ズ・ネズマ・ダ
ずねずまだ
未確認生命体(グロンギ)の内、ズ集団に属するネズミ種の怪人。警察からは未確認生命体12号A(※)として扱われている。
作中における2000年2月18日(EPISODE7の6日前に当たる)にゲゲルを開始し、その途中で警官隊と交戦の末に突如として爆散、死亡したと記録されている。グロンギによく見られる「設定のみ」の存在である為、その容貌や性格、具体的な能力、ゲゲルの内容についてはほぼ不明。
上記の死亡に至った経緯から、公には神経断裂弾によってラ・ドルド・グの討伐に成功するまで、警察が唯一撃退に成功した個体として発表され、作中でも杉田守道がこの件に言及している。
しかし、実際のところはネズマはゲゲルに失敗して時間切れとなった事で、ゲドルード(グロンギ共通のベルトのバックル)の内部に設置された時限爆弾が作動したのが死因である。つまりはゲゲル失敗による制裁で死んだ個体なのである。後年は、プロデューサーの髙寺成紀もTwitter上にて、改めてこの内容を説明するツイートを残している他、漫画版のクウガではズ・メビオ・ダが同様の死に方をしている。
※この通常とは異なる通し番号については、ネズマが死亡した直後に活動を開始したネズモが、その容姿の近似から同一個体であると警察に認識された事によるものである。
ネズモと共に登場。人間態は顔の右側に傷跡がある出っ歯の青年。
ゲゲルの権利を放棄し北海道に潜伏していたがガズバが焼き尽くされ殺された後、卓真の正体を探るべく自身の指からネズミの大群を生み出し、彼を誘拐するという行為に出る。
ネズモとは人間態の外見もそっくりだが、両者の血縁等の関係性は言及されていない。
一応、平穏な生活を求めてゲゲルを放棄したと思われるが、人里離れた山中に潜伏していたこと、殺しに躊躇が無かったことを考えると、人間との共存・共生は望んでなかった模様。
それでも軽トラを運転しながら人前に現れていたため、ガズバよりかは人間社会に潜伏はできていたようではある。しかし、全身黒ずくめの服装、傷だらけの顔、ボロボロの軽トラを運転、という明らかに不審者な感じではあった(そもそも共に潜伏していたガズバが普通に人間を襲っていたため、人間の捜査が入るのも時間の問題だった)。