベロバですらジーンより「スエルに楯突いて良いのか!?」とその名前が出た途端、露骨に困惑を浮かべた末ケケラ共々ヴィジョンドライバー返却を決心した程。



慕情編編集

始めよう。世界の運命を賭けたゲームを…!

第32話でヴィジョンドライバー2つを入手した吾妻道長/仮面ライダーバッファが「全ての仮面ライダーをぶっ潰す力」を得たことにより、遂に世界は「幸せを高望みする仮面ライダーが不幸になる世界」へと作り変えられるが、その裏で密かにデザイア神殿を訪れたスエル。

彼はIDコアを手に取りながら、盤上の駒達が繰り広げる刺激に満ちたゲームを想像し、不敵な笑い声を上げた。


33話では創世の女神の間を訪れ、「試練の時」として今後の展開を見据る。そして英寿が復活する瞬間を目撃し、彼の復活にツムリが関わっている事を示唆する不穏な言葉を口にした。


創世の女神は破壊と再生を繰返す


34話でチラミを倒した英寿と道長の前に初めて姿を現し、かつてコラスが仕組んだデザイアロワイヤル復活及びその開催を宣言。

デザイアドライバー・IDコアを多くのプレイヤーの元へ送り込み、DGP解体を目指す英寿・道長もその参加者として招待した。


35話ではツムリに「見世物小屋の動物には最早餌は不要」と自身の思惑を示すと共に消滅していた二ラムと晴家ウィンを復活させるなど、デザイアロワイヤルの結果に関係なく「この世界」から撤収するグランドエンドの準備を着々と進めており、デザイアロワイヤル開催の意図もライダーを脱落させる後片付けの一環であることが示唆されている。


37話では遂にグランドエンドを実行に移し、創世の女神を失う事態を問い詰めるニラムに対し、「女神の後継者」の存在を明かした上で阻止に来たギーツを彼に迎撃させた。その際女神に意思がないことを証明するべく、何と「浮世英寿がこの世に存在しない世界」をあろうことか女神に叶えさせるという、かつて英寿に敵対していたギロリですら行わなかった禁じ手を何のためらいも見せずに実行(この願いは息子・英寿のことを案じて未だに残っていた女神=ミツメの意志が抵抗し、叶えられることはなかった)。

続く38話で英寿が不完全な暴走形態・ブーストフォームマークⅢを得たため、グランドエンドを一時中断・撤退。その後、「女神の後継者」の正体をニラムに明かした上で、これを聞いて激怒した彼をサマスに排除させ、ヴィジョンドライバーを自ら手にする。

そして、自分用にチューンアップしたと思われるゲイザーに変身してグランドエンドを続行。限界を迎えた創世の女神を破壊し、全不幸を押し付けて現代から撤収しようとするも、母との最期の邂逅を終えつつ創世の力で記憶消去を無効化していた英寿によって阻止された。

結果的に創世の力を宿した仮面ライダーギーツⅨに敗北し、グランドエンドは失敗。自らも大ダメージを受ける。


お前が創り変える世界が、ユートピアとなるかディストピアとなるか、見ものだな…


彼の勝利を認めたかの様に呟き、取り落としたヴィジョンドライバーを拾い上げた後、完全に姿を消した(爆発はしていなかったことから、未来世界に一時撤退したと思われる)。


創世編ではサマスの発言からどうにか生存したことが判明。自分の手元から離れた創世の力を逃がすはずなく、今度こそグランドエンドを完全に遂行すべく再度暗躍を開始。前回の戦いの傷が完全に癒えてない自身に代わり、ゲームマスター・ジットを現代に送り込んだ。



創世編編集

47話で回復を終えたのか久し振りに姿を現し、とある事実を明かす。

ジットは単なるゲームマスターではなく、スエルが自身でデザインした人形やアバターの様なもの……つまり、「誰かの幸福が存在しない誰もの不幸」の果てである「バッドエンド」を求めたジットの意思とは、他でもないスエルの意思そのものであったということが判明。


ギーツⅨに敗れた仮面ライダーリガドことジットを吸収してその場を後にすると、空中に大量に出現させた画面を介し、「終幕のデザイアグランプリ」の始まりを全世界に宣言する。

ジットが生み出した漆黒のナビゲーターを用いて無作為に選んだ人々に次々と仮面ライダーの力を与え、準備を着々と整えてゆく。


オーディエンス諸君…我々の意志は1つ


そして、ヴィジョンドライバーを遥かに上回る性能を誇る、専用のジリオンドライバーを用いて、バッドエンドを望むVIPや面白半分でゲームを観戦していたオーディエンス達をオーディエンスアイごと取込み、仮面ライダーリガドΩに変身。その力でジャマーエリアの障壁が世界に張り巡らされると共に「最凶最悪のゲーム」開幕を宣言。


共にこの世界を破滅へと導く、『最後のゲーム』を始めよう


48話でそれは黒ツムリを介して無差別にデザイアドライバーを配布し、強制的に小型バックルのみを装備した量産型プレイヤーライダーに変身させて戦わせる…つまり、一般人達を強制エントリーさせ、最終的に全滅させるという極悪非道なものであることが判明。


あちこちで強制変身させられた人々が生き残るために互いの幸せを奪おうと戦い始め、戦えなくなるか逃げ出せば分身らしきゲームマスターを派遣して爆殺するという最悪のゲームであった(ちなみに、黒ツムリの強制変身時のポーズはよりによって元祖仮面ライダーのそれである)。


この様子をリガドΩ全身のオーディエンスアイを通じてモニター越しに観戦させるという悪趣味極まりない状況を作り出し、さらには仮面ライダーであるが故に英寿達もプレイヤー達から攻撃されるという四面楚歌に陥らせた。


しかも、タチが悪いことにスエルは(自身の趣向こそあれど)あくまで運営としてオーディエンスの意向に応じているのみであり、この状況を作り出したのはオーディエンス達のバッドエンドを望む意思。この需要がある限りデスゲームは続行され、尚且つリガドΩの強大な力も維持されるため、止めようがない、という絶望的な状況だった。


だが、仮面ライダー達に加えて五十鈴大智が派遣したひまわりジャマト達が加わったことで数の差を覆され、ゲームマスター達に対する妨害が相次ぎ、ゲーム進行が停滞。

さらに、ゲームマスター達の中に紛れていたギロリの案内で英寿が運営本部に現れる。


憤るギロリの指摘に対し、「全ての原因はギーツだ」と(自身が英寿から母を奪った事実こそがその元凶であることを棚に上げて)一蹴するが、スエルの下にいるオーディエンスはあくまで一部でしかなく、「正しき仮面ライダー」を望むオーディエンス達もいる、という事実をギロリから続け様に指摘され、さらに「俺がこの世界を変えて行く」との決意の下英寿がギーツIXに変身、そのまま彼との対決に入る。


マグナムバックルをグレードアセンブルで起動し、召喚したマグナムシューターファンネルもかくやという弾幕攻撃を浴びせて先制を取るとジットの時とは打って変わってギーツIXと正面から渡り合う。


しかし、「全ての力がオーディエンス達に依存していること」を逆手に取った鞍馬祢音光聖の親子によって「このまま観戦していれば元の世界に戻れなくなる」「今の状況が続けばオーディエンスといえどもジエンドライダーに危害を加えられる危険があり、安全ではない」と持ち掛けられた一部VIPが寝返ってしまい、「需要がなくなったコンテンツ」への支持が減ったことで動きが鈍り、逆に圧倒される…かに見えたが、何とリバースで英寿の時間のみ逆行させることで変身を解除させ、ギーツの力も使えなくさせる。


創世の力を自分の意志で操りたいが故に、お前は人間のままでいようとした。その傲慢が、お前に最大の不幸をもたらす


そう宣告すると不意にツムリが現れ、英寿の目の前でマグナムシューターを発砲し…



『世界の終幕』を導いたDGP創始者の末路編集

ツムリが浮世英寿を射殺した…

しかし、それは彼女の意思ではなく、元々一心同体の存在・黒ツムリに身体を乗っ取られた結果、彼女は「英寿を排除する」という黒ツムリの意思を知らぬ間に実行してしまった…というのが真相であった。自我を取り戻し呆然とする彼女に対し、「信じていた者を裏切った気分はどうだ」という最低最悪の皮肉の言葉を彼女に投げ掛ける。


ギーツはもはや存在しない!


かくしてスエルは世界を破滅に導くべく、残りの邪魔な「ノイズ達」の殲滅を開始。

同時に前話にて寝返った一部のオーディエンスをオーディエンスアイを通して処刑し、右手の制御を取り戻すというエンターテイメントの提供者としてもあるまじき暴挙に出た。


その後は民間人を避難させていた景和と祢音を襲撃し、タイクーンブジンソードとナーゴ・ファンタジーフォームとの戦闘に移る。

だが、彼らが古代人である以上リガドΩの絡繰りを破ることはできず、時間加速能力を用いてブジンソードビクトリーとファンタジーストライクの合体技を退ける。


そこにジャマ神の姿となったバッファも乱入し、彼のライダー特攻能力に若干苦戦するも、すぐさまリバースを発動し3人を変身不能にさせ、徹底的に痛めつける。それでも生身で抵抗する彼らに対して


今のお前達は願いを妄想するだけの無力な存在!


と罵るも、彼らからは「願いがあるからこそ人は強くなれる」と自分達の信念を表し、そんな彼らの前に現れたのは…


BOOST & MAGNUM


『READY_FIGHT FOR_DESIRE



何と死亡したはずの英寿。ギーツの姿でブーストライカーに乗って登場した彼に、激しく動揺。


「ギーツ…!? 何故ここに…お前は死んだはず!」


ギーツ「ああ…確かに俺の肉体は滅んだ。今の俺は…神様だ」


母・ミツメの意志を継ぐことを決意していた英寿は人間としての「死」を選ぶ覚悟を既に決めており、「創世の神」となって奇跡の復活を果たしたことが判明。

そんな彼が景和達の願いをすぐさま叶えたことで、抹消した彼らの仮面ライダーへの変身能力が復活する。


ギーツ「叶えよう…俺達の願いを!」


景和・祢音・道長「「「変身!!!」」」


こうして彼らは再変身。

ギーツ・タイクーン・ナーゴ・バッファの4大ライダーとの最終決戦へ突入する。


長い間、共に闘ってきた彼らの息のあった連携攻撃に圧倒され、必殺技の連撃にたじろぐスエル。


「どこから…こんな力が…!?」


しかしすぐさまリバースを使い全てをやり直させようとするが


ギーツ「知ってるか?神様には時間なんて関係ないんだぜ」


読んで字の如くの神となったギーツの前にはもはや時間操作など無意味であり、ギーツⅨの姿となった彼の脅威的な力に圧倒される。


最後はブーストⅨビクトリーを発動した彼に、超必殺技で対抗し、ぶつかり合いの末に両者共にその場で大爆発。


そして爆炎の中から立ち上がったのは何とスエル…と思われたが…


英寿「お前を破壊した…


そんな!? 馬鹿な!!


全身にノイズが走ると共に聞こえて来た声に動揺する間もなく彼の銀色の仮面が割れ、それと共に中から姿を表したのは何と英寿。この瞬間、スエルとしての人格は仮面の崩壊と共に完全に失われた。


上述の38話でスエルがギーツⅨのブラックホールに叩きこまれても消滅を免れるというしぶとさを見せていたことから、どうやら英寿はスエルが実体を持たないデータ生命体であることを逆用して倒す策に出たらしく、まず「表面」たるリガドΩを破壊し、次いで神の権能を使って彼のデータ内に侵入、スエルのデータを削除した上で自分のデータを上書きすることで内部から崩壊・消滅させる…という方法を取ったものと思われる。


「創世の神」どころではなく、自らの想定を遥かに超越する正真正銘の「神」にまでなった「狐面」に「化かされた」事実への短い驚愕の叫びのみ残し、スエルは遂に完全消滅・死亡した。


こうして創世の女神という犠牲の上に創り上げた虚構のデスゲームで過去人の幸福と不幸を天秤にかけて嘲笑い、あまつさえ誰しもが不幸になるバッドエンドさえ望んで世界を破滅に導こうとした悪しき創造主は、諦めない限り願いを叶えられると信じて抗い続けた被造物に完敗し、最後は自ら弄んだ「創世の力」に逆に弄ばれて撃破されるという、因果応報の形で滅び去ったのであった…。


さらに、創世の神としての力を発動させた英寿によって世界が「『幸福の総量』が存在しない世界=皆が幸せになれる世界」に改変され、同時にサマスや黒ツムリ等の傀儡達、ゲームに巻き込まれた人々のライダーとしての力等が全て消失したことでスエルが創り上げて来たデスゲームとしてのDGPはここに完全崩壊した。



本編外での活躍編集

デザグラ創成期から任命していたネメルが自身の許可なくジャマト改造を行っていることを察知し背信行為を理由に解任した。

その後、ネメルがただでは転ばないと予測したのか、ニラムに彼の処分を命じている。



余談編集

  • 名前の由来は、「据える」または「見据える」かと思われる。

  • CVを務める松岡氏はヴィジョンドライバー、レーザーレイズライザー双方のシステムボイスとの兼役。
    • 宇宙船Vol.181のインタビューによると、松岡氏はスエルを演じるに当たって、特撮の画面に声を当てるアドバイスをLINEで数々の仮面ライダーキャラを演じて来た先輩・杉田智和氏に仰いだ所、長く丁寧な回答が返って来たが、これがアフレコでの助けとなった模様(もしなかったら「どうしよう…」と、画面の前で途方に暮れていた胸中も明かしている)。また、これまで自身が演じて来た悪役に関しても今までテンションが0」か「100であったのが、そのどちらでもなく平坦であったのも彼にとっては珍しかったらしい。

  • また、自身のラジオで当初はドライバーとレイズライザーのシステムボイスのみ担当する予定だったが、ドライバー音声収録にいた制作スタッフが「このまま行けんじゃね?」というノリでスエルを演じることがそのまま決定。後日マネージャーから本編の台本を貰ったと話しており、その後は上記の宇宙船でのインタビューの通り、特撮常連声優・杉田氏にアドバイスを貰ったと話している。

  • スーツアクターは初登場 - 38話まで高田氏がスエルが変身する仮面ライダーゲイザーと共に担当していたが、後に『王様戦隊キングオージャー』のスパイダークモノスのスーツアクターを担当することとなったため、47話の再登場以降は齊藤氏が担当している。齊藤氏は再登場後のスエルが初の仮面ライダーシリーズ出演となる。

  • 38話でリガドΩではなく、戦闘力が低いゲイザーに変身した理由はリガドΩはオーディエンスの力を必要とするものの変身時点でオーディエンスが帰還中、若しくは準備中であったためと思われる。

  • 47話で変身したリガドΩはドライバー上部の指紋認証機構「スティグマメトリクサー」ではなく左腰の「グレートアセンブル」を操作することで認証している。これについて玩具版ドライバー発売に際し公開された玩具開発ブログにて「スエルに実体がないため」であるという設定がしれっと明かされたが、そもそも第38話にてゲイザーに変身する際は通常通り認証装置である「バイオメトリクサー」にて認証を行なっており、矛盾している。「実体がない」というのは現代においての手足が透けている姿に対するアンサーとも取れるが、それともギーツⅨに撃破されたことで実体を失ったのだろうか…? ただし、38話の変身の際に手袋を着用したまま認証した(参考までに、ギロリは指紋認証のために1度手袋を外している)ことから、ゲイザー変身時も何らかの特殊な認証機能を用いた可能性がある。

  • 終盤で破壊の女神を確保しているため、少なくとも創世の力の喪失による運営の危機という事態は脱しているはずである。にもかかわらず、スエルがギーツを葬ろうとしている辺り、「使命に情熱を持ち過ぎた」ニラムを粛清したにもかかわらずその実、自身もギーツ打倒の執心に飲まれているのでは?という指摘がある。この場合運営トップなので下手に諌められる人物がいない、という問題点もある。ただし、放置した場合運営を敵とみなしているギーツの創世の力によって今後の運営に悪影響が生じる可能性も否定は出来ぬため、一概に間違っているとまではいえない。
    • その一方、とある現代人人に友好的なジャマトの開発に成功しており、(英寿の創世の力に加え)この独自の制御技術が彼らの未来を消滅させかねない程の危険因子故に、現代の破滅を目論んでいる、とする意見もある。

  • これまでの令和ライダーのラスボス達は主人公達と敵対してまで戦う理由があったり、哀しい過去を持っていたり、同情出来る事情があったり…と、完全な悪人ではないケースが主だったが、スエルはそういった理由も悲しき過去もなく、同情の余地が全くない、令和ライダー初の純粋な悪のラスボス。ちなみに、この辺りは声を演じた松岡氏もスエルの背景に何があるか考えていた所にスタッフから予め「クズ」と伝えられていた模様。
    • 初登場が第1話ではないラスボスも令和ライダーでは初。

  • 上記の評価を総評すると、「人間の自由のために戦う戦士」たる仮面ライダーが倒さねばならぬ最大の悪とも言える。

  • 未来人は過去で肉体を喪失しても未来で自動的にリデザインされるという設定が存在するが、スエルに関しては英寿によってデータ自体を消滅させられた可能性が高く、リデザインが不可能な可能性がある(公式サイトでも他の未来人達は「姿を消した」と、死亡したようには書かれていないのに対し、彼は明確に撃破されたとされている)。

関連タグ編集

仮面ライダーギーツ デザイアグランプリ デザイアロワイヤル

終幕のデザイアグランプリ 仮面ライダーリガドΩ

DGP運営 プロデューサー

黒幕 ラスボス 諸悪の根源 全ての元凶 外道 暴君


令和ライダーラスボスキャラクター

ジョージ・狩崎スエルグリオン

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