概要
ベルト類や靴を締める留め具の一種で、和名は尾錠(びじょう)。
バックルの種類
帆型バックル
最も歴史があり最もオーソドックスなバックル。尾錠止め、ピンバックルとも呼ぶ。
針の様な留め具で、ベルトに開いた穴を塞ぎ使用する。
サイドリリースバックル
両引きバックル、差し込みバックルとも呼ばれる。
歴史的には割と新しいバックル。プラスチック素材が殆どで着用が非常に手軽なのが特徴。実用的なアウトドア用品、スキー用品、ミリタリー用品、リュックサックなどで使われることが多い。
ストリート系、ミリタリー系、テックウェア系の衣服でも使われる。近代以前の伝統的なファッションに使われることは殆どない。
米国の部品メーカーITW Nexusに勤めていたディック・トレーシー氏によって1977年に発明されたという。→ディック・トレーシー、プラスチックバックルの発明者 ITW Nexus about us
その他
日本の特撮ドラマシリーズの仮面ライダーシリーズではベルトで変身するため、変身ベルトをバックルと呼称することがある。→Vバックル、ブレイバックルなど。ただし、近年ではドライバーと呼ぶことの方が多く、ベルトで変身しないライダーがつけているベルトをバックルと呼ぶ例が多い。