概要
『仮面ライダーギーツ』に登場する称号。謎の怪物「ジャマト」と戦う生き残りゲーム「デザイアグランプリ」を勝ち残った者に与えられる称号である。
乖離編ではルールに変更があり、他のゲーム参加者を妨害するデザスターが、正体がバレずにゲームで最後まで残ることができれば、この称号を横取りできる。
この称号を与えられた者=優勝者には自分が望む理想の世界を叶えられる権利が与えられる。しかし、「ただし何事にも例外はある」とも。
かつてのルールではデザ神に与えられていたのは金貨であり、理想の世界が与えられるようになったのは創世の女神が現れてからだという。
歴代デザ神
黎明編
1話でラストミッションが行われたゲームのデザ神。及び、これまでの常連優勝者。
何度も世界のやり直しを望んでいるようであり、その目的は謎に包まれている。
デザ神になった際に叶った願いは「俺がスターになっている世界」。
邂逅編
9話にてラスボスであるナイトジャマトを倒し、またしてもデザ神に選ばれる。
理想の世界は「デザイアグランプリの運営者と家族になっている世界」。
謀略編・乖離編
- デザ神無し
前者はゲームマスターの違反行為が発覚したため打ち切り、後者は運営権限をジャマーガーデン側に奪われたため、デザ神無しのまま終了。
本編以前
慟哭編にて存在が発覚した浮世英寿の前世にあたる人物で、いずれも名前に「エース」を含んでいる。願いは4人とも「生まれ変わった俺がいつか、世界を守る覚悟を決めた時、それを実現する力」。願い自体は受理されていたが保留され、26話にて英寿の覚悟に応える形で創世の女神が呼応し、ブーストマークⅡレイズバックルが誕生した。
- エースの父親
かつてのデザグラで優勝を収めたが、当時のナビゲーターと禁断の恋に落ち、何らかの形で子供を設けた。
だが、それを知った運営により幽閉され、存在そのものを抹消された。
尚、英寿が生まれ変わる度に手に入れていた金貨も、彼がデザ神になって手に入れたものだと考えられる。
慟哭編
正確にはジャマ神と称されるがこちらに記載。
ジャマトグランプリ最終戦にて、ギーツとラスボスであるゲイザーを撃破しヴィジョンドライバーを2本揃え、最後まで生き残ったジャマトとしてジャマ神に選ばれる。
ジャマ神になって叶えた願いは「全ての仮面ライダーをぶっ潰す力」。
デザ神になった際に叶えた願いは「???(リンク先ネタバレ注意!)」。
本作の黒幕であるコラスの口から物語開始以前にデザ神に何度も君臨していたことが仄めかされているが、それがいつの出来事なのかは不明。おそらく、コラスがゲームマスターの地位にいた時の出来事と思われる。
余談
- 妙な名前だが由来は「ドン勝」だろうか。こちらは「カツ」と「勝つ」を掛けた意図的な誤訳だが…。
- 23・24話で判明したデザイアグランプリの真実から、過去にも数多くのデザ神がいたことが明かされている。また33話において召集されたプレイヤーの中にも、過去のデザ神がいたことが語られている(英寿は初参戦から不敗を貫いているため、彼の参加以前のデザ神と思われる)。