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演(擬態時)/ CV:春海四方

スーツアクター:縄田雄哉榮男樹


データ編集

  • 身長:216.4cm
  • 体重:140.9kg
  • 特色/力:剣技/格闘

概要編集

古生物種のジャマト。誕生経緯は不明だが、とある特定の地層で化石のような状態となって休眠状態(おそらく古代を舞台にしたデザイアグランプリで作られ、グランドエンドで放置された個体が休眠していたものと思われる)になっており、ジャマトグランプリの最中ギーツ攻略を課題としたジャマーガーデンの管理人・アルキメデルが発掘・復元。


非常に獰猛かつ好戦的な気質を持ち、植物としての性質や姿をしていた現存種の個体とは異なり、魚と化石を思わせる紫色の硬質な身体を持つ。なお生命維持には水分が使われ、育成にはIDコアを漬けた水(成分が溶け出しているのだろうか…)が使われている。


凶暴な気質ゆえか古代種ゆえか、現存種と異なりジャマト語を話さないものの、アルキメデルやベロバには従順である。

また、単に暴れるだけでなく、自らの不利を悟ればすぐさま撤退するなど危機回避能力にも優れている。


能力編集

植物が束状に捻れたような長い刀身を持つ大剣「ラン・ド・クリーブ」による接近戦を得意とし、地面を液状化させているのか水中のように潜り込んで奇襲するなど、トリッキーな戦法も用いる。


さらに、巨大なトゲを射出したり、身の丈を大きく越えるトゲを地面から大量に生やす攻撃、自分よりも巨大な古代魚を召喚・使役することが可能で、この古代魚は対象を襲撃・転送させるなど、幅広い用途に利用する。この巨大魚は耐久力も非常に高く、ブーストフォームコマンドフォームクラスの上位バックル形態でなければ生半可なダメージも与えることはできない。


活躍編集

ジャマトグランプリ第3回戦「闘牛ゲーム」から参戦して猛威を振るい、第1戦目をルークジャマトとの連携で勝利を収め、仮面ライダータイクーンを敗北に追い込んで桜井景和を牢屋に入れることに成功する。第2戦目でも同様にビショップジャマトとの連携で攻撃しようとするものの、ギーツに正体を看破され、ブーストフォームマークⅡの攻撃に圧倒される。その後、ベロバの暴露で怒り心頭の英寿がレーザーブーストフォームに変身、レーザーレイズライザーの攻撃で終始圧倒され、不利と判断したのか撤退した。


第3戦目ではモチベーションが下がって辞退した吾妻道長に代わって鞍馬祢音/仮面ライダーナーゴの対戦相手となる。前話の出来事もあって絶望し、すっかり意気消沈の状態だった彼女をゲーム会場へと拉致し、生身の状態であるにもかかわらず容赦なく攻撃。ナーゴ・ビートフォームに変身した後も願いを叶える気力を失っていたナーゴをボコボコにし、変身解除にまで追い込んだ。そして、トドメを刺そうとしたが、英寿の叱咤によって奮起したキューンの妨害に遭い、祢音の復活とナーゴ・ビートブーストフォームへの変身を許してしまう。

その後、ナーゴと仮面ライダーキューンとの2対1という数的不利な状況に立たされた上、徐々に圧倒されていき、巨大魚を召喚して状況を覆そうとするも最後は二人のコンビネーションから繰り出された「ビートブーストグランドビクトリー」を喰らい、右半身を抉られる形で撃破。満身創痍となりまたも休眠しそうになっていたが、この状況を打開するため、アルキメデルはなんと自分の体を肥料にするという起死回生の策を思いつく。


アルキメデルの血液を与えられたオステウスは、抉られた半身が回復するだけでなく更なる強化を経て復活。タイクーンを追い詰めるまでに成長するも、人間の味を知ってしまったことでジャマトグランプリの本拠地でIDコアや水を物足りなさそうに貪っていたが、育て人であるアルキメデルが自分の身を捧げたことで、躊躇なく生きたまま彼を飲み込むように食らい始めてしまった


ジャマトは栄養と学習によって更なる成長と進化を果たす……それはこの個体とて例外ではない。やがて完全に食べ尽くしたことで変化が始まる。


「理想の世界を叶えるのは……『私』だ」


狂気の愛を受け継ぎし子(32話以降の活躍)編集


自らの身を顧みない産みの親の狂気を、IDコアや一部どころか丸ごと1人分取り込んだオステウスは、すぐさまアルキメデルの姿に変貌するとともに人格も継承。自らジャマ神となってジャマトの理想の世界を作るべくギーツとバッファを襲撃する。


しかし、戻ってきた仮面ライダージーンの迎撃により撤退。道長を襲撃したことをベロバと大智に咎められるも、今までの不満を亡き主に代わってベロバに「高慢ちきババア」と吐き捨てると、ついに反旗を翻した。


尚当のベロバ自身は、上記の暴言に対し流石に動揺を隠しきれない様子だった。


慕情編では世界改編の影響を受けず引き続きアルキメデルとして活動しており、第35話では野良ジャマトや肥料=散り散りになったIDコアの回収を求めてデザイアロワイヤル開催地=ジャマーガーデン跡地に来訪。大智/ナッジスパロウを撃破したバッファを襲撃し、粉砕を免れたナッジスパロウの半壊IDコアを奪い取った上、ジャマトによる耐性は備えていないバッファを単身で圧倒しその力を見せつける。


受け継がれた狂気の果てに編集

コアIDの奪取後は接触してきたケケラとベロバから、「今まで倒されたジャマトの全復活」を条件に「桜井沙羅の抹殺」の依頼を引き受け、野良ジャマトらを率いて沙羅を襲撃するもタイクーンに阻止され失敗、立ち塞がったギーツとバッファのコンビネーションの前に圧倒され、ギーツの『レーザーブーストビクトリー』を受けて敗北。

なんとか深手を負った肉体を引きずりながらジャマーガーデンまで戻るも力尽き、沢山のジャマトに看取られる走馬灯を抱きながら消滅していった。


「私が…朽ち果てようとも…ジャマトは…私の息子たちは生きている…」

「愛すべき息子たちよ…いつか…お前たちが…幸せになっている世界を…」

仮面ライダーギーツ ヨメちゃんが描いてくれたアルキメデル


なお集めたIDコアの大半はバッファに奪われたが、一部隠し持っていた分を持ち帰っており、その中に含まれたナッジスパロウのコアはベロバによって回収された。


そして、彼が遺したジャマトへの愛情と狂気は、後にとある人物へと受け継がれる事となる…


余談編集

  • 作中では初めての古生物モチーフのジャマトとなる。
  • チェスの駒がモチーフに含まれないジャマトとしてはラフレシアフォートレスジャマト以来。なおジャマト共通の植物モチーフについては、武器であるラン・ド・クリーブにライオンゴロシが含まれている。
  • 長ったらしいうえに読みづらい名前のためか、公式サイトや放送中の字幕表記では「古代魚ジャマト」という別の呼び方があるほか、名称を一部省略して「オステウス」とも作中で紹介されている。
  • 第36話のOPではオステウスではなく、アルキメデル役としてキャスト表記がされていた。公式的には「アルキメデルに擬態した」のではなく「アルキメデルと融合・一体化した」という解釈の模様。
    • また同話における今際のシーンは、プロデューサー・武部直美から華々しさをオーダーされた福沢博文監督によって映画『宮本武蔵』のワンシーンをオマージュしたものとなっている。
  • 下半身のスーツはナイトジャマトの流用で、後に映画『4人のエースと黒狐』に登場する新たな古生物ジャマトへと改造された。

関連タグ編集

仮面ライダーギーツ ジャマト 古生物ジャマト

ダンクルオステウス


恐竜メダル:紫色かつ現存しない生物がモチーフと、複数の共通項がある平成ライダー作品のキーアイテム。


シーラカンスキッドシーラカンス怪人ビルゲニアアビソドン:古代魚をモチーフにしたライダー怪人。

メガロドン・デッドマン:前作における古代魚をモチーフにしたライダー怪人。

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