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クウガ

くうが

クウガとは『仮面ライダークウガ』に登場する仮面ライダーである。
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「これ以上誰かの涙は見たくない! 皆に笑顔でいてほしいんです! だから見ててください! 俺の、変身!!」

「だってやるしかないでしょ? 俺クウガだもん!」

CV:オダギリジョースーツアクター:富永研司、成田匠(トライチェイサー搭乗時)
※『仮面ライダーディケイド』ではCV:村井良大・スーツアクター:伊藤教人

概要

超古代の種族であるリントグロンギの魔手から守るために戦った、伝説の戦士。
霊石アマダムを埋め込んだベルトアークルを使って変身する。
古代では心優しいリントの若者リク、現代の世にグロンギが蘇ってからは、冒険家の青年五代雄介が変身する。
警察側の識別名は未確認生命体第4号(グローイングフォームは第2号と呼ばれる)。

体内に埋め込まれたアマダムにより、グロンギを相手取れる超人的な身体能力に加え、物質を原子レベルで分解・再構成することで変身や戦況に合わせてや姿を変える超変身、専用の武器を生み出す事などを可能とするモーフィングパワー、各フォームの武器を通して送り込まれる必殺の封印エネルギーなどの超自然的能力を発揮できる。
これらの超自然現象は変身者の意思を具現化する形で起こるため、当初は突然に未知の形態に変わってしまったり、あるいは能力の詳細を把握できず使いこなせなかったり、却って戦況を悪化させる事も多かった。
また、先代のクウガを始めとするリント族には元々「戦士」の概念自体が存在しなかったためグロンギを殺せず封印するに留めたのと対照的に、「相手を殺す」概念を知る現代のクウガ=雄介は封印エネルギーを用いてグロンギを殺すことができるが、これも、アマダムが変身者の意思に呼応する特性を持つためと思われる。

ただしその能力はアマダムから伸びた第二の戦闘神経網が全身に侵食し、装着者をグロンギ同様の戦闘兵器へと作り変える、非人道的なシステムによって発生している。
これは古代リント族がグロンギの脅威に対抗すべくクウガを生み出したためで、『HERO SAGA』ではグロンギと同じく宇宙から飛来した隕石を加工し、アマダムを作ったことが語られている。
クウガの能力もフォームチェンジや武器のモーフィング能力、そして究極体におけるプラズマ発生など「ゴ」集団以上のグロンギに極めて酷似している。
つまりクウガもまた歴代の仮面ライダー同様「敵と同じ力を持ちながら、人類の自由と平和を守るために戦う、正義の改造人間」なのだ。

仮面ライダー初のクワガタをベースとしたデザインである。
余談だが、2000年代最初のライダーという事で初代ライダーをリスペクトしながらも、甲虫つながりで仮面ライダーストロンガーをも意識したデザインとなっている。

先述のように、劇中では突然手にした超人的な力に戸惑う等して度々敗戦を喫し、それが新たなる力を得る契機となる展開も多いが、「敗戦時の傷付き方の描写が生々しすぎる」と物議を醸した事もある。
漢字表記では空我と書く。

仮面ライダーディケイド』以降は『仮面ライダー響鬼』でも使用されたマジョーラ塗装により装甲に金属光沢がつき、よりらしい造形になっている。

漫画版では前述の「グロンギと同様の能力を持つ」点をフューチャーしたのか、古代クウガは明確にグロンギの裏切り者「ゴ・クウガ・バ」であるかのように描写され、復活したグロンギとミイラ状態で交戦するも力を使い果たし、五代雄介にアマダムを託して力尽きている。

フォーム

マイティフォーム
“邪悪なる者あらば 希望の霊石を身に付け 炎の如く邪悪を倒す戦士あり”
徒手空拳で戦うクウガの基本形態。通称・赤のクウガ。
脚力を始め能力のバランスが良く、多くのグロンギ怪人達を撃破していった。
逆に言うと突出した能力を持っておらず、何かに特化した能力を持つグロンギとの戦いでは苦戦する事も多い。
必殺技は封印エネルギーを足に込めて放つマイティキック。後には猛特訓の末に、空中で回転を加え威力を増大させた強化マイティキックを編み出した。

ドラゴンフォーム
“邪悪なる者あらば その技を無に帰し 流水の如く邪悪を凪ぎ払う戦士あり”
跳躍力、敏捷性に優れた強化形態。通称・青のクウガ。
素早い動きと時にカタログスペック以上の実力を見せる跳躍力が特徴だが、その分パワーが落ちている。そのため戦闘目的というよりは移動のために使われることも多かった。
そのパワーを補うのが専用武器のドラゴンロッドで、鉄パイプ等の長き物(棒状の物体)を変化させて作り出す。
必殺技はドラゴンロッドに封印エネルギーを集中させ、鋭い突きを放つスプラッシュドラゴン
白→赤→青と強敵に遭遇する度に変化して勝利できたこともあって、当初はその能力の詳細がわからぬまま「強化形態」と勘違いし苦戦、おやっさんのアドバイスを受けて「状況に応じてフォームを使いわける」発想を得る契機となった。

ペガサスフォーム
“邪悪なる者あらば その姿を彼方より知りて 疾風の如く邪悪を射抜く戦士あり”
視覚、聴覚に優れた強化形態。通称・緑のクウガ。
他のフォームを人間の10倍とするなら、このフォームは人間の1000倍の視力と聴力を持つ。
しかし、神経を過度に集中するため体力の消耗が激しく、変身時間はわずか50秒。その上変身が解けてから2時間は変身が不可能になる諸刃の剣である。
拳銃等の射抜くもの(飛び道具)を変化させた専用武器ペガサスボウガンを用いた必殺必中の戦闘スタイルが特徴。
必殺技は封印エネルギーを込めた空気弾を撃つブラストペガサス
余談だが、仮面ライダーディケイドはこのフォームでクロックアップしたワームを倒した事がある。

タイタンフォーム
“邪悪なる者あらば 鋼の鎧を身に着け 地割の如く邪悪を切り裂く戦士あり”
パワーと防御力に優れた強化形態。通称・紫のクウガ。
ダイナマイトの直撃にも耐えうるという強固な生体鎧に身を包み、生半可な攻撃を受けてもビクともしない。
走力そのものはマイティフォームと大差ないのだが、装甲の重量のためか細やかな移動や跳躍力に劣っている。また、あくまで胸部・肩・腕部の装甲が強化されただけであり、それ以外の黒地の部分が強化されているわけでもない。
それらの特徴を知っていたわけではないのだが、雄介は相手の攻撃を受けても怯まずに攻撃を続けるというこのフォーム専用の戦闘スタイルを確立した。
専用武器は切り裂くもの(剣や、それをイメージさせる物体)を変化させたタイタンソード
雄介は主に、警棒としても使用できるトライチェイサーハンドル部・トライアクセラーを変化させて使用していた。
必殺技は相手の身体に封印エネルギーを込めたタイタンソードを突き刺すカラミティタイタン

グローイングフォーム
“瞼の下に大いなる 瞳現れても 汝涙する事勿れ”
通称・白のクウガ。
マイティフォームが「完成形態」と表記されるのに対し、こちらは「未完成形態」と表記される姿。戦う覚悟が決まっていなかったり、大ダメージを受けたりするとこの形態になり、戦力はマイティフォームの約半分であり、非常に弱い。しかし雄介はこの姿のままマイティキックを三連発で叩きこんで封印の紋章を完成させ、強敵を撃破するという根性を見せた(三発目の時点で足のアンクレットの宝玉に赤い光が宿っているので、マイティの力を取り戻した可能性もある)。
アマダムには装着者の生命を維持するためのシステムも組み込まれており、いわばグローイングフォームは力を最充填するための省エネ形態。
さらにアマダムは装着者が重傷を負った場合はあえて仮死状態にすることで、その傷を急速に癒やすこともできる。


ライジングマイティライジングドラゴンライジングペガサスライジングタイタン
“戦士の瞼の下 大いなる瞳になりし時 何人もその眠り妨げるなかれ”
マイティ・ドラゴン・ペガサス・タイタンのフォームが、「金の力(=電気)」を帯びて進化した「ミレニアム特別バージョン」。劇中では主に「◯◯(各フォームの色)の金のクウガ」と呼称されるが、他媒体では総称してライジングフォームと呼ばれることも。
主な外見の変化として、鎧に金色の縁取りが施され、それぞれの武器も強化される。
強力なパワーを誇るがそれ故に変身を持続できる時間に制限があり(後に克服)、更に、強敵を撃破する際には凄まじい爆発を起こすため、人のいる場所では決め技を放てない。
一部書籍媒体などでは「アルティメットフォームの力の片鱗を覚醒させた姿」などと説明される。
これは重傷を負った五代が仮死状態になった際、前述のアマダムの機能を知らない周囲の人々が蘇生させるため電気ショック療法を行ったことで発現したもの。
当然古代クウガの能力には無く、ライジングフォームを示唆する碑文も無かった為、当初はこれこそが「凄まじき戦士」なのだと誤解されていた。
その後、ライジングフォームの存在を知った「ゴ」集団の戦士も、自ら電流を浴びることでライジングフォームを習得している。

アメイジングマイティ
通称・黒の金のクウガ。ライジングマイティが再び「金の力」を得て進化した、黒いライジングマイティ。
ライジングマイティの「マイティアンクレット」が両足に装備されており、金の力を得たゴ・ガドル・バをも圧倒するアメイジングマイティキックを必殺技に持つ。

アルティメットフォーム
“聖なる泉枯れ果てし時 凄まじき戦士雷の如く出で 太陽は闇に葬られん”
憎しみに捕らわれた最強最悪の「凄まじき戦士」。伝承では目が黒いとされている。
しかし正気を保ったまま変身することができた場合、目はマイティ同様の赤になる。
ン・ダグバ・ゼバとの雪原での殴りあいは本作屈指の名シーンの一つ。
パンチ力80t、キック力100tは今なお数値上は最強クラス。
ちなみに、このフォームは児童誌などでは早めに情報が公開されていたのにも関わらず、登場したのは最終回の前話であった上に必殺技すらも使われなかったという異例の経歴がある。

ライジングアルティメット
劇中の人物曰く「最も邪悪なライダー」。
TV『仮面ライダークウガ』本編に登場したキャラクターではなく、劇場版仮面ライダーディケイドオールライダー対大ショッカー」に登場した10年越しの新フォーム。
なおこのフォームの追加によってクウガのフォームは全12態となった。平成ライダーの中でもこの数はトップクラス(ちなみに2018年時点、所謂「亜種フォーム」を含めると最もフォーム数が多いのは仮面ライダーオーズ
パンチ力100t、キック力120tの数値を誇る等、設定上はアルティメットフォームを上回る能力を持つ。

魔宝石の世界のクウガ

仮面ライダーウィザード』第52話ではアギトブレイドと共にライダーリングで召喚され、魔宝石の世界の怪人と戦った。しかし怪人軍団の猛攻の前に膝をつき、身柄を拘束されてしまう。
ディケイドとウィザードによって解放されるとアマダム配下の怪人たちを次々蹴散らしていったが、巨大怪人との戦いではディケイドにより勝手にファイナルフォームライドされてクウガゴウラムに変形、ハイドラグーン軍団を次々爆砕していった。
また、最終決戦ではアルティメットを通り越していきなりライジングアルティメットに変身している。
上述の要素に加え、52話はファンから「仮面ライダーディケイド ウィザードの世界編」などと称されている事もあり、この世界のクウガは若干小野寺ユウスケ寄りの演出が為されているのが特徴。

ゲーム作品

ガンバライド

第2弾でマイティフォームとペガサスフォームが共にSRで参戦。
第5弾でタイタンフォームがLR、ドラゴンフォームがSRで参戦。
第7弾でライジングアルティメット(レッドアイ)、第8弾でライジングアルティメット(ブラックアイ)がそれぞれLRで参戦。

シャバドゥビ1弾で必殺技がライジングマイティキックのマイティフォームがLRで参戦。必殺技使用時のみライジングマイティに超変身する。
シャバドゥビ2弾でライジングマイティがSRで参戦。
ガンバライド最終弾となるシャバドゥビ6弾でアルティメットフォームがLRとCPで参戦。

ガンバライジング

1弾から参戦。グローイングフォーム、マイティフォーム、ドラゴンフォーム、ライジングマイティ、アルティメットフォームが参戦した。
ドラゴンフォームはCP、ライジングマイティはCPEXとLR、アルティメットはLREXで収録(いずれもバースト前はマイティフォーム)。
1弾目にして高レア4枚、新収録フォームに最終フォームと大盤振る舞いである。
6弾ではアルティメットフォームがまさかのLRで再登場。今回はバースト前からアルティメット。
ナイスドライブ5弾ではバースト前ライジングマイティ、バースト後アルティメットという構成のカードがSRで初登場。
ベストマッチ1弾ではバースト前、バースト後共にライジングマイティのカードがLRで登場。バースト必殺技はゴ・バベル・ダを倒した技を元にした演出の「ライジングビートゴウラムアタック」で、ビートゴウラムがシリーズ初登場。
ライダータイム1弾ではアメイジングマイティが新レアリティGLRでシリーズ初参戦。

後はペガサス、タイタン、他のライジング形態やライジングアルティメット(赤目、黒目)の参戦を待つ。
それとドラゴンの劇中技収録。

バトライド・ウォーシリーズ

初代より五代雄介verが参戦(声優は代役)。原作と同じく四つのフォームを切り替えながら戦うスタイル。攻撃ボタン長押しでタメ攻撃を繰り出すことができ、敵に当て続けることでそれぞれのフォームがライジング状態へ強化される。超必殺技でアルティメットフォームへ変身する。

そして、シリーズ第3作に当たる『創生』より小野寺ユウスケverがプレイアブルキャラとして参戦。基本性能は変わらないが、各形態でのライジングフォームが無く、マイティフォームでタメ攻撃を当て続けることでアルティメットフォーム(ダークアイ)へと変身し、さらに超必殺技でライジングアルティメットへと変身する。

ライダージェネレーション

1作目から参戦。
1作目のライダーアビリティは「サムズアップ」。敵を倒した時に使うと小アイテムを入手出来る。

2のライダーアビリティは「ライジングパワー」。ライジングマイティにチェンジする。
通常はある程度戦わないとゲージが溜まらないのだが、雷や電撃を受けると即使用可能になるという原作を意識した仕様がある。

関連タグ

仮面ライダークウガ 五代雄介 
トライチェイサー2000 ゴウラム トライゴウラム
空我

仮面ライダーディケイド 小野寺ユウスケ クウガゴウラム

仮面ライダーガタック 仮面ライダーギャレン ガタキリバコンボ


“清らかなる戦士 心の力を極めて戦い邪悪を葬りし時 汝自らの邪悪を除きて究極の闇を消し去らん”

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