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ズ・グムン・バ

ずぐむんば

『仮面ライダークウガ』の第1-2話に登場する怪人。ズ集団に属する蜘蛛の能力を持ったグロンギである。未確認生命体第1号。
目次 [非表示]

「ゾン デギゾバ クウガ (その程度かクウガ)」


データ編集

身長198.0cm
体重196.0kg
主な犯行現場南長野→長野県警ビル
死亡場所サン・マルコ教会近くの工場
特色/力口から吐く糸による拘束と締め付け、手の甲から伸びる鋭い爪
呼称未確認生命体第1号
CV坂口哲夫 特別編では村山桂(作品の文芸スタッフ)※
登場話EPISODE 1「復活」・EPISODE 2「変身」

※Wikipediaには坂口候一氏が声を当てていると書かれているが、高寺重徳氏のツイートによると誤りのようである。

概要編集

仮面ライダークウガ』に登場する怪人

 現代のクウガが最初に戦った、蜘蛛のような姿をしたグロンギ。グロンギでは下級の集団・ズ集団に所属しており、警察からは「未確認生命体1号」と呼称される。

 復活して間も無く活動を開始した為か、TV本編に登場したズ集団では唯一人間態にはならず、言葉もグロンギ語しか話さなかった。


外見編集

 蜘蛛の脚のような突起が8本生えた頭部にハエトリグモのような6つの眼を持つ。よく見ると大きな眼の下に黄色い目があり、これで蜘蛛と同じ8つの目があることになる。

 肌はカーキ色で、首周りには蜘蛛の巣のような衣類を着け、両腕には鋭い鉤爪を備えている。ズに所属している為、ベルトのバックル銅色

 モチーフ仮面ライダー1号が最初に戦った怪人蜘蛛男とされている。


能力編集

 口から粘着性のある糸を飛ばし、捕まえた相手を両手の甲から伸ばした鉤爪で切り裂いて仕留める。この糸は鉄より強く絹よりしなやかとされ、一撃でパトカーフロントガラスを貫通するほどの速度で射出できる。

 また、飛行するヘリに飛び移ったり壁や天井を移動してズ・ゴオマ・グを援護したりと、かなり身軽に動く。筋力も高く、バスを軽々と押して進めるほどで、グローイングフォームを上回る。


活躍編集

 ン・ダグバ・ゼバによって他のグロンギ共々復活し、長野県警を襲撃し、警官達を次々に殺害した。本来ならグロンギの掟により、ではないグロンギゲゲル以外で人間を殺す事は禁止されている。復活直後で仲間に気づかれることもないと踏んで好き勝手に暴れたのだろうか…。

【イラリク】蜘蛛男様と戦ってピーンチ!(ry)

 白いクウガと戦っている所をヘリコプターから狙撃した一条薫に襲い掛かるが、クウガにヘリから落とされ、やむなく撤退する。

 その後、赤のクウガ夜戦を行っていたズ・ゴオマ・グを援護しに登場する(ただしグムンは1人でクウガを倒す予定だった。特別編及び予告ではゴオマを制し『手を出すな』と話す場面もある。)も、朝日が昇った事でゴオマは日光を嫌って撤退。それでもグムン1人で善戦するが、最期は糸の束縛を振り払って反撃に出たクウガに左の蹴りを受け止められた反動を利用した右足での飛び蹴りを喰らい、断末魔の叫びを上げて爆散した。


 なお、白いクウガの存在は知らなかったらしく、特別編ではクウガが白い姿である事に違和感を抱いていた。


漫画版編集

 『月刊ヒーローズ』のコミカライズ版ではさらに手足の長い、漫画版の蜘蛛男のような気色の悪い姿で登場。具体的な特徴を挙げると口周りに発達した牙、蜘蛛の腹部のように膨張した臀部、8本の手足と正しく蜘蛛をそのまま怪人にした感じである。

 蜘蛛の眼は原作以上に巨大化しており、さながら仮面ライダーの複眼を思わせる。ちなみに原作にあったモヒカンは生えていない。

 また、本作では人間態も登場している。外見はロングコートを着た不気味な青年で、ヒョロリとした体躯が蜘蛛を髣髴とさせる。

 列車内の乗客を猛毒(椿秀一曰く「蜘蛛の毒に似ているが何十万倍もの強さだ」とのこと)でズルズルに溶かして食い殺すという大量殺人を行った。

 非公式ゲゲルではあるものの、345人もの人間を(走行中の列車内という状況的に)数時間以内で殺害していたのであれば、ズ集団のグロンギとしては破格の強さを持つことになる。はっきり言ってゲゲルの規模だけで考えるとゴ集団に匹敵する強さを持つことになるのだが・・・。

 グムンを思わせる邪神を崇拝する殺人犯を追っていた一条薫に襲い掛かるものの、白のクウガ飛び蹴り一撃で倒された。

 本来「五代が変身した」白のクウガでは倒せるわけもないのだが、実は…




TVCM編集

 丸大仮面ライダークウガソーセージのTVCMではズ・ゴオマ・グと共にマイティフォームと交戦していたが、決着は明かされなかった。


仮面ライダーディケイド編集

 ン・ガミオ・ゼダが起こした究極の闇により絶命した人間が変身する形で複数の個体が登場した。肩の装甲は無く、代わりに白いマフラーを巻いているのが特徴。


余談編集

デザイン画では当初体色が黄色であったが、最終的に落ち着いた色合いのもので決定した。また、八本脚や巣といったクモの要素を生身の身体でなく装飾に取り入れ、足輪は「チョウを捕えるクモ」がモデルとなっている他、モミアゲは尾崎紀世彦氏を意識したものとなっている。


お笑いコンビ「NONSTYLE」の漫才の一つ「ヤンキー」で登場する謎の人物「ズ・グヌンバ・ペペ」は昔2人が行ったロケ企画の中で覚えたこの怪人の名前から着想を得ている。


関連タグ編集

仮面ライダークウガ ライダー怪人 未確認生命体 1号 グロンギ グロンギ語 ズ集団

ズ・ゴオマ・グ クウガ グローイングフォーム マイティフォーム

蜘蛛 始まりはクモ


平成ライダー本編最初の怪人

ズ・グムン・バジャガーロード


未確認生命体第○号

ン・ダグバ・ゼバ0号) → ズ・グムン・バ(1号) → クウガ グローイングフォーム2号


外部リンク編集

Web archive「仮面ライダークウガ」公式サイト kuuga dimension GURONGI


ズ・グムン・バ | 仮面ライダー図鑑 | 東映

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