吾妻道長
あづまみちなが
『仮面ライダーギーツ』の登場人物。
DGPに仮面ライダーバッファとして参戦しており、主人公・浮世英寿/仮面ライダーギーツに対して異様な対抗心を見せる。1話の半年前より開催されていたゲームでは英寿・豪徳寺武と共に最後のミッションまで生き残った実力者である。
1話でのミッションで英寿が勝利してデザ神となり、世界を創り変えたためにDGPに関する記憶を喪失。以降は自身の職場・工事現場で働いていたが、再度仮面ライダーに選出されてDGPに参戦する事となった。
服装は13話まではデニムジャケットやアウトドアベスト等、仕事・プライベートで兼用出来るカジュアルコーデを好んでいたが、ジャマトグランプリ参戦後は(サポーターの趣味により)黒いアウターにモノトーンのトップス、ボトムスは黒のワイドパンツというブラックコーデに変更しており、以後もそちらが気に入ったのか元々服装にこだわりがなかったのかそちらで通している(なお、最終話では現場作業時は初期のファッションにしていることが判明)。
また、初期からかなり髪を伸ばしており、慟哭編以降は髪を後ろで束ねている。
一人称は「俺」。
浮世英寿に対しては並々ならぬ敵愾心を燃やしている等、本作におけるライバル的ポジション。当初は桜井景和・鞍馬祢音を「モブ」呼ばわりしたりと人当たりが悪く、「どの道世界は終わる」と豪語する傲慢な性格であった。
また、目の前で一般人がジャマトに襲われていても全く意に介さず、他人の死も何とも思っていないなど冷酷且つドライでスコア稼ぎを何より優先するが、そもそもDGPは死の危険がある互いを蹴落とし合うゲームであり、且つ「優勝者が願いを叶えられる」とあっては他人に構っている余裕等なく、道長の様なスタンスの参加者は珍しくない。
もっとも、違反すると自分にも影響があるため、ゲームのルールには忠実であり、憎い相手であっても余程自身にメリットがない限り暴力は振るわず、他ライダーが消滅した際反応も人の不幸を蜜の味にしている訳ではなく、単に「対立していたライバルが減ったか」と思っているに過ぎない。
そんな彼の願いは「全ての仮面ライダーをぶっ潰す力」。
その理由はかつてのグランプリ参加者であり、自身の親友・今井透が他のライダーにレイズバックルを腕ずくで奪われた挙句ジャマトに倒され、退場(=死亡)する姿を目の当たりにしたため。
加えて、その直後に現れたギーツより「こんな悲劇は忘れるに限る」と慰めの言葉を掛けられたが、「(この様な理不尽を)忘れてたまるか」と激しく憤った。このこともあり、仮面ライダーを「自分の私利私欲のために平気で他人を踏みにじる者」として憎悪する様になり、自身が参加者として選ばれたことを利用し、DGP自体を破綻させかねない上記の願いを抱くに至った。
『ギーツエクストラ 仮面ライダーパンクジャック』でも晴家ウィンが運営スタッフであった頃の回想という形で上述の過去のシーンが描かれており、透が消滅し「何なんだよ、デザイアグランプリって!?」と狼狽していた最中ジャマトが襲来、駆け付けたギーツによってジャマトが倒されたのを見た道長はその直後、ゲーム退場者の痕跡を隠滅するために到着したDGP運営スタッフにスタンガンを浴びせられて気絶、そのまま連行されていたことが判明した。
ゲームではとにかく手当たり次第にジャマトを倒してスコアを稼ぐスタンスで挑んでいる。
しかし、最終ミッションまで生き残っただけあって常時自分を過信してはおらず、判断力や慎重さも持ち合わせており、高得点狙いで敢えて危ない橋を渡るよりは危険を避けて堅実に点数を稼ぐタイプ。スラグフォートレスジャマトが出現した際には、極力スラグフォートレスジャマトとの対決を避け、和装ジャマトの撃破に専念していた。
他の主な参加者とは異なり、DGPに参加していても本業・現場作業の仕事を怠っている訳ではない模様で、ある時に最大のライバル・英寿の別荘をリフォームすることとなり、その最中でミッションが入った際も英寿に「(リフォーム作業を)速攻で終わらせてやる!」と豪語し、本当に作業を正確に手早く終わらせてからミッションに向かっている(その後、上げられた英寿のインタビューでは道長本人とは明言されていないものの、「職人さんが細かいこだわりまで再現してくれていてお気に入りなんです」と評価されており、短時間ながら作業も綺麗に済ませていることが窺える)等、言動に反して律義な一面もある…というより、私情を仕事に持ち込まず、きっちり線引きが出来る性格であるといえよう。
また、いがみ合っていた景和が連続でレアアイテムのブーストレイズバックルを引き当てるのを見て、「お前いつもそれ手に入れていないか?」「運が良いのか悪いのか分からない奴だな」と雑談するのみで強奪は一切しておらず、その後6話で森魚が景和よりブーストレイズバックルを奪って渡して来た形で自分の手元に来ても黙って隠し持たず、景和に(「ずさんな管理で盗まれる方が悪い」と呆れつつも)盗まれたことを暗に示す等、意外と面倒見が良い面もある。
8話で変身を解除した景和が倒れこんた際には駆け寄りそうな仕草も見せていた。
謀略編では運営側のパンクジャック=ウィンが英寿を脱落させようとする思惑に気付く。彼から「組んでギーツ/英寿を落とさないか?」と持ち掛けられるが、そのやり方には乗らず自分で決着をつけると宣言。あくまでも自分の力でギーツを超えることにこだわっている。
また、他人からレイズバックルを取る時があっても、ただ奪うのではなく、丹波一徹が自身と相性が良いゾンビレイズバックルを手に入れた際は少々話を盛ったとはいえ、一徹の身を案じる様ないい方で引換えに自身が入手したニンジャレイズバックルを渡す、後に直ぐニンジャレイズバックルが必要な時となっても取り方は少々強引とはいえ「これ使え! ないよりはマシだろう」とレターが取り落としたプロペラレイズバックルをやっぱり渡しておく等、きちんとそれなりの代償を渡している(さらに、一徹を「ジジイ」ではなくて「爺さん」と呼ぶ等、対応こそぶっきらぼうであるものの、老人を敬うことも忘れない)。
総じて、元来は真面目で面倒見が良かった、が透を失ったことで少し荒々しくなりつつも、しっかりと人として外れたことはしない、線引きが出来る人物といえる。
乖離編以降、ジャマトの真相やさらにDGP自体が「次元を超えるオーディエンス(未来人)にとっての見世物であった事実」を知ったことで仮面ライダーの実質的大元であるDGO自体にも強い不信感を抱くようになり、最終的な目的も「全ライダーをぶっ潰す力を利用して仮面ライダーのみならず、DGP自体を潰すこと」に固まっている。
ジャマトグランプリ参加後は一般人の被害を顧みず子供の夢をも踏み躙る等、その姿は人々にとってはジャマトと何ら変わりないものとなってしまった。その強過ぎる執念によってギーツに勝るとも劣らないさらなる強さを得ており、時折彼を追い込むことも。
劇中においても彼自身が直接一般人に対して危害を加えることはなく、最低でも破壊対象は器物やライダーに留めており、後述の闘牛ゲームではジャマトの横槍に関して露骨に顔を顰める等、自分なりではあるが良心は残っている模様。ただ、最終ゲームでは直接的な攻撃こそ加えていないものの、一般人大量殺戮に加担。景和や英寿、ニラムもその手で殺害している(後に諸々の要因が重なり、この3名のみ復活した)。
これらは、妥協をしない元来の真面目さと奥底に根付いた怒りが重なってしまったが故でもある。
慕情編では遂に運営と本格的に敵対する要となる一方、英寿とは本当の目的を知ったこともあって利害一致。互いに共闘する場面も増えている。
創世編では紆余曲折もあって元来の真面目な性格に戻っており、暴走気味な景和より冷静となっている(これには創世の女神や邪神に関する情報格差の影響も大きい))。
そして46話でとある人物が語った言葉より道長の本当の願いが判明する。
なお、実は自身のライダーの名前を少し気にしていたことが『ハイパーバトルビデオ』で判明した。
- ライダー達との関係
動機が動機であるため、自分以外のライダー達を敵視しており、人命救助を優先している豪徳寺に対して「見返りを求めてる癖に」と吐き捨てている。その彼が消滅してしまった際には悲しむことはなく、脱落した時には笑みを浮かべていた。しかし、倒すべきライバルでもあったためか、退場した参加者のことはしっかり覚えている様子。
- 職場関係
DGPでこそ人間としてもライダーとしてもこうしたスタンスを取っているが、職場では日常生活の中では職場に仲が良い同僚がいたり、断りこそすれど上司から食事に誘われたりする等、普段の人間関係は悪くはない模様。
- 両親との関係
母との関係は不明であるが、父とは1度何らかの理由で大喧嘩をして以降家出し、ほとんど連絡を取っていない。
黎明編
- 1話『黎明F:ライダーへの招待状』
浮世英寿・豪徳寺武の2人とDGP最終戦に挑む。
武器「ゾンビブレイカー」を用いてジャマト達を薙ぎ倒し、大量スコアをゲット。
そして豪徳寺達と屋上にいる中、ラスボス・スラグフォートレスジャマトが乱入。城の一撃を受けた彼は消滅してしまう。
それを自身が持つ「スパイダーフォン」で確認し、豪徳寺が退場したことに喜びを見せる。
これに対し「何笑ってるんですか…人が亡くなったんですよ!?」と怒鳴って来た景和に「他人の心配をしてる場合か」と冷静に言い返す。
ゲーム終了まで和装ジャマトの撃破に専念していたが、最終的にスラグフォートレスジャマトを撃破したこと英寿が優勝。デザ神となったため、世界がリセットされる。
その影響で一時的にDGPの戦いの記憶を失い、仮面ライダーバッファとして再度選ばれた際にはツムリに対し「誰だお前?」と問い掛けていた。
邂逅編
- 2話『邂逅Ⅰ:宝探しと盗賊』
新世界最初のミッションにバッファとして改めて参戦。
盗賊ジャマト撃破報酬・ゾンビレイズバックルを回収する。
サロンでの休憩中には景和・祢音を「モブ」扱いし、直ぐ落ちるであろうと言い切り、ソコにやって来た英寿が持つ蛇口と盾を見て「お前、ソレどっちもハズレだろ?」と半ば馬鹿にする様にいい、マグナムを持つ奏斗を指して「お前が欲しかったものはアイツが持っている」と告げる等、終始挑発的な態度を崩さなかった。
しかし、英寿と一触即発な雰囲気となるとギロリに警告され、1度は煽りを止めた。
ルークジャマト出現に伴ってミッション変更。殲滅戦となるとゾンビフォームに変身、ゾンビブレイカーで片っ端から雑魚を散らして行った。
親玉は逃がしたが、第1回戦は危なげなく生き残ることが出来た。
- 3話『邂逅Ⅱ:ゾンビ狩り』
ゾンビ狩りミッションで「自分のスコアが上であったらバックルを全部貰う」駆け引きを持ち掛けた英寿/ギーツの賭けに乗るも、最終的にギーツ41,000Pt・バッファ36,500Ptで終わり、自身が持つゾンビレイズバックルを英寿に(スリ取られる形で)渡す羽目に。
その後、自身がハズレと小馬鹿にしていた蛇口を英寿より受取り、ゾンビ達と戦う(彼同様鈍器として使用していたこと)
ゾンビに感染したと発覚した祢音に「寧ろ良くココまで生き残れたな」と無慈悲に言い放ち、奏斗と共に去って行った。
- 4話『邂逅Ⅲ:勝利条件』
同様にゾンビに感染した奏斗を縛り付けて変身。彼に攻撃しようとするが、景和に止められた上に英寿より忠告され、未遂に終わる(本人は「只のジョーク」といっていたが)。
その後、第3ウェーブ襲来の際に何故かマグナムレイズバックルを所持し、マグナムフォームに変身。元々近接武器しか使ってなかったこともあり、銃を鈍器として使用していた。
実は奏斗と裏で取引しており、彼が思う存分暴れて他のライダー達を妨害することを黙認する代わりにマグナムレイズバックルを渡されていた。
その後、徐々にゾンビ化が進行する奏斗・祢音を鼻で笑い、「脱落するであろう」と予想していたが、祢音は生きる希望を捨てず、ブーストアームドハンマーに変身。「ブーストハンマーグランドビクトリー」でゾンビジャマト軍団を撃破し、ゲームクリアとなった。
- 5話『邂逅Ⅳ:デュオ神経衰弱』
『ガツンと一軒家』という番組の企画で自身が敵視する英寿の家のリフォームを行うこととなる。
彼に「俺の家直すなら棄権するか?」と煽られるが、「速攻で終わらせてやる!」といい、仕事に真面目に速攻で取組んだ後、DGPに参加することとなった。
2人組でスコアを競う団体戦のため、くじ引きの結果、景和/タイクーンと組むこととなる。
上記の性格の影響か、彼を無視して終始単独でトランプジャマトを撃破していたが、ゲームの性質上何度でも復活するジャマトに対して苛立ちを募らせていった。
その後、屋上のトレーニング場で仮想ジャマトに苛立ちをぶつける中現れた英寿と口論(?)になり、「俺の願いは、お前みたいな奴をぶっ潰すことだ! ギーツ!」と憎しみを露わにしていた。
- 6話『邂逅V:逆転のブースト』
「デュオ交代チャンス券」を購入した仮面ライダーメリー/小金屋森魚より「俺と一緒に組まない?」と持ち掛けられ、森魚が交代券を使用したことでデュオ相手が森魚に変更。
その後、森魚が景和の懐から盗んだブーストレイズバックルを渡されるも、なくしたバックルを必死に探す景和に対し、「杜撰な管理をしていて盗まれるのが悪い」とブーストバックルを見せることで森魚が盗んだことを暗に示す。
その後、どちらかが公平にバックルを手に入れるためビーチフラッグならぬ「ビーチブースト」を起案するが、案の定、森魚は景和が先に手に入れたのにもかかわらず強奪。道長も「これで、これは俺達のもの」と宣言。続く戦闘の際には預かっていたブーストレイズバックルでゾンビブーストフォームに変身。そして、ブーストゾンビフォームにリボルブオン。
バッファ仕様となったブーストライカーと共に「ゾンビブーストグランドビクトリー」を放ち、タイクーンと同時に別々のトランプジャマトを撃破するのであった。
そして、報酬としてポイントがバッファ&メリー…
…ではなく、バッファ&タイクーンに加算される。
何と、道長*森魚にも伝えないまま(無論タイクーンも知らない)、無断で「デュオ交代チャンス券」を使用していた。なので、「バッファ&タイクーンチーム」「メリー&パンクジャックチーム」と以前の形に戻っており、ポイントも前述の通り、「バッファ&タイクーンチーム」に加算され、無事2位通過で勝利。つまり、ブーストレイズバックルを持って「これで、これは“俺達”のものだ」と言ったのは自分とタイクーンを指して発言していたこととなる。
戦闘終了後、景和から「助けてくれたの?」と聞かれた際には「勘違いするな、偶然引いたのがお前であっただけだ」と返している。「デュオ交代チャンス券」を使用した経緯についても「メリーのような奴を残しておいても厄介、排除すべき」と判断したためであった。
- 9話『邂逅F:Wake_Up! モンスター』
ゲームマスターより受取ったタマゴを乱暴に扱いながらもドリルバックルを入手。
新しく得た力でラスボス・ナイトジャマトに挑むが、強力な攻撃でバッファの片方のツノが折れる深手を負う。
それでも、
「ゾンビってのはな…死にかけてからが本番なんだよ!」
「勇気とか無謀とかどうでもいい…俺は負けない! それだけだ…!」
と戦う意思を見せる。
しかし、ギーツ・モンスターフォームがナイトジャマトを倒したことでデザ神が決定。
「どこまでも気に食わない野郎だ…ギーツ…」
勝敗が決まっても最後までギーツに嚙み付く態度は変わらないままリタイアとなった。だが、英寿が彼を認めた様な発言をしたためか、その表情はどこか満足気であった。
- 10話『謀略Ⅰ:新世界のビート』
世界がリセットされ、仮面ライダーの時の記憶を失っていたが再びデザイアグランプリに選定され再び参加する。
記憶を失っている時は英寿からのサインの申し出に素直にニコニコで嬉しそうにしたが、IDコアに触れ、ライダーとしての記憶が戻ってからは以前と同じような敵意剥き出しな態度を取っている(記憶を取り戻した直後、自身のシャツの英寿のサインに動揺を示すというシュールな姿を見せた)。
グランプリ常連・道長も戦いに逃げ腰の2人が仲間では苦戦を強いられ、途中でレターが退場してしまい、ケイロウから強引に奪ったバックルでニンジャフォームに変身するが、窮地に追込まれる(この時、レターが遺したプロペラレイズバックルをケイロウに「これでも使っとけ、何もないよりはマシだろう」と、最低限のアフターケアしている)。
しかし、途中エントリーしたナーゴビートフォームの参戦により窮地を脱して1回戦を生き残った。
- 11・12話
第11話のミッションで人質・ライダーがそれぞれペアを組んだ際に祢音と組もうとしたバス運転手・尾形次郎と半ば強引にペアを組む。
その後、ギーツを脱落させようと暗号を入替える晴家ウィンを目撃し、運営側が彼を脱落させようとしていることに気付く。
- 13・14話
第3回戦「イス取りゲーム」のルールに則ってドライバーを奪われてしまったため、生身で奮闘するも成長し強化を続けているポーンジャマトによって窮地に陥ってしまう。
その後はギーツによって撃破されたジャマトライダーから先んじてドライバーを奪還。ボスキャラ「かくれんぼジャマト」がタイクーンに討伐されたことで無事にゲームから生き残れた。
- 15話『謀略Ⅵ:仮面ライダーの資格』
遂に始まった最終戦。少しでもスコアを多く稼ぐため、ジャマトを討伐すべく最前線に走る。しかし、今まで以上の猛攻やルークジャマトの一撃によって押されてしまう。さらに前話でギロリの策略で脱落させられて記憶を喪失。一般人となった「浮世英寿」と鉢合わせた。
独りながらも果敢に戦った猛牛、怒りと無謀の果てに…
ここから先はネタバレです。未見の方は注意!
「勇気・無謀は異なる」と彼の身を案じた言葉を聞き、さらに勝利への欲望を燃やす道長。それは理想を叶えるためなら他人を容易に蹴落とす連中……仮面ライダーへの強い怒りが彼の原動力であり戦う理由だった。
例え逆恨みであろうと自分の命がどうなろうと、その果てに自分が他人を蹴落とす側に回ろうとも自らの理想を手に入れるために強大な敵に諦めず立ち向かうが、ラスボス・城ジャマトもといラフレシアフォートレスジャマトの一撃が直撃したことで変身が解除。IDコアにもヒビが入ってしまう(皮肉にも、嘲笑った豪徳寺と同じシチュエーションである)。
失意・無念を抱きながらも、駆け寄る英寿に自分のドライバーとレイズバックルを無理矢理押し付け、ドライバーと共に消滅してしまった。
「『違う』というなら、信じさせてみろ…!」
「お前の言葉を…証明してみせろ…!」
『MISSION_FAILED』
消え行く刹那、彼が浮かべた表情はいつもの冷徹なものではなく、どこか哀しげな、英寿に訴え掛ける様なものであった。
英寿にあって自分にはないのは何か、どうしたら彼の様になれるかを問うかの様に
こうして今作のクリスマスシーズンの犠牲者となってしまったかと思われたが……
『MOVIEバトルロワイヤル』・16話での活躍
ここから先は劇場版のネタバレです。未見の方は注意!
コラスによる世界書き換えの影響で復活。デザイアロワイヤルに参戦することとなる。例によって「お前らとは異なる」という様な棘がある態度であったが、英寿達がしていた様な仮装をしっかりしていた。また、後述のゲーム開始時には仕事柄慣れているのかトラック運転手役を誰に頼まれるでもなく買って出ており、TV本編同様生真面目な性分を見せている。
悪魔マラソンゲームでは仮面ライダーバイスと電車の中で交戦。復活したてのバイスに同じ復活した者としてシンパシーを感じて休戦するも、突如参戦した仮面ライダー王蛇と戦うことになってしまう(紫繋がりであろうか? また、王蛇は龍騎本編において牛モチーフのライダーと浅からぬ因縁があることもこの対戦カードの理由かもしれない)。
意外にもプレイヤーのライダーを自身の手で殺すことには少し躊躇する一面がこの際判明したが、相手が相手であったたため、一瞬の隙を突かれて倒されてしまい、「甘い」と称された。
その後、ギロリがゲームマスターとしての権限を奪還したことで他の消滅したメンバー共々復活。最終ミッション「シカゲーム」に挑み、前回敗北を喫した王蛇足止め役を買って出た。
全てが終わった後は「次こそはギーツに負けない」と決意し、再度消滅。
こうして、第16話に繋がる。
- 16話『謀略IR:キツネ狩り』
ゲームマスター・ギロリが退場。生き残った参加者達にDGPの全貌が明かされる中、ジャマトの巣窟とも呼べるアルキメデルの農園・ジャマーガーデンに移動させられていたことが判明。
アルキメデル曰く、「ゾンビバックルの使い過ぎ」によって辛うじて命を繋ぎ止めたらしく、新しい実験サンプルとして興味を持たれる。
- 17話『乖離Ⅰ:ようこそ! 新しいシーズンへ!』
リニューアルされたDGP開催と並行してジャマーガーデンで完全に息を吹き返す。
ジャマトの幼体と自分を単なる被験体として接するアルキメデルの姿を見たことで直感的に彼が黒幕であることを確信。
そして、進化を続けるジャマトの驚くべき光景を見ることとなる。
- 18話『乖離Ⅱ:ブラボー! ジャマーボール対決!』
ジャマーガーデンを探索。脱出を試みる中、ジャマトライダーに襲われる。
その最中に半壊したバッファコアIDを入手。アルキメデルが保管していたデザイアドライバーの内1台を使用するがコアIDが半壊しているせいか動作不良を起こすも、ドライバーに填めたコアIDを力任せにぶっ叩くという強引な方法で左複眼にヒビが入ったエントリーフォームに変身。
只でさえスペックが下のエントリーフォーム、尚且つコアID半壊でさらにスペックが低下。負荷に苦しむも生への執念・戦闘経験に物をいわせ、ゴリ押しでどうにか撃破。
だが、別のジャマトライダーが2体現れ、窮地に陥った道長は苦肉の策として撃破したジャマトライダーが落としたジャマトバックルを使い、ジャマトフォームに変身。
先述のコアIDの影響に加え、人間使用を想定していないジャマトバックルの負荷に苦しむも、その力は絶大であり、ジャマトライダー2体を瞬殺。
その後、過大な負荷で変身解除。彷徨い歩く中で古代都市の廃墟と思しき光景を目の当たりにする。
その背後でアルキメデルは「やれやれ…どこにも居場所なんかな〜いよ」とその背中を見て呟くのであった。
- 19話『乖離Ⅲ:投票!デザスターは誰だ!』
不気味な森と廃墟が聳え立つジャマーガーデンからどうやったのか自力で生還。丁度差入れを持って来た英寿と遭遇(ちなみに、その内の1つは彼のジョークか牛めし味のおにぎり)。律儀にジャマトの正体を彼に教えると、理想を諦めるどころか最早執念にも近い感情を燃やしていた。
しかし、ジャマトバックルによる負荷の後遺症からか再び意識を失ってしまうと彼の生存を良しとしないニラムにより、再度ジャマーガーデンに運び込まれてしまう。
DGPがジャマト達と繋がっていたこと、自分達仮面ライダーと理想の世界が単なる見世物としての価値しかない ことを理解してしまった彼の眼にはこれまでにない程の怒りが宿っており…
- 20話『乖離Ⅳ:ジャマトからの宅配便!』
謎の少女・ベロバと邂逅し、手を組む提案を受ける。
この際、左腕が植物状の何かに覆われており、ベロバは「ジャマトになりかけている」*評された。
その後、爆弾探しゲームに奔走する英寿達の前に現れ、ジャマトフォームに変身するとギーツと対峙。
押しも押されぬもする戦闘は日没まで続き、負荷で変身解除するもジャマトの力を自分のものとしつつあることを実感したのか、意識を失うことなくその場を後にした。
- 21話『乖離V:ゲイザーの鉄槌!』
イレギュラーとはいえど参加者であったため、彼もインタビューを受けることに。DFPを含めたオーディエンスや仮面ライダー達への敵意と怒りを剥き出しとしながらも真面目に応じていた(この際、テロップは雰囲気に合わぬポップなものとなっており、ベロバがタブレットを所持していたため、彼女が撮影・ハッキングして介入したものと思われる)。
その後、ベロバとジャマト側の参謀となったとあるかつての参加者の指示でミッションクリアに奔走する仮面ライダーロポを襲撃してゾンビレイズバックルを強奪し、ナーゴ諸共一蹴してその場から撤退。その後、ギーツとの決着に向かおうとするが、DGPを汚す存在を許さない仮面ライダーゲイザーに変身したニラムと対峙・戦闘に入る(なお、このシーンを良く見ると左腕が前回よりも侵食が進行していることが分かる)。
圧倒的な力の差を見せられるが、必殺技を食らう瞬間にジャマトバックルを装填してあるドライバーに愛用していたゾンビバックルを装填したことでゾンビジャマトフォームへと変身し、ゲイザーの必殺技から辛うじて生存することに成功。消滅どころか意識を保っているほどの強靭さと折れぬ闘争心を見せつけた。
ゲーム終了時には、参加者ではないもののオーディエンスの支持率を7%獲得したことが明かされている。
なお、今回「俺のゾンビバックルをよこせ……!」「これは俺のバックルだ! 誰にも渡さない…」と自分のコアIDと相性が良いからか、ゾンビ=バッファの物とこじつけている様子が見られた。その言動の影響かファン達から「妖怪バックルよこせ」と不名誉な渾名を付けられた。
- 22話『乖離Ⅵ:追跡! チラミ鬼をつかまえろ!』
ジャマトが出現しないことに痺れを切らしたチラミが自ら仮面ライダーグレア2に変身して「鬼ごっこゲーム」を開催したことでベロバ達と共に動き出し、孤立したチラミを襲撃。応援に駆けつけたGMライダー達すらボコボコにした。しかし、それを見ていたジーンが怒りを露わにして、仮面ライダージーンへと変身した。
- 23話『乖離T:いざ! 推しのためなら』
大智と共にジーンに襲い掛かるが、彼の重力操作及び銃撃になす術なく圧倒され、撤退を余儀なくされる。
その後、ジャマーガーデンで英寿と対峙し、互角の勝負を繰広げるが、ジーンとベロバの会話に衝撃を受け英寿が隙を見せたため、そこを突いて攻撃し、変身解除させた。しかし、会話によって自分たちの正体を察せられたベロバがジャマーガーデンを不要と判断し仮面ライダーベロバに変身。「レーザービクトリー」による大爆発に巻き込まれてしまった。
- 24話『乖離SP:緊急特番! デザグラのすべて!』
どうやら無事であった模様。ベロバの本拠地で彼女が「ジャマトグランプリ」開幕宣言を行う姿を見届けていた。なお、ベロバからは「ミッチー」と呼ばれており、ジャマトグランプリエントリーを勧められて、素っ気ない態度を取りながらも参加への意欲を示していた。
- 25話『慟哭Ⅰ:ジャマトグランプリ♡』
半分ジャマト化していることで参加条件を満たしていたため、新たな衣装に着替えてジャマトグランプリに参戦(なお、彼の新衣装はベロバのコーディネートによるもの)。そんな彼の前に、かつてデザイアグランプリで消滅退場した親友・今井透の姿に擬態したナイトジャマトが現れ……。
第1回戦「かみなりジャマト祭り」では、鬼塚寺の前で「すずなり鬼祭り」の準備中だった民間人達をジャマト達と共に襲撃し、そこに駆けつけて来たライダー達と交戦。自身はナイトジャマトと共にギーツと戦ったが、途中で第1ターンが終了したため、その場は撤退した。
その後、透に擬態したナイトジャマトと顔を合わせ、学生時代の思い出を語り合うが…
第2ターンではナイトジャマトと共に行動し、ギーツ・ジーンの2人と対決。ナイトジャマトがジーンと戦う中、自身はギーツと戦い、途中で「至近距離からライダーに攻撃をヒットさせる」というシークレットミッションをクリアしたことで報酬・コマンドジェットバックルを入手し、レイジングフォームに変身。変身直後からレイジングソードをぶん投げてギーツに殴り掛かったが、その影響でレイジングソードにエネルギーがチャージ出来ていなかったため、自分で自分を斬り付けることでチャージを強引に完了。コマンドフォームとなってギーツに挑み掛かる。
- 26話『慟哭Ⅱ:真紅のブースト!』
ギーツとの戦闘は続き、両者譲らぬ戦いを繰広げながら問答を繰返す。
「見返りがなきゃ本気で戦う気も起きないか! それじゃあ俺には勝てないぞ!」
ギーツ「そういうお前こそ何のために戦っている!? 不幸な世界なんて叶える価値があるのか!?」
「お前ら仮面ライダーが不幸になる世界ならな!」
しかし、第2ターンが終了したため、再度その場から撤退する。
その後は休んでいた所に透の姿をしたナイトジャマトから「ほら、食えよ。炭水化物。昔から大好きだったもんな」と焼きそばパンを差し出され、その際に「いつの頃の話だよ」とおいつつも笑顔でそれを受取る。
その際、大智から「興味深いね。ジャマトと友情を育む男の心」といわれた際も、その言葉を強く否定する様子は見せなかった。
それから第3ターンが始まり、ナイトジャマトと共に動いていた所に「すずなり鬼祭り」の邪魔をさせまいとした英寿/ギーツが現れ、交戦。
ナイトジャマトとの連携で彼を追い詰め、ジャマトが完成させようとする櫓から落ちて来た落雷を受けたギーツが変身を解除。生身の姿になった英寿を前に、今度こそ勝利を確信する。
しかし、立ち上がった彼が取出したブーストバックルに宇宙から飛んで来ブーストバックルた4つが収束し、仮面ライダーギーツ・ブーストフォームマークⅡに変身したことで形成が逆転。彼の新たな力を前に一方的に圧倒された上、ジャマト達が完成させようとしていた5つの櫓は全て破壊され、ナイトジャマトも倒されたことで敗北を喫した。
撤収の際、瀕死のナイトジャマトより助けを求められたが、道長はあっさり見捨てている。
「計算が狂ったな。お前を利用すれば、ギーツを倒せると思ったが」
ナイト「俺達、親友だろ…?」
「ああ? ただの“バケモン”だろ。透はもう、この世界にはいない」
ナイト「ロエゼラビビテウ(待ちやがれ)…!」
道長は透に擬態したナイトジャマトに友情など感じてはおらず、最初から英寿/ギーツ打倒のためだけにナイトジャマトを利用しているだけに過ぎなかったのである。
消え行くナイトジャマトの言葉にも振り返ることなく、道長は立ち去って行くのであった。
また、本物の今井透は高所恐怖症なのであるが、ナイトジャマトは特に気にすることなく高所にも移動していた。このことも道長が所詮は「偽物」として割り切るに至った要因かもしれない。
- 27話『慟哭Ⅲ:たのしい戦国ゲーム♡』
ジャマトグランプリ第2回戦「戦国ゲーム」ではジャマト達と共に、ニラムが所持するヴィジョンドライバーを強奪するべく襲撃。しかしブーストフォームマークⅡとなったギーツに再度圧倒され、態勢を立て直すためにその場は撤退した。
- 第28話『慟哭IV:絆のレーザーブースト』
再開された「戦国ゲーム」後半戦では、大智と共に城で事態を静観していたが、べロバが変身したグレアⅡが撃破されたことを受け、バッファの姿でべロバの下に現れ、彼女と共に撤退。
しかし、彼の本当の目的は「ヴィジョンドライバー」であったため、べロバからそのことを指摘されるも、「お前らが俺を利用した様に、俺もお前達を利用させて貰った」と一蹴。ヴィジョンドライバーを装着し、創世の女神と対面した。
- 29話『慟哭Ⅴ:サプライズ! 闘牛ゲーム!』
ヴィジョンドライバーを奪取したことでゲームマスター権限を発動、ジャマト陣営・DGP陣営での1VS1のタイマン勝負「闘牛ゲーム」を開催した。牛のライダーが闘牛ゲームを主催するとはこれ如何に(劇中でも景和に「牛はあんたでしょ」とツッコまれている)。
一般人への余計な犠牲を避けながらDGP陣営のみを1ゲームで全滅させる意図でのルールであったが、ベロバがダンクルオステウスジャマトを伏兵として仕込むわ、試合中に祢音の秘密を暴露するわと、色々チャチを入れてきたことに不満を感じている模様で…
- 30話『慟哭Ⅵ:手紙の中の王子様』
ギーツがビショップジャマトに勝利し、第3回戦はナーゴとの対決になったが、ベロバの姑息かつ陰湿な謀略が自身の意図したものではなく、「正々堂々と戦う」自身のスタンスに真っ向から反していたため、出場を辞退した。
その後、ゲーム会場に来た英寿と対峙。いつものように挑発してその場を後にしようとするも、自分の言葉を飄々とした態度で流すかと思った彼に胸倉を掴まれ、「お前もベロバと大差ないな」と怒りが籠った言葉を吐き捨てられる。
しかし、それに嫌悪感を露にすると臆することなく睨み返す。
「アイツと一緒にすんなっ! デザイアグランプリさえなければ、こんなことにはならなかった!!」
道長の本当の願い…それは仮面ライダー達を倒して彼らを不幸とすることではなく、「『仮面ライダーをぶっ潰す力』を使用し、仮面ライダー達と共にDGP自体を潰すこと」。
どんな素晴らしい理想も力を与えられれば奪う側の存在に変貌してしまう。やがて他人の命は愚か自分の命すらも省みなくなる。DGPが存在する限り、悲劇は繰返される。
全ては幸せを願うエゴが作った不幸と今の世界と人間自体への怒りから願ったことと判明した。
「闘牛ゲーム」終了後に離反を宣言するが、ベロバから「ギーツの弱点」を明かすと告げられ、装着されたヴィジョンドライバーの幻影を見る形で創世の女神誕生の瞬間を目撃。ミツメが創世の女神であることを知った。
- 31話『慟哭Ⅶ:天国と地獄ゲーム♡』
英寿/ギーツと決着を付けるために参戦し、互角の戦いを繰広げた。創世の女神による世界改変メカニズムについても聞いたのか、第1ゲーム終了直後にDGP運営・創世の女神に対して敵意を剥き出しにし、「他人の幸せを奪ってたった1人の大いなる願いを叶えるこんなゲームは俺がぶっ潰す」と吐き捨てた。
その後、ルークを撃破直後にゲームの残酷さを見せ付けられた景和/タイクーンを強襲。手も足も出ない程にボコボコにし、穴に落ちそうになったタイクーンの手をジャマトゾンビフォームで踏み付ける等、徹底したラフプレーを披露。その後、彼の胸ぐらを掴み、そのまま穴に突き落とした。
その後、ビル屋上で英寿に景和/タイクーン消滅を伝え、改めて宣戦布告した。
- 32話『慟哭F:最後の審判』
アルキメデルを取込んだオステウスの妨害を受けながらもギーツとの決戦に挑む。互角の戦いを繰広げながら彼を変身解除まで追込むも、最初から決着ではなく、道長が持つヴィジョンドライバー奪取を目的としていた英寿の策に見事嵌り、ドライバーを取り返されてしまう。
その後、今まで散々辛酸を舐めさせられたギーツと第21話で惨敗させられたゲイザーが互いに必殺技を放つ隙を狙い、漁夫の利を得る形で穴に引き摺り込むことに成功。そのまま2機のドライバーを奪ったことでジャマ神の座を勝ち取るという、ジャイアントキリングをかましたのであった。
自らの幸せのために周囲を不幸とする最悪のゲーム・仮面ライダー。そして、それを娯楽とする狂った未来人を倒せる「力」は、創世の女神によって手に入り、理想の世界を叶えた彼の顔はタガが外れてしまったかのような狂喜の笑みに満ちていた。
- 33話『慕情Ⅰ:バッファ無双!』
理想の世界を叶えて1週間後、世界リセットによってジャマト化しかけていた身体が元に戻ったこと(道長が退場して以降DGPはノーゲームが2回続き、世界リセットは行われていなかった)を確認すると諸悪の根源・DGPを排除する目的で行動を開始する。
同時に体裁や形振り構っていられなくなったチラミが参加経験がある仮面ライダー達を無理矢理召集するも新たに得た力=フィーバーゾンビフォーム(ジャマ神)で苦戦することなく圧倒。正にサブタイトル通りの強さを見せる。
そんな彼であったが、記憶を失って平穏に過ごす祢音にはIDコアに触れない様警告のみに留めたり、倒したプレイヤーライダーについては退場はさせず、無力化後にドライバーより外れたIDコアのみ粉砕することで出場資格を永久剥奪するまでに留めている。
そして、ヴィジョンドライバーアクセス権限を用いてデザイア神殿に突入すると(道長個人のアクセス権限は謀略編で退場した時点で剥奪されている)、チラミにドライバーを放り投げ、傍にいたジーン含め「もうデザグラは要らない」として殲滅することを宣言。
チラミに今の自身の在り方が他のデザグラ参加者と同じであることを指摘されるも、それを承知の上で自分を皮切りにデザグラをなくす意志を固め、1VS2の状況ながらもジャマ神として叶えた願いの力で圧倒する。
しかし、排除したハズの英寿が何故か突如復活。ギーツに変身すると…
「無駄だ…お前はもう…俺には勝てない!」
と彼に告げるが、
ギーツ「俺の相手はお前じゃない」
そう告げられた先に向けられた銃口が自分ではまく、チラミ/グレア2であったことに驚愕する。
- 34話『慕情Ⅱ:ギーツの矛先』
突如復活した英寿/ギーツがグレア2をボコボコにしていたが、その戦いに横槍を入れる形で乱入。グレア2に渾身の一撃を浴びせ、消滅させた。
その後、スエルに招待されデザイアロワイヤル開催を宣言された際には困惑しつつも、自身の野望のために参加した。
ゲーム開始後、タイクーン・ナッジスパロウが戦っている場に突如出現し、2人を一撃でねじ伏せる。「どいつもこいつも、忘れてさえいれば俺と戦わずに済んだモノを」と呟きながら、撤退した大智を除く景和・祢音・沙羅を纏めて脱落させるべく止めを刺そうとしたが、ブーストフォームマークⅡに変身したギーツ/英寿に妨害され、撤退を許してしまった。
- 35話『慕情Ⅲ:姉の願い 弟の願い』
IDコアを探していた祢音・沙羅と遭遇。早速襲撃するが、景が陰でサポートした影響で取り逃がしてしまう(尚、態度は変わらなかったが沙羅に対しては超初心者と分かっていたためか、後述の手加減無しの戦闘も相まって道長にしては珍しく手加減している様な描写があった)。
その後は差入れ(またしても牛めしおにぎり)を持って来た英寿と言葉を交わし、今まで「くだらない」と怒りを覚えて来た彼の願いの真意が「母のため」と分かったこともあり、絶対に無いと思っていた目的の一致に対し、意外ではあるが満更でもなさそうな反応をしていた。
その後、大智が祢音、沙羅(とコッソリ隠れている景和)を潰すために連絡を寄越したが、道長の1番嫌う「他人を陥れる卑怯な手」を使った大智の二枚舌を引き抜くためにターゲットを大智に定め、ジャマ神の圧倒的な力でナッジスパロウを徹底的に痛め付けて撃破する。
最後には大智のIDコアを潰して脱落させるが、ダンクルオステウスジャマトの襲撃を受け、IDコアを奪われてしまう。
- 36話『慕情Ⅳ:かりそめの共闘』
ダンクルオステウスと交戦するも、ジャマ神の力は対仮面ライダー特化でありジャマト相手には通用せず圧倒されてしまった上、IDコアを持ち逃げされてしまう。その後は英寿にアルキメデルに対する警告をし、彼から「優しいんだな」と茶化されるも、「煩い」と一瞥して立ち去る。
夜に隠れ家で残りの仮面ライダー達の確認を各自の動物モチーフを描きながら行なっていたが、その腕前は完全に画伯であった(※最終回直前の杢代のインタビューによると、美術部スタッフが書いた模様)。
そして、再度差入れを持って来た英寿と牛すき焼きの鍋を突きながら、本当の目的が「もうこれ以上ジャマトに仮面ライダー達が命を奪われない様にするためにIDコアを破壊している」ことであると指摘されるが、本人はあくまで仮面ライダー達への戒めのためと主張している。
ミッション3日目は景和達がダンクルオステウス率いるジャマト達に襲撃されていた際に英寿と共に奇襲を掛け、互いに憎まれて口を叩きつつも共闘。ダンクルオステウスを撃破した。
- 37話『慕情Ⅴ:純白の破壊』
デザイアロワイヤル延長戦で残ったライダー達を不幸から解放するため、景和/タイクーン・祢音/ナーゴ・沙羅/ハクビと交戦。圧倒的なライダー特攻でねじ伏せ、ナーゴ・ハクビのコアIDを破壊・脱落させた。
その際、「ライダーとなったことを忘れればこれ以上不幸とならなくて済む」と自身の思想を語りながら攻撃していたが、その思想に反論し「犠牲になった人達を救う願い」を叶えるべく喰らい付くタイクーンに対しては「そんなことしても、他の犠牲者が生まれるだけ」「理想を願えば別の不幸を生むだけ」と指摘するが、それでも諦めない彼に苛立ち、「お前の理想論はもう聞き飽きた!」と吐き捨て、コアIDを砕こうとした。
しかし、そこにパンクジャックに変身したウィンが出現。タイクーンのコアIDを奪還され、延長戦は時間切れとなってしまった。その後、英寿。景和とともにDGPの文献に基づいたウィンの推測を聴くが、それを意に返さずに「罪は道具にあるのか、それとも使う側にあるのか、どっちにしろ消えるべき存在であることに変わりはない」と吐き捨てた。
- 38話『慕情F:九尾の白狐!』
どこかの屋上でグランドエンドを目撃していたが、その影響で記憶を失ってしまった。
- 39話『創世Ⅰ:俺のデザグラ』
英寿の創世の力により、記憶を取り戻したことに困惑しており、景和の自宅に押し掛ける形で事態を把握(なお、その際に「入るぞ」という礼儀正しさっぷり)。この際、現場作業をしていた故か景和宅を「中々良い所に住んでいる」と評していた。
その後、景和と共に英寿の元を訪れ、その魂胆について詰問していた。
景和と共に再エントリーするかどうか話し合っていたが、その際に英寿が1人で戦う理由について「アイツなりの償いであろうな」として理解を示していた。
さらに、創世の女神の力により、現代に居座ったベロバと思わぬ形で再会することとなり、怪訝そうな顔をしていた。
- 40話『創世Ⅱ:タイクーン覚醒』
景和と共に再度デザイア神殿に訪れ、DGPの遺物・ベロバやジャマトを倒すために再度仮面ライダーになることを選び、ツムリからデザイアドライバーとバッファのIDコアを受取った。
その後は突如出現したジャマトを倒すためにバッファに変身し戦闘を開始する。
ジャマ神としての力は放棄したらしく、心境の変化や標的が仮面ライダーからジャマトに変わったことで使用していない。その後はジャマトを追い詰め止めを刺すが、ジャマトの正体は大智によってジャマトを寄生させられた沙羅であり、ステージ2に移行していたことで結果的に沙羅の命を奪ってしまう。
その事実に動揺する中、直後に駆け付けた景和に問い詰められる。
「ああ、俺が殺った…!」
かつての自分と同じ怒りに染まった彼の目を見た道長は弁明せず、鎮痛な面持ちで自身の否を認める(今まで自身がやって来た所業を鑑みれば当然であるが)。
家族を全て喪い、憎しみに支配された景和に地面に殴り付けられて責め立てられるが、道長は行き場のない彼の悲しみと怒りを身を以て受け止めることしか出来なかった…
- 41話『創世Ⅲ:漆黒の将軍』
ジャマト達の増殖が活性化する中で今回もを撃破したが、既にステージ2に到達しており、またしても命を奪ってしまう。
知らなかったとはいえ、沙羅を手に掛けてしまったことから平静を装いつつも精神的に追い詰められており、度々沙羅の幻覚に苛まれている。また、現れたベロバからは「あんたには不幸が似合う」と笑われるが、道長は「犠牲を払ってでも終わらせる」と宣言した。
しかし、元に戻す方法を模索せず、ひたすらジャマトを倒す行為は、図らずもいたずらに犠牲者を増やすだけであり、しかもその行動が相手の理想を実現させてしまう手助けになってしまっている……
ただ、次の42話にて元凶を潰しに行っていた場面を考えると、「元凶を潰しに行きたいが、ジャマトを放置しても危ない」と判断した可能性が高い。
その後、ジャマト達を再度倒し、沙羅の幻覚に苛まれていた直後に「姉ちゃんだけでは飽き足らず、また誰かを犠牲にする気か…!」と道長への憎しみに燃える景和が現れ、「どうせ元に戻れないなら、他に方法はないだろ」「闘い続けなきゃ、犠牲者が増えるだけだろ!」と主張するが、逆に景和から「姉ちゃんの命を奪ったことを正当化する気か!」「犠牲を出しているのはお前だろ!」と一蹴され、ブジンソードに変身したタイクーンと戦闘となり、圧倒的な力に敗北。武刃で串刺しにされてしまう。
- 42話『創世Ⅳ:女神完成 闇の刃』
その後、しぶとく喰らい付くも「ブジンソードビクトリー」を喰らい、変身解除させられる(ちなみに、前回の分含めて必殺技を合計3回受けている)。「俺を倒して満足するなら好きにしろ…!」というが、「楽になんてさせない…姉ちゃんを奪った苦しみを味わい続けろ…」と吐き捨てられ、景和はその場を去った。満身創痍の道長はかつての自分と同じように己の願いの力だけで平和を取り戻そうという考えに至ってしまった彼を見逃すことしか出来ないのであった…
その後、1人で大智の下に潜入。パラサイトゲームの悪夢を終わらせるべく彼を倒そうとするが、そこにベロバ・ケケラが乱入。2人がそれぞれ変身したプレミアムベロバ・プレミアムケケラと戦闘になる。自身もコマンドフォームに変身する等して喰らい付くが、やはり2VS1では分が悪く、必殺技を喰らって惨敗してしまった。
ベロバから「見損なったわよ…『幸せになる気はない』っていっていた癖に」といわれるも、「俺はどうなっても良い…! ただ他の人間は別だ…!」と言い残し、そのまま気絶してしまった。
- 43話『創世V:その名はギャーゴ!』
街中で暴れ回っていたギャングライダーズとその手下達を止めるため、英寿と共に変身。ギャングとはいえ、一般人相手には手が出せず、終始仮面ライダーターボンを相手としていたが、撤退を許してしまう。
その後、サロンで景和がターボンを倒して新たにギャングのボスとして君臨していることを知り、彼を止めるために単身向かうことを英寿とウィンに宣言してサロンを去った。
その後、景和の元に向かう前にボロボロの状態で入院中の大智の元に向かい、知恵の樹の所在を問い質したが、彼は自身がこれまで作り上げて来たものを失ったことへの喪失感・執着でマトモな返答が得られず、さらには「似合わないねぇ…、救世主にでもなるつもりだった?」と煽り返されたが、彼に対して「何が人類の記憶だ…死んだらそれまで。幸せもへったくれもない」と吐き捨て、病室を出た。
- 44話『創世Ⅵ:ネオン、かがやく』
大智から聞き出した情報からパラサイトゲームでステージ2となった人間を救える可能性に気付き、英寿から景和がギャングライダーのヘッドとなったことを聞いたことで、景和を正気に戻すためにギャングライダーのアジトに単身乗り込む。
景和と対峙した際には上述の情報を開示しつつ説得しようとするも、却って激昂したタイクーンと戦闘となる。ゾンビフォームでありながらもリボルブオンやバックルの性能を十全に活かしつつ、ブジンソードに何とか喰らい付くが、その高い戦闘技能をもってしても圧倒的なスペックの差は覆せず敗北。倒れながらも景和の現状を説くが、景和に「お前にだけは言われたくない」と言われ、そのままお互いの口論は並行線(慟哭編での自身の所業が原因でもあるが、景和も自らが叶えた世界のせいで祢音が酷い目に遭った事を「下っ端が勝手にやったこと」と責任転嫁しているため、景和も人のことを言えない立場でもある)。
その際、
「俺はギーツを信じる!」
と、かつて彼を目の敵としていたさの自分とは対照的とも言えるという言葉を残しており、その言葉に景和の心は若干の揺らぎを見せた。
その後、祢音に敗北したベロバの元に現れ、「お前が1番不幸に見えるのは、俺だけか?」という最大級の皮肉を投げ掛け、彼女の慟哭する様を見ながらも黙ってその場を立ち去る(この際、先の戦いで倒れるレベルの負傷をしたとは思えない程堂々としていた)。
- 45話『創世Ⅶ:願いのゆくえ』
サロンでナーゴ復活のカラクリを聞き、英寿の創世の力が幸せを強く願う力と結びつき、それに比例して強大なものとなる可能性を見出した。そして、英寿・祢音と共に大智の元に赴き、彼から知恵の樹の在処と取込まれた人々が救える可能性を聞き出すことに成功。
その後、景和と英寿の決闘を見ていた奏斗に対して「相変わらず性根が腐ってんな」となじりながらも、ツムリから創世の力を受取った英寿が景和・ツムリの強く願う力を糧に世界を創り替える様子を見届けた。
罪過の清算・因縁の終止符
- 46話『創世Ⅷ:さよなら、ミッチー』
ギーツによって世界が作り変えられる様子を見届け、ギャングライダー達がいない元の世界に戻ったことを確認後、ベロバ達からの攻撃を受けてた大智を祢音/ナーゴと共に助け、ファンタジーフォームの力で自身の攻撃を透過させ、ケケラ達の攻撃を相殺させた後に撤退。
「元はといえば俺がやったことだ。ケジメは付ける」
デザイア神殿で大智に問い詰めるも、彼の口からベロバが知恵の樹を使って何らかの計画を画策してることを知ると祢音に大智の監視を任せ、これまでの因縁に終止符を打つため、沙羅や犠牲者達を救うためにベロバとの最終決戦に望む。
そんな道長を見て、大智はこう語った。
「吾妻道長という男も可哀そうな人間だね。誰も不幸にならない世界にするために、自分だけが不幸になる道を進もうとしている」
そう。道長が本当に叶えたかった願いとは、復讐でも力でもなく、「誰も不幸とならない世界」であった。
そもそも道長が仮面ライダーを憎んだのは、親友が他のライダーに蹴落とされる(=不幸になる)場面を目撃し、仮面ライダーを「自分の幸せのために、他人を不幸にする存在」として見ていたため。
英寿の叶え続けた数々の願いもまた、そんな道長の地雷を踏み抜く「くだらない願い」ではあったが、英寿とは本当の目的を知った慕情編を皮切りに、彼に対する敵対心は無くなっただけでなく、創世編で俺のデザグラに完全に協力するようになった(その際に「アイツなりの償い」と誰よりも理解を示していた)。
そして、英寿の「誰もが幸せになれる世界」を叶えるための行動(参加者の記憶保持、ジャマトの討伐)は、間接的ながら道長が何より望んでいた「誰も不幸とならない世界」にも繋がっており、さらに自らが憎むべき仮面ライダーに変身できる存在も、運営を除けば「誰かの不幸を良しとせず、誰かの幸せを守ろうとする英寿」一人だけとなった時点で、道長が憎むべき「誰かを不幸にする仮面ライダー」が居なければ、猛威を振るったジャマ神の力は「今の俺には必要ない」のである(そもそも英寿の本当の目的が分かってしまえば、彼を信頼できるようになるのも当然と言える)。
つまり、「全ての仮面ライダーをぶっ潰す力」も第33話でチラミに語った「デザイアグランプリが存在しない世界」もあくまでもその手段でしかなかった。
※ちなみに46話以前にも、公式サイトで「『不幸となる人がいない世界』の道長」と書かれている。
ベロバと対峙した際には、これまでの自身の所業を指摘され、救世主にでもなる気かと盛大に皮肉を浴びされるが、大智が語った上記の言葉を裏付けるかの様に道長はそれを意に介すことはなく、「別に赦されたい訳じゃない、気に入らない奴をぶっ潰すだけだ!」と己の罪過を受入れつつも啖呵を切る。
ベロバも本気を出すために使い慣れた仮面ライダーベロバに変身、一進一退の攻防を繰広げるも、ゾンビフォームとオーディエンスライダーでは圧倒的なスペック差から追い詰められ、満身創痍の状態でライダーキックをベロバに向かって放ち、ライダーキックの衝突で1度は押されるが、ベロバがプレミアムではなく、「仮面ライダー」となっていたこと、これまで使用することがなかった全ての仮面ライダーをぶっ潰す力が一時的に復活したことで撃破に成功した。
撃破後、ベロバの最期を見届けた直後にもう1人のツムリを引き連れて現れたケケラに始末されそうになるが、そこに駆け付けた景和に救われる。
景和「ありがとう。姉ちゃんのために」
道長「俺が招いたことだ…悪かった…」
景和「俺の方こそ、今まで、皆を信じられなくて…ごめん」
これまで景和達への仕打ちや沙羅を殺めてしまったこと対して道長は心より謝罪。景和からも周囲の声に耳を貸さなかったことを謝罪されたことでようやく両者は和解した。
その後はベロバとの決戦前に約束した「ベロバを倒したら沙羅を元に戻す約束」を果たさせるため、景和達と共に知恵の樹に向かい、大智が作り出したジャマト化を防ぐ血清によって沙羅が知恵の樹より解放される瞬間を見届けた。
「誰かを不幸にする奴=仮面ライダーをぶっ潰す」という怒り・憎しみで仮面ライダーとなり、「誰も不幸にならない世界」とすべく、その過程で出してしまった多くの犠牲に対する責任・罪悪感を1人で背負い続け、最終的には「自分がしたことのケジメを付けるため」、自分の命を賭してまで因縁の終止符を打った道長。
しかし、我を取り戻した景和によって救われ、遂に「沙羅達を救い出す=誰かを不幸から救い出すこと」が出来た。この時の道長の表情は、紛れもない笑顔であった。
- 47話『創世Ⅸ:ホンモノの仮面ライダー』
かつて手を掛けてしまった沙羅に対し、改めて謝罪。「私が助かったのも、バッファローさんのお陰だからね。プラマイゼロだよ」と彼女は謝罪を受入れた。
しかしその直後、ケケラが破壊の女神に願いを叶えさせたことで仕掛けた「仮面ライダーゲーム」により、バッファローのぬいぐるみに変化させられた。
その後、ケケラ消滅で元に戻った。
- 48話『創世Ⅹ:ツムリの鎮魂歌』
スエルが仕掛けた「終幕のデザイアグランプリ」に翻弄され、互いに潰し合うジエンドライダー達を止めるため、戦意を喪失したプレイヤーを退場させるゲームマスターを排除するためにバッファに変身。しかし、ゲームマスターには逃げられてしまい、プレイヤーに関しては元が一般人であるため、下手に手出し出来ないことから多少加減して彼らを追い払うことに成功する。
その後も景和達と共に「終幕のデザイアグランプリ」を終わらせるために奔走。景和からプレイヤー足止めを頼まれた際には「俺は無敵だからな!」と返答していた(その直後、アームド武装のプレイヤーからの攻撃を四方八方より受け、「痛ってぇ!」と叫んでいたが)が、加減出来ない道長を心配した景和から「反撃はナシだからね!」と返され、釘を刺された。
景和からこの様にいわれた以上、前科もあってプレイヤー達に手を出す訳にも行かず、ゾンビブレイカーを投げ捨てて素手で彼らを止めようとしたが、アームドハンマーで尻を殴打されるという地味に痛い攻撃を喰らう羽目に。
「痛って!! オイ!! ケツ叩くな!!!」
- 49話(最終話)『黎明Ⅰ:ここからがハイライトだ!』
英寿死亡の報を聞き、スエルをぶっ潰すために景和/タイクーン・祢音/ナーゴに加勢して参戦。
ジャマ神としての力も行使した上で全身全霊でスエルを倒そうと挑んだものの、「ライダー攻撃無効化」を危険視したスエルによって「リバース」を発動され、ジャマ神としての力どころかバックル・デザイアドライバーすらも喪失。
リガドΩの攻撃によって生身で吹っ飛ばされたものの、首を掴まれた景和を助けるためにしぶとくリガドΩにしがみつき、最後まで諦めようとしなかった。
彼を含め、3人の願いに呼応するかの様に神となった英寿/ギーツが奇跡の復活を果たしたことで、彼の手でドライバー、バックルが復活。
ゾンビフォームに変身し、タイクーン・ナーゴと共にギーツに加勢。3人の抜群のコンビネーションでリガドΩを翻弄。
その後、ギーツⅥ・リガドΩの一騎打ちを見守り、スエルを消し去った際には安堵していた。
そして、英寿が世界を創り替える際に自身の存在を忘れさせようとした際には唖然としながらも「人を化かすのも大概にしろ!」と猛反対したが、彼の「キツネだからな」という返答を聞き、その覚悟を受入れた。
彼が創り替えた「誰もが幸せとなれる世界」では以前よりも明るくなり、大工として勤務しながら上司や同僚、後輩達と共にBBQを楽しむ等、周囲の人達と積極的に交流している。
親友・透が戻ることはなかったものの、その死を受入れて彼は「自分と他人の幸せのため」に前進したのであった。
ちなみに、彼が絵馬に書いた願いは「上手い肉を食う」。
憎しみを糧に仮面ライダーとなった彼はようやく日常の素朴な幸せを願うことが出来るようになったのであった。
『4人のエースと黒狐』
冒頭、大量発生したジャマト達と市街地で戦闘していたが、ジャマト世界樹の分裂に合わせて西部劇風の世界にホルスタイン柄があしらわれたカウボーイ風衣装で配置される。
4つの世界のどこにも姿が見えない英寿といち早く合流…したは良いものの、話を聞いても「分かんなかった!」と元気に答える。「何か良く分からない食べ物」を拾い食いする等知性の欠片も感じられない様子に困惑する。
それでもジャマト世界樹をどうにかすれば良いんだろ、と英寿を引き連れ出撃。それを妨害しようとするジャマト軍団と戦闘に入る。
一向に変身しようとしない英寿に業を煮やし「変身しろ」と促すが、当の本人がマグナムレイズバックルを投擲武器として投げつけてしまう。
生来の面倒見の良さが爆発し、(ゾンビフォームの長い爪で苦労しながら変身ポーズまで教え)手伝って変身させてやったは良いものの、今度はマグナムフォームの装備であるマグナムシューター40X(銃である。念のため)を鈍器として振り回しはじめるわ(ちなみに、かつてバッファもマグナムフォームで同じ戦法を取った)、援軍にやって来たウィンが連れて来た馬に乗り損ねたギーツが何を考えたのか「俺は馬だ!!」と言い出し、肩車されて文字通り振り回されてしまう等、理解が追い付かなくなっている。
一応、肩車状態を利用してポーンジャマトを薙ぎ払うなどコンビネーションらしきモノを見せてはいたが……
最終的にオパビニアジャマトを発見したギーツにミサイル呼ばわりで投擲され、オパビニアの横をすっ飛んで行き、戦線離脱。英寿はオパビニアに吸収されてしまった。
程なく他の世界でも彼が吸収され、4分割されていた世界が元通りに統合。それに合わせて道長はデザイア神殿に撤退する。
世界統合後はタイクーンと共に出撃し、クロスギーツと交戦。
バッファのゾンビストライクでタイクーンを守り、ブジンソードの攻撃に繋ぐ等、コンビネーションを発揮し善戦するが、敗北。続けて現れた4人目の英寿も負けてしまい、世界が壊滅。その余波に巻き込まれ消滅してしまうが、最期に英寿に望みを託す。
ちなみに、初期フォームであるためにスペック差で終始圧倒されてはいるが、一応1度だけクロスギーツを怯ませている。
その後、無事復活。ギーツに意趣返ししている。
『最強ケミー★ガッチャ大作戦』
クロスウィザードの力で景和、祢音共々ケミーの姿に変化させられてしまう。
何とか元に戻るため、クロスウィザードが仕掛けたゲームに英寿達と共に参戦することとなり、自身は黒鋼スパナと組むこととなった。
スパナからは「ケミーは道具だ」「ケミーが指図すんな!」と散々邪険に扱われていたが、リクシオンの電撃からスパナを助けるために自らヴァルバラッシャーに入り込み、ゾンビフォームの力で撤退させた。
その後、スパナに自身の教訓も踏まえた上でなのか、「お前だけではアイツに勝てない」と指摘し、自分を戦線に出す様に要求したため、共闘が実現する…かと思いきや、結局リクシオンの電撃の囮(というより、避雷針)の様に扱われてしまった。
だが、これを機にウィザードマルガム戦では息が合った連携を見せており、拘束されたギーツⅨの鎖をスパナ/ヴァルバラドと共にゾンビブレイカー・ヴァルバラッシャーで切断する等、要所要所で貢献していた。
なお、クロスウィザードの夢の世界で彼が何をしていたかと言えば、『A6ランクの肉を大工仲間と共に焼く』(※)であった。
(※)一応言っておくが、現実世界における国産牛肉の最高ランクはA5まででありA6は存在しない。劇中では本人が「フザけた夢だった」と吐露していることから、存在しないまやかしの肉、夢の世界における「道長の理想の肉」ということだろうか。
ギーツキラー戦の後、英寿がギーツケミーの正体を知り、彼がその最期を看取った際には「神の目にも涙か…」と呟いている。
これまで人間らしい弱い部分を見せなかった英寿の初めての涙を見て、道長にも思う所はあったのかも知れない(本編でも英寿が初めて涙を見せたのは、第38話でのミツメとの邂逅のみ)。
事件の収束後、おにぎりを仲間たちと仲良く食べる姿が見られる。
『ジャマト・アウェイキング』
事実上の主役として登場。
(以下ネタバレ注意!)
本編後は土木現場の作業員として従事。
団地の修復工事中に同僚から「男の子の幽霊が出る」という噂を当初は「単なる噂話」と信じなかったが、突如として子供の声が聞こえてくる。
遊具の下に視線を向けるとそこにいた男の子と軽く会話を交わす。同僚に声をかけられた際に「あそこに男の子が…」と再度振り向くが、子供は忽然と姿を消していた。そのため、「見えてはいけないものを見たのではないか?」と訝しまれる。「ああ…かもな」と引きつったような表情を浮かべていた。
工事を終えて帰路に向かう際、同団地で夫婦が経営するパン屋に訪れていた景和・袮音・沙羅達と遭遇。彼ら3人が10歳程の男の子を探していると聞く。
子供を見た場所に案内しようとした瞬間に突如銃声が響く(銃声に驚き肩を竦めるという意外な一面を見せていた)。
何事かと騒ぎが起こった先に向かうと夫の命を奪った警への憎しみにより、葉月がクイーンジャマトに覚醒していた。その力に呼応するように道長の体内に眠っていたジャマトの力が活性化。
その激痛に呻くものの、民間人を無差別に巻き込むクイーンジャマトを鎮圧するため、景和・祢音と共に交戦。何とかクイーンを止めることには成功するものの間髪入れず未来からの刺客・白英寿が現代に降臨。仮面ライダードゥームズギーツに変身し、その圧倒的な力で苦戦を強いられ変身解除に追込まれた。その直後、現代の英寿が駆け付けたことで事なきを得る。
景和らと共に退避先・デザイア神殿サロンで作戦会議をしていた際、ニラムのメッセージを引っ提げたベロバが現れる。視界に入れた際には「ずっと帰っていれば良かったのに」と吐き捨て勝手に同行された時には露骨に不快感を示していた。
ベロバを撒いた後も事件解決に向けて奔走する道長であったが、ナイトジャマト&ビショップジャマトに襲われている春樹を目撃する。レイジングフォームとコマンドフォーム・ジェットモードで応戦し、彼を救出。少し離れた場所にある公園に向かい、彼女との対話を試みる。
「人間とジャマトは争わなきゃいけないの?」という問いには、「人間かジャマトなんて関係ない。悪いのは、自分の幸せのために他人を傷付けることだ」と自身の経験談を含めて諭す(威圧感を与えない要にしゃがんで視線を合わせる・隣に座る等、気を遣っており、面倒見が良い兄貴分としての一面を見せている)。
春樹との対話を経て母親の元に送り届けようとしたが、そこで運悪くエースと鉢合わせしてしまう。春樹を逃がすために単身でドゥームズギーツと交戦するが、圧倒的な力の前になす術もなく変身解除に追込まれてしまう。
直後に物陰からベロバが現れ「道長を究極のジャマトに変貌させ、推しと共に心中を図る魂胆」を暴露しつつ、ジャマトの角で背後から心臓を貫かれる。道長の中に宿っていたジャマト因子が再度覚醒。茨が彼の全身を包み込もうとしていたが「『誰もが幸せになれる世界にする』ギーツの夢を信じる!」と信念で抗い、英寿が創世の力を発動させたことでジャマトの力を変換・誕生したプロージョンレイジバックルでプロージョンレイジに変身。ドゥームズギーツと一進一退の激闘を繰広げる。
創世の力でプロージョンレイジを消滅させる寸前、奮闘の末に創世の鎖を破った英寿が駆け付けた。ドゥームズギーツの相手を引受けたことで道長はキングジャマトと交戦中のタイクーン・ナーゴと合流し、3人の連携によりキングジャマトを圧倒。最終的にトリプルライダーキックで撃破した。
その後、葉月の死によって憎悪に囚われ、ゴッドジャマトの力が覚醒しようとしていた春樹を満身創痍の身ながら抱擁。「幸せになれ!」と力強く激励した。同時に俺が面倒を見てやる」と約束していたため、そのまま春樹を引き取って育てていると思われる。
ちなみに、本作のVシネマにおいて遂に道長が語った「ギーツが目指した、『誰もが幸せになれる世界』を叶えてみせる!」「あらゆる憎しみは、この俺がぶっ潰す!」という名言の数々は何度も衝突を繰り返しながらも、根底では強くライバル視していた英寿と同じ理想を抱いていた証拠でもあり、本編で目指した「誰も不幸にならない世界」を目指した戦いを経て、成長を遂げた道長を体現しているとも言える。
- 当初はバッファに合わせたガッシリした人間を起用する予定であったが、当時18歳である杢代和人氏がキャスティングされたことによって多少変更があり、設定年齢も23→21歳に引き下げられ、人間味と若さが加えられている。
- 初期に着用していたデニムジャケットやアウトドアベストについては、仕事との兼用というテーマからかワークマンのものであったことが特定されている。
- 道長は荒い言葉遣いであるが、「荒くし過ぎると虚勢を逆に張っている様で弱く見えてしまうため、落ち着いたテンションで、"力強さ"や"自信"を少ない台詞に込められる様に意識している」とのこと。監督の中澤子氏からも、「早口で声を荒げて喋るのではなく、落ち着いたローテーションで喋った方が強く見える」と教わったらしい。また、バッファのスーツアクターを務める縄田雄哉氏とは、バッファのキャラを示す表現である「戦闘前に首を鳴らす癖」や「気だるそうに歩く感じ」等を共通認識として持つ要にしているという。
- また、第25話のレイジングソードによる自傷行為は縄田氏が発案したアイデアである。
- 第44話の景和に呼掛けるシーンは演者とスーツアクター2人で話し合い、杢代氏は縄田氏から「和人の人間味を全ベットしてこい(「全てをぶつけろ」という意味)」と助言されたと公式サイトにて語っている。
- 第1印象は荒々しい性格に見えるかもしれないが、第6話で森魚が不正を働こうとした際にはビーチブーストで彼を試す(景和と真面目に勝負をするか、以前の様に卑怯な手を使うか)などなど、正々堂々とした性格であることが覗える。また、上記の通り自己中に見えて義理堅い所も併せ持っているため、ファンの間では「彼の要に心の光がダダ漏れ」「ツンデレ」「今回の話で一気に好きになった」と好感を持たれている。
- ギーツのライバル的な立ち位置だが、実際には彼が一方的にライバル視しており、ギーツの方はあしらっている。また、ギーツに勝利したのは全て外的要因や他に気を取られた時で、純粋な実力で勝ったことは一度も無い。とはいえ、第36話でギーツがバッファを壁の要にして反射させてダンクルオステウスジャマトにキックを決め込み、「何で蹴ってんだよ」と不満をぶつけるも、「お前、最強なんだろ」と返された挙句、御叮嚀にレーザーレイズライザーによる銃擊も受けていた(当然無効であったが)ため、対仮面ライダー補正があるという環境下では道長の方が有利といえる。
- 対ジャマトライダー戦やレイジングフォーム、ジャマトフォーム使用時の戦い方から近接戦、徒手空拳に関してかなり強く(学生時代の喧嘩で培った物と思われる)、加えて他のフォームでの武器の使い方からも一見すると脳筋のように見えるが、時には至近距離で放たれた弾丸を角で弾いて逸らすという技巧的な立ち回りや、リボルブオンを駆使して上下反転による連撃等、英寿に負けず劣らずの戦闘経験による積み重ねを遺憾無く奮っている。
- 「本来プレイヤーが入れるはずの無いジャマーガーデンに入る」乖離編での動向から、一部視聴者からは「裏ルートどころかデバッグルーム(ゲームで言うプログラムやステージの裏側など本来は開発者などしか見れない場所)に入った」「デバフ付きアイテムを特定のステージまで使い続けて退場すると真ルート入りとかゲームで本当にありそうな奴(要約)」と揶揄されている。
- 20話では道長の左腕が植物状の何かに覆われている=ジャマトになりかけているような描写がある 他、一部の視聴者から「彼と同じ道を進んでしまうのか…?」と予想する声もある。
- 主人公勢力をぶっ潰すために(現状の)敵側と手を組む、変身アイテムを強奪するなどの行動は歴代ライダー視聴者には既視感を与えたらしく、「一人だけ平成ライダームーブしてる男」と“平成を感じさせる”との声があちこちで飛んでる他、がむしゃらに突き進む様子から元々の性格も相まって「脳筋」「ハイパー脳筋馬鹿」と呼ばれる事も多くなった。
- 仮に彼を平成ライダーに含めた場合、願望が成就した際にアレを凌駕するのかは興味深いが(順当に行けば「DGOに参加する全てのライダーを凌駕する力」となるであろう)、執着の対象であるギーツが相当な強者であるので十分それでも上位に入る。
- そもそも「アレ」は「平成に生まれたライダー全て」でもあるため、彼を平成ライダーに含めた場合、バッファが手に入れた「全てのライダーをぶっ潰す力」も使用出来ることとなる。最終的に願いで手に入れた力は本当に(運営側を含む)数多の強豪ライダーを凌駕する力であった。ただし、通常の殴り合いでこそ願い通りの戦闘力を発揮したものの、特殊能力への耐性を保証するようなものではなかった。そのため、この力を用いてもどこまで通用するかは怪しいものがある。
- タイミングが重なったことで誤解されているが、本編でのデザイアロワイヤル開催はジャマトグランプリの閉幕を知ったスエルが行ったモノで道長は関与していない(そもそも仮面ライダー達を倒すためにゲームを始めるのは矛盾している)。というより、どちらかといえば道長は「デザイアロワイヤルにおけるターゲット」となってしまったといえる。
- 最終回では生身でリガドΩの腕にしがみ付き、タイクーンへのパンチを妨害している。いわゆるイベント補正が掛かっているとはいえ、直前に普通の人間に戻されていることを加味すると、ある程度以上の力がいる土方で勤務していたとはいえ相当な腕力の持ち主だったことが覗える(参考までにリガドΩのパンチ力は79.6tである)。
- 主人公・英寿以外では、唯一『ギーツ』第49話全てに登場している。
- 公式サイトの裏話によると、彼の名前の由来は「1本の長い道を征く男」。
- JGPの「天国と地獄ゲーム」に巻き込まれた一般人達(沙羅及び彼女と一緒にいた少年を除く)の安否は最終的に明かされておらず、このことが視聴者からの道長の評価を大きく二分する要因となってしまっている。
仮面ライダーバッファ ジャマ神 ビーチブースト 妖怪バックルよこせ
- 不破諫:脚本家が同じ作品の「ぶっ潰す」が口癖のサブライダー。猪突猛進気味の脳筋、当初は考えの相違から主人公と対立、人間が本来使用することは想定されていない敵側のアイテムで想定外の形態に変身したことがある、特定形態やアイテムは自分専用(要約)とこじつける等の類似点がある。
4号ライダー変身者
門田ヒロミ → 吾妻道長 → 鳳桜・カグヤ・クォーツ
コメント
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すべて見る- タヌキがネコと幸せになる話
タヌキからネコにこの想いを
よう。最近、来週から放映開始の映画、仮面ライダーギーツ、4人の英寿と黒狐が楽しみ過ぎて仕事が億劫になってる、俺だ。 今回もイチャイチャましまし、&、道長ツッコミ担当という、非常に私が気に入ってる構図で書けたかなと思います。道長が本編で後半に行くに連れて、どんどん株が右肩上がりなのすごいね。でもVシネやったら、〇にそうで怖いんだが。マジでやめてな。 景和と祢音のイチャイチャというかこのカップリングがまだ需要あるなら投稿しようかなと思ってます。 では、今回はこの辺でCiao~ てか、私の小説読んでくれたり、YoutubeとかTwitter覗いてくれてる人で、五等分の花嫁とギーツの小説両方読んでるよって人って、いるの?(笑) Youtubeところてんホビーチャンネル https://www.youtube.com/channel/UCskjhGSKDRvlxLru95akWLQ Twitter https://twitter.com/tokorotenstreet Instagram https://instagram.com/tokoroten_hobbies_channel?igshid=ZDdkNTZiNTM= 仮面ライダーギーツ 桜井景和×鞍馬祢音↓ https://www.pixiv.net/novel/series/10087929 五等分の花嫁二次創作 「5人と1人」シリーズ↓ https://www.pixiv.net/novel/series/9135748 これは俺があいつらに救われる物語 https://www.pixiv.net/novel/series/9252915 五つ子と風太郎は、「アニメ五等分の花嫁」を鑑賞するそうです。シリーズ↓ https://www.pixiv.net/novel/series/913579911,276文字pixiv小説作品 - ネガデザイアロワイヤルⅡ
ゲームの再開と絶体絶命のハクビシン
よう。ギーツライダーの複眼ってみんなかっけえよなって思う。俺だ。しかもギーツⅨで開眼したり、ブジンソードも開眼したり。男の子大好きやん。 さて、今回は沙羅さんが絶体絶命です。このピンチがどうなるかはあと次の次のお話まで待ってくれ。こんなん男の子みんな大好きですやん!!って展開、見せてやるからよ!!! さぁ、ゲームスタートだぁぁぁぁぁぁ!!!! 前作ネガデザイヤロワイヤル https://www.pixiv.net/novel/series/10243329 Youtubeところてんホビーチャンネル https://www.youtube.com/channel/UCskjhGSKDRvlxLru95akWLQ Twitter https://twitter.com/tokorotenstreet Instagram https://instagram.com/tokoroten_hobbies_channel?igshid=ZDdkNTZiNTM=11,900文字pixiv小説作品 - 小金屋森魚がDGPに復帰したら?
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受け継がれる意志と神殺しゲーム
はいはい、どもども、更新ペース早い俺だ。何故か?年内に書き終えたい!!!!しかも気持ち的にはムービー大戦なノリで書いているので本家の冬映画が来る前に書きたい。一応目標は、英寿がツムリに告白する話、景和が祢音パパに祢音との交際を許してもらう話、そこからクリスマス、新シリーズなど書きたいのたくさん!!なので、上手くいけば!次回最終回ね!!! では今回はこの辺で!Ciao~ タヌキがネコと幸せになる話 https://www.pixiv.net/novel/series/11142561 仮面ライダーギーツ 3years after タヌキが幸せを見つけるお話 https://www.pixiv.net/novel/series/10930545 意外性男と才色兼備なお嬢様(仮面ライダーガッチャード、一ノ瀬宝太郎×九堂りんね) https://www.pixiv.net/novel/series/10998124 Youtubeところてんホビーチャンネル https://www.youtube.com/channel/UCskjhGSKDRvlxLru95akWLQ Twitter https://twitter.com/tokorotenstreet Instagram https://instagram.com/tokoroten_hobbies_channel?igshid=ZDdkNTZiNTM=10,044文字pixiv小説作品 - タヌキがネコと幸せになる話
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