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ウール「今日から君が、仮面ライダー×××だ」
オーラ「今日からあなたが、仮面ライダー×××よ」
スウォルツ「今日からお前が、仮面ライダー×××だ」

概要

仮面ライダージオウ』に登場する未来人集団タイムジャッカーアナザーウォッチを使って生み出した存在。
「ライダー」という名称がある事からも勘違いされやすいが、厳密に言えば「仮面ライダー」では無く、「仮面ライダーと酷似した姿と能力を持った怪人」である。

ウォッチに対応する仮面ライダーの力を宿しているものの、本来ならば変身者としての資格が無い(≒そのライダーとなる運命を背負っていない)人間がおおむね変身する為、仮面ライダーシンS.I.C.などを思わせる元の仮面ライダーが怪人化したような歪な姿へと変貌してしまう。

「変身者自身の意思で動く存在」と「見境なく暴れる暴走状態の存在」が確認されているが、タイムジャッカーは後がなくなり追い詰められた人間を選んでアナザーライダーにするのが多く、怪人に身を堕としてでも叶えたい願いを抱えて戦っているのには違いない為、説得して止めるのはほぼ不可能である。

EP06にてアナザーウォッチを複数使うことで別のライダーの力を同時に保持できること、EP09では失われた正史における元ライダーであってもアナザーライダーになってしまうのが明らかとなった。こちらは後にアナザーリュウガアナザーカブトも登場している。
またEP17では未来で仮面ライダーシノビとなる筈の神蔵蓮太郎が現代でアナザーシノビに変貌しており、その時点でまだ資格を有していなければ、本来の変身者であってもアナザーライダーになってしまう事実が示唆されている。
これらの例からアナザーライダーとしての姿や資格の不足は、ベルトとの適合や本人の技量、資質によるものではないと思われる。そのような意味では、「アナザーウォッチで強引に変身した為」とも考えられる。

大半のアナザーライダーは平成仮面ライダーから奪った力を持っているが、未来のライダーの力を持つアナザーライダーや、元のライダーが歴史から消滅しもはや存在しないアナザーライダーもおり、力を奪う対象は平成仮面ライダーに限らない模様。
EP44で遂に平成ライダー主役20人のアナザーライダーが揃った。

昭和ライダーのアナザーライダーが生まれる可能性もある(実際、『令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』で初めて登場した)が、とあるライダーの歴史改変を試みた結果、そのライダーが元凶を未来から全力で潰しにかかってきた例もある為、下手に作れない可能性すらある。

また、その皮肉めいた要素が散りばめられた容姿と変身者から、(ライダーが怪人化したという要素を抜きにしても)敵怪人の中でも高い人気を誇り、『仮面ライダージオウ』の見所の1つでもある。

一覧

テレビ本編に登場(再生怪人は除く)

アナザービルドアナザーエグゼイドアナザーフォーゼ
アナザービルド
アナザーエグゼイド
アナザーフォーゼ
アナザーファイズアナザーウィザードアナザーオーズ
アナザーファイズ
アナザーウィザード
アナザーオーズ
アナザー鎧武アナザーゴーストアナザーシノビ
アナザー鎧武
アナザーゴースト
アナザーシノビ
アナザークイズアナザーリュウガアナザーキカイ
アナザークイズ
アナザーリュウガ
アナザーキカイ
アナザージオウ/???アナザーブレイドアナザーアギト(2019)
アナザージオウ
アナザーブレイド
アナザーアギト
アナザー響鬼アナザーキバアナザーカブト
アナザー響鬼
アナザーキバ
アナザーカブト
アナザー電王(2019)アナザードライブアナザーディケイド
アナザー電王
アナザードライブ
アナザーディケイド


劇場版に登場

平成ジェネレーションズFOREVER』に登場

アナザーWアナザー電王アナザークウガ※/???
アナザーW
アナザー電王
アナザークウガ


※後に別個体が本編で登場。

令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』に登場

アナザーゼロワンアナザー1号/???
アナザーゼロワン
アナザー1号


その他の作品に登場

RIDER TIME 仮面ライダー龍騎』に登場

アナザー龍騎
アナザー龍騎

※後に別個体が本編で登場。

Vシネマ『ゲイツ、マジェスティ』に登場

アナザーディエンド
アナザーディエンド


ファイナルステージに登場

アナザーオーマジオウ
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※後に別個体が小説で登場。

小説仮面ライダージオウ』に登場。

アナザーツクヨミアナザーゲイツ/???
ピクシブ百科・ネタバレ注意アイコン
ピクシブ百科・ネタバレ注意アイコン
アナザーウォズ???
ピクシブ百科・ネタバレ注意アイコン
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容姿

ボディには共通して英語表記のライダー名と西暦(活躍していた年代or2019)が刻まれており、顔には元のライダーの造形にかかわらず歯が存在する。また、上述の小説版のウォズの説明によると、西暦に関しては「オリジナルのライダーが確実に存在した時空」のものというのが正確なようである。
また、涙ラインのようなギザギザ模様が刻まれたレンズの奥には瞳が存在し、さながら「仮面」を被っていない「素顔」のようであり、この顔のデザインは骸骨モチーフらしい
また、身長と体重は(アナザークウガとアナザー1号を除き)元型の仮面ライダーのそれと同一である。
劇場版の描写から見るにフォームチェンジできる個体もいる様子。

デザインを担当する出渕裕篠原保の両名は、平成仮面ライダーシリーズ制作スタッフにおいての怪人専任デザイン、「クリーチャーデザイン」の肩書きを初めて与えられたツートップ(※出渕氏は『アギト』、篠原氏は『龍騎』から。因みに『クウガ』では「デザインワークス」として、複数のデザイナーが分担して怪人等のデザインをしていた)。
すなわち怪人側から平成ライダーの歴史を見てきた両名であり、アナザーライダーのコンセプトを表現するのに適役な人選と言える。

尚、アナザーライダーに似ていると言われるシンの生みの親である雨宮慶太氏(ディケイドでリ・イマジネーションライダーマンをデザイン)と、S.I.Cの原型師として有名な竹谷隆之氏(ドライブでロイミュードをデザイン)は篠原氏と縁深く、この点でも平成ライダーの重ねて来た歴史を感じる事ができる。

また、アナザーライダーには各ライダーと対峙した敵の要素も見出せる。アナザーライダー誕生と同時に敵の存在も消える=アナザーライダーは怪人でもある為、仮面ライダーの役割と同時に消えた敵の役割も引き受けるからなのかもしれない。そしてその悪役を倒すヒーローこそがこの番組の主人公達である。

アナザーライダー主な敵の要素
アナザービルドスマッシュ同様、変身すると変身者の人格は失われ自由な変身解除も行えない。また人間を封じ込めたボトルの形状がスマッシュボトル
アナザーエグゼイド病気に汚染されたかのような斑紋がウイルスを、全体の刺々しい造形がゾンビゲーマーレベルXを想起させる。
アナザーフォーゼゾディアーツを思わせる彫刻の様な複雑なレリーフを持つ身体に、ロケットのウィングや全体的な容姿は劇場版で対決した敵の要素が見られる。
アナザーファイズ中身のオルフェノクファイズのスーツごと怪人化したかのような容姿
アナザーウィザードゲートからファントムが生まれ出る様に似たひび割れた容姿。
アナザーオーズオーズの各部分がグリード化したような容姿。屑ヤミーを作り出す様はグリードのそれ。胸のマークが春の劇場版で戦った組織のシンボルに酷似。
アナザー鎧武ヘルヘイムの森に通じるクラックを開く事ができる。オーバーロードインベスのような外見をしており、大剣を振るう姿はフェムシンムの王のよう。
アナザーゴースト人間の魂を吸い取る様が、眼魔世界幹部が使用していた「吸魂器」を彷彿とさせる。また、白髪が眼魔世界長官もう一つの姿に酷似。
アナザーリュウガ基となったリュウガ自体がミラーモンスターが変身した存在。
アナザージオウ/???ジオウの敵は文字通りアナザーライダー。
アナザーブレイドブレイドが戦ってきたアンデッドジョーカーの特徴など、様々なアンデッドを寄せ集めたような容姿。
アナザーアギトアギト本編に登場した同名のアナザーアギトに姿も酷似しており、エルロードの意匠がある。本編でも風谷真魚から「アンノウンみたいなの」と言われている。
アナザー響鬼両肩の鬼瓦らしき鎧など、デザインの一部が劇場版裏切り者の鬼を思わせる。その魔化魍に近い姿は轟鬼にも道を外した鬼が変貌した魔化魍と勘違いされた。
アナザーキバステンドグラスのようなボディがファンガイアの様であり、その王のような意匠はファンガイアのキング闇のキバを彷彿とさせる。
アナザーカブトカブトの姿をしたワームの様な姿をしていて、頭部の意匠がサナギ体を、甲殻類のような鎧がワームを率いていたボスを彷彿とさせる。
アナザードライブロイミュードの能力である重加速を使用可能であり、プロトゼロサイバロイドZZZを思わせる容姿を持つ。変身者からは「人間の悪意から悪しき存在に歪められた」というロイミュードのルーツも読み取れる。
アナザーディケイド頭部はスーパーアポロガイストキングダークの姿を連想させ、大ショッカーの双頭の鷲のようにも見える。
アナザーシノビシノビと対峙する闇忍と似た姿(時系列的にもメタ的にもあちらが後なのだが)。
アナザークイズ仮面ライダークイズの敵勢力が用語に関しても一切登場しない為厳密な詳細は不明だが、描写から推測するに他者の知識を強奪して奪った相手を気絶させる点が関係していると思われる。
アナザーキカイ基となったキカイ自身がヒューマノイズである。キカイには人間をヒューマノイズ化させる能力があるのではないかと推測されており、寄生対象をアナザーキカイ化させる性質で共通する。
アナザーWサイクロンサイドのカラーがミュージアムの幹部ドーパントのカラーと似ている。また、元の変身者の1人ミュージアムの首領の息子だった。
アナザー電王山羊の角のような複眼はイマジンの由来である「魔神」やイマジンのように対象を操る寄生虫を連想させる。劇場版の変身者も劇中でとあるイマジンと契約している。
アナザークウガ人型からかけ離れた体型が漫画版クウガグロンギを思わせる。その最終目的は世界を究極の闇で包む事で、自分だけが笑顔であればいいと考えている。
アナザー龍騎原典の黒幕と同様の目的で他者の命を弄ぶゲームを繰り広げた。
アナザーゼロワンアンダースーツにバッタの意匠が取り付いたゼロワンとは逆に、バッタを素体に人間の顔や骨が張り付いた様な姿をしている。変身者ヒューマギアであり、マギアと同じく4つの目を持つ。
アナザー1号下半身が巨大なバイクと化しているため足が無く、仮面ライダーの代名詞というべきライダーキックができない外見。まるでショッカーの生物兵器の様。言うなればあの仮面ライダーの名を語る怪物にそっくり。
アナザーディエンドかつて本家からディエンドライバーを奪った外道衆のとあるアヤカシに容姿がそっくり。

3つのルール

仮面ライダージオウの番外的な物語「ジオウ補完計画」2.5話にて、以下の「3つのルール」が語られている。

第1のルール「同じライダーの力は同じ時間には共存できない」

ソウゴ「いや、あれはビルドに似てたけど、ビルドじゃないよ」
ウォズ「今はアレがビルドなんだ」

同じライダーの力は同時に存在する事ができず、過去でアナザーライダーが誕生すると歴史改変によって本来のライダーは徐々に力を失い、最後には自分が仮面ライダーであった事実を忘れてしまう
これは改変された歴史内では、アナザーライダーこそが正真正銘「本物」の仮面ライダーであるのを意味している。そして歴史の改変により、アナザーライダーに取って代わられたライダーの物語そのものさえもなかった扱いになってしまう
これは存在を乗っ取られたライダー本人だけではなく、2号ライダー等のサブライダーや、関係人物、怪人達にも影響する。サブライダー達もライダーとしての力と記憶が失われ、怪人達に至っては殆どが消滅してしまっている。
アナザーライダーが倒されるとその存在が一時的に消える為、現代の変身者達が変身能力とライダーに関する記憶を取り戻せる。

力が奪われても変身者の居場所などは変わっていないから、歴史がライダーの力が奪われた時点から「ライダーの力が奪われた歴史」に書き換わってしまう模様。その結果、戦兎が葛城巧(後述の第3のルールにより顔は佐藤太郎)として、乾巧が普通の人間としてそれぞれ現代に生きている。
消滅するのは「ライダーである歴史」だけである為、永夢は原典同様に小児科医かつ「天才ゲーマーM」であり、如月弦太朗も(内容こそ変わったが)仮面ライダー部に所属した後に同部の顧問になっていた。乾巧の夢や火野映司のネクタイと赤い羽根等、改変前の歴史の繋がりのようなものが残っている者もいる。
一方、草加雅人駆紋戒斗のように物語が原因で死んだ者はその生死まで変化し、細かいところでは檀正宗の経営する会社が幻夢コーポレーションではなく「檀コーポレーション」になる等、物語が失われる影響は少なくない。

記憶関連に関しては過去でのアナザーライダー誕生による歴史改変の結果であり、現代でアナザーライダーが誕生した場合やライドウォッチが生成された場合は、変身能力を失っても記憶は残っている。
またあくまで「歴史の改変」による間接的な乗っ取りであり、ライダーの力を直接奪っている訳ではない為、特異点等の歴史改変に耐性を持つライダーなら問題なく共存が可能と思われる。

さらにEP29からは新たなパラドックスが発生しているらしく、オリジナルとアナザーライダーが共存したり、アナザーライダーに刻まれた年号=元のライダーが戦っていた時代=その番組の放送開始した年代が「2019」で固定されている。これは素直に考えれば「元のライダーの戦っていた年代が2019年に書き換えられている」と取れる。
また、サブライダーや怪人の存在、関係者の記憶もアナザーライダー発生後も存続している。

なお、カメンライドをはじめとするディケイドライダーカードは、カードで他のライダーの力を使う「ディケイドの力」である為か、ここで奪われる「ライダーの力」には含まれていない。
ライドウォッチも同様に「ライダーの力」を宿すものであるが、アナザーライダーの影響は受けていない。
ライダーが力を失うのはあくまでも「アナザーライダーの誕生」や「ライドウォッチなどで直接力を奪われる」「力を宿したライドウォッチを他人に渡す」のが原因であり、ビーストやゴースト等の例を見ると、自分がライドウォッチを持っている分には変身が可能なのが窺える。

後にディケイドは「ライドウォッチに力を半分だけ宿す」芸当によりライドウォッチ継承後の変身を可能にしていたのが判明しており、その特異性が窺える。

また地味に勘違いされがちだが、過去で誕生したアナザーライダーはレジェンドの存在を番組ごと乗っ取ってしまうが、自分が誕生するより前の歴史まで遡及して乗っ取ることはできない。
「番組をその時点で打ち切りにする」のは出来ても、「放送されなかった歴史にする」のは無理なのだ(だからこそ、タイムマジーンで過去に行けば「力を奪われる前のレジェンド」に会える)。
正しく「過去の意志は嘘では欺けない」のである。

アナザーライダー誕生段階でのオリジナルのライダー

状況該当ライダー
変身できるが、維持が困難ビルド、エグゼイド
変身解除され、変身アイテムは残存ファイズ、ディエンド
変身解除され、変身アイテムは消失フォーゼ、ウィザード、鎧武、ゴースト、シノビ
変身解除され、変身アイテムは詳細不明オーズ、ディケイド
変身アイテムを維持しているクウガ
影響を受けていない電王、クイズ
そもそも力を奪われていないジオウ、ブレイド、アギト、響鬼、カブト
現代に存在していないリュウガ、キカイ、龍騎
詳細不明ダブル、キバ、ドライブ、1号
ルールその物が存在していない?ゼロワン


このうちクイズ、リュウガ、ブレイド、アギトは力を奪われアナザーライダーが倒された後も、ライダーであった時の記憶を保持している模様。ゴーストも明確ではないがその可能性がある。響鬼やカブト、電王、キバも怪人の存在や関係者の記憶が失われていないから力を奪われておらず、継承による歴史改変も起こっていない模様。結果的に「アナザーライダーに対応するオリジナルのライダーの変身者の変身能力がなくなった以外は、アナザーライダー発生前と変わらない」となっている。
このことから「アナザーウォッチ生成時の『力を奪われた』状態と、アナザーライダー誕生による過去改変で『存在が奪われた』状態は厳密に言えば別物である」と取る意見もある。

※以下は特殊な例についての注釈。

  • ビルド・エグゼイドについては白倉チーフプロデューサーが「分かりやすさより画として面白いほうを優先した『グレー』なゾーン」「アナザーライダーを倒すと、歴史が急に元に戻ったりするが、そこに少々オーバーラップの期間が生じる為、アナザービルドとビルドが戦うビジュアルが実現する」と語っており、番組開始直後故の演出だった模様。オーズも含めると基本的には変身アイテムも力を失っていると思われる。

  • ファイズは変身解除と共にファイズギアの戦闘機能を起動するミッションメモリーのみが消失しており、「ファイズ」の存在を失い変身機能を失ったツール群となったとも考えられる。

  • アナザー鎧武の誕生時には鎧武の変身が解除されたが、インベスは消失していない(その後の世界は大丈夫だったのだろうか……)。

  • スーパータイムジャッカーティード五代雄介が力を手にする前に先代クウガから力を奪っており、後にゲイツも同様にクウガライドウォッチを生成している(両者とも、変身アイテムであるアークル自体は残っている)。だがライドウォッチはライダーの力の残滓を宿せるようなので、クウガの力が本当に維持されていたかは不明。

  • クイズは未来からやってきたライダーの為、アナザークイズの存在が逆にクイズの存在を保証する結果となった(詳細はアナザークイズを参照)。

  • アナザージオウはオリジナルとの共存の理由を「まだ歴史にはなっていない現在進行系のライダーだから」と推測されており、白倉Pによると「クイズの時とは微妙にロジックが異なる」模様。更に言えばアナザーライダー自体がジオウの敵キャラな為、ジオウを消してしまえばアナザーライダーが存在出来なくなる=ライダーの歴史を奪う物語が無くなる可能性が考えられる。現行ライダーであるゼロワンは歴史が書き変わっている為、この説により一層の信憑性を持つ。

  • ブレイド、アギトは傾向が異なり、オリジナルとアナザーが共存している。アナザーブレイドはブレイドの存在を利用する、アナザーアギトはアギトライドウォッチを奪うのに生み出されており、公式では共存を「新たなパラドックスが発生している為」としている。アナザー響鬼、アナザーカブトも響鬼ライドウォッチ、カブトライドウォッチを確保するため生み出されており、描写はなかったが別の人物がオリジナルのライダーに変身した為、少なくともライダーの力はアナザーライダーと共存している模様。

  • リュウガは既にその存在が現代では失われており、力を奪う対象が存在していない。アナザーリュウガには鏡像の城戸真司がそのまま変身しており、記憶を失っている様子も見られない。また、彼自身がミラーワールドの存在だからか、もしくはミラーワールドと物語に直接的な関係がないのか、ミラーワールドは消失していない。

  • キカイはオリジナルのライダーが未来に存在しており、タイムジャッカーが一切関与していないにもかかわらず、突如現代にアナザーキカイが発生した(詳細は真紀那レントを参照)。

  • 龍騎もリュウガ同様その存在が現代では失われていたが、アナザー龍騎誕生後にオリジナルの龍騎も復活した(詳細はアナザー龍騎を参照)。

  • ダブル、キバ、ドライブ、1号はオリジナルの変身者の描写が無く詳細不明。前者2名についてはライドウォッチは周辺人物に託されている。

  • ゼロワンは誕生後の行動により歴史が書き換えられたものの、とある理由からゼロワンへの変身や記憶には影響が無かった。ただし、本編に於けるビルドやエグゼイドのように力が発揮できない描写は見られた。

第2のルール「アナザーライダーは同じライダーの力でしか倒せない」

ソウゴ「効いてる……同じライダーの力じゃないと倒せないんだ!」

「アナザーライダーを倒す」には以下の2段階がある。

  1. アナザーライダーの変身を解除させる(一時的な撃破)
  2. アナザーウォッチを砕く(完全撃破)

仮面ライダーと同様に、必殺技などでダメージを与えることでアナザーライダーを変身解除させるのは可能だが、タイムジャッカーがアナザーウォッチを再起動して埋め込み直すと、アナザーライダーは何度でも復活してしまう

アナザーライダーを完全に倒す為にはアナザーウォッチを砕く必要があり、これには基本的に同じライダーの力が必要になる。その意味では本体(核)はアナザーウォッチの方とも言えよう。
本来のライダーとアナザーライダーが両立できている場合は、本来のライダーが倒しても完全撃破できる。
一方、アナザーウォッチが存在しない傀儡としてのアナザーライダー増殖個体は対応したライダーの力を使わずとも撃破できる。

ただし同じライダーの力を使っても、アナザーライダーの完全撃破に失敗することもある。これはジオウⅡなどの「アナザーライダーを撃破できる」能力を持つ形態でも見られ、「条件としては必要だが、必ずしも破壊できるとは限らない」のだろう。

上述したように同じライダーの力は原則として同時に存在できない為、アナザーライダーに対処するには、ライダーの力を継承したライドウォッチの使用が不可欠である。
ただし、アナザーライダーを倒してから再生するまでの僅かな時間(数十秒~長くて数分)はアナザーライダーの存在が消える為、その間だけは記憶を奪われた変身者たちがライダーとしての記憶を取り戻せる。
この間にライダー達からライドウォッチを託され、アーマータイムを駆使してアナザーライダーを撃破するのが、序盤の基本的な流れとなっていた。

尚、公式サイトのアナザーライダーの項目には復活能力に関して「一定の条件下で撃破しない限り、何度でも復活する」と明記されているが、復活を繰り返していないアナザーリュウガとアナザージオウには記述がない。

現在、アナザーウォッチを砕く条件は以下の通りになっている。
  • 同じライダーの力を使う
オリジナルのライダー、アーマータイム/フューチャーリンググランドジオウが該当。ゲイツマジェスティもこれに該当するかもしれない。上述の通りの基本的なルールである。
「オーマの日」前後を含め、ジオウ一行の力を借りずに単独でアナザーライダーを完全撃破できたライダーはカブト電王(劇場版)の2人のみ。
グランドジオウは全ての平成ライダーの力を手に入れた為、平成ライダーを元にしたアナザーライダーについては、完全撃破が出来る模様。
後にアナザージオウジオウⅡは、お互いの攻撃が相互に相手へ有効である事が判明しており、厳密には「オリジナル・アナザー問わず同じライダーの力が特攻」と言う可能性が高い(アナザーとオリジナルが戦った際に決着がつかないパターンも多い)。公式サイトの「ジオウ+ビルド、2人ぶんのライダーの力に、アナザービルドがかなうはずもありません」との文面を考慮すると、アーマータイム/フューチャーリング形態は相手からの特攻効果を受けずに、自分だけが相手への特攻能力を持つ形態と言えるのかもしれない。
ディケイドはカメンライドによりそのライダーの力を扱えるようなセリフもあり、アナザーライダーを倒すのも可能と思われる。

  • 「撃破できる」能力を使用
ジオウⅡジオウトリニティウォズギンガファイナリーが該当。
ジオウⅡは特殊フィールド「マゼンタリーマジェスティ」により攻撃に「アナザーライダーを撃破する力」を付与でき、ジオウトリニティは変身者3人の力の合力で圧倒的な破壊力を生み出す「アローインテグレーター」によりアナザーライダーを撃滅する力を得ている。
またウォズギンガファイナリーは太陽光から取り出した純度の高い力「ピュアパワー」により、アナザーライダーを撃破する力を得ている。

  • 圧倒的な力によるゴリ押し
ゲイツリバイブが該当。
エネルギーを圧縮/延伸して生みだした超エナジーにより、アナザーライダーを撃破する程のとてつもない怪力・高速連続攻撃を発揮できる。
今のところ、ゲイツリバイブ単体でのライダーの力を必要とするアナザーライダーの撃破はない(アナザーアギトの増殖個体はフューチャーリングシノビも撃破しており力は不要な様子)。
力のゴリ押しの意味ではジオウトリニティウォズギンガファイナリーもこちらに該当するか。

第3のルール「オトナの事情にツッコむ奴は馬に蹴られる」

ある種の免罪符である。本編じゃないとは言え公式が言うか
ビルドの物語によって変化したはずの戦兎の顔が、物語が消えた後も変わっていなかった原因はコレとされている。
「『ジオウ』しか見ていない人にもネタバレなく物語を成立させるには、同じ人物の顔が突然変わったり、消えたりされると困るから」なのもあるのだが…。

尚、EP33で変身解除されたトドロキに衣服が残っているのも(技術の開発などと考察されているが、)メタ的に言えば、おそらくコレによるものではないかと思われる(『響鬼』本編では変身時に衣服が破れてしまう)。

また、乾巧の人間としての生存は遠因が怪人にあった為、改変により生存できたとの理由付けがされている。

派生ルール

『平成ジェネレーションズFOREVER』で判明したルール。
平成ライダーの歴史の起点であるクウガの存在が消えると、芋づる式に平成ライダーの存在が消えてしまう。

ただし「歴史とは記憶である」とのウラタロスの言葉通り、改変の影響を受けない「特異点」の記憶があれば、クウガごと平成ライダーの歴史は維持される。

厄介な点

前述の第1・第2のルールとの兼ね合いから、ジクウドライバーを持つライダーが、ライドウォッチでレジェンドライダーの力を継承する以外に、アナザーライダーを倒す方法はない。
しかし、「同じライダーの力は同じ時間には共存できない」ため、アナザーライダーが倒されるとライドウォッチを除いて、そのライダーの存在は歴史から消滅してしまう
すなわちアナザーライダーを倒してその存在を消した瞬間、未来から持ち込まれたライドウォッチが唯一のそのライダーの力となってしまう。

つまりアナザーライダーが出現した時点で、仮面ライダーが力を奪われるのは確定しており、それを託す相手がアナザーライダーかジオウ達かの違いでしかない。ライドウォッチにより奪われた力を戻せる描写はあったが、ほとんどのライダーは記憶を失ってしまっている。

しかし2019年になってからは、アナザーライダーが出現しても、ライドウォッチによるジオウへの継承が行われても、変身者やその関係者の記憶は失われていない(いわばオリジナルの変身者が変身能力を失ったのみ)。

先述の通りアナザーライダーは同じライダーあるいは特殊な力でしか倒せない為、過去で生み出されたアナザーライダーは現代に至るまで、野放しで事件を起こし続ける事態になる。
例えば仮面ライダーアギトアナザークウガに遭遇したとしても、完全には倒せない。
また、意思を持ったアナザーライダーは己の目的の為にその力を使い、ピンチになれば撤退するだけの頭脳も持ち合わせている。
特にアナザーウィザードは変身態も隠して、長らく「マジックショーの演出」と無害な形でしか能力を使っておらず、単なるマジシャンとして有名になっていた為、アナザーライダーとしての存在を認識されていなかった可能性が高い。

ライドウォッチの力以外で対処できたのは変身者が歴史改変の影響を受けず、アナザーライダー誕生後もライダーとしての記憶と力が保持されていた電王ぐらいである。

残された謎

新たなパラドックス

そもそも第1のルール「同じライダーの力は同じ時間には共存できない」のは、ライダーの力が1つしかない為であった。
物語序盤はオリジナルのライダーから力を奪ってアナザーウォッチが生成され、アナザーライダーが生まれていた。故にオリジナルとアナザーライダーは共存できなかった。

だがアナザージオウ以降、エピソードが始まった時点で既にタイムジャッカーがアナザーウォッチを手にしており、オリジナルとアナザーライダーが共存する事例が発生している。
公式サイトでは「新たなパラドックスが発生している為」とされており、様々な考察がなされている。

1.原典世界と融合した説
カブト編辺りから考察が多くなった説。今まではジオウ世界での出来事だったが新たなパラドックスが発生してからは、ジオウ世界のライダーの力をアナザーライダーが、ジオウ世界と融合してしまった原典世界のライダーの力をオリジナルがそれぞれ有する状況になっている説である。カブト編における渋谷隕石の有無に関する齟齬(ジオウ側では渋谷隕石など歴史に存在しないが、カブト側からやってきた加賀美はその存在を認知している)についても「ジオウ側から見ればアナザーライダーの影響で歴史改編されているが、原典世界と融合した影響でレジェンドの記憶は残っている」とすればつじつまが合う。しかし、48話での士の発言(要約すると「元々のクウガ~ビルドのライダーはそれぞれの時間軸に別々にいたが、ソウゴの影響ですべての時空(世界)が融合してしまった」)により若干説得力が弱くなってしまっている。

2.リマジ世界から奪ってきた説
別世界のリマジライダーから力を奪い、それをジオウ世界に持ち込んだとする説。しかし、時間を縦軸とするならば世界線という横軸の移動を可能とすることはジオウ勢には不可能であり、どうやって移動するのかという疑問が残る。

3.アナザージオウ発生の影響説
アナザージオウの登場により「ジオウが平成ライダーの力を継承しオーマジオウに至る未来」と、「アナザージオウがアナザーライダーの力を集めオーマジオウに至る未来」と結果こそ同じでも過程が大きく異なる時間軸(が生まれる可能性)が同じ世界にできてしまった為、イレギュラーが発生した説である。ジオウに出てきたレジェンドはほとんどが基本形態か派生形態であり、中間形態や最終形態があまり出てこなかったのも両方の時間軸を維持するためにライダーの力をわけているとすればつじつまが合う。しかし、ウォッチが残っていようがアナザーライダーを撃破すれば、一時的ではあるがライダーの歴史は元に戻るハズであり、アナザージオウだけ不完全ながら、撃破後も歴史に影響を与えているのか謎である。


これについては上述した「自分が現れるより前の歴史は乗っ取れず、なかったことにはできない」という制約を踏まえると、該当するアナザーライダーが誕生したのが2019年であることが理由と考えられる。
アナザーライダーは誕生した時点でオリジナルのライダーの存在を乗っ取り、そのライダーが主役となる番組を打ち切りにしてしまうが、2019年の段階で放送されているのは「仮面ライダージオウ」であり、他の平成ライダーの番組はとっくに放送が終わっている。

つまりブレイド以降の2019年製アナザーライダーがオリジナルと共存しているのは、

  1. 現れた時点でオリジナルのライダーの番組が終わっている
  2. アナザーは過去へ遡及して歴史を乗っ取ることはできないので、結果としてオリジナルの歴史はアナザーの影響を受けない
  3. 乗っ取り先のないアナザーは「オリジナルに成り代わったアナザー」ではなく「オリジナルを模倣したアナザー」になる
  4. これにより、アナザー自身が「2019年の仮面ライダー(のような存在)」になり、「2019」の数字が刻まれる(再生アナザーライダーと同じ理屈)
  5. 当然オリジナルは力も記憶も残り、ライドウォッチをジオウに譲渡しても歴史が消えることはない
  6. ただし、ジオウ世界はアナザーライダーの介入によって歴史がキャンセルされることで次のライダーが出現するため、2019年製個体が作られるとそのオリジナルのライダーの歴史が「キャンセルされなかった」ことが確定し、ソウゴたちのいる現在にレジェンド面子が現れる(アナザーライダーが出現するまでそのレジェンドがどうなったのかはわからず、出現した瞬間に歴史を乗っ取られた/乗っ取られなかったという結果が確定する)
  7. 加えて番組はあくまで『仮面ライダージオウ』なのでその舞台設定が優先され、『カブト』の渋谷隕石など、レジェンドライダーそれぞれの背景設定はそのレジェンドの周辺および彼らの記憶にしか存在しなくなる)
  8. この結果『ジオウ』の舞台に、『剣』『響鬼』『カブト』『キバ』『電王』の歴史がリセットされることなく併走していることが確定する

というロジックが働いているからだと考えられる。
「時空の歪み」の原因は、推測だがソウゴの持つ「時空を操る力」の肥大化に加えて、これらによる歴史の矛盾が原因とみられる。

なおディケイドについては独自のロジックが働いており、
  1. ディケイドの物語は「仮面ライダーディケイド本編」ではなく「本編終了後に士が歩んでいる旅路そのもの」という明確な定義がある
  2. アナザーディケイドが出現しても、アナザーの制約「自分が現れるより過去の歴史は乗っ取れない」に引っかかり、士の過去の旅路は否定されない
  3. これに加えて、アナザーが乗っ取るべき「ここから先の歴史」は士が現在進行形で作っている=まだ歴史になっていないため、乗っ取り様がない
  4. さらに言えばスウォルツが力を奪ったのは「ジオウのサブライダーとしてのディケイド」=ネオディケイドの方であり、「レジェンドライダーとしてのディケイド」はそもそもジオウの世界に現れていない(同時に、ソウゴもまた「レジェンドとしてのディケイド」の力を継承していない)
ということになる。

またクウガについては「FOREVER」においてティードが暗躍した結果、五代雄介がアークルを入手する前にアナザークウガが出現したことで歴史自体が抹消されてしまったが、アナザーの制約により、先代クウガであるリクの存在は消せていない。
ゲイツがアークルからクウガライドウォッチを生成できた=ブランクウォッチにクウガの力を継承できたのはこのためである(番組としての「仮面ライダークウガ」は放送自体されなかった歴史になったが、本来はその前日譚である「先代クウガの歴史」が残ったため)。

余談

いわゆる「今週の怪人」枠であるが、公式サイトではアナザーライダーについて「怪人」と表記している個所と「仮面ライダー」と表記している個所の両方が存在する。「怪人」かつ「仮面ライダー」なのだろう。
今までに歴代のライダーをモチーフに採用している怪人は多かったが、歴代仮面ライダーそのものを怪人として解釈した怪人は今までに例が無い。

仮面ライダーは敵と同じ力を使い正義のために戦う=クロス・オブ・ファイアを背負う存在だが、彼らは「仮面ライダーの力を使い悪事をなす」存在であり、そういう意味でも反転していると言える。そもそも全ての仮面ライダーの原点、つまり始まりである仮面ライダー1号2号は悪の組織であるショッカーが世界征服の為に生み出した改造人間であり、ショッカーからすれば悪事を行う姿こそが仮面ライダーのあるべき姿である。
劇中での扱いも各原典の仮面ライダーを踏襲した点が多く、皮肉が効いている。

また、『仮面ライダー龍騎』の初期構想では毎話、所謂「怪人」の代わりに違うライダーが登場して、主人公の龍騎達に戦いを挑む話だったが、多くの仮面ライダーを出すとライダーの価値が薄くなり過ぎると判断・却下された逸話がある。
アナザーライダーはある意味、その企画に対するリベンジだとも取れる。
ちなみに、直近の怪人はリペアだったり、改造だったり、使い回しだったりが多く、ここまで登場させたのがいかに凄いかが分かる。

ちなみにアナザーライダーが出現するとライダーだけでなく原典作品の怪人も消え、人間の怪人化や怪人による殺害などが起こらなくなるため、特に犠牲者の多い『クウガ』『555』『ウィザード』『鎧武/ガイム』『ビルド』等については「結果的に多くの人命が助かっているのでは?」との意見も。
ただし、ライダーや怪人になる前から悪人だった人物や、歴史改変の影響で逆に救われなくなってしまった人物等も、それに比例して多い事だろう。

アナザーウィザード以降のアナザーライダーは腕や足、アンダースーツの装飾が同じであり、同一の素体を使用していると思われる。

立体化

歴代ライダーに各作品の小ネタを散りばめて怪人化させたデザインと、変身者等も含めた良い意味で、悪趣味かつ皮肉なコンセプトに惹かれたファンが多く、ゲスト怪人としては珍しく大きな人気を博した為か、食玩の「装動」で立体化されている。実際アナザーライダー自体の立体化要望はかなり多かったらしい。

だが、造形は素晴らしいのに各怪人の配色が全塗装では無く、シールで済ませてしまっている事を不満に思う購入者が多い。理由はただでさえ有機的なデザインなのに、それに対してシールを貼ると複雑で凹凸が多いデザインが起因して、貼ってもそのうち剥がれてしまう事が多いからである(一応、トップコートを何重に塗ると言う対策がある)。
その為「高額でも良いからプレバン全塗装で売って欲しい」との声もある。
上述したデザインの関係上生産コスト及び技術的な問題により、塗装とシールでも対応できていない部分の配色もあるので、腕に自身のある方は公式の資料や映像を元に塗装をしてみるのも手だろう。

ラインナップは以下の通り。

ANOTHER1アナザービルド・アナザーエグゼイド・アナザーファイズ・アナザー鎧武
ANOTHER2アナザーフォーゼ・アナザーオーズ・アナザーダブル・アナザー電王
RIDE11アナザージオウ
AI10アナザーゼロワン・アナザーディケイド

因みにアナザージオウを発売して1年以上経過しているが、それ以降のアナザーライダーの立体化及び発売の目処は立っていなかった
一応、アナザーライダーをキッカケに、他作品の怪人等の非ライダーキャラの立体化が装動で現在でも励んでいるのだが……(尚、別ブランドの「掌動」ではガラガランダドラス一つ目タイタン等がラインナップされている)。
但し、上記の通り登場順から見るとかなりすっ飛ばしているものの、ゼロワンAI10弾でアナザーゼロワン、アナザーディケイドがラインナップ化し、更にSHODO規格にてサブライダー及びダークライダー、主要怪人をメインにしたSHODO OUTSIDERが発売されている事もあり、可能性はまだ残っている……かに思われた
アナザーゼロワンの立体化の発表から程なくして、「バンダイキャンディスタッフblog」にて、アナザーディケイドを持って「ジオウ補完計画」=アナザーライダーの立体化の終了が告知されてしまったのだった……。
まぁ、装動……どころかS.H.Figuartsでないと、到底不可能な個体が存在するので、仕方ないのも事実だが……(ブレイキングマンモスタイムマジーンのような巨大ロボも、通常の装動よりも大きめに商品化されてはいるが、前述したアナザークウガ以外のアナザーライダーはあまりにもデカ過ぎるので、それは不可能だろうと思われる)。
尚、本編でアナザークウガが銅像として登場した際には、他のアナザーライダー達と同様に通常の怪人並みに小さくなっていたので、やろうと思えば立体化は可能だと思われる。無論ブンドドする際のバトルの完全再現は不可能ではあるが(仮に一般の装動規格で立体化したとしても、既出のSHODO OUTSIDERで発売されたゲルショッカー首領のように、可動域0のフィギュアになる可能性が高いと思われる)。
但し、バンダイキャンディの商品購入で行えるネットアンケートでは、商品化希望枠でアナザーライダーがまだ残っている為、可能性は未だに残っている。

…時代は令和、もはや立体化も厳しいと思われていたが、10月9日、止まった針が動き出す。
なんと、装動にて宿題投票と銘じて未立体化キャラの商品化キャンペーンが始動。そのラインナップの中には商品化されていなかったアナザーライダーたち(しかもおおよそ難しいと思われていたアナザークウガやアナザー1号といったものも)が入っていた。しかし、投票で選ばれた上位のキャラが商品化される上、アナザーライダー以外にも数多のライダーや怪人がラインナップされているため、必ずしもアナザーライダーのどれかが商品化されるとは限らない。
そのため、どれかひとつでも欲しいと思った人は、是非投票してみてはいかがだろうか?(10月23日〆で、それまでならば一日一回投票が可能である。)
https://www.bandai.co.jp/candy/sodorider/vote/

関連イラスト

another rider (after photoshop)
レッツゴーアナザー


Another Time
アナザーくん



関連タグ

仮面ライダージオウ ライダー怪人

アナザーウォッチ:変身アイテム。
ドーパント ゾディアーツ:同じくアイテムを使い人間が変身する怪人。こちらもアイテムが商品化された。

ノーライダー:アナザーライダーのプロトタイプと言える怪人。

ショッカーライダー

アナザーパラドクス/アナザーRX:アナザーアギト同様に仮面ライダーシリーズに登場する「アナザー」と名のつく存在。アナザーRXに関してはアナザーライダーと似た要素が見受けられる。

キグナス・ゾディアーツイナゴ怪人:アナザーライダーではないが、過去の仮面ライダーにそっくりな人。特にイナゴ怪人はRXに酷似している他、歯の造形などアナザーライダーに似た部分も多く、後にアナザーアギトの1個体として改造されている。

チノマナコディエンド変身態:同じくライダーの力を持つ怪人。鳴滝曰く「ライダーのいない世界で初めて誕生したライダー」とのことなので、立場は若干異なる。

ライダーワルド:アナザーライダーとは別の切り口の、仮面ライダーを歪めた姿の怪人。

仮面ライダーチェイサー仮面ライダーハート/仮面ライダーブレン:アナザーライダーとは逆に仮面ライダーと化した怪人(チェイサーは、過去に一度別の仮面ライダーに変身していた経緯がある)。

仮面ライダー3号:歴史の改変で誕生した仮面ライダー。

ライダーロボ:『S.I.C. HEROSAGA』の『仮面ライダーディケイドエディション オーズの世界』にてオーズやディエンドの力を取り込んだ怪人態となる。

闇のライダー栄光の七人ライダーを模した悪役。ある意味アナザー1号の先駆けと言える。

ネガティブシンジケート:各怪人が過去の戦隊ロボを歪めたような造形になっている。また、記念作品の怪人という意味でも同業者。

エンジンバンキ:戦隊のメカを歪めたような姿の怪人。どちらかというとヒトツ鬼ングに近い
ダラダラバラキングキラーゴーストダークバスターガニマ・ノシアガルダ戦隊メギドスーパー戦隊の戦士を歪めたような姿をした怪人。ただし基本的に自ら変身せず組織の命令、あるいは独自行動が多い。
ヒトツ鬼ヒトツ鬼ング3年後に登場した戦隊怪人及び巨大化形態で普通の人間が邪な心によって戦隊ヒーローを歪ませた姿になり1度倒されると戦隊ロボを思わせる姿に巨大化するなどある意味「アナザースーパー戦隊」と言える。

ウルトラマン(DCコミック)/マンスパイダー:アメコミ版アナザーライダーと言えるキャラクター。

トリガーダーク敵の外見特徴を取り込んだ風な容貌に加え、奇妙なラインが入って複眼のように見える眼と、どこかアナザーライダーを彷彿させる。
怪獣(グリッドマンユニバース):映画「グリッドマンユニバース」に登場した怪獣達で黒幕あるキャラある人と思っていた事を引け目に思っていたことを糧に自身や関連ロボを元に生み出した存在で言うなればアナザーウルトラヒーローと言う物を生み出したものと思える。
アナザーディメンションヒーローズみんなで!カービィハンターズZ(星のカービィ):既存の主要キャラクターを歪めたような設定やカラーリングをしたアナザーボスが多数登場。実装・配信開始時期が丁度『ジオウ』TV本編放送中だったりする。

ディスペクターディスタス(デュエルマスターズ):過去の英雄の力を歪めさせて生み出した存在であることが共通している。ディスペクターは2つの存在を無理矢理合体させた上に、合体元をディスペクトしているのが特徴。更に生み出した黒幕目的が、とある人物の行いと似ている。

センチネル(フランケン・ふらん):仮面ライダーのパロディキャラクターであり、昭和ライダーを歪めたような人物像となっている。

オリジナルアナザーライダーアナザーヒーローアナザープリキュア:二次創作タグ。

Another Daybreak:『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』の主題歌。アナザーゼロワンの誕生によって、もう一つのデイブレイクが起きる。

ダークプリキュア5バッドエンドプリキュア:誕生の経緯は異なるが、ヒーロー達を本物そっくりに作り上げた点が共通している。

ツムリ:彼女も「今日からあなたは仮面ライダーです」という発言をする。

ライダー怪人
スマッシュアナザーライダーマギア/レイダー

外部リンク

アナザーライダー|仮面ライダージオウ - テレビ朝日
用語辞典 | 仮面ライダー図鑑 | 東映

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