データ
- 身長:0.7cm〜118m
- 体重:3g〜71100t
- 特色/力:拡大・縮小能力/世界観に応じた変化
概要
『仮面ライダーギーツ』第7話より登場するジャマトの一種。世界観に応じた変化の一環かサボテンナイトジャマトという派生種がいる。
サボテンで出来た身体にチェスのナイト駒を二つ合わせたような頭部を持ち、七支刀のような形状の武器を携えている。
また緑色の破壊光弾を連射、広範囲にわたって多数発射する事ができる。個体差もあり、形が人間に近いからなのかほとんどの個体は他のジャマトと同じ人間大だが、一部の個体は最初は人間より小さかったが、ビルを超えるほどまで巨大に成長した個体もいる。高い動体視力と攻撃力に加えて360°を誇ると思われる視力範囲を持つ為に隙が無い、ルークジャマトより圧倒的な強さで、高い撃破難易度を誇る強力な個体。
英寿曰くかつて行われたデザイアグランプリではライダー達を全滅させたほどの実力を持つらしい。
バリエーション
サボテンナイトジャマト(缶けり)
第7話に登場。『缶蹴り』の世界観を取り込んだと思われる個体。劇中では「ラスボスジャマト」と呼称されている。
巨大な寄生植物の根を地上に張っており、エナジードリンクの様な飲み物の缶を模した動力源を常に形態している。
この植物は缶と直結しているため、触手などで捕らえた人間を取り込むことで缶に栄養が溜まっていき、ジャマト自身がその養分を取り込むことで巨大化することが出来る。
倒すには隙を見て動力源を蹴り飛ばし、ジャマーエリアの外へと吹っ飛ばすしか方法がない…
だがしかし。動力源を外へと蹴飛ばしたはずがジャマーエリアの方が動力源を入れるように拡がってしまった。そして缶そのものを取り込んでしまったのだ。
この掟破りのラスボスに対して運営も緊急ミッションを使い動力源ごと破壊しよう、という手段に出た。
透ジャマト
「力を合わせて願いを叶えようぜ」
- 演/CV∶前川佑
GM権限を奪ったベロバが独断で開催したゲーム『ジャマトグランプリ』の参加者。道長の親友である今井透が使用していたコアIDを元に成長したジャマトであり、高い戦闘力だけでなく明確な自我と知能、更には生前の記憶を併せ持つ。
普段は元になった透の姿を取っており、戦闘時にジャマト態へと変異する。なお正式名称は他個体同様にナイトジャマトなのだが、擬態元と寸分違わぬ姿(ルークのような緑の筋が走る部分も見られない)に扮する点と生前の記憶由来の自我を持つため、通常個体との区別として視聴者から透ジャマト等々の名前で呼ばれている。
ゲームのルールとはいえ破壊活動を躊躇なく行うどころか、怯えて逃げ惑う人間やスコア対象である仮面ライダーを見下し嘲笑うなど悪辣な人格となっている。その一方で、生前の彼の記憶も併せ持っており、学生時代の喧嘩を懐かしんだり、道長がかつて好き好んで食べていた焼きそばパンを用意したりと、彼との友情をジャマトとなっても大事にしているようでもある。
缶蹴りゲームに登場した個体が使っていた拡大・縮小能力は使わず、七支刀による接近戦や身体中に生やした針を飛ばす中距離攻撃を得意とする。これまでのジャマトとは違って自分なりの野心を持っており、ジャマ神になることで「仮面ライダーが不幸になる世界」を叶えようとしている。恐らく仮面ライダーに裏切られた記憶を主な栄養源にしたからだと思われる。
他の面々が怪我で満足に戦えない中、単独で挑んで来た英寿/仮面ライダーギーツを道長との連係プレイで追い詰めるが、最期はブーストフォームマークⅡの必殺技で致命傷を負う。道長に助けを求めるも、彼は既に本物の透は死んだものとして割り切っており、所詮ギーツを倒すための"紛い物の親友"だと彼を見限った。皮肉にも擬態元になった本物と同じく仮面ライダーに裏切られた結果となり、「ロエゼラビビデウ(待ちやがれ)……」とジャマト語で道長を引き留めようとする言葉を発しながら枯れるように消滅していった……。
なお、本物の透は高所恐怖症なのだが、このジャマトは特に気にすることなく高所にも移動していた点。買ってきた焼きそばパンを料理名でなく「炭水化物」と呼称していた人間らしからぬ感性だった点。これらの事も道長が偽物として割り切り、心変わりした一因なのかもしれない。
また、道長がジャマ神となった後は復活しているが、現状その後の動向は不明。
余談
スーツの下半身は古代魚ジャマトに流用された。だが、その後もナイトジャマトが登場していることから、オパビニアジャマト及びマーレラジャマトへの改造時に元に戻した可能性が高い。
関連タグ
管理人ナイト、プリシャス、ガンジョージ:過去作の戦隊に登場する「ナイト」繋がりの怪人。
ベルクリケタスワーム:サブライダーの身内に擬態したライダー怪人。こちらも主人公が引導を渡している。
ビャッコインベス:こちらは主人公の友人が変貌したライダー怪人。
オルフェノク/ファントム(仮面ライダーウィザード) :同じく死んだ生前の人物が元となり、人間態にもなる怪人。
映画のネタバレ注意!!
4人のエースと黒狐
ジャマト軍団を引き連れて丹波一徹/仮面ライダーケイロウと戦闘して圧倒するが、突如仮面ライダーガッチャードが乱入。為す術もなくジャマト軍団を蹴散らされ、自身もスチームホッパーフィーバーを叩きこまれ、爆散した。
ジャマト・アウェイキング
蒼斗の部下として仕える個体が登場。
彼の命令で町内会長を殺害した上で擬態し、春樹を暗殺しようとするが、道長に阻止されて撃破された。