人物
1973年11月3日生まれ。北海道札幌市西区(現在の手稲区)出身。愛称は「シゲ」、「ミスター残念(後述)」など。
本名兼旧芸名は佐藤重幸。現在の芸名である戸次姓は亡母の旧姓(戸次姓は通常「べっき」と読ませる事が多いが、本人曰く「対外的に読みやすく」との意向で「とつぎ」と読ませている)で、その母の一周忌を機に現在の芸名に変えた。
東京進出前は単独でローカルタレント・劇団員として活動していた。なお、後述の通り、TEAMNACSメンバーとしては唯一『水曜どうでしょう』のレギュラー放送に出演したことがない(後述)。
チームハンサムの一人(もう一人は安田顕)
数々のやらかしからついたあだ名、もとい称号は「Mr.残念」。
朝に弱いため遅刻癖があり、最長5時間の遅刻をしたことがある。
2024年9月には、自家用車で運転中にバイクと接触事故を起こしてしまっている。幸い、バイクの運転手は軽傷だったものの、本人曰く「よそ見をしていた」らしく、下手すれば笑えないジョークになっていたかもしれない。ネタにする場合はTPOを留意してもらいたい。
2015年9月8日に12歳年下の女優・市川由衣と結婚。前年に共演したドラマがきっかけであり、母の命日にあたるという。NACSのメンバーとしては結婚がもっとも遅かった。
なお、美形俳優の結婚にありがちなファンからの「結婚してショックだけど幸せなら...」という反応はびっくりするほどなく、数々の残念伝説のせいか「シゲ結婚できてよかったね」「市川さんシゲをお願いします」「あのシゲと結婚してくれるなんて市川さんは女神ではないか」などと全国のシゲファンは祝福(と若干のオカン目線)ムードに包まれた。
2016年9月26日に第一子が生まれた。2020年9月10日には第二子が生まれている。
ガンダムオタクで銃剣マニア。家の玄関には特大ガンダムが待ち構えている。
また、天空の城ラピュタの大ファンとしても有名で、特技にひとりラピュタというものがある。これはラピュタの名場面や印象深いを場面をパズーだろうがシータだろうがムスカだろうがドーラだろうが、性別年齢を問わず台本なしで全て一人で演じるという、好きすぎて生まれた持ち芸のようなものである。
ちなみに戸次はジブリ作品の複数でゲスト声優を担当している。
また、行列のできる法律相談事務所では、ゲストとして登場した田中真弓と生掛け合いを行い、感動のあまり号泣している。
『メレンゲの気持ち』では先のひとりラピュタを演じ、『ジェネラル・ルージュの凱旋』などでのクールな役柄を裏切って共演者を軽く引かせた。
また『VS嵐』でも「リアルのび太くん」と呼ばれた割にあまり活躍しないという残念っぷりを全国に知らしめた。
舞台では熱く生真面目な役柄が多い。
水曜どうでしょうでの活動
TEAM NACSのメンバーでは唯一「水曜どうでしょう」の本編に登場したことがない(後述するドラマの前後企画及び「対決列島」の前枠・後枠には出演している)。
他メンバーは同番組のレギュラーである大泉は当然だが、安田はシゲとは対照的に実質的なスーツアクターもとい準レギュラーとして高頻度で出演、森崎や音尾も最低一度は旅に同行もしくは対決等で共演しているほか、特別ドラマ「四国R-14」でもドラマ本編では一回ほどしか顔を映させてもらえなかった(余談だが、「ジャングル・リベンジ」でも「おにぎりあたためますか」のワンシーンが資料映像として使われた関係で一瞬だけ顔が映った事がある)。
さらにはレギュラー放送期間中に一度も出演を果たせなかったばかりか、不定期放送になった現在に至るまで本編に呼ばれた事は一切無い。
何故この様な経緯になったのか明確な理由が語られた事は無いが、実はこの時シゲは他局の夕方ワイド番組にリポーターで長らく出演していたことや別の他局の深夜番組に出ていたこともあり、シゲ本人も多少遠慮していた(あるいはスケジューリングの関係で合わなかった)という話もある。
仮面ライダーリバイスの出演
2021年の特撮番組である『仮面ライダーリバイス』では五十嵐家の大黒柱である五十嵐元太役に抜擢される。そして、第25話からは仮面ライダーベイルの変身者となる。その相棒の悪魔であるベイルの声は津田健次郎である。そして第42話のベイルとの決戦では仮面ライダーデストリームに変身する。
関連タグ
トツギーノ:バカリズムのネタの一つ。名字が「戸次」であるため、2015年の市川氏との結婚の際には「戸次さんがトツギーノ」と一部でネタにされていた。