「週刊少年ジャンプ」で1989年から1992年に連載された、桂正和のSF恋愛漫画。
概要
ピュア(純粋)な心の持ち主にしか見えない、不思議なレンタルビデオ店。
そこで貸し出されるビデオテープの中(TV画面)から、実体となって出現する少女「ビデオガール」と、ビデオガール達の助けを必要としている少年の恋愛模様を描く。
ヒロインとなるビデオガールは2人登場し、その名前から「あい編」と「恋(れん)編」との2部構成となっている。
アニメ(OVA)化もされるなど人気作品だったが、「恋編」は実質打ち切りとなってしまった。
という、オタクの夢の原点を描いた作品である。
性描写への規制が大きかった当時のジャンプ誌上で「裸を描かずにどこまでエッチに描くか」を追求した作品でもある。
また桂の美麗な絵による凝りに凝ったカバーイラストやデザインも当時話題を呼んだ。
ちなみに1991年に実写映画化もされている。
同時上映は「ふしぎの海のナディア」であった。
さらに2018年1月から4月上旬にかけて、テレビ東京系列全6局、びわ湖放送、テレビ和歌山、奈良テレビにてテレビドラマ版が放送された。
ドラマ版は、原作から約25年後の世界になっている点や主人公が原作版の弄内洋太(演:戸次重幸)の甥である弄内翔がドラマ版の主人公になっている点など設定が一部変更されている。
また、時期は多少ずれるが青森テレビ、IBC岩手放送、テレビユー山形、中国放送、熊本放送(いずれもTBS系列)でも放送されている。
翌年2019年4月から6月にかけて、「あい編」に登場したもう一人のビデオガール・神尾まいのエピソードをベースに主人公やその他登場人物を一新した第2期が放送されたが、ネット局からテレビ北海道(ただし本放送終了から2年くらい後に放送してはいる)とTVQ九州放送と奈良テレビが外された一方で、BSテレビ東京がネット局に加わっている。さらにテレビ東京系列局・独立局以外のネット局も青森テレビ以外はミヤギテレビ(日本テレビ系列局)に入れ替わった。
山下美月(乃木坂46)と萩原利久のダブル主演というスタイルを取っている。