曖昧さ回避
この項目では日本の芸能プロダクションについて解説します。
ネイルの表面を保護する目的で塗られるトップコートについてはマニキュアを、プラモデルや車などの表面保護に使われるトップコートについてはコーティングをご参照ください。
概要
1995年設立。
戦後日本の芸能界で繁栄を極めた渡辺プロダクション創業者である渡辺晋の次女、渡邊万由美が代表取締役を務める。姉の渡辺ミキが率いるワタナベエンターテインメントとは兄弟会社の関係でもある。
2000年代から2010年代にかけて、所属俳優の多くが人気ドラマや『スーパー戦隊』シリーズや『仮面ライダー』シリーズなどの長期シリーズに主役やレギュラーで出演したことから芸能界内の立ち位置を向上させ、現在まで放送局や広告代理店と安定した関係を築いている。
プロモーション傾向
文字通りの「親組織」である渡辺プロダクションのイズムを色濃く受け継いでおり、主任マネージャーに数人のサブマネージャーが1人の所属者を担当する。
しかし、事務所側の意向で所属者当人の関心が薄いにもかかわらず強引なプロモーションを敷く傾向があり、所属者をハンドリングしやすくする算段を見込んで媒体戦略を練るケースが目立つ(音楽に俳優業程強い興味を抱いていなかった菅田将暉が歌手活動をしているのも、トップコート側から提案された経緯が強い)。
特徴としては、俳優として所属する人物を『アーティスト』として扱っており、マルチにタレントとして活躍できるような肩書きを名乗らせている。ゆえに、売れた所属者(例として、菅田将暉、佐々木希など)を、歌手としてアイドル的に売り出すケースが目立ち、プロモーション費用を回収できなかった新人や移籍者を容赦なく切ることも珍しくない。
アイドル的な指向については例外もあるようで、松坂桃李は「歌が苦手」「うちの事務所は僕以外ほぼみんなCD出してる」「CDが出る予定はない」と主演映画の舞台挨拶で発言している。ただし、松坂は『キセキ -あの日のソビト-』やこの発言が出た『あの頃。』で歌唱を披露している。
所属者
アーティスト(俳優)
ミュージシャン
業務提携
関連タグ
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