概要
1999年2月28日生まれ、埼玉県出身。
10歳の時、「小島よしおに会いたい」という理由で芸能界入り。(後に、2023年からスタートした自身の冠番組「萩原利久のwkwkはぎわランド」にて小島との共演が実現した。)2008年にデビュー。子役時代はNEWSエンターテインメント・スクールに所属しており、『めちゃイケ』内の企画の1つ「オカレモン」にてオカレモンJr.を務めた経験もある。その他にも映画『炎神戦隊ゴーオンジャーvsゲキレンジャー』に出演する(役名なしのエキストラ)など数多くの映画・ドラマに出演していた。その後、2012年に出演したドラマ「運命の人」にて菅田将暉と共演したことで刺激を受け、2013年にトップコートへと移籍した。
その後は、映画「帝一の國」や「3月のライオン」「十二人の死にたい子どもたち」などに出演し、2019年に放送された日本テレビ系日曜ドラマ「3年A組」にて物語の根幹を担う生徒の一人である逢沢博己を演じ、一躍脚光を浴びた。その後も「電影少女-VIDEO GIRL MAI 2019-」にて、山下美月とW主演を務め、同年11月公開の映画「恐怖人形」では小坂菜緒とW主演を務めた。2020年にはNHK連続テレビ小説『エール』に出演、2021年にはテレビ東京系月曜ドラマ『アノニマス〜警視庁“指殺人”対策室〜』、フジテレビ系月9ドラマ『ラジエーションハウスⅡ』、ドラマ『美しい彼』に出演、2022年には、映画「牛首村」に出演するなど、数々の話題作に出演する若手実力派俳優としての地位を確立し、今後の活躍が期待されている。(また、『美しい彼』出演をきっかけに国内だけでなく海外(特に中華人民共和国)のファンも増加したようである。)
しかし、2022年1月に急性穿孔性虫垂炎を発症していることが発覚し、完治するまでの間当面の活動を休止することとなった。(なお、出演予定であった2022年1月のTBS系金曜ドラマ「妻、小学生になる。」は撮影参加が困難であるため降板することとなり、代役を杉野遥亮が務めることとなった。)その後、療養を経て復帰し、2月18日に放送される「萩原利久のオールナイトニッポンX」にて1日限りのパーソナリティを務めることとなった。同年4月には、日本テレビ系木曜ドラマ『探偵が早すぎる 春のトリック返し祭り』にて、三津山宗介役を務めた。同年7月には、日本テレビ系日曜ドラマ『新・信長公記』にて、明智光秀役を務めることとなった。さらに、同年11月11日公開の映画『左様なら今晩は』では、幽霊・愛助に取り憑かれてしまい奇妙な共同生活を送ることとなったごく普通のサラリーマン・半澤陽平を演じ、久保史緒里とW主演を務めることとなった。
2023年には、4月~6月にテレビ朝日系列の土曜ナイトドラマ枠で放送される『月読くんの禁断お夜食』にて主演を務めることとなり、7月~9月にフジテレビ系列で放送される月9ドラマ『真夏のシンデレラ』では佐々木修役、10月~12月放送のテレビ朝日系列の日曜ドラマ『たとえあなたを忘れても』では青木空役を務めることとなった。映画でも、7月28日公開の『キングダム 運命の炎』では蒙毅役、9月15日公開の映画『ミステリと言う勿れ』では波々壁新音役を務めることとなった。
2024年1月には読売テレビ制作の木曜ドラマ『めぐる未来』にて襷未来役として主演を務めることとなった。その後も映画『朽ちないサクラ』に出演、映画『キングダム 大将軍の帰還』にて蒙毅役で続投、7月には日曜ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』に出演している。
人物
特技は、バスケ。中学生の頃はバスケ部に所属していた。ちなみに、入部のきっかけは本人曰く「日焼けしないスポーツって何かなって考えた結果、バスケットボールだったという(笑)。」らしく、完全に消極的な理由から。
NBAでは、ステフィン・カリーと彼が所属するゴールデンステート・ウォリアーズを応援している。
サッカーも好きだが、あくまで「観戦」が趣味。そのため、サッカー経験はほぼ無く、最近になってサッカー好きで経験者の親友・神尾楓珠に触発されてついにフットサルに挑戦した。
なお、サッカー、バスケ両方とも応援しているチームの試合結果によって機嫌がかなり変わるらしく、最悪の場合仕事のモチベーションにも影響するほど。そのため、担当マネージャーは常に試合結果速報を追いかけるなどかなり苦労している模様。仕事と重なった場合は携帯を一切触らず情報をシャットダウンするという対策を取っている。それでも本人曰く「気が気じゃない」らしい。
また、缶蹴りを非常に好んでおり、映画「十二人の死にたい子どもたち」の撮影では、休憩時間に共演者の黒島結菜や北村匠海、新田真剣佑、橋本環奈、杉咲花らを巻き込んで缶蹴りを興じるほどであった。
さらに、公園も非常に好んでおり、映画・ドラマの撮影で地方に行った際にはGoogleマップで周辺の公園を調べては休憩時間中に遊びに行ったりしているようである。
好きな動物はダチョウ。理由は「身体能力が非常に高くて調べれば調べるほどおもしろくて。」とのこと。映画『ミステリと言う勿れ』の撮影現場では待ち時間に共演者にダチョウクイズを出して盛り上げていたという。
時間にルーズで、元々朝が弱いこともあり15歳の頃に大事なオーディションがあったにもかかわらず1時間も遅刻したというやらかしエピソードがある。その一件で時間確認や早起きを徹底するようにはなったが、若干の遅刻はまだ直ってないらしい。
橋本環奈と上白石萌歌とは友達であり、萩原と上白石の誕生日である2月28日に3人で食事会を行ったり、3人で東京ディズニーリゾートに行くなど定期的に3人で集まって遊んでいる。
上白石は萩原のことを「いつまでも少年のような純粋な心を持っている人」と評している。
神尾楓珠とは親友であり、互いの自宅に泊まりに行くなどかなりの頻度で遊んでおり、2人を「ふじゅりく」という愛称で呼んでいるファンも多い。ドラマ「鈍色の箱の中で」では2人のキスシーンがあるので、ファンの方は是非チェックを。(ちなみに、撮影前に2人ともケータリングの焼肉弁当を食べており、後に本人たちが「キスの味は焼肉弁当の味だった」と自虐ネタにしている。)
北村匠海とも上記の『1十二人の死にたい子どもたち』での共演を機に「友人」と公言するほど親密になっており、北村の初監督作品『世界征服やめた』では友情出演している。
堀田真由とはこれまで4度共演しており、『たとえあなたを忘れても』で4度目の共演を果たすことになった際には、堀田曰く「同級生役で座席も前後で過ごしていた私たちが大人のラブストーリーをやるなんて考え深いねぇ」と2人で感慨深く話していたらしい。
吉川愛とも子役時代から親交があり、堀田と同じくこれまでに4度の共演経験がある。
『めちゃイケ』で共演したナインティナインの2人を尊敬しており、特に岡村隆史は収録中によく話しかけてくれたことから非常に感謝している。一方の矢部浩之は萩原を含めレモンズJr.をただの子供としか見ていなかったため矢部に雑な扱われ方をされていたが、萩原は「この経験が自分の役者人生の糧になっている。」と前向きに捉えているようである。2022年8月4日放送の『ぐるナイ』で久々の共演を果たした。
尊敬する俳優は、菅田将暉。萩原曰く、「役者という職業を続けていきたいと覚悟を固めるきっかけとなった恩人」とのことで、「いつか菅田くんみたいな俳優になりたい」と語っている。その愛が強すぎるが故に、自身の撮影がない日にもわざわざ見学に来たりするなど若干ストーカーじみた行動を取っているため、菅田本人はだいぶ困惑している。しかし、そんな菅田も彼の誕生日に時計やサングラスを買ってあげたり、着なくなったゴミ袋6個分という膨大な量の服をあげたりしている。(ただ、萩原曰く、「オシャレすぎてどうやって着たらいいか分からない服が何着かある」とのこと。)