福沢博文
ふくざわひろふみ
日本の俳優、スーツアクター、アクション監督。レッド・エンタテインメント・デリヴァー所属。
2000年代のスーパー戦隊シリーズにおける大半のレッド役スーツアクターを担当したことで知られる。最後にレッド役を担当した作品である『海賊戦隊ゴーカイジャー』では、ゴーカイレッドが変身する全てのレッドを演じた。
『特命戦隊ゴーバスターズ』以降はレッド役を押川善文に引き継ぎ、自身は石垣広文の後を受けてシリーズのアクション監督に転身。今までにないアクション、殺陣を提示している。以降『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』までスーパー戦隊シリーズのアクション監督を歴任した。
『ドンブラザーズ』終了後は仮面ライダーシリーズに活動の場を移し、『仮面ライダーガッチャード』では前作の藤田慧からバトンを引き継ぐ形でアクション監督を通年で担当する(しかし、その次作に当たる『仮面ライダーガヴ』では、藤田が再登板することになった。)。
また、『暴太郎戦隊ドンブラザーズVS暴太郎戦隊ドンブリーズ』で監督デビューしている。そして、2025年の『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』では再び戦隊シリーズのアクション監督に戻っている。
アクション監督に転身してからは基本的にスーツアクターを担当していないが、旧戦隊のキャラクターが登場する際はそのスーツアクターを担当することもある。
かつて同じ事務所に所属していた伊藤慎とは体型が似ており、戦隊レッド、仮面ライダー、ウルトラマンの三大特撮ヒーローを経験しているという点で共通している。
妻はジャパンアクションエンタープライズ所属の女優・スーツアクトレスである神尾直子。夫婦で共演した作品も少なくない。
富永研司とは、『仮面ライダークウガ』にて、富永はクウガとして、福沢はグロンギとして演じた経験もあり、後に「散々蹴られた俺が一番富永さんのことを知っている」と豪語している。