ピクシブ百科事典

アナザーライダー

あなざーらいだー

特撮番組『仮面ライダージオウ』に登場する怪人にして仮面ライダー。
目次[非表示]

「今日から君/あなた/お前が、仮面ライダー×××だ/よ」

概要

仮面ライダージオウに登場する未来人集団タイムジャッカーアナザーウォッチを使って生み出した存在。
ウォッチに対応する仮面ライダーの力を宿しているものの、本来ならば変身者としての資格が無い(≒そのライダーとなる運命を背負っていない)人間が変身する為、仮面ライダーシンS.I.Cなどを思わせるような元の仮面ライダーが怪人化したような歪な姿へと変貌してしまう。オリジナルのライダーのベルトの中には、誰でも変身できるもの(龍騎など)もある為、単なるベルトとの適合という意味ではない。

変身者の意思の有無に関しては、変身者の意識が確認できない暴走状態のパターンと、変身者自身の意思で動く2パターンが確認されている。これが変身者の資質によるものなのか、アナザーライダーを生み出したタイムジャッカーの資質や匙加減なのかは不明。

もっとも正気を保っていたとしても、怪人に身を堕としてでも叶えたい願いを抱えて戦っていることには違いないため、説得して止めることはほぼ不可能である。
というか、タイムジャッカーはそもそもそういう後がなくなり追い詰められた人間を選んでアナザーライダーにしているフシがある。

タイムジャッカーがアナザーライダーを生み出す目的は「歴代ライダーの存在を都合良く歪めることにより、オーマジオウとは違う新たな王を擁立すること」らしいが、どういう条件で「新たな王」が生まれるのか、彼らが「新たな王」に何を望んでいるのかも一切語られていない。

EP06にてアナザーウォッチを複数使うことで別のライダーの力を同時に保持できること、EP09では失われた正史における仮面ライダーの変身者すらアナザーライダーに変身できる事が明らかとなった。こちらは後にアナザーリュウガアナザーカブトも登場している。
またEP17では未来で仮面ライダーシノビとなっている神蔵蓮太郎が現代でアナザーシノビに変貌しており、その時点でまだ資格を有していなければ本来の変身者もアナザーライダーになることが示唆されている。これらの例からアナザーライダーとしての姿や資格の不足は、ベルトとの適合や本人の技量、資質によるものではないと思われる。そのような意味では、アナザーウォッチで強引に変身したからとも考えられる。


大半のアナザーライダーは平成仮面ライダーから奪った力を持っているが、未来のライダーの力を持つアナザーライダーや、元のライダーが歴史から消滅しもはや存在しないアナザーライダーもおり、必ずしも平成仮面ライダーの力を奪わないと出現できないわけではないようだ。
その意味では昭和ライダーのアナザーライダーが生まれる可能性もあるが、歴史改変を試みたらその元凶を未来から全力で潰しにかかった例もあり、下手に作れない可能性すらある。元から怪人に近い外見のシンのアナザーライダーの容姿も気になるところ。

EP44で遂に平成ライダー主人公20人のアナザーライダーが揃った

一覧

テレビ本編に登場(再生怪人は除く)

アナザービルドアナザーエグゼイドアナザーフォーゼ
アナザービルド
アナザーエグゼイド
アナザーフォーゼ
アナザーファイズアナザーウィザードアナザーオーズ
アナザーファイズ
アナザーウィザード
アナザーオーズ
アナザー鎧武アナザーゴーストアナザーシノビ
アナザー鎧武
アナザーゴースト
アナザーシノビ
アナザークイズアナザーリュウガアナザーキカイ
アナザークイズ
アナザーリュウガ
アナザーキカイ
アナザージオウ/???アナザーブレイドアナザーアギト(2019)
アナザージオウ
アナザーブレイド
アナザーアギト
アナザー響鬼アナザーキバアナザーカブト
アナザー響鬼
アナザーキバ
アナザーカブト
アナザー電王(2019)アナザードライブアナザーディケイド
アナザー電王
アナザードライブ
アナザーディケイド


劇場版に登場

アナザーWアナザー電王アナザークウガ/???
アナザーW
アナザー電王
アナザークウガ


スピンオフ作品に登場

アナザー龍騎
アナザー龍騎


容姿

ボディには共通して英語表記のライダー名と西暦(活躍していた年代or2019)が刻まれており、顔には元のライダーの造形に関わらず歯が存在する。
また、涙ラインのようなギザギザ模様が刻まれたレンズの奥には瞳が存在し、さながら「仮面」を被っていない「素顔」のようである。
こういった顔のデザインは骸骨モチーフらしい
また、身長と体重は(アナザークウガを除き)元の仮面ライダーのそれと同一である。
劇場版の描写から見るにフォームチェンジできる個体もいる様子。

デザインを担当する出渕裕篠原保の両名は、平成仮面ライダーシリーズ制作スタッフにおいての怪人専任デザイン、『クリーチャーデザイン』の肩書きを初めて与えられたツートップ。
(※出渕氏はアギト、篠原氏は龍騎から。因みにクウガ時は『デザインワークス』として、複数のデザイナーが分担して怪人等のデザインをしていた)
すなわち怪人側から平成ライダーの歴史を見てきた両名であり、アナザーライダーのコンセプトを表現するのに適役な人選と言える。

なお、アナザーライダーに似ていると言われるシンの生みの親である雨宮慶太氏(ディケイドでリ・イマジネーションライダーマンをデザイン)と、S.I.Cの原型師として有名な竹谷隆之氏(ドライブでロイミュードをデザイン)は篠原氏と縁深く、この点でも平成ライダーの重ねて来た歴史を感じる事ができる。

また、アナザーライダーには各ライダーと対峙した敵の要素も見出せる。アナザーライダー誕生と同時に敵の存在も消える=アナザーライダーは怪人でもある為、仮面ライダーの役割と同時に消えた敵の役割も引き受けるからなのかもしれない。そしてその悪役を倒すヒーローこそがこの番組の主人公達という訳である。




(※仮面ライダークイズの敵勢力の詳細が不明の為、アナザークイズの敵勢力要素は不明)

3つのルール

仮面ライダージオウの番外的な物語「ジオウ補完計画」2.5話にて、以下の「3つのルール」が語られている。

第1のルール「同じライダーの力は同じ時間には共存できない」

ソウゴ「いや、あれはビルドに似てたけど、ビルドじゃないよ」
ウォズ「今はアレがビルドなんだ」

同じライダーの力は同時に存在する事ができず、過去でアナザーライダーが誕生すると歴史改変によって本来のライダーは徐々に力を失い、最後には自分が仮面ライダーであったことを忘れてしまう
これは改変された歴史内では、アナザーライダーこそが正真正銘「本物」の仮面ライダーであることを意味している。そして歴史の改変により、アナザーライダーに取って代わられたライダーの物語そのものさえもなかったことになってしまう
これは存在を乗っ取られたライダー本人だけではなく、2号ライダー等のサブライダーや、関係人物、怪人達にも影響する。サブライダー達もライダーとしての力と記憶が失われ、怪人達に至っては殆どが消滅してしまっている。
アナザーライダーが倒されるとその存在が一時的に消えるため、現代の変身者たちが変身能力とライダーに関する記憶を取り戻すことができる。

力が奪われても変身者の居場所などは変わっていないことから、歴史がライダーの力が奪われた時点から「ライダーの力が奪われた歴史」に書き換わってしまう模様。その結果、戦兎が葛城巧(後述の第3のルールにより顔は佐藤太郎)として、乾巧が普通の人間としてそれぞれ現代に生きている。
消滅するのは「ライダーである歴史」だけであるため、永夢は原典同様に小児科医かつ「天才ゲーマーM」であり、如月弦太朗も(内容こそ変わったが)仮面ライダー部に所属した後に同部の顧問になっていた。乾巧の夢や火野映司のネクタイと赤い羽根など、改変前の歴史の繋がりのようなものが残っている者もいる。
一方、草加雅人駆紋戒斗のように物語が原因で死んだ者はその生死まで変化し、細かいところでは檀正宗の経営する会社が幻夢コーポレーションではなく「檀コーポレーション」になるなど、物語が失われることによる影響は少なくない。

記憶関連に関しては過去でのアナザーライダー誕生による歴史改変の結果であり、現代でアナザーライダーが誕生した場合やライドウォッチが生成された場合は、変身能力を失っても記憶は残っている。
またあくまで「歴史の改変」による間接的な乗っ取りであり、ライダーの力を直接奪っている訳ではないため、特異点等の歴史改変に耐性を持つライダーなら問題なく共存が可能と思われる。

さらにEP29からは新たなパラドックスが発生しているらしく、オリジナルとアナザーライダーが共存したり、アナザーライダーに刻まれた年号=元のライダーが戦っていた時代=その番組の放送開始した年代が「2019」で固定されている。これは素直に考えれば「元のライダーの戦っていた年代が2019年に書き換えられている」と取れる。
また、サブライダーや怪人の存在、関係者の記憶もアナザーライダー発生後も存続している。

なお、カメンライドをはじめとするディケイドライダーカードは、カードで他のライダーの力を使う「ディケイドの力」であるためか、ここで奪われる「ライダーの力」には含まれていない。

ライドウォッチも同様に「ライダーの力」を宿すものであるが、アナザーライダーの影響は受けていない。
ライダーが力を失うのはあくまでも「アナザーライダーの誕生」や「ライドウォッチなどで直接力を奪われる」「力を宿したライドウォッチを他人に渡す」ことが原因であり、ビーストやゴーストなどの例を見ると自分がライドウォッチを持っている分には変身できることが伺える。

後にディケイドは「ライドウォッチに力を半分だけ宿す」芸当によりライドウォッチ継承後の変身を可能にしていたことが判明しており、その特異性が伺える。

アナザーライダー誕生段階でのオリジナルのライダー

  • 変身できるが、維持が困難(ビルド、エグゼイド)
  • 変身解除され、変身アイテムは残存(ファイズ)
  • 変身解除され、変身アイテムは消失(フォーゼ、ウィザード、鎧武、ゴースト、シノビ)
  • 変身解除され、変身アイテムは詳細不明(オーズ、ディケイド)
  • 変身アイテムを維持している(クウガ)
  • 影響を受けていない(電王、クイズ)
  • そもそも力を奪われていない(ジオウ、ブレイド、アギト、響鬼、カブト)
  • 現代に存在していない(リュウガ、キカイ、龍騎)
  • 詳細不明(ダブル、キバ、ドライブ)


このうちクイズ、リュウガ、ブレイド、アギトは力を奪われアナザーライダーが倒された後も、ライダーであった時の記憶を保持している模様。ゴーストも明確ではないがその可能性がある。響鬼やカブト、電王、キバも怪人の存在や関係者の記憶が失われていないことから力を奪われておらず、継承による歴史改変も起こっていない模様。結果的に、アナザーライダーに対応するオリジナルのライダーの変身者の変身能力がなくなった以外はアナザーライダー発生前と変わらない、となっている。
このことから「アナザーウォッチ生成時の『力を奪われた』状態と、アナザーライダー誕生による過去改変で『存在が奪われた』状態は厳密にいえば別物である」と取る意見もある。

※以下は特殊な例についての注釈。

  • ビルド・エグゼイドについては白倉チーフプロデューサーが「分かりやすさより画として面白いほうを優先した『グレー』なゾーン」「アナザーライダーを倒すと、歴史が急に元に戻ったりするが、そこに少々オーバーラップの期間が生じるため、アナザービルドとビルドが戦うビジュアルが実現する」と語っており、番組開始直後故の演出だった模様。オーズも含めると基本的には変身アイテムごと力を失っていると思われる。
  • ファイズは変身解除と共にファイズギアの戦闘機能を起動するミッションメモリーのみが消失しており、「ファイズ」の存在を失い変身機能を失ったツール群となったとも考えられる。
  • アナザー鎧武の誕生時には鎧武の変身が解除されたが、インベスは消失していない(その後の世界は大丈夫だったのだろうか……)。
  • スーパータイムジャッカーティード五代雄介が力を手にする前に先代クウガから力を奪っており、後にゲイツも同様にクウガライドウォッチを生成している。だがライドウォッチはライダーの力の残滓を宿すことが出来るようなので、クウガの力が本当に維持されていたかは不明。
  • クイズは未来からやってきたライダーのため、アナザークイズの存在が逆にクイズの存在を保証する結果となった(詳細はアナザークイズを参照)。
  • アナザージオウはオリジナルとの共存の理由を「まだ歴史にはなっていない現在進行系のライダーだから」と推測されており、白倉Pによると「クイズの時とは微妙にロジックが異なる」模様。
  • ブレイド、アギトは傾向が異なり、オリジナルとアナザーが共存している。アナザーブレイドはブレイドの存在を利用するため、アナザーアギトはアギトライドウォッチを奪うために生み出されており、公式では共存を「新たなパラドックスが発生しているため」としている。アナザー響鬼も響鬼ライドウォッチを確保するため生み出されており、描写はなかったが別の人物がオリジナルのライダーに変身したため少なくともライダーの力はアナザーライダーと共存している模様。
  • リュウガ・龍騎は既にその存在が現代では失われており、力を奪う対象が存在していない。特にアナザーリュウガには鏡像の城戸真司がそのまま変身しており、記憶を失っている様子も見られない。また、彼自身がミラーワールドの存在だからか、もしくはミラーワールドと物語に直接的な関係がないのか、ミラーワールドは消失していない。
  • キカイはオリジナルのライダーが未来に存在しており、タイムジャッカーが一切関与していないにも関わらず突如現代にアナザーキカイが発生した(詳細は真紀那レントを参照)。
  • ダブル、キバはオリジナルの変身者の描写が無く詳細不明。一応、ライドウォッチは周辺人物に託されている。
  • ドライブの場合は変身者の詳細は不明(仮面ライダーの技術が封印されている状態のため普段は泊進ノ介も変身できない)だが、(継承されていない段階でアナザードライブも登場していた状態で)マッハは引き続き変身しており、もう一人の変身者とも呼べるクリム・スタインベルトが事態を解決してくれたソウゴを認めてドライブライドウォッチを託している。なお、ドライブ勢は妙に時間改変と関わりが深いため、一部視聴者からは「デフォルトで耐性を持っているのでは?」とネタにされている。

派生ルール

クウガのみに適用されるルールであり、アナザーライダーが出現した場合それ以降の平成ライダーが全てなかったことになる。
「平成の1号」というべきクウガの存在は平成ライダーの歴史の起点であり、それが消えることによって芋づる式に平成ライダー自体が消えてしまう。

ただし「歴史とは記憶である」とのウラタロスの言葉通り、改変の影響を受けない「特異点」がいるため、セーフティであるこの人物が歴史から消えない限り平成ライダーの歴史は維持される。

第2のルール「アナザーライダーは同じライダーの力でしか倒せない」

ソウゴ「効いてる……同じライダーの力じゃないと倒せないんだ!」

「アナザーライダーを倒す」には以下の2段階がある。

  1. アナザーライダーの変身を解除させる
  2. アナザーウォッチを砕く(完全撃破)

必殺技などでダメージを与えることでアナザーライダーの変身解除は可能だが、これだけではアナザーウォッチの機能が一時停止したのみで、タイムジャッカーがアナザーウォッチを再起動して埋め込み直すことでアナザーライダーは何度でも復活してしまう

アナザーライダーを完全に倒す為にはアナザーウォッチを砕く必要があり、これには基本的に同じライダーの力が必要になる。その意味では本体(核)はアナザーウォッチの方とも言えよう。
ただしEP13では「ゴーストザックリカッティング」でアナザーゴーストウォッチを砕けず、EP20でもクイズの攻撃でアナザークイズの完全撃破に至らなかったことから、同じライダーの力でも必ずしもアナザーウォッチを砕けるわけではない模様。これはジオウⅡなどのアナザーライダーを撃破できる能力を持つ形態でも見られる例であるため、「後述するような撃破できる条件は必要だが、必ずしもアナザーウォッチを破壊できるとは限らない」ということなのだろう。

例外として、傀儡として召喚されたアナザーライダーにはアナザーウォッチが存在しないためか、対応したライダーの力を使わずに撃破されている。

上述したように同じライダーの力は原則として同時に存在することができないため、当時のライダー本人が倒すことも困難である。よって対処するにはライダーの力を継承したライドウォッチの使用が不可欠である。

ただし、アナザーライダーを倒してから再生するまでの僅かな時間(数十秒~長くて数分)はアナザーライダーの存在が消えるため、その間だけは記憶を奪われた変身者たちがライダーとしての記憶を取り戻すことができる。
この間にライダー達からライドウォッチを託され、アーマータイムを駆使してアナザーライダーを撃破するのが序盤の基本的な流れとなっていた。

2019年の「オーマの日」以前ではごく希なケースにはなるが、本来のライダーとアナザーライダーが両立する場合は本来のライダーが倒すことによっても完全撃破できる。

なお、公式サイトのアナザーライダーの項目には復活能力に関して「一定の条件下で撃破しないかぎり、何度でも復活する」と明記されているが、復活を繰り返していないアナザーリュウガとアナザージオウには記述がない。

現在、アナザーウォッチを砕く条件は以下の通りになっている。
  • 同じライダーの力を使う
オリジナルのライダー、アーマータイム/フューチャーリンググランドジオウが該当。上述の通りの基本的なルールである。
「オーマの日」以前と以後を含め、ジオウ一行の力を借りずに単独でアナザーライダーにとどめを刺す事ができたライダーは、現時点ではカブト電王(劇場版)の2人のみ。
グランドジオウは全ての平成ライダーの力を手に入れたため、平成ライダーを元にしたアナザーライダーについては完全撃破できる模様。
後にアナザージオウジオウⅡはお互いの攻撃が相互に相手へ有効であることが判明しており、厳密には「オリジナル・アナザー問わず同じライダーの力が特攻」という可能性が高い(アナザーとオリジナルが戦った際に決着がつかないパターンも多い)。公式サイトの「ジオウ+ビルド、2人ぶんのライダーの力に、アナザービルドがかなうはずもありません」との文面を考慮すると、アーマータイム/フューチャーリング形態は相手からの特攻効果を受けずに、自分だけが相手への特攻能力を持つ形態と言えるのかもしれない。
ディケイドはカメンライドによりそのライダーの力を扱えるようなセリフもあり、アナザーライダーを倒すことも可能と思われる。

ジオウⅡは特殊フィールド「マゼンタリーマジェスティ」により攻撃に「アナザーライダーを撃破する力」を付与でき、ジオウトリニティは変身者3人の力の合力で圧倒的な破壊力を生み出す「アローインテグレーター」によりアナザーライダーを撃滅する力を得ている。またウォズギンガファイナリーはエネルギー精製装置「パワーピュアフィ」により太陽光から「ピュアパワー」を取り出して全身へ供給することで、アナザーライダーを撃破する力を得る。

エネルギーを圧縮/延伸して生みだした超エナジーにより、アナザーライダーを撃破する程のとてつもない怪力・高速連続攻撃を発揮できる。
今のところ、ゲイツリバイブ単体でのライダーの力を必要とするアナザーライダーの撃破はまだない(アナザーアギトの増殖個体はフューチャーリングシノビも撃破しており力は不要な様子)。
力のゴリ押しという意味ではジオウトリニティウォズギンガファイナリーもこちらに該当するか。

第3のルール「オトナの事情にツッコむ奴は馬に蹴られる」

ある種の免罪符である。本編じゃないとはいえ公式が言うか
ビルドの物語によって変化したはずの戦兎の顔が、物語が消えた後も変わっていなかった原因はコレとされている。
「ジオウ」しか見ていない人にもネタバレなく物語を成立させるには、同じ人物の顔が突然変わったり消えたりされると困るからというのもあるのだが…。

なお、EP33で変身解除されたトドロキに衣服が残っているのも(技術の開発などと考察されているが、)メタ的なことを言えば、おそらくコレによるものではないかと思われる(「響鬼」本編では変身時に衣服が破れてしまう)。

乾巧の人間としての生存は、遠因が怪人にあったため、改変により生存できたという理由付けがされている。

考察

前述の第1・第2のルールとの兼ね合いから、ジクウドライバーを持つライダーが、ライドウォッチという形でレジェンドライダーの力を継承する以外に、アナザーライダーを倒す方法はない。
しかし、「同じライダーの力は同じ時間には共存できない」ため、アナザーライダーが倒されるとライドウォッチを除いてそのライダーの存在は歴史から消滅してしまうことになる。
すなわちアナザーライダーを倒してその存在を消した瞬間、未来から持ち込まれたライドウォッチが唯一のそのライダーの力となってしまう。

つまりアナザーライダーが出現した時点で仮面ライダーが力を奪われることは確定しており、それを託す相手がアナザーライダーかジオウ達かという違いでしかない。ライドウォッチにより奪われた力を戻せる描写はあったが、ほとんどのライダーは記憶を失ってしまっている。
しかし2019年になってからは、アナザーライダーが出現しても、ライドウォッチによるジオウへの継承が行われても、変身者やその関係者の記憶は失われていない(いわばオリジナルの変身者が変身能力を失ったのみ)。

先述の通りアナザーライダーは同じライダーあるいは特殊な力でしか倒せないため、過去で生み出されたアナザーライダーは現代に至るまで野放しで事件を起こし続けることになる。
例えば仮面ライダーアギトアナザークウガに遭遇したとしても完全には倒せない。
また、意思を持ったアナザーライダーは己の目的のためにその力を使い、ピンチになれば撤退するだけの頭脳も持ち合わせている。
特にアナザーウィザードは変身態も隠して長らく「マジックショーの演出」という無害な形でしか能力を使っておらず、単なるマジシャンとして有名になっていたため、野放しというよりアナザーライダーとしての存在を認識されていなかった可能性が高い。

ライドウォッチの力以外で対処できたのは変身者が歴史改変の影響を受けず、アナザーライダー誕生後もライダーとしての記憶と力が保持されていた電王ぐらいである。

2019年製個体に関するパラドックスについての考察

物語序盤はアナザーライダーの誕生直前にアナザーウォッチが生成されていたが、アナザージオウ以降の西暦表示が「2019」となっているアナザーライダーのアナザーウォッチはエピソードの始まった時点で既にタイムジャッカーが手にしており、さらにそのアナザーライダーはオリジナルの仮面ライダーと共存している。

そもそも、歴代平成ライダーの世界観が一本の歴史に併存するジオウの世界観ではそれぞれの物語の始まりとなる要素も共存するということになるはずである。
白倉Pがかつて言及した「タイムジャッカーの介入なき歴史はあり得ない」というのも、年代ごとにレジェンドの歴史が組み込まれる(そして年代が過ぎると歴史が消される)ことで、世界観のバッティングを防ぎつつ2018年にレジェンドが揃っているという状況を作り出せる方法だったためである。

だが、「カブト編」では「カブト」の物語の始まりである1999年の渋谷隕石が起こっておらず、一方で加賀美新は渋谷隕石を知っているという改変が起きている。また、最初のアナザーライダーでも同様の現象が起きている。

これはタイムジャッカーによる意図的なルール改竄の結果と思われ、改変の結果「仮面ライダージオウ」の1エピソードとなっているべきレジェンドの物語がそっくりそのまま「ジオウ」に組み込まれた結果、世界観同士のバッティングが起きているとみられる。

つまり、アナザージオウに始まる「2019年製個体」については、誕生による改変が起きていないのではなく、改変が起きていないようにみえるという推察である。

タイムジャッカー達は「ジオウ」世界のレジェンドから力を奪い、アナザーライダーを生み出している。これによりブレイド、アギト、響鬼、キバ、カブトの物語も「ジオウ」世界から消滅したのだが、それにより生じた欠落がオリジナルの「ブレイド」「アギト」「響鬼」「キバ」「カブト」が上書きしたことで「原典世界にアナザーライダーが出てきた」形となり、オリジナルとアナザーライダーが共存する世界に見えた、ということである。
カブト編の渋谷隕石についても、おそらく「ジオウ」世界のそれはアナザーカブトの誕生によりなかったことになったが、そこに「仮面ライダーカブト」が上書きされたことで加賀美とソウゴ達の間に認識の齟齬が生じたと取れる。

つまり、オリジナルの世界とジオウの世界が融合してしまったことで、アナザーライダーは「ジオウ」のレジェンドから、オリジナルのライダーはオリジナルの世界からそれぞれ現れ、2つの世界の2つのライダーの力が1つの世界に共存している状態になってしまったという説である。
この仮説ならば、タイムジャッカーがレジェンド健在の状況下で「元となるレジェンドの力をどこから持ってきたのか」の説明ができ、ウォズが口にしていた「二つの世界が混じり合っている」という言葉とも合致する。
ただしその場合でも、他でもないアナザージオウ=仮面ライダージオウの力をスウォルツがどこから手に入れてきたのか、の疑問は解決されないのだが……。

余談

いわゆる「今週の怪人」枠であるが、公式サイトではアナザーライダーについて「怪人」と表記している個所と「仮面ライダー」と表記している個所の両方が存在する。「怪人」かつ「仮面ライダー」という事だろう。
今までに歴代のライダーをモチーフに採用している怪人は多かったが、歴代仮面ライダーそのものを怪人として解釈した怪人は今までに例が無い。
本作開始当初は「全主役ライダー分の登場は無理だろう」「コンプリートできてもせいぜい平成二期ぐらい」という予想が多かったが(「アナザーアギトはどう扱うのか」「アナザーディケイドは誕生しないのでは」という声もあった)、蓋を開けてみれば全作品の主役ライダーのみならず、ミライダーや一部サブライダー分までアナザーライダー化が実現するという快挙となった。

仮面ライダーは「敵と同じ力を使い正義のために戦う」存在だが、彼らは「仮面ライダーの力を使い悪事をなす」存在であり、そういう意味でも反転していると言える。
また、劇中での扱いも各原典の仮面ライダーを踏襲した点が多く、皮肉が効いている。

また、アナザーライダーが出現するとライダーだけでなく原典作品の怪人も消え、人間の怪人化や怪人による殺害などが起こらなくなるため、特に犠牲者の多い555ウィザードビルドなどについては「結果的に多くの人命が助かっているのでは?」という意見も。
ただし、ライダーや怪人になる前から悪人だった人物や、歴史改変の影響で逆に救われなくなってしまった人物なども、それに比例して多い事だろう。

なお、デザインやそのコンセプトに惹かれたファンが多かった為か、流石にS.H.Figuartsとまではいかないものの装動で一体850円程で商品化が決定している
ラインナップは以下の通り。

ANOTHER1アナザービルド・アナザーエグゼイド・アナザーファイズ・アナザー鎧武
ANOTHER2アナザーフォーゼ・アナザーオーズ・アナザーダブル・アナザー電王
RIDE11アナザージオウ

関連イラスト

another rider (after photoshop)
レッツゴーアナザー


Another Time
アナザービルド



関連タグ

仮面ライダージオウ ライダー怪人

アナザーウォッチ…変身アイテム。
ドーパント ゾディアーツ…同じくアイテムを使い人間が変身する怪人。こちらも商品化された。
ノーライダー…アナザーライダーのプロトタイプと言える怪人。

仮面ライダー龍騎…今週の怪人枠のような扱いで50人の仮面ライダーが出る予定だった作品。仮面ライダーが今週の怪人として登場するという意味ではアナザーライダーがその原案を実現化させたようにも思える。

アナザーアギト…命名方式がもろ被りしている、アナザーライダーにも見られる牙を剥きだしにした異質で特徴的なデザイン、生みの親が同じく出渕裕氏であるなど、当初から話題となっていた。

アナザーパラドクス アナザーRX…アナザーアギト同様に仮面ライダーシリーズに登場する「アナザー」と名のつく存在。

イナゴ怪人/キグナス・ゾディアーツ…アナザーライダーでは無いが、過去の仮面ライダーにそっくりな怪人。特にイナゴ怪人はRXに酷似している他、歯の造形などアナザーライダーに似た部分も多く、後にアナザーアギト(2019)のマスクに改造されたのでは?という意見もある。

チノマナコディエンド変身態…同じくライダーの力を持つ怪人。鳴滝曰く「ライダーのいない世界で初めて誕生したライダー」とのことなので、立場は若干異なる。
仮面ライダーチェイサー 仮面ライダーハート 仮面ライダーブレン…アナザーライダーとは逆に仮面ライダーと化した怪人(チェイサーは、過去に一度別の仮面ライダーに変身していた経緯がある)。

ライダーロボ:『S.I.C. HEROSAGA』の『仮面ライダーディケイドエディション オーズの世界』にてオーズやディエンドの力を取り込んだ怪人態となる。

眼魔アサルト・怪人の素体つながり。
アナザーウィザード以降のアナザーライダーは腕や足、アンダースーツの装飾が同じであり、特定の素体をベースに怪人のスーツとしているアナザーライダーはリアル眼魔アサルトとも言えるだろう。

オリジナルアナザーライダーアナザーヒーローアナザープリキュア…二次創作タグ。ちなみに公式の方でリュウソウジャーライドウォッチが登場したため、下手したらスーパー戦隊もアナザー化できたりするのかもしれない。

ネガティブシンジケート…各怪人が過去の戦隊ロボを歪めたような造形になっている。また、記念作品の怪人と言う意味でも同業者。

バラキング…スーパー戦隊の戦士を歪めたような姿をした怪人。

ウルトラマン(DCコミック)…アメコミ版アナザーライダーと言える悪役。

スマッシュ(前作の怪人)←アナザーライダー ヒューマギア

関連記事

親記事

タイムジャッカー たいむじゃっかー

子記事

兄弟記事

pixivに投稿された作品 pixivで「アナザーライダー」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 1670149

コメント