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アナザーライダー

あなざーらいだー

アナザーライダーとは、特撮『仮面ライダージオウ 』に登場する怪人で、歴史改竄によって存在を歪められた歴代仮面ライダー達の成れの果てである。
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「今日から君/あなた/お前が、仮面ライダー×××だ」

概要

未来人集団タイムジャッカーと契約した人間が、アナザーウォッチを使い変身した姿。

歴代の平成仮面ライダーの力を宿しているものの、本来ならば変身者としての資格が無い人間が変身する為、仮面ライダーシンS.I.Cなどを思わせるような元の仮面ライダーが怪人化したような歪な姿へと変貌してしまう。
共通してボディには英語表記のライダー名と活躍していた西暦が刻まれている他、クラッシャー(歯)の存在しない(または目立たない)ライダーを模したアナザーライダーにも歯の造形が見られ、レンズ部分には涙ラインを表現したようなヒビ割れの様なギザギザ模様があり、レンズの奥にはっきりと瞳が存在する。こういった顔のデザインは骸骨ベースになっているとの事。
また、身長と体重は元の平成仮面ライダーのと同一である。

変身者の意思の有無に関しては、アナザービルドのように正気でない事実上の暴走状態なパターンと、アナザーエグゼイド以降のように変身者自身の意思で動く2パターンが現状確認されている。これが変身者の資質によるものなのか、応対したタイムジャッカーの資質の違いによるものなのか、あるいはタイムジャッカーサイドの匙加減なのかは不明。
もっとも正気を保っていたとしても、怪人に身を堕としてでも叶えたい願いを抱えて戦っていることには違いないため、説得して止めることはほぼ不可能である。
というか、タイムジャッカーはそもそもそういう後がなくなり追い詰められた人間を選んでアナザーライダーにしているフシがある。

また、第6話にて2003年でオーラが生み出したアナザーライダーにスウォルツが更にアナザーウォッチを使う事でその姿が上書きされ、別のアナザーライダーに変化し、これらの事から別ライダーの力を同時に使用できることが判明した。
更に第9話において、他のライダー正規の変身者までをもアナザーライダーに変じさせられる事も明らかとなる。

タイムジャッカーがアナザーライダーを生み出す目的は、歴代ライダーの存在を都合良く歪めることにより、オーマジオウとは違う新たな魔王を擁立することらしいのだが、現状では不明な点も多い。

3つのルール

特筆すべきは、アナザーライダーには下記の3つのルールが存在する事である。

第1のルール「同じライダーの力は同じ時間には共存できない」


ソウゴ「いや、あれはビルドに似てたけど、ビルドじゃないよ」
ウォズ今はアレがビルドなんだ

まず、同じライダーの力は同時に存在する事ができず、誕生すると本来のライダーは徐々に力を失い最後には自分が仮面ライダーであったことを忘れてしまう点。

例として、桐生戦兎万丈龍我ツナ義ーズのファンになっていた。
一応、現在のところ多くの場合、アナザーライダーが誕生した段階の年代ではまだ記憶と力を維持してはいるが、下記の理由でアナザーライダーと戦うのは困難である。

これは改変された歴史内では、アナザーライダーこそが正真正銘「本物」の仮面ライダーであることを意味している。そして歴史の改変により、アナザーライダーに取って代わられたライダーの物語そのものさえもなかったことになってしまう

その影響でライダー本人の根幹が変わることもあり、戦兎は葛城巧として生活(但し後述する第3のルールにより顔は佐藤太郎)、乾巧オルフェノクではない普通の人間になっていたりする。但し「ライダーである歴史」だけが消滅するため、宝生永夢は原典同様小児科医で天才ゲーマーM、如月弦太朗仮面ライダー部に所属した後同部の顧問になっていた(部の内容は変わってしまっているが)。
歴史改変の影響は乗っ取られたライダー本人だけではなく、前述の通りサブライダーである万丈や鏡飛彩、怪人であるスコーピオン・ゾディアーツフェニックスにも及んでいる。

メタ的な言葉で言えば「該当番組を、設定なども含めてアナザーライダーが主役の別番組に書き換える」と言うべきであろうか。

第2のルール「アナザーライダーは同じライダーの力でしか倒せない」


ソウゴ「効いてる……同じライダーの力じゃないと倒せないんだ!」

加えて完全に倒すには同じライダーの力を、そのライダーが戦っていた時代で使う必要があり、この条件下以外で倒してもすぐに再生してしまう(タイムジャッカーがアナザーウォッチを再度埋め込む必要がある場合もある様子だが)。

さらに上述したように同じライダーの力は同時に存在することができないため過去の本人が倒すことも困難であり(本編でもビルド、クローズやエグゼイドの攻撃はアナザーライダーに効いていたが、倒しきるまでに変身が維持できなかった。フォーゼに至ってはアナザーフォーゼが誕生した瞬間に変身解除され、ベルトまで消滅してしまった)、対処するには力を継承したライドウォッチの使用が必要不可欠と思われる。

ただし、倒してから再生するまでの僅かな時間はアナザーライダーの存在が消えるため、その瞬間だけは元のライダーが存在を取り戻すことができる。
そのためかなりの力技ではあるが、再生するアナザーライダーを誰かがひたすら倒し続けている間に元のライダーの所に向かうか、元のライダーの目の前でアナザーライダーを倒せば、一時的に記憶を取り戻した元のライダーと接触することは可能。

現在のところ、アナザーフォーゼのみ「そのライダーが戦っていた時代」で最後に戦うことなく2018年に倒されているが、それがあちらの特殊性によるものなのかは現状不明。

第3のルール「オトナの事情にツッコむ奴は馬に蹴られる」


ゲイツ「お前はビルドの力を奪った」
ソウゴ「奪うなんて、俺はそんなつもりは……!」

前述の第1・第2のルールとの兼ね合いから、ジクウドライバーを持つライダーが、ライドウォッチという形でレジェンドライダーの力を継承する以外に、アナザーライダーを倒す方法はない。
しかし、「同じライダーの力は同じ時間には共存できない」ため、アナザーライダーが倒されると力を継承したライダーがその時空で唯一の「仮面ライダー」と認識され、元居たオリジナルのライダーは歴史から消滅してしまう

言わば、アナザーライダーが出現した時点で、その世界の仮面ライダーが力を奪われることは確定してしまっており、それを託す相手がアナザーライダーかジオウかという違いでしかない(上記の番組で例えるなら「仮面ライダージオウ ○○アーマー入手編」という別番組に変わるようなものであり、元の番組に戻るわけではない、といった感じであろうか)。

ちなみにアナザーライダーは該当する平成ライダーの放映年で生み出された後は2018年に至るまで野放しで活動しているらしく、この法則が全てのアナザーライダーに適用されるのならアナザークウガは他の平成ライダーに感知されずに19年近く無法の限りを尽くしている事になる。
何とも救いのない話であるが、先述の通りアナザーライダーは同じライダーの力でしか倒せない。先程の例えで言えば、アナザークウガに対しアギトや龍騎がいかに奮闘しようと、変身を解除させるのがせいぜいで、タイムジャッカーがもう一度アナザーウオッチを起動さえすれば復活されてしまう。
また、最初に出現したアナザービルドの知能が低めだったため、アナザーライダーは暴れるしか能がないと見られがちだが、アナザーエグゼイドやアナザーフォーゼは意識をはっきりと保ち、余計な行動はせず、ピンチになれば撤退するだけの器用さも持ち合わせている。アナザーウィザードの場合、変身さえせず「マジックショーの演出」という形でしか能力を使っておらず、ショーを観に行っていなければ存在さえ長く気付かなかった可能性もある。
これではアナザーライダーを倒せないのも無理はない。

ただし、以上の仮説は時間を自由に行き来可能なことに加えて変身者が歴史改変の影響を受けない特異点である電王や、アナザーライダーに対処できる可能性のある力「カメンライド」を持つディケイドなどの存在を無視しているため、今後覆る可能性も十分にある。特にディケイドの場合平成一期全員に影響する存在であり、彼自身が失われると「九つの世界」がどうなるのか、また平成一期ライダーがジオウに吸収されるとカメンライドもできなくなるのか、など色々と難しい部分が多い。
また、現状視聴者が見せられている過程そのものが一種のミスリードであり、「ジオウのいる2018年ではすでにほぼすべてのアナザーライダーが誕生している歴史となっており、過去へ遡るごとに本来の歴史が機能している」ということも考えられる。
何にせよ今は情報が少なすぎる。物語が進み、情報が出揃うまで待つ必要があるだろう。

ちなみに白倉プロデューサーのツイートによればジオウにおいては、「もしタイムジャッカーが介入してなかったら」という想定はありえません。ビルドを例に取るなら、先週までのエグゼイドとはまるで別設定のビルドがしれっと始まったのは、タイムジャッカーがエグゼイドの歴史をなくしてしまったからである…みたいなことですとのことで、そもそも毎年ライダーの物語が成立しているのはタイムジャッカーが介入しているためだという可能性も出てきた。

この場合、明確に他の時代のライダーと共闘しているMOVIE大戦等との関連は現状不明だが、ライダー達が原典&ジオウ世界と同じ歴史を歩みつつ、歴史を消されなかった場合の世界…あるいはジオウの物語がすべて終了した後の歴史…などなのかもしれない。

アナザーウォッチ

平成仮面ライダーの力を宿すライドウォッチ
詳細はリンク参照。

一覧

テレビ本編に登場

アナザービルド
アナザーエグゼイド
アナザーフォーゼ / アナザーファイズ
アナザーウィザード
アナザーオーズ

NEXT ANOTHER RIDER【???

劇場版に登場

アナザーW
アナザー電王

余談

いわゆる「今週の怪人」枠であるが、公式サイトではアナザーライダーについて「怪人」と表記している個所と「仮面ライダー」と表記している個所の両方が存在する。
「怪人」かつ「仮面ライダー」という事だろう。

仮面ライダーは「敵と同じ力を使い正義のために戦う」というのがよくある事であるが、彼らは「仮面ライダーの力を使い悪事をなす」という事でそういう意味でも反転した存在と言える。
また、劇中での扱いも各原典の仮面ライダーを踏襲した点が多く、皮肉が効いている。
アナザーライダーには各ライダーの敵対組織の要素も入っているのではと考察するユーザーもいる
例を挙げると…



現在のところ、力を奪われた段階でのオリジナルのメインライダーの状態は
  • 記憶も残っており変身もできるが、力がうまく維持できず変身の維持が困難(ビルド、エグゼイド)
  • 変身解除はされたが変身アイテムは残っている(ファイズ)
  • 変身が解除され変身アイテムも消失(フォーゼ、ウィザード)
などが確認されている。
これらがタイムジャッカーの違いによるものなのか、オリジナルキャスト関連による演出の違いなのか、などの理由は現状は不明。少なくとも3番目に該当しているのはオリジナルキャストが出演していない面子である。

よみうりランドのショーでは、アナザーライダーのプロトタイプである「ノーライダー」が登場する。このノーライダーは1号をベースにして巨大な耳と鼻をくっつけたもので、胸には大きく「NO RIDER」と書かれている。仮面ライダーの歴史を断絶させる(少々言いがかりでもあるが)原因となってしまったとある人物を彷彿とさせるが……。

関連タグ

仮面ライダージオウ ライダー怪人
ドーパント ゾディアーツ…同じくアイテムを使い人間が変身する怪人

イマジン…アナザーライダーと同じく契約によって実体化する怪人。形は違うが時空を超えて歴史改変を行うという点でも共通している。

チノマナコディエンド変身態…ライダーの力を持つ怪人。鳴滝曰く、「ライダーのいない世界で初めて誕生したライダー」とのことなので、ある意味アナザーライダーと立場は非常に近い。

アナザーアギト アナザーパラドクス…「アナザー」と名のつくライダー。主役ライダーのアナザーでない後者はともかく、前者は本作アナザーライダーの命名方式と主役ライダーの名前がもろ被りしているため、情報解禁当初から話題となっていた。(前者のアナザーアギトの生みの親は出渕裕氏)

ショッカーライダー…敵側の仮面ライダーにしてヒーローの偽物

JUDO:仮面ライダーZXに似た敵。というかこちらが1号からZXまでのオリジナル。

バッタヤミー…ある意味コンセプトを先取りしていた存在。

ダー…こちらは意味合いが少々異なる。ライダーと似た能力やシステムを身に付けた準ライダーに近く、媒体によっては怪人扱いされる。基本的に特定のモデルとなったライダーはいない。

キグナス・ゾディアーツ:造形が仮面ライダーイクサにそっくりな怪人。ある意味アナザーイクサ?

アナザーRX:こちらはRXのアナザーライダー…ではなくシャドームーンがRXの姿に進化した姿。

仮面ライダーデス…明確に仮面ライダーと呼ばれた怪人。名前もオリジナルの反転になっている。ある意味アナザーバース?

アマゾンオメガオリジン/アマゾンネオ素体:こちらはアナザーライダーとは異なり、オリジナルの変身者が変身する仮面ライダーを歪めたようなデザイン。

スマッシュ(前作の怪人)←アナザーライダー →???(次回作)

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