「こんな奴らの為に!!これ以上誰かの涙は見たくない! 皆に笑顔でいてほしいんです! だから見ててください! 俺の、変身!!」
「ビガラグ・バゼビ・クウガ!」(貴様が何故クウガに!)
「クウガ?そうか、クウガか!」
CV:オダギリジョー
スーツアクター:富永研司/成田匠(トライチェイサー搭乗時)/永徳(『仮面ライダー令和のゴージャス運動会』)
変身者
・古代の戦士(先代)
曖昧さ回避
- 2000年に放送された特撮ドラマ。→仮面ライダークウガ
- 1に登場する仮面ライダー。本稿で解説。
- アニメ『トミカ絆合体アースグランナー』に登場するキャラクター。→駆動クウガ
概要
超古代の種族であるリントをグロンギの魔手から守るために戦った、伝説の戦士。
古代ではリント族の戦士、現代の世にグロンギが蘇ってからは、冒険家の青年五代雄介が変身する。
警察側の識別名は未確認生命体第4号(当初グローイングフォームを第2号、マイティフォームを第4号と呼びわけていたが、後に白い4号と改められた)。
五代はズ・ゴオマ・グの発言からこの戦士の名をクウガと呼ぶ事を知った。
体内に埋め込まれたアマダムにより、グロンギを相手取れる超人的な身体能力に加え、物質を原子レベルで分解・再構成することで変身や戦況に合わせてや姿を変える超変身、専用の武器を生み出す事などを可能とするモーフィングパワー、各フォームの武器を通して送り込まれる必殺の封印エネルギーなどの超自然的能力を発揮できる。
これらの超自然現象は変身者の意思を具現化する形で起こるため、当初は突然に未知の形態に変わってしまったり、あるいは能力の詳細を把握できず使いこなせなかったり、却って戦況を悪化させる事も多かった。
また、先代のクウガを始めとするリント族には元々「戦士」の概念自体が存在しなかったためグロンギを殺せず封印するに留めたのと対照的に、「相手を殺す」概念を知る現代のクウガ=五代は封印エネルギーを用いてグロンギを殺すことができるが、これも、アマダムが変身者の意思に呼応する特性を持つためと思われる。
ただしその能力はアマダムから伸びた第二の戦闘神経網が全身に侵食し、装着者をグロンギ同様の戦闘兵器へと作り変える、非人道的なシステムによって発生している。これは古代リント族がグロンギの脅威に対抗すべくクウガを生み出したためである。
『HERO SAGA』ではグロンギと同じく宇宙から飛来した隕石を加工し、アマダムを作ったという独自設定が付されている。
クウガの能力もフォームチェンジや武器のモーフィング能力、そして究極体におけるプラズマ発生などゴ集団以上のグロンギに極めて酷似している。
つまりクウガもまた歴代の仮面ライダー同様「敵と同じ力を持ちながら、人類の自由と平和を守るために戦う者」なのだ。
仮面ライダー初のクワガタがモチーフであり、生物種の能力を持つグロンギ同様に能力面でも反映されている。
例えば、胸部の「チェストブロッカー」は昆虫の外骨格と同じキチン質で組成されている(腕部の「アームブロッカー」も若干組成が異なる程度で同様の構造)。ライダーではお馴染みの「コンパウンドアイズ」(複眼)も健在であり、ガラス状の物質で覆われているとされるなど甲虫の外骨格をイメージした性質が目立つ。
加えてクワガタの顎を模した特徴的なツノ「コントロールクラウン」は脳の組成を司っており、各形態に応じた脳の組成変化を行う。
(参考文献:『てれびくんデラックス 愛蔵版 仮面ライダークウガ 超全集 上巻』(2000・小学館)より)。
その一方で、ゴ・バベル・ダの攻撃を受けてタイタンフォームが怯むような描写やライジングペガサスがゴ・ジャーザ・ギの銛で肩を貫かれて出血しているなど防御力には限界があるようである(前者は装甲に穴が空くだけで本体が損傷するまでには至っていない)。
先述のように、劇中では突然手にした超人的な力に戸惑う等して度々敗戦を喫し、それが新たなる力を得る契機となる展開も多いが、「敗戦時の傷付き方の描写が生々しすぎる」と視聴者間物議を醸した事もある。
漢字表記では「空我」と書く。
『仮面ライダーディケイド』以降は『仮面ライダー響鬼』でも使用されたマジョーラ塗装により装甲に金属光沢がつき、より鎧らしい造形になっている。
漫画版では前述の「グロンギと同様の能力を持つ」点をフィーチャーしたのか、古代クウガは明確にグロンギの裏切り者「ゴ・クウガ・バ」であるかのように描写され、復活したグロンギとミイラ状態で交戦するも力を使い果たし、五代雄介にアマダムを託して力尽きている。
フォーム
作中ではベルトが今のライダーみたいにフォーム名を読み上げることは無い為、作戦を練ったりするときにはフォームの「色」で話を進めている。
例えばマイティフォームなら「赤」、ペガサスフォームなら「緑」など(この2つは作中でも特に会話で挙げられていた)、ライジングは「金」もしくは「金の力」、アメイジングマイティは「黒」と呼んでいた。
因みに、映像作品でクウガのフォーム名が初めて読み上げられたのは仮面ライダーディケイドのフォームライドである(これはアギトやファイズも同様)。
各フォームの共通項として各フォームの特徴を端的に表す古代文字「アイデンティティワード」が刻印されている。
マイティフォーム以外の並列形態には専用武器に変化する物体を掴んで瞬時に変身するというのがよく知られるパターンである。
しかし、EP8のペガサスフォームやEP10のタイタンフォームのように開幕並列形態に変身してから武器を生成するというパターンも存在する。
また、序盤はフォームチェンジに関する理解もなく、戦闘中に勝手にフォームチェンジを起こして苦戦したり、EP7ではマイティフォームで行くつもりがいきなりドラゴンフォームに変身して驚いたりするなどの意図しない形での変身描写も見られる。
“邪悪なる者あらば 希望の霊石を身に付け 炎の如く邪悪を倒す戦士あり”
徒手空拳で戦うクウガの基本形態。通称・赤のクウガ。
脚力を始め能力のバランスが良く、多くのグロンギ怪人達を撃破していった。
逆に言うと突出した能力を持っておらず、何かに特化した能力を持つグロンギとの戦いでは苦戦する事も多い。
必殺技は封印エネルギーを足に込めて放つマイティキック。後には猛特訓の末に、空中で回転を加え威力を増大させた強化マイティキックを編み出した。
“邪悪なる者あらば その技を無に帰し 流水の如く邪悪を凪ぎ払う戦士あり”
跳躍力、敏捷性に優れた強化形態。通称・青のクウガ。
素早い動きと時にカタログスペック以上の実力を見せる跳躍力が特徴だが、その分パワーが落ちている。そのため戦闘目的というよりは移動のために使われることも多かった。
そのパワーを補うのが専用武器のドラゴンロッドで、鉄パイプ等の長き物(棒状の物体)を変化させて作り出す。
必殺技はドラゴンロッドに封印エネルギーを集中させ、鋭い突きを放つスプラッシュドラゴン。
白→赤→青と強敵に遭遇する度に変化して勝利できたこともあって、当初はその能力の詳細がわからぬまま「強化形態」と勘違いし苦戦、おやっさんのアドバイスを受けて「状況に応じてフォームを使いわける」発想を得る契機となった。
“邪悪なる者あらば その姿を彼方より知りて 疾風の如く邪悪を射抜く戦士あり”
視覚、聴覚に優れた強化形態。通称・緑のクウガ。
他のフォームを人間の数10倍とするなら、このフォームは人間の数1000倍の視力と聴力を持つ。
しかし、神経を過度に集中するため体力の消耗が激しく、変身時間はわずか50秒。その上変身が解けてから2時間は変身が不可能になる諸刃の剣である(制限時間前に別フォームになれば回避可能)。
拳銃等の射抜くもの(飛び道具)を変化させた専用武器ペガサスボウガンを用いた必殺必中の戦闘スタイルが特徴。
必殺技は封印エネルギーを込めた空気弾を撃つブラストペガサス。
なお、仮面ライダーディケイドはこのフォームでクロックアップしたワームを倒した事がある。
“邪悪なる者あらば 鋼の鎧を身に着け 地割の如く邪悪を切り裂く戦士あり”
パワーと防御力に優れた強化形態。通称・紫のクウガ。
ダイナマイトの直撃にも耐えうるという強固な生体鎧に身を包み、生半可な攻撃ではビクともしない。
走力そのものはマイティフォームと大差ないのだが、装甲の重量のためか細やかな移動や跳躍力に劣っている。また、あくまで胸部・肩・腕部の装甲が強化されただけであり、それ以外の黒地の部分が強化されているわけでもない。
それらの特徴を知っていたわけではないのだが、雄介は相手の攻撃を受けても怯まずに攻撃を続けるというこのフォーム専用の戦闘スタイルを確立した。
専用武器は切り裂くもの(剣や、それをイメージさせる物体)を変化させたタイタンソード。
五代は主に、警棒としても使用できるトライチェイサーのハンドル部・トライアクセラーを変化させて使用していた。
必殺技は相手の身体に封印エネルギーを込めたタイタンソードを突き刺すカラミティタイタン。
“瞼の下に大いなる 瞳現れても 汝涙する事勿れ”
通称・白のクウガ。
マイティフォームが「完成形態」と表記されるのに対し、こちらは「未完成形態」と表記される姿。戦う覚悟が決まっていなかったり、大ダメージを受けたりするとこの形態になってしまう。戦力はマイティフォームの約半分であり、非常に弱い。しかし雄介はこの姿のままマイティキックを三連発で叩きこんで封印の紋章を完成させ、強敵を撃破するという根性を見せた(マイティの力が回復しつつあったため、三発目の時点で足のアンクレットの宝玉に赤い光が宿っている)。
アマダムには装着者の生命を維持するためのシステムも組み込まれており、いわばグローイングフォームは力を再充填するための省エネ形態。
さらにアマダムは装着者が重傷を負った場合はあえて仮死状態にすることで、その傷を急速に癒やすこともできる。
“戦士の瞼の下 大いなる瞳になりし時 何人もその眠り妨げるなかれ”
マイティ・ドラゴン・ペガサス・タイタンのフォームが、「金の力(=電気)」を帯びて進化した「ミレニアム特別バージョン」。劇中では主に「◯◯(各フォームの色)の金のクウガ」と呼称されるが、他媒体では総称してライジングフォームと呼ばれることも。
主な外見の変化として、鎧に金色の縁取りが施され、それぞれの武器も強化される。
強力なパワーを誇るがそれ故に変身を持続できる時間に制限があり(後に克服)、強敵を撃破する際には凄まじい爆発を起こすため、人のいる場所では下手に決め技を放てない。
重傷を負った五代が仮死状態になった際、前述のアマダムの機能を知らずにいた周りの人々が、蘇生させるため電気ショック療法を行ったことで発現したもの。
当然古代クウガの能力には無く、ライジングフォームを示唆する碑文も無かった為、当初はこれこそが「凄まじき戦士」なのだと誤解されていた。
(更に、凄まじき戦士もまた禁忌の力として使用されなかったことから、先代のクウガは基本4フォームのみでゴ集団やダグバを含むグロンギ達を全て封印したということになる。一体、どれだけ強かったのか……)
その後、ライジングフォームの存在を知ったとあるゴ集団の戦士も、自ら電流を浴びることでライジングフォームに相当する力を習得している。
通称・黒の金のクウガ。ライジングマイティが再び「金の力」を得て進化した、黒いライジングマイティ。
ライジングマイティの「マイティアンクレット」が両足に装備されており、金の力を得たゴ・ガドル・バをも圧倒するアメイジングマイティキックを必殺技に持つ。
“聖なる泉枯れ果てし時 凄まじき戦士雷の如く出で 太陽は闇に葬られん”
憎しみに捕らわれた最強最悪の「凄まじき戦士」。伝承では目が黒いとされている。
しかし正気を保ったまま変身することができた場合、目はマイティ同様の赤になる。
ン・ダグバ・ゼバとの雪原での殴りあいは本作屈指の名シーンの一つ。
パンチ力80t、キック力100tは今なお数値上は最強クラス。
ちなみに、このフォームは児童誌などでは早めに情報が公開されていたのにもかかわらず、登場したのは最終回の前話であったという異例の経歴がある。
劇中の人物曰く「最も邪悪なライダー」。
TV『仮面ライダークウガ』本編に登場したキャラクターではなく、『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』に登場した10年越しの新フォーム。
変身するのは五代雄介ではなく、小野寺ユウスケ。
なおこのフォームの追加によってクウガのフォームは全12態となった。平成ライダーの中でもこの数はトップクラス(ちなみに2020年時点、所謂「亜種フォーム」を含めると最もフォーム数が多いのはCSMで新たに形態が追加された仮面ライダーオーズ)。
パンチ力100t、キック力120tの数値を誇る等、設定上はアルティメットフォームを上回る能力を持つ。
客演のクウガ
『ディケイド』関連作品のクウガ
本編
リ・イマジネーションライダーの「クウガの世界」の住人である小野寺ユウスケが変身する。
詳細 → 仮面ライダークウガ(ユウスケ)
『ネット版 仮面ライダーディケイド オールライダー超(スーパー)スピンオフ - 東映ビデオ』
File11『ガチ! 平成ライダー運動会!!』ではオリジナルのスーツアクターである富永研司がスーツを着て出走。ブレイドを着た岡元次郎に妨害されたため、真面目に走ることは無かった。
File17『富永研司 美尻の復しゅう!!』では尻で富永研司が着ているクウガを当てるクイズに登場。選択肢は基本4フォームとアルティメットフォーム。
正解は赤であり、その他のダミー選択肢はドラゴンフォームが永徳氏、ペガサスフォームが高岩成二氏、タイタンフォームが岡元次郎氏、アルティメットフォームが渡辺淳氏であった。
『魔宝石の世界』のクウガ
『仮面ライダーウィザード』第52話ではアギト、ブレイドと共にライダーリングで召喚され、魔宝石の世界の怪人と戦った。しかし怪人軍団の猛攻の前に膝をつき、身柄を拘束されてしまう。
ディケイドとウィザードによって解放されるとアマダム配下の怪人たちを次々蹴散らしていったが、巨大怪人との戦いではディケイドにより勝手にファイナルフォームライドされてクウガゴウラムに変形、ハイドラグーン軍団を次々爆砕していった。
また、最終決戦ではアルティメットを通り越していきなりライジングアルティメットに変身している。
上述の要素に加え、第52話はファンから「仮面ライダーディケイド ウィザードの世界編」などと称されている事もあり、この世界のクウガは若干小野寺ユウスケ寄りの演出が為されているのが特徴。
『ジオウ』関連作品のクウガ
『平成ジェネレーションズFOREVER』
遺跡に眠る古代の戦士がアナザーウォッチ・ライドウォッチ双方のための媒体として使われる。
その後、「テレビの中の絵空事であるはずの仮面ライダーが実際に現れる」状況になった際、玩具と思しきジクウドライバーやビルドドライバーをつけた子供達を連れた男性の呼びかけに答える形で登場。
彼らにサムズアップを見せた後に戦闘に赴いた。
この行動や物語の流れから分かる通り、こちらのクウガは五代雄介版。
アナザーアルティメットクウガ戦では他の平成ライダー達がライダーキックを決めた後、ジオウ・ビルドのキックに合わせて挟み込むようにマイティキックを放ち、撃破した。
なお少年達がエグゼイドとゴーストを呼び、青年達の前にWが現れた事や、子連れ男性の「やっぱり平成ライダーと言ったら!」というセリフを考えると、それぞれを助けたライダーはそれぞれの視聴者の世代に対応していると考えられ、この男性は丁度クウガ世代だったのだろう。
TV本編
グランドジオウの能力によって召喚される形で登場。
クウガ本人の他、タイタンソードのみ呼び出して装備したことも。
また、ソウゴがオーマジオウに再度挑んだ際にはオーマジオウが召喚し、グランドジオウの召喚したビルドと交戦した。
『Over Quartzer』
『ジオウ』単体の劇場版。
グランドジオウによりマイティフォームが召喚された他、最終局面ではアルティメットフォームへのフォームチェンジも披露している。
また、ちょっと違うクウガもまさかの登場。
『令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』
グランドジオウによって召喚され、アナザー新1号にダメージを与えた。
『RIDER_TIME_ディケイドVSジオウ』
『ジオウ』のスピンオフ第三弾。
なんと小野寺クウガも登場した。
『スーパーヒーロー戦記』のクウガ
他のライダーや戦隊レッドとともに、アスモデウスの軍団に立ち向かう。
それぞれの時代を象徴する仮面ライダー1号、仮面ライダーV3、仮面ライダーゼロワンの3人と共闘をした。
『仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズ』のクウガ
未来世界の狩崎がいざというときのために準備していた「クローンライダー」のうちの一体としてマイティフォームが登場。
クウガの能力を模倣したアーマーとして、現代世界から精神体だけで時間を超えたセイバー・リバイス両作品のメンバーに貸し出され、精神体の彼らと融合して戦った。
……はいいものの、スペックの説明時間が無かった上にそもそも装着するライダーの選定からして狩崎の独断であり装着者の戦闘スタイルをまるで考慮していないという事情があり、強力な敵に対してどうにか時間稼ぎが出来る程度の性能しか引き出せなかった。
装着者は新堂倫太郎。剣士である彼と徒手空拳スタイルのクウガ・マイティフォームは完全にミスマッチ。
選定理由は「全ての時代の1号ライダーを並べたかっただけ」とのことで、同時に1号が神山飛羽真に、ゼロワンがユーリにあてがわれている。
『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』のクウガ
仮面ライダーレジェンドによって電王、ダブル、オーズと共に召喚された。
先陣を切ってマイティキックを繰り出し、ドレットルーパー軍式を数体撃破する戦果を上げた。
ちなみにスーツアクターは再び富永研司氏が担当。アクション監督の福沢博文氏とは『クウガ』で苦楽を共にしていた。そのため「(グロンギとして演じて富永さんのクウガに)蹴られてきた俺が全部わかってる」と豪語しており、富永氏が忘れていた箇所までキチンと指示していたとのことで、令和のスクリーンに2000年のクウガが帰ってきたことになった。
ゲーム作品
放送当時発売されたPlayStation『仮面ライダークウガ』ではオダギリジョー氏が声を担当しているが、ガンバライド以降のゲームでは基本的に松原大典氏が声を担当している。
『ガンバライド』
第2弾でマイティフォームとペガサスフォームが共にSRで参戦。
第5弾でタイタンフォームがLR、ドラゴンフォームがSRで参戦。
第7弾でライジングアルティメット(レッドアイ)、第8弾でライジングアルティメット(ブラックアイ)がそれぞれLRで参戦。
シャバドゥビ1弾で必殺技がライジングマイティキックのマイティフォームがLRで参戦。必殺技使用時のみライジングマイティに超変身する。
シャバドゥビ2弾でライジングマイティがSRで参戦。
ガンバライド最終弾となるシャバドゥビ6弾でアルティメットフォームがLRとCPで参戦。
『ガンバライジング』
1弾から参戦。グローイングフォーム、マイティフォーム、ドラゴンフォーム、ライジングマイティ、アルティメットフォームが参戦した。
ドラゴンフォームはCP、ライジングマイティはCPEXとLR、アルティメットはLREXで収録(いずれもバースト前はマイティフォーム)。
1弾目にして高レア4枚、新収録フォームに最終フォームと大盤振る舞いである。
6弾ではアルティメットフォームがまさかのLRで再登場。今回はバースト前からアルティメット。
ナイスドライブ5弾ではバースト前ライジングマイティ、バースト後アルティメットという構成のカードがSRで初登場。
ベストマッチ1弾ではバースト前、バースト後共にライジングマイティのカードがLRで登場。バースト必殺技はゴ・バベル・ダを倒した技を元にした演出の「ライジングビートゴウラムアタック」で、ビートゴウラムがシリーズ初登場。
ライダータイム1弾ではアメイジングマイティが新レアリティGLRでシリーズ初参戦。
ライダータイム4弾ではライジングタイタンがLRでシリーズ初参戦。クウガ初のメモリアルフィニッシュとして「ダブルライジングカラミティタイタン」をバースト必殺技に持つ。
バーストライズ1弾ではライジングペガサスがLRでシリーズ初参戦。必殺技は「ライジングブラストペガサス」。
ライダータイム5弾では仮面ライダーディケイド10周年記念のキャンペーンカードでディケイド版の小野寺クウガがライジングアルティメットで「仮面ライダークウガ ライジングアルティメット(小野寺)」として参戦。村井良大氏による本人ボイスも収録された。
ライダータイム6弾では小野寺クウガのマイティフォームが「仮面ライダークウガ マイティフォーム(小野寺)」として参戦した。
後はペガサス、タイタン、ライジングドラゴンの参戦を待つ。
(ペガサスとタイタンはそれぞれのライジングの登場演出で一応登場しているが)
それとドラゴンの劇中技収録。
『ガンバレジェンズ』
1弾から参戦。前作の50thLRで実装されたズ・ザイン・ダ戦の再現がデフォルトになった(同時参戦した小野寺クウガも同様)。3弾にてガンバライド以来となる、「スプラッシュドラゴン」を実装。
シンクロ神話1章から担当声優が変更、或いは新録された為、現在の声優は不明。
それと同時にタイタンとライジングタイタンが参戦。
「カラミティタイタン」は貫通したタイタンソードを画面の分割で隠すという力技で劇中通りのカラミティタイタンの再現を実現した。ライジングタイタンはガンバライジングと同じ「ダブルライジングカラミティタイタン」。
シンクロ神話4章ではライジングマイティが参戦。パラレルカードは1弾マイティとほぼ同じ構図となっている。「ライジングマイティキック」はあの半径3kmに及ぶ大爆発まで再現されてしまった。
『バトライド・ウォー』シリーズ
初代より五代雄介verが参戦(声優は代役)。原作と同じく四つのフォームを切り替えながら戦うスタイル。攻撃ボタン長押しでタメ攻撃を繰り出すことができ、敵に当て続けることでそれぞれのフォームがライジング状態へ強化される。超必殺技でアルティメットフォームへ変身する。
そして、シリーズ第3作に当たる『創生』より小野寺ユウスケverがプレイアブルキャラとして参戦。基本性能は変わらないが、各形態でのライジングフォームが無く、マイティフォームでタメ攻撃を当て続けることでアルティメットフォーム(ダークアイ)へと変身し、さらに超必殺技でライジングアルティメットへと変身する。
『ライダージェネレーション』
1作目から参戦。
1作目のライダーアビリティは「サムズアップ」。敵を倒した時に使うと小アイテムを入手出来る。
2のライダーアビリティは「ライジングパワー」。ライジングマイティにチェンジする。
通常はある程度戦わないとゲージが溜まらないのだが、雷や電撃を受けると即使用可能になるという原作を意識した仕様がある。
『シティウォーズ』
リリース時から登場。
必殺技は強化マイティキック。技としてマイティキックとマイティパンチが登場している。
その後、BCとして、ライジングマイティが登場。必殺技はライジングマイティキック。
更に、アルティメットフォームが登場。最初に実装された必殺技はパイロキネシス。第2弾として、アルティメットキック、第3弾としてアルティメットパンチも登場。
また、リリース時から登場していたライダーであるために、攻撃コンボが遅く、扱いづらいものであった。しかし、登場している全フォームに上方修正が入り、格段に使いやすくなった。
ストーリーでは、ゼロワンと共に登場。テキストのみだが、一条さんのことを思い出すセリフもある。
また、エボルトが自らの遺伝子を使用し、アルティメットフォーム(ブラックアイ)の擬態を生成。無言で仮面ライダーたちに立ちはだかる。
また、ゼロワンの「みんなを笑顔にする夢」が「みんなに笑顔にいて欲しい」という自分の願いと重なったのか、彼の背中を押すシーンがある。
『バイタルブレス』
仮面ライダーシリーズからのトップバッターとして『バイタルブレスキャラクターズ 仮面ライダーセット』で育成可能なキャラクターとして登場。ドットも非常に凝った物が用意されている。
公式から世代表が発表済みであり、phase1からphase2(デジモンでいう幼年期)が「human」(変身前)であり、phase3(成長期)がグローイングフォームとなっている。ここからphase4(成熟期)で漸く基本四形態のどれかに進化でき、phase5(完全体)にはライジング四形態が登場。phase6(究極体)ではアルティメットフォーム、ライジングアルティメット、アメイジングマイティに進化可能。アルティメットフォームにはブラックアイ版も存在する。
『ウルトラシリーズ』からのトップバッターであったウルトラマンティガとは異なり(単なるそっくりさんであるイーヴィルティガが最終進化の一つに選ばれている)、こちらの進化ルートは仮面ライダークウガのフォームだけで統一されている。
レジェンドアイテム
後年の仮面ライダー作品やその商品展開において登場した、クウガをモチーフとしたアイテムやフォームなど。
『仮面ライダーディケイド』に登場した、ディケイドがクウガにカメンライドした形態。
『ディケイド』に登場。
ディケイドやディエンドが、クウガ本人あるいは召喚したクウガをファイナルフォームライドした形態で、ゴウラムを模している。
端子の色はジョーカーメモリなどと同じ金で、ダブルドライバーのボディサイド(左側)に装填する。
『仮面ライダーオーズ/OOO』のオーメダルの一つで劇中未登場。
『仮面ライダーフォーゼ』のアストロスイッチの一つで劇中未登場。
『ガンバライド』ではフォーゼドライバーの右足用スロットに装填、右足にクウガモジュールを装着する。
『仮面ライダーウィザード』のウィザードリングの一つで、色付きバージョンが魔宝石の世界において登場。
ハルトによって召喚され、彼を守るために戦う。
『仮面ライダー鎧武/ガイム』のレジェンドライダーロックシードの一つで劇中未登場。
『ガンバライジング』では仮面ライダーナックルが使用したクウガアームズが登場した。
『仮面ライダーゴースト』のレジェンドライダーゴーストアイコンの一つで劇中未登場。
『ガンバライジング』では仮面ライダーゴーストが使用したクウガ魂が登場。
『仮面ライダーエグゼイド』のレジェンドライダーガシャットの一つで劇中未登場。
『ガンバライジング』では仮面ライダーエグゼイドが使用したクウガゲーマーレベル2が登場。
『仮面ライダージオウ』のライドウォッチの一つで、劇中では仮面ライダージオウが使用したクウガアーマーが登場した。
『仮面ライダーゼロワン』のレジェンドライダープログライズキーの一つで劇中未登場。
『仮面ライダーセイバー』のレジェンドライダーワンダーライドブックの一つで劇中未登場。
『仮面ライダーリバイス』のバイスタンプの一つで、劇中では仮面ライダーリバイスが使用したライオンゲノムが登場した。
『リバイス』のバイスタンプの一つで、リバイスが使用するホワイトレオゲノムが存在するが、劇中未使用(スタンプ自体は登場した)。
『仮面ライダーギーツ』のレジェンドバックルの一つで劇中未登場。
『仮面ライダーガッチャード』に登場する、クウガとファイズのレジェンドライダーケミーカードを使用して変身する形態。
『仮面ライダーガッチャードVS仮面ライダーレジェンド』に登場。
『仮面ライダーガッチャード』に登場する、仮面ライダーレジェンドがクウガにケミーライドした形態。第33話に登場。
『仮面ライダーガヴ』のレジェンドライダーゴチゾウの一つで劇中未使用(ゴチゾウ自体は『ガッチャード最終話』に登場)。
余談
- 史上初のクワガタムシがモチーフのライダーである。名前の由来はクワガタのもじり…つまりは敵怪人であるグロンギと同じ命名法則がとられている。
- クワガタムシがモチーフのライダーは他には仮面ライダーギャレン、仮面ライダーガタック、仮面ライダーオーバーデモンズ、仮面ライダーゲットオーバーデモンズがいる(フォームチェンジや複合形態なども含めるとガタキリバコンボ、エキサイティングスタッグ、スタッグミラーも存在する)。
- 初の先代の変身者がいる主役ライダーである。
- 初期案では赤いZOのようなライダーとしてデザインされており、フォームチェンジではライフルを使う「ガンライダー」、巨大な手裏剣使いの「ニンジャライダー」、巨剣使いの「ソードライダー」、棒術使いの「ドラゴンライダー」とRXのようなネーミング法則が考えられていた。このうち、その他の初期案と合成されて、ガンライダーはペガサスフォーム(と恐らくG3)、ドラゴンライダーはドラゴンフォーム、ソードライダーはタイタンフォームにブラッシュアップされる事となる。アークルのデザインは現在のデザインに近く、ライダーのデザインの方が難航していた事が窺える。
- デザインの参考元は仮面ライダー1号と仮面ライダーストロンガー。
- 序盤ではアークルの起動後にすぐさま変身するわけではなく、敵との格闘中に徐々に身体が変化していくという演出が散見される(代表的なのはEP1とEP2)。これは次回作でも踏襲された。
- 次回作『仮面ライダーアギト』の2号ライダー・仮面ライダーG3は未確認生命体第4号を元に開発された設定となっている。ただし、『クウガ』と『アギト』は設定が異なるのでその4号がクウガかどうかは曖昧である。
- 『発表!全仮面ライダー大投票』(NHKBSプレミアム)より。2002年に放映された『決定!これが日本のベスト100』「かっこいい!可愛い!特撮-アニメ ヒーローヒロインベスト100」(テレビ朝日)では第1位を獲得(ちなみに、放送当時現役であった龍騎は17位、ナイトは15位、ゾルダは68位、前年度のアギトは6位、G3は111位であった)。
- 『仮面ライダーキバ』の主役ライダーである仮面ライダーキバとは形態ごとの色や武器や能力とバイクにマシンが合体する点が似ており、『ディケイド』の「キバの世界」ではディケイドがクウガにカメンライドしてキバと交戦した。
- 『仮面ライダーリバイス』にあらゆる面でクウガをオマージュした仮面ライダージュウガが登場する。
- 『ライドカメンズ』にクウガがモチーフと思われる仮面ライダー陽真が登場する。見た目もまんまマイティフォームを彷彿とさせる。
関連タグ
アークル トライチェイサー2000 ゴウラム トライゴウラム
仮面ライダーウィザード:火属性の赤い基本形態、水属性の青い2番目の形態、風属性の緑の3番目の形態、土属性のパワーと防御力に優れた4番目の形態、初期の4形態の強化形態など形態ごとの色や能力に共通点がある主役ライダー。
仮面ライダーエグゼイド:マイティキックの使い手である主役ライダー。
機動戦士ガンダムSEEDFREEDOM:劇中に登場する機体がライジング、マイティー、アメイジングなどクウガのフォルムチェンジに使われた呼称が使われている。
未確認生命体第○号
ズ・ゴオマ・グ(3号) → クウガ(4号) → ズ・メビオ・ダ(5号)