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曖昧さ回避

  1. 仏教用語の一つ。及び、それに転じた言葉。本項で解説。
  2. 女神転生シリーズ』に登場する悪魔の種族(分類)の一つ。本項で解説。
  3. 魚釣りにおいて、本来釣ろうとしている魚と異なった魚をまとめて指す用語。
  4. 作家・あかほりさとるのニックネーム。


概要

元来は仏教用語で、仏教以外の思想や学派を指した言葉。それが転じて、道理に背く考えの人や、邪悪な人を指すようになった。
インドには六師外道をはじめとして様々な思想家が存在し対立していたとされる。

また、伝教大師最澄へ留学した折、外道と呼ばれる犬神(ていうのがいるのよ。「その辺、水田とかでもふもふしているトガリネズミみたいな」と説明される)を持ち帰り、あー弦のリペアをする人「つるめそ(犬神人へこのルビ)」へ伝えた、とする伝承がある。その為、犬神のようなものを、「ゲド」「ゲドウ」という地方がある。

pixivのタグとしては、テンプレネタの「まさに外道」に関するイラストが多く投稿されている。
他には悪人のような行動をしたキャラクターにこのタグが付けられることがある。

女神転生シリーズの外道

初出は『初代女神転生』。
ただし、同作では「物怪」という名称であり、外道という種族名は『女神転生Ⅱ』から。
悪魔が憑りつき変化した存在や実体化しそこねた悪魔などが所属する。

「外道」という大種族があり、怪異もここに所属する。

外道一覧

一部の悪魔についての詳細は、リンク先を参照。
ルーパー系

物怪サンドルーパー


「ピンクルーパー」「サンドルーパー」が該当。初代『女神転生』のみ登場。
ルーパー(looper)とはシャクトリムシという意味であるが、おそらく、悪魔が憑りつき変化した生物だと思われる。もしくはD&Dドルアーガの塔に登場するローパーが元ネタとも。

スライム

スライム
外道:スライム


詳細は「外道スライム」を参照。

ブロブ
初出は『女神転生』からであり、『真・女神転生Ⅲ』や『ラストバイブル』などにも登場。上記のスライムの亜種(色違い)。
元ネタは「宇宙からの不明物体」に登場する同名の粘液状の生命体。
凍らせる事で身動きを封じる事が出来る事から、氷結属性に弱い。

マッドスラッグ
『女神転生』のみ登場。悪魔が憑りつき凶暴化したナメクジ

メガプラナリア
『女神転生』のみ登場。悪魔が憑りつき凶暴化、巨大化したプラナリア
なおこの名をハンドルネームとした方が作成した、女神転生シリーズの悪魔画像を集めた『禁断の書』という伝説のHPがあり、プロバイダーのサービス終了後、断片という形で保護されている。

ウィルオウィスプ

#外道ウィルオウィスプ


鬼火。『女神転生』では、青色(男)と赤色(女)の2種類が存在した。
真・女神転生Ⅲ』などにも登場している。
なお、『真・女神転生if…』では「ウィリー」という妖精として登場した。

メデューサのかげ
『女神転生』に登場。天空の街ビエンのボス「メデューサ」の魔力のこもった分身。

ア・バオア・クー
チトールにある、勝利の塔に棲むと伝えられる幻獣。
初出は『女神転生』であり、上記のルーパー系の色違いとなっている。
デビルチルドレンにも登場しており、人型のスライムのような姿をしている。

マイコニドロ
『女神転生』のみ登場。元ネタはおそらく、モンスターのマイコニドだと思われる。
FC版では緑色の菌男的なモンスターの姿、旧約では逆立ちのモヒカン頭、足に顔がついているという姿である。

あくまのほしくび

#あくまのほしくび


『女神転生』のみ登場。
元ネタは不明だが、干し首とは首狩りをやっていた部族の風習として装飾用に加工された人間の頭部のことである。

フォッグ
『女神転生』及び『偽典・女神転生』に登場。
FC版では姿が描かれず、旧約では海賊船長のような姿をしている。
なお初代の攻略本の解説の段階で海賊の亡霊設定で、1980年公開のホラー映画「ザ・フォッグ」が元ネタであると考察される。
『偽典・女神転生』では、文字通り霧の姿として登場した。

アスコモイド

外道アスコモイド


女神転生Ⅱ』のみ登場。一つ目の球体の姿をしている。
元ネタはおそらく、D&Dに登場するモンスターからだと思われる。

クラベビ
『女神転生Ⅱ』に登場。上記のウィルオウィスプの色違い。
備後国(現在の広島県東部)に伝わる火の妖怪。比べ火。たくろう火とも。
瀬戸内海に2つの火の玉が並んで現れる。伝承によれば、非業の死を遂げた2人の女の霊がたくろう火になったと言われている。
なお当時の攻略本には、洋楽「クライ・ベイビー」元ネタ説も唱えられていた。
ちなみに『偽典・女神転生』では「悪霊たくろうび」として登場している。

マンイーター、ドリームキッス

外道ドリームキッス


『女神転生Ⅱ』のみ登場。鋭い牙を持つ花の化け物の姿。
なお、真・女神転生では、マンイーターと同名の種族”幽鬼”の白いボディコン女悪魔として登場。→屍鬼マンイーター

バックベアード
元ネタは水木しげるの漫画「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する妖怪。
『女神転生Ⅱ』ではFC版のみの登場であり、旧約には登場しない。姿はアスコモイドの色違い。

暇をもてあまして


真・女神転生にも登場しているほか、同作のバックベアードのデザインがライドウシリーズに登場するイチモクレンに流用されている。

ボーンゴーレム
『女神転生Ⅱ』のみ登場。骸骨のモンスター

ちんぴら
初出は『真・女神転生』。女神異聞録ペルソナにも登場している。
悪魔に魂を乗っ取られており、手に持つナイフで攻撃してくる。

やくざ
上記のちんぴらの色違い。彼も悪魔に乗っ取られている。
なお話しかけると「やくざをころしてへいきなの?」とういうレア台詞がある。
女神異聞録ペルソナ』にも登場しているが、姿は下記のタトゥーマンである。

モウリョウ

外道モウリョウ


成仏できなかった死者たちの霊であり、自然に漂う霊(妖怪)。
本来は外道と呼ばれるような人に危害を加えるような妖怪ではないが、悪魔に乗っ取られ、人を襲うようになった。
作品によっては悪霊に属する。

ブラックウーズ

セイけつ……ナりたイ
外道ブラックウーズ


詳細は「外道ブラックウーズ」を参照。

ジャック・リパー

ジャックリパー


元ネタはイギリスの連続猟奇殺人鬼「ジャック・ザ・リッパー」。

クリス・ザ・カー

デビルサマナー4コマ漫画


元ネタは映画「クリスティーン」より。
ボロボロの自動車という姿をしている。ちなみにナンバーは足立ナンバーである。
『偽典・女神転生』には”クグツ”クリスティーンとして、『葛葉ライドウ』にはオマージュとして雷電属オボログルマが登場している。

ドッペルゲンガー

外道 ドッペルゲンガー


名は「二重に歩む者」を意味する。
作品によっては黒い影に電撃のようなものを纏ったような姿(『真・女神転生Ⅱ』など)、顔が陰で隠れた主人公の姿(『デビルサマナー』など)、顔が隠れずそのままそっくりな姿(『偽典・女神転生』、『デビルチルドレン』など)だったりする。
戦闘では、物理攻撃を反射したり吸収したりする強敵。

オールドワン
「古のもの」とも呼ばれる、クトゥルー神話に登場する神話生物の一種。

こっくりさん
女神異聞録ペルソナ』に登場。
本来は占いの一種。青いキツネの姿をしており、色違いとして魔獣ゲンクロウがいる。
会話では、「…」を多用する喋り方をする。

アナトミー
女神異聞録ペルソナ』に登場。
元ネタは学校の怪談の一つ「動く人体模型」。
アナトミー(anatomy)とは、解剖・解剖学という意味。

シャドウ
見る者自信と同じ姿で現れる幻視体。
初出は『女神転生』であるが、同作での種族は夜魔であった。姿は、FC版では赤い目が2つだけ、旧約では笑っている顔の影である。
外道としてのシャドウは『女神異聞録ペルソナ』からであり、上記のドッペルゲンガーの色違いであった。
ペルソナシリーズ』のシャドウについてはこちら→シャドウ(ペルソナ)
ソウルハッカーズ』。仮面の連なった姿をしており、『真・女神転生Ⅲ』では、ウィルオウィスプの色違いとして登場した。
また、『デビルチルドレン』では影をモチーフにした騎士の姿をしている。

グリーミーズ
女神異聞録ペルソナ』に登場。
元ネタは宇宙人であるリトルグレイを示す隠語。
マハジオダインや即死攻撃のヘルズアイズなどを使ってくる。
会話では数字だけしか喋らず何を言っているのかわからないが、これはテンキーの軌道で解明できる。
(例えば、「74145696323698741741456963236987417412369!」(興味UP)なら、
 741456963→H、23698741→O、741456963→H、23698741→O、7412369→Uで「ほほう」となる)

フーリガン
初出は『真・女神転生デビルサマナー』からであり、『真・女神転生4』にも登場している。
渋谷系のファッションのゴロツキの若者が悪魔化したもの。手にトカレフとナイフを持っている。

キラーチョッパー
真・女神転生デビルサマナー』に登場。
天堂組に所属している、トミーガンをブッ放す殺し屋(マフィア)。
尚、「チョッパー」とは機関銃使いの意味である。

タトゥーマン
ヤクザが悪魔化したもの。背中に中指を立てたジャックフロストの刺青を付けている。
初出は『真・女神転生デビルサマナー』からであり、天堂組に所属している。
真・女神転生4』にも再登場した。

オルゴンゴースト
真・女神転生デビルサマナー』に登場。
大気中のオルゴンエネルギーが集まって実体化した悪魔。
電波塔のボスであり、東亜テレビにいるユリア達を倒せば弱体化する。

ナイトストーカー
初出は『ソウルハッカーズ』。『真・女神転生4』にも登場している。
悪魔に忠誠を誓い、様々な犯罪を犯し、裏社会で活動する者たち。悪魔崇拝者。

マッドガッサー

マッドガッサー


初出は『ソウルハッカーズ』。『真・女神転生4』にも登場している。
ガスマスクを被った、マントの黒づくめの男。
元ネタは、アメリカのバージニア州に現れた有毒ガスをまき散らしたといわれる怪人。

アーバンテラー
ソウルハッカーズ』に登場。
テロリストが悪魔化し、破壊や殺戮そのものが目的と化している。
物理攻撃を反射する。

プラズマ・ボールクリッター
偽典・女神転生』に登場。
プラズマ・ボールの元ネタは『if』の大月先生のモデルである物理学者・大槻義彦教授が提唱していたプラズマ理論、クリッターは成層圏に棲むというUMAが元ネタであると思われる。

スプラッター
偽典・女神転生』に登場。
元ネタは不明。上記のスライムの色違いであり、薄い赤色(ピンク色?)をしている。

ダークネス
偽典・女神転生』に登場。
文字通りの「闇」。上記のフォッグの色違い。

スペクター
亡霊。初出は『女神転生Ⅱ』であり、同作の種族は悪霊であった。
真・女神転生Ⅲ』では、ウィルオウィスプの色違いとして登場し、アマラ経路のボスとして登場。「群れ集い」で集団で現れ、「邪霊烏合」で合体しパワーアップする。

テディベア
女神異聞録ペルソナ』に登場。
まいが持っているクマのぬいぐるみが悪魔化したもの。この悪魔と戦うことになると…。

ジャグラー
ソウルハッカーズ』に登場。
パラダイムXのアトラクション・VR美術館の絵画から生まれた、名前の通り大道芸人(ジャグラー)の姿をした悪魔。

以下は、元の種族が外道、または作品によっては外道に属する悪魔
ポルターガイスト
初出の『女神転生』では物の怪(旧約では外道)であり、『真・女神転生Ⅱ』以降は悪霊となった。

ジャックランタン

ジャックランタン(外道時代)


初出は『女神転生Ⅱ』であり、デザインは後の『真・女神転生』に登場するものと違い、同作の種族も外道であった。

ファントム
イギリス周辺の民話に語られる亡霊。
初出は『女神転生Ⅱ』であり、上記のスペクターの色違い。
外道としての登場は『真・女神転生Ⅲ』であり、ウィルオウィスプの色違いである。
他作品では悪霊だったりする。

関連タグ

仏教用語 仏教
悪人 悪魔 邪悪 邪道 鬼畜 人でなし
まさに外道

外道衆:この中には人の道を外れて外道に堕ちたはぐれ外道がいる

平松伸二:外道に定評がある漫画家
漫☆画太郎:同上。
新日本プロレス所属プロレスラーについては邪道&外道を参照。
アストレイ(Astray):意味は「道を外れた者」、「王道ならざる者」を持つ単語。

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